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CREYE "CREYE"が9月26日国内盤発売

昨年発表されたEPがマニアの間で話題になっていたスウェーデンのメロディアス・ハード/AORバンド、CREYEのセルフタイトルのデビュー・アルバムの日本盤が9月26日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本先行でリリースされます。

『BURRN!』誌では83点と地味な評価でしたが、個人的には5月にYouTubeで"Holding On" の音源を聴いてから今年一番期待していたメロディアス・ハード作品でした。

その後公開された音源も素晴らしい出来で、80年代型のKeyキラキラなメロハー/AORサウンドが好きな人であれば必聴なのではないでしょうか。

本作のリリース元である『Frontiers Music』の作品はストリーミングに対応しているので基本的にはストリーミングで聴くことが多いのですが、こちらは日本盤先行リリースということもあり、迷わずCDをポチりました。







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OMNIUM GATHERUM "THE BURNING COLD"が9月26日国内盤発売

フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド、OMNIUM GATHERUMの通算8作目のフル・アルバム"THE BURNING COLD"が9月26日(水)にソニーミュージックからリリースされます。

前作"GRAY HEAVENS"(2016)が3rd"STUCK HERE ON SNAKES WAY"(2007)以来久々に日本盤リリースされたのは、リリース実績のある有力なアーティストをどんどん新興のワードレコーズに引っ張られたマーキー/アヴァロンが、リリースするタマに困って日本での人気はイマイチながら実力は申し分ない彼らに再オファーしたためと思われますが、彼らが『Lifeforce』からソニーミュージック・グループ傘下の『Century Media』に移籍した結果、本作の日本盤リリース元はソニーミュージックとなりました。

本作とは関係ない話ですが、このままだとマジでマーキー/アヴァロンはワードレコーズに潰されるんじゃないかと勝手に心配しています。まあメタルだけで商売している会社ではないし、所帯が小さいので潰れはしないのかもしれませんが…。

そして本作の内容ですが、過去3作続けて母国フィンランドではチャートのTOP10にランクインしている人気バンドだけあって、クオリティについては申し分なし(本作も4位を記録している)。

効果的にフィーチュアされたKeyが透明感と幻想的なムードを醸し出し、フィンランドのバンドらしいメランコリックなメロディが緩急豊かに展開するそのサウンドは、個人的にはかなりツボな音。既にストリーミングでヘビロテ中です。地味にオススメ。





WARKINGS "Gladiator"のMV

いや~、なんだか凄いのが出てきましたよ。

POWERWOLFの大成功以降、ノリに乗っている『Napalm Records』から11月16日にデビュー・アルバム"REBORN"をリリースする謎のエピック・パワー・メタル・バンド、WARKINGS。

もうこのジャケットを見た時点で買いですね(笑)。

warkings_reborn.jpg

そんな彼らのMV"Gladiator"が公開されています。



典型的な欧州型のエピック・パワー・メタルで、非常に私好みです。

メンバーは以下の4名。それぞれイメージ・ビデオ(?)まで作られてます。

"War Chant"(Vo):トリブーン(ローマ時代の部族長/軍団指揮官)
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"Steelwing" (G):クルセイダー(十字軍)
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"Battle Axe" (B):ヴァイキング
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"War Drum" (Dr):スパルタン(スパルタ兵)
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まさにヨーロッパの最強戦士軍団。レーベルからの声明によると、北欧神話の主神にして戦争と死を司る神、オーディンの導きによって、真の戦いとヒロイズムの物語を伝え広めるために地上に使わされた英雄たちとのこと。

まあ、どう聴いてもヴォーカルはSERENITYのゲオルグ・ノイハウザーなんですけどね(笑)。
動画の終わりでSERENITYのプロモーションが入っているのがネタばらし早すぎでしょ(苦笑)。

他のメンバーもきっと仮面を外せば(あるいは本名を聞けば)知っている人たちなのでしょう。

今欧米ではGHOSTとかSABATONとかPOWERWOLFとか、「設定」ありきのメタル・バンドが受けているので、その流れに乗ろうとしているんでしょうね。聖飢魔IIは30年早かった。

個人的には平成最後の期待株ですね。アルバムが楽しみです。
日本盤、出てほしい。

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SATAN "CRUEL MAGIC"は9月19日国内盤発売

2011年の再結成以来、かなりコンスタントに活動している(その分中心人物であるスティーヴ・ラムゼイのもうひとつのバンド、SKYCLADは近年あまり活発ではありませんが…)NWOBHMレジェンドのひとつ、SATANの再結成後3作目、通算5作目となる"CRUEL MAGIC"の日本盤が9月19日(水)にスピリチュアル・ビーストからリリースとなりました。

BLIND GUARDIANのカヴァーでその存在を知って以来、NWOBHMから出てきたバンドの中ではかなり気に入っているバンドです。現代的なメタルにも劣らない勢いがあるのがいいですね。

一方で音作りは完全にNWOBHM時代そのままで、これが単に「本人たちがこういう音が好き」なのか「ファンが求めているのがこういう音だろうから」という思い込みによるものなのかが謎ですが、とりあえず楽曲は単なるノスタルジーにとどまらない魅力があります。



MICHAEL ROMEO / WAR OF THE WORLDS, PT.1 [EXPLICIT]

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SYMPHONIY Xのギタリスト、マイケル・ロメオのソロ名義としては1994年の『THE DARK CHAPTER』以来となるアルバム。

マイケル・ロメオといえばシーン屈指のテクニカル・ギタリスト、『THE DARK CHAPTER』がそうであったようにギター・インストものであろうと勝手に思い込み、あまりマークしていなかったが、ほぼ全曲歌入りであると聞き、興味を持って聞いてみた。

そしたらこれがかなりナイスな仕上がり。個人的にはなんでこれをSYMPHONY Xでやらないの、というのが最初の感想だった。

H.G.ウェルズの科学小説『宇宙戦争』をテーマにしたコンセプト・アルバムの第1弾という、ロメオらしいちょっとオタク的なテーマ設定もあり、所々『す、スター・〇ォーズのサントラ?』みたいな印象の箇所もあるが(笑)、そのテーマの壮大さが音楽のスケール感に結び付いている。

イントロである#1のシンフォニックなオーケストレーションからして「そうそう、これこそ「SYMPHONY X」というバンド名に期待されているものでしょ!」と膝を叩いてしまった。

続く#2「Fear The Unknown」が美しいサビ・メロを備えたスピード・チューンという時点で既に傑作認定してしまいそう(笑)。

本作で歌っているリック・カステラーノなるシンガーの声はラッセル・アレン(SYMPHONY X)にそっくりで、ラッセルほどガナり立てないので聴きやすい。楽曲自体が近年のSYMPHONY Xよりメロディアスなので必然的にガナらず丁寧に歌っているということなのかもしれない。

しかし、SYMPHONY Xの初代ヴォーカリストだったロッド・タイラーも力量的にはともかくタイプ的にはラッセル・アレンと似たような声質だったし、マイケル・ロメオにとってはこういう声が「理想の声」なんでしょうかね。

ちなみにベースはBLACK LABEL SOCIETYのジョン・ディサルヴィオが、ドラムはTNTやRIOT、YNGWIE MALMSTEEN、ジェイムズ・ラブリエのソロなど数々のバンドでの活動実績があり、ジェイソン・ルロ(Dr)が体調を崩していた時期にSYMPHONY Xのツアーに代打で参加していた経験のあるジョン・マカルーソがプレイしている。

音楽性自体もSYMPHONY Xと同系統のヘヴィでネオクラ風味のあるプログレッシヴ・メタルを基本に、ダブステップのような新しい音楽の要素を取り入れた#4「F*cking Robot」(実はこの曲のヴォーカル・パートのメロディが一番耳に残った)や、#6「Believe」におけるSYMPHONY Xではあまり見られない明るめのメロディなどが、孤高の世界観を持っているがゆえに、ファン以外には単調に聞こえがちなサウンドに上手く起伏を作っている。

アルバムの終わりがややクライマックス感に欠けるのは続編が控えているからなんでしょうね。「PT.2」自体はもうほぼほぼ出来上がっているようですが、完成した本作をしっかり受け止めてからリリースするということなので(リアクションによっては多少アレンジなどを変えるつもりがある、ということでしょうか?)、すぐには出ないようです。

マイケル・ロメオとしては、通常のSYMPHONY Xのアルバムよりもオーケストレーションが派手にフィーチュアされているということで「ソロ・アルバム」にしたのかもしれませんが、これくらいならSYMPHONY X名義でリリースしても許容範囲というか、むしろ日本のファンなどは歓迎だったりするのではという気がするのですが…。

欧米ではSYMPHONY Xの「ヘヴィ・サイド」こそが評価されているということなんでしょうかねえ…。たしかに欧米で売れるようになったのはヘヴィさが目立つようになってからですが。

てか、これの日本盤が出ないってのが解せぬ。HR/HMはソロ名義のアルバムは売れない傾向があるとはいえ、このクオリティの音楽で日本盤が出ないのはもはや社会問題ではないでしょうか。【85点】