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SKELETOON "NEMESIS"が10月21日(水)国内盤発売

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"Nerd Metal"(オタク・メタル)を自称するイタリアのメロディック・パワー・メタル・バンド、SKELETOONの通算3作目となるアルバム、"NEMESIS"が10月21日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

前作"THEY NEVER SAY DIE"(2019)は映画『グーニーズ』という私の世代にとってはかなり魅惑的なテーマでグッと興味を惹きつけられましたが、今回は「多元宇宙を股にかける戦隊ヒーロー」なる中二病感に溢れたテーマのアルバムだそうです(笑)。

先行公開されているアルバムタイトル曲のMVを視聴すると、これまでのHELLOWEEN直系のサウンドとは距離のあるモダンなサウンドに驚かされますが、『BURRN!』誌のレビューを読む限り、この曲だけが異色のようですね。

実際、もう1曲公開されている「ヴィジュアライザー・ビデオ」の楽曲はこれまでの彼らのイメージ通りの楽曲なので、前作が気に入った人であればきっと今回も楽しめることでしょう。

日本盤ボーナス・トラックはANGRAの"Carry On"とAVANTASIAの"The Seven Angels"のカヴァーだそうで、これもこの手のジャンルのファンにとっては楽しみですね。てか前作でもAVANTASIAの曲をカヴァーしていましたが、よっぽど好きなんですね(笑)。





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PRIDE OF LIONS "LION HEART"が10月14日(水)国内盤発売

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元SURVIVORのジム・ピートリック(G, Key, Vo)と、トビー・ヒッチコック(Vo)を中心としたバンド(プロジェクト?)、PRIDE OF LIONSの、前作"FEARLESS"(2017)以来約3年ぶりとなる通算6作目のフル・アルバム"LION HEART"が10月14日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

2003年のデビュー作から、その「まるでジミ・ジェイミソン(Vo)在籍時のSURVIVOR」なサウンドが好評を博してきたバンドで、そのジミ・ジェイミソン(Vo)在籍時のSURVIVORをかなり愛好していたと思われる『BURRN!』誌の広瀬編集長と藤木氏を中心に高く評価されてきたバンドですが、今回も同誌では93点という高評価を獲得している(レビュアーは広瀬氏)。

メロディアス・ハードと呼ぶのも憚られるほどに産業ロックど真ん中な音で、高評価以前にそもそも『BURRN!』でレビューされるべき音なのかという気さえしてしまいますが(笑)、こういう音楽を評価する人がもはやHR/HMファン(の、一部)しかいない、というのが日本における実情なのでしょう。

SURVIVORは今でもフランキー・サリヴァン(G)を中心にライブ活動を行なっているのですが、もしジム・ピートリックがバンド名の所有権を持ち、この音をSURVIVOR名義でやった方が、より多くの産業ロック/AORファンにこの高品質な音楽が届いたのではないかという気がしてちょっと残念です。

現在のSURVIVORで歌っているのが"Eye Of The Tyger"を歌ったデイヴ・ビックラーでも、"Burning Heart"を歌った故ジミ・ジェイミソンでもないだけに、その座にいるのがトビー・ヒッチコックでも問題ないと思われるのでなおさら。





『METAL HAMMER JAPAN』 Vol.3 の感想

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今年の3月に創刊された『METAL HAMMER JAPAN』の第3号を読みました。前2号は読んでません。

『METAL HAMMER』といえば言わずと知れた(?)、1983年にイギリスで創刊されたメタル専門誌で、全盛期には10ヶ国語以上で発行され、月間100万部以上の発行部数があったという名門雑誌です。

かつてその10ヶ国語以上で刊行されていたという時期には、基本的には同じ内容を多言語展開していたということのようですが、この日本版『METAL HAMMER』については、内容は完全に日本市場向けにローカライズされたものになっています(とはいえ一部のインタビューは本家英語版の翻訳と思われる)。

今年の3月というと、この新型コロナウイルス騒ぎがなければ、KNOTFEST JAPAN 2020とDOWNLOAD JAPAN 2020が行なわれていたはずで、メタルが盛り上がっているであろうタイミングと当て込んで創刊したはずなのにすっかり当てが外れた気の毒な雑誌ではあります。

そして第2号も、DREAM THEATERの来日公演のタイミングに合わせて彼らを表紙にプログレ特集を謳ってみると来日公演中止ということですっかり空振り。

この第3号の特集テーマを「メタルこそLIVEだ!」という「ライブ推し」にしたのは、前2号がライブの中止に祟られたことに対する一種の当てつけなのではないかという気がしてしまいます(笑)。

個人的にはその特集テーマに惹かれたというか、これまで本家『METAL HAMMER』がレポートしてきたであろう数々の「本場」の公演のアーカイブ的な、これまでのメタル史における名ライブを特集しているものだったら面白そうだな…と思ってポチったのですが、Amazonから届いた内容はそういうものではありませんでした(苦笑)。

基本的には来日公演とライブ・アルバム紹介を中心とした特集で、まあ現実的にはそうでないと誌面作れないよなという感じ。

掲載されているインタビューの数やレビューされているアルバムの数は『BURRN!』よりもだいぶ少なく、それでいて価格はほぼ倍なので、コストパフォーマンスがいいとは言い難い。少なくとも私が学生だったらきっと買わなかったでしょう。

とはいえ安かったら学生相手に売れるのかというとそういうご時世でもなく、メタル専門誌を買ってくれそうな高齢のマニアだけを相手にするとなるとこの価格でないと利益が出ない、ということなのでしょう。

「リマスターとは何か」についての機材や技術にフォーカスした特集や、ギターについての楽器紹介的な記事は「聴き専」向けの雑誌である『BURRN!』誌には載らないようなタイプの記事で、個人的には興味深くも、間口が広いとは言い難い。

特集主義であるところと、そういう楽器雑誌的な側面がある点が『BURRN!』との差別化ポイントなのだと思われるが、特集主義という意味では『ヘドバン!』の方がエッジが効いているし、楽器雑誌は他に専門誌があるので、この内容で「独自の立ち位置」を作るのは難しいのではないかと思ってしまいました。

ここ3号の表紙がOZZY OSBOUENE、DREAM THEATER、IRON MAIDENという時点で完全に『BURRN!』ですし(苦笑)。

本家『METAL HAMMER』はLAMB OF GODとかAVENGED SEVENFOLDとかNIGHTWISHとかBABYMETALとかもう少し新しめのアーティストも表紙を飾っているのですが、日本でそれをやるのはあまりにハイリスク、ということなのでしょう。

とりあえず月内の国内盤リリースをひと通りまとめてくれているという理由で購読し続けている『BURRN!』の代わりになるようなものではないですが、特集の内容次第ではチェックする、みたいな感じでしょうか。

METAL HAMMER JAPAN公式サイト