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コミックマーケット80 8/13

昨年はサマソニに足を運びましたが、今年はコミケに足を運びました(笑)。

かつて担当しているクライアントがブース出展しているときに行ったことはありましたが、その時は冬だったので、夏コミは初体験。
夏コミの灼熱地獄&異臭事件多発ぶりは噂に聴いていたので、何もなければ正直遠慮したいイベントでした(苦笑)。

今年も、関係している企業ブース(主に媒体社)へのご挨拶、程度の「大義名分」はありましたが、直接的に担当している企業は今回出展していないので、業務的な意味では別に行かなくともさして問題はない。

にもかかわらずなぜ足を運んだかというと、まあいくつか興味のあるコンテンツがあり、決定的なものはないにせよ「行く理由」が複数あったからですね。

コミケにおける午前中の阿鼻叫喚は回避したかったので、悠々の午後来場。とはいえ凄い人だ。
昨年は3日間で60万人超えだったというから、LOUD PARKが2日で3万人程度しか集客できないことを考えると、メタラーとオタク、どちらがマイノリティであるかは一目瞭然(苦笑)。

私は長年大手ゲームメーカーを担当しているので、東京ゲームショウやジャンプフェスタなど数々のイベントでコスプレイヤー自体は見慣れているが、今日はやたらと女装した男性が目につき、「男の娘」ブームの高まりを肌で感じる(あまり感じたくなかったが…/笑)。

さらっと関係の企業ブースで知っている人たちに軽くご挨拶をして、個人的な目的のために東展示棟へ。
企業ブースエリア以外の、いわゆる同人エリアに立ち入るのは実は初めてだ。

最初の目的は、ネット上ではかなり名高い「メタル姫」。

私がメタル姫を知ったのは割と遅くて、彼(女)が男であることをカミングアウトしてからですが、そのギター・プレイに関してはさすがYouTubeでの動画総再生回数が3000万回を超えるというだけある求心力に満ちたもので、新作がアップされるとチェックしてました。

クラシックなハード・ロック中心の選曲もいいし、安いギターを使っているのにこれだけ素晴らしいトーンを作れるとは、その天性と思しきリズム感を含め、かつてギター弾きだった身として感銘を受けざるをえませんね。

残念ながら本人は来場していなかったようですが、とりあえず『免罪符』と題されたCD+DVDのセットを購入。

次の目的は、新作「EPSILON」が素晴らしかったBLOOD STAIN CHILDの中心人物であるRyu(G)が「式部」という名前で参加している同人サークル、「SAVE THE QUEEN」。

一応メジャー・レーベルからアルバムを出している「プロ」なのに、気だるげにアクエリアスなんぞ飲みながらフツーに「売り子」をやっているRyu氏の姿にちょっと苦笑しつつ、1stアルバムと、新しいシングルを購入。

その時は他にお客さんもいなかったので話しかけてみようかとも思いましたが、年上の男に「ブラステのファンです」と言われても「どうも」としか言いようがないだろうし、私のサイトやブログについて知っているとも思えなかったので自重しておきました。

そして最後の目的は、このブログにたまにコメントを寄せてくださる【S】さんのサークルであるAYUTRICA

【S】さんは、なぜか新作音源をリリースするたびに楽曲ファイルを送ってくださっていて、それでいて特にこのサイトやブログでの紹介を依頼してくるわけでもなかったのですが、その音楽のクオリティの高さには毎回感銘を受けていました。

しかもブログに残してくださるコメントから察するに、私などよりはるかにHR/HM歴が長く、HR/HMに限らない幅広い音楽的素養を備えた方だと思われます。

そんな人からなんとなくただ音源を聴かせてもらっているだけでは申し訳ないと思っていたので、基本的に私はあまりネット上で知り合った人とリアルで会うことに対して積極的なタイプではないのですが、機会があればご挨拶しよう、と思っていたのです。

そんなわけで生まれて初めて「METALGATE管理人のadoreです」と声に出して挨拶してしまいました。なんか気恥ずかしいものですね(苦笑)。

せっかくなので何か買っていこうと思い、作り手自身に「オススメはどれですか?」という失礼な質問(そんなの全部に決まってる)をぶつけてみるという暴挙に出た所、非常に誠実に「個人的に渾身の1曲はこれです」と『黒曜石の歌』というシングルを薦めていただき、また「メタル的にはというか、ゴシックっぽいのが好きなら」と、セカンドアルバムである『THE ROSE GARDEN OF NIGHTMARE』もオススメしてもらったので、その2枚を購入。

とりあえず一通りの目的は果たしたし、ぼちぼちイベント終了の時間も近づいていたので、ササッと撤収(とはいえ当然りんかい線は大混雑でしたが)。

帰りがけ、新宿のISETAN MEN'Sで買い物に立ち寄ったのですが、さっきまでいた空間とのグルーヴの違いになんとなく笑ってしまいました(笑)。

帰宅後は、伊勢丹のデパ地下で買ったスイーツ(笑)を食べながら買ってきた音源の鑑賞に勤しみました。

STRATOVARIUS / POLARIS オンライン・リスニング・パーティ(本文)

STRATOVARIUSのニュー・アルバム「POLARIS」をオンライン・リスニング・パーティで試聴した感想を。

ただし、前エントリーに書いたような事情で、1回だけしか聴いていない状態での印象であることをあらかじめご了承ください。

さて全体の感想だが、簡潔に述べるなら、音楽的な中心人物が脱退してしまったことを感じさせない、力強いメロディック・メタル作品である。

脱退したティモ・トルキの後任として加入したギタリストのマティアス・クピアイネンは、やはり技術的にはかなり高度なものを持っており、少なくとも演奏力の面では、パワー・ダウンするどころかむしろ向上していると言っていい。

そして、ティモ・コティペルト(Vo)、イェンス・ヨハンソン(Key)、ヨルグ・マイケル(Dr)といった以前からの個性的なプレイヤーたちが、私たちファンが抱いている「STRATOVARIUSの音」のイメージをしっかりとキープしている。

個人的には、マティアスがかなりソングライティングにも貢献しているという話を聞いていたので、彼のMySpaceから、彼の趣味であると推測されるプログレ・メタル的な色が強くなるのではと想像していた。

そして実際、今回の試聴に先立って公開されていた本作のオープニング・チューン「Deep Unknown」は、ややプログレッシヴな感触のあるスケール感のある楽曲だった。

ただ、今回アルバムを通して聴いてみると、たしかに従来よりプログレ色が強まっているように感じられるものの、全体としてはスピード・チューンからキャッチーな曲、美しいバラード、そして組曲形式の大作までバラエティに富んだ、あくまで従来の「STRATOVARIUS節」を踏襲した作品という印象が強い。

個人的には、彼ららしいキャッチーさが気持ちいい「Higher We Go」を1曲目に持ってきた方がアルバムの「ツカミ」が良くなったのではないかという気がするが、「EPISODE」アルバム収録の名バラード「Forever」を彷彿させる「When Mountains Fall」で幕を閉じる演出は心憎いし、この美しいエンディングのためにあえて4曲目に収録されたと思われる日本盤ボーナス・トラック「Second Sight」さえもキャッチーな佳曲で、捨て曲はない。

とはいえ、かつてティモ・トルキが作曲した楽曲にあった独特の哀感に満ちた叙情性は減少しており、そのことをして物足りなく感じるファンもいるかもしれない。実際、私自身にもそういう気持ちはある。

しかし一方で、本作にみなぎるポジティヴなフィーリングはこれまでの彼らにはなかったもので、クサみが薄れて明るくなったようにも響くこのサウンドは、より幅広いリスナーにアピールする可能性を秘めていると思う。

いずれにせよ、サウンドから感じられるバンドの雰囲気はこれまでになく良さそうだし、前回2007年以来の来日公演に対する期待が俄然高まってきた。仕事が入りませんように。


◆STRATOVARIUS「POLARIS」アルバム情報ページ:
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A016778.html

STRATOVARIUS / POLARIS オンライン・リスニング・パーティ(序文)

STRATOVARIUS & AMORPHIS ニュー・アルバム発売記念 オンライン・リスニング・パーティ&アルバム・レビュー・コンテスト。

両バンドの日本での所属レコード会社であるビクター・エンターテインメントが、期間限定で今月リリースされる上記2バンドのニュー・アルバムをフルストリーミング再生するオンライン・リスニング・パーティを開催。そしてリスナーが自分のブログやSNSの日記に書いたレビューを募集してレビュー・コンテストを実施すると聞き、メタル系ブログの端くれである当ブログとしても参加してみることにしました。

ましてや当ブログでは以前から「STRATOVARIUS関連」というカテゴリを設けているほどの親?STRATOVARIUSなブログ。
とりあえずSTRATOVARIUSの方だけでも参加するのが筋というものでしょう(?)。

本来は昨日15日(金)の19時からスタートだったようだが、MySpaceのシステム障害により開始が遅れ23時からのスタートとなったようですが、私はいつも通り終電過ぎまで仕事をしていたのでその点は関係なし。

結局仕事の後、同僚と朝まで飲みに行ってしまったので、本日は昼過ぎまで爆睡。
そして起きるとすぐにPCを立ち上げ、早速ストリーミングをしているVICTOR ROCKSのMySpaceにアクセスし、まずは1回全曲通して聴いてみました。

その後、残念ながら仕事が入っていたのでしばらく外出。21時過ぎに戻ってきてもう一度アクセスしようとしましたが、アクセス集中のせいかエラーに。そしてこの文章を書いている23時半過ぎになってもエラーから回復せず。

最初もトラブルなら最後もトラブルと、だいぶお粗末な話で、比較的年齢層が高めでオトナなファンが多いSTRATOVARIUSだったからいいようなものの、アーティストによっては大騒ぎになったのでは。

まあ、オンライン・リスニング・パーティという試み自体がググってもほとんど日本では前例のない(海外ではボチボチあるようです)実験的な試みであるようなので、トラブルが起こるのもある程度やむをえないのかもしれませんが、どれくらいの人間がアクセスしてくるのかという見立てと、MySpaceというインフラがどの程度の負荷に耐え得るのかの検証はちゃんとなされていたのか、ちょっと疑わしい気がします。

私は広告代理店というポジションでいろんな業界の人とお仕事をさせてもらっていますが、芸能事務所とレコード会社の人が一番感覚的というか、テキトーに仕事をしているような印象を抱いているので(苦笑)。
まあそういうノリというか動きが求められる(あるいはそうせざるをえない)業界なんだろうな、ということは理解しているつもりですが。

そもそもこういうイベントって、ちゃんと実行責任が持てる自分たちのインフラでやるべきで、MySpaceみたいな他社インフラに依存して行うのはいかがなものかという気がするなあ。
MySpace側に対してちゃんとフィーを払って、サーバの増強などを含めた協力を約束してもらっている、というなら話は別ですが。

いずれにせよ、このオンライン・リスニング・パーティとレビュー・コンテストを連動する、という企画自体は、BtoCtoC(企業から消費者、そしてそこからさらに他の消費者へ)という現代的なマーケティング/プロモーションの好例になりえる、かなり面白い企画だと思うので、うまくいってほしいのですが。

あと、レビュー・コンテストは賞品が出るそうですが、普通こういうキャンペーンって参加者のモチベーションを上げるために何がもらえるか事前に告知するものなのではないですかね? 私は単にブログのネタとして参加するので、別にどうでもいいですが(苦笑)。

前置きが長くなってしまったので、肝心のSTRATOVARIUSの新作「POLARIS」の感想は次のエントリーで書きます。


◆コンテストの詳細について(VICTOR ROCKS MySpace Blog)
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=1000851652&blogId=488632790

◆コンテスト応募フォーム
https://www.jvcmusic.co.jp/rock/vr_album_review/