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#(ハッシュタグ)「今日見かけたメタT」ここ2年間の結果報告

2018年7月に始めた、街でメタルTシャツを着ている人を見かけたら、#(ハッシュタグ)「今日見かけたメタT」と共に、見かけたTシャツのバンド名をツイートするという一人遊びですが、ありがたいことに一緒に遊んでくださる方も現れ、1年後に集計して報告ができるほど目撃報告が集まりました。

ただ、ご存知の通り2020年は新型コロナの影響もあり、特に上半期は目撃報告が激減。昨年7月はあまり集計報告をするような雰囲気ではありませんでした。

現在もまた東京は緊急事態宣言下なのですが、体感としてはコロナ前の7~8割くらいは街に人手が戻ってきており(それがいいのかどうかというとあまりよくないかもしれませんが)、暑くなってから個人的にも最近ちょいちょいメタTを見かけるようになったので、2年ぶりに集計報告してみたいと思います。

以下、目撃報告が多かったバンドのベスト5となります。

1位: METALLICA 26回

2位: GUNS N' ROSES, IRON MAIDEN, BABYMETAL 11回

3位: DEF LEPPARD 7回

4位: JUDAS PRIEST, SLAYER 6回

5位: AC/DC, SLIPKNOT 5回

まあ、バンドの知名度、メジャー感に比例した納得の結果ですね。
DEF LEPPARDはファストファッションブランドのコラボT効果ですかね(METALLICAも多分それで底上げされているはず)。

ちなみに総数は、本日2021年7月24日時点においてTwitterのハッシュタグ検索で追える限りの集計ですが、前回報告後、つまり2019年7月19日以降にこのハッシュタグによって申告されたバンドは203件でした(1つのツイートで複数のバンドを報告しているケースがあるため、ツイート数とイコールではありません)。

うち私自身によるものが55回と、前回報告時より期間が2倍あったにもかかわらず実数が減っているのは、私がメタT着用者が多数出没する街から、ほとんど見かけないエリアに引っ越してしまったからですね。

なお、「自分が着てます」とか「テレビに着ている人が映ってた」みたいなケースは除外しています。せっかくこのタグを付けてツイートしてくださったのにすみません。

こうして数だけ見ると結構あるなという感じなのですが、うち6割以上の133件が新型コロナ禍前の2019年のものなので、やはりコロナの影響を感じざるを得ません。

まあ、メタTの仕入れチャンスおよび着るモチベーションの大きな要因のひとつであるライブがなかったのが大きいですよね。

THE BLACK DALIAH MURDERなんていうメジャーとは言い難いバンドが2019年に2回目撃されていたり、CATTLE DECAPITATIONなんていう相当にマニアックなバンドが目撃されているのは、前年にその2バンドによる来日公演が行なわれていたことと無縁ではないはずですし。

個人的に今回ピックアップしたいのはPOISONですね。来日公演のないこの手のバンドを着ている人、珍しいんですよ。

最後に私以外にこのハッシュタグを頻繁に(今回は10回以上を「頻繁」と定義しています/笑)使ってくださった方のアカウントを御礼の意味を込めて紹介し、このエントリーを締めたいと思います。

ナッシュさん(@nush_HRHM

ゴンベさん(@furyroad_v8

ぱんたーにさん(@CryinGtr

エヌ氏さん(@lpdtEGMH3Inrqyn

ブラックモアさん(@blackmore1018

もし、本ブログでのこういう紹介がご迷惑になるようでしたら、お手数ですがコメント欄かTwitterのDMなどでご申告ください。

次回の報告の際にはワクチン接種が進んでライブができるようになって、街で色々なメタTが目撃されるようになるといいですね。
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当面の更新方針について

昨今の新型コロナウィルス騒動を受け、当サイト/ブログの管理人も先々週あたりから在宅勤務中心で仕事をしております。

在宅勤務になったら周りの目もないし、なんならこのブログも毎日更新できるんじゃね、くらいにナメて考えていたら、意外とそうでもないというか普通に忙しい。

ITツールが発展してしまっているので打ち合わせもリモートでできてしまうし、しょっちゅうチャットでメンションが来るので油断ができない(苦笑)。

通勤時間がなくなったので遅く起きられるのはありがたいのですが、ふと気づいたら近年私が音楽を聴く時間の中心は行き帰りの通勤中だったので、実は音楽、特にアルバム単位で聴く時間が生活から消滅してしまったのです。

一応当サイト/ブログではアルバムをレビューするにあたって3回くらいは聴いてからにするのが作品に対する礼儀だと思って基本的にはそうしているのですが、ここ2週間の様子をみるとなかなかそういう音楽への向き合い方が難しそうです。

そんなわけで当面は私が気になった新譜やMVについて軽く触れる程度にキュレーションしていくようなエントリーがメインになりそうです。

まあ、正直テキストで音楽をレビューするという行為自体がちょっとレガシーな感じになっているので、むしろそういうアプローチの方が多少なりともイマっぽいのかも?(このブログにイマっぽさなど求められていないと思いますが…/苦笑)

Evoken Fest 2019に行こう!

今週末はパワー・メタルの祭典、Evoken Fest 2019があります。このブログを読んでいる人の7割以上はパワー・メタルのファンだと思いますので(?)、ぜひ足を運びましょう!

…などと柄にもないことを言ってみました。このブログでは個人的なおすすめはしても、「買え!」とか「行け!」といった強めな物言いはなるべくしないようにしているのですが、プロモーターであるEvoken de Valhall Productionの代表、YamaDB氏の下記ツイートを見て、つい訴えかけてみたくなりました。



私が観に行ったEVOKEN FEST 2018の集客が2017の半分だったというのがまず衝撃。

2017のヘッドライナーであるFREEDOM CALLより2018年のヘッドライナーだったNOCTURNAL RITESの方が集客力があると思っていたのですが…。

そしてその2018は1000人も入らない恵比寿リキッドルームがソールドアウトせず当日券が出ていたのですが、その半分となると相当に寂しい集客なのでは…という気がします。

実際の所、上記のツイートは20日くらい前のものなので、その後、当日のスケジュールが見えてきた人が買って(私もそうです)チケットも多少売れてきていると思うのですが、前日である今「ぴあ」を見ても土曜日の公演が「余裕あり」の二重丸。

会場である渋谷ストリームホールは700人収容と謳っているので、まあいいとこ500人くらい、下手すると400人もいかない状況かもしれません。

今年のヘッドライナーはALESTORM。欧米での人気はFREEDOM CALLやNOCTURNAL RITESを大きく上回りますが、日本での知名度は一番低いかもしれず、その辺がやはり苦戦の原因なのかも。

日本のメタル・ファンにとっての知名度だけで言ったら23年ぶりの来日となるGRAVE DIGGERの方が上だと思うのですが、フェスのイメージ上、GRAVE DIGGERよりALESTORMの方がヘッドライナーとして適切と思われたのでしょう。

昨年も一昨年も出演しているDERDIANはともかくとして(?)、BLOODBOUND、NORTHTALE、VICTORIUS、MANTICORAといったバンドは個人的にはYamaDB氏の言う通り「悪いラインナップではない」。

というか、まさかこのクラスのバンドのライブを日本で観ることができるとは…と感涙にむせんでもいい。マニア的には。

ただまあ、このクラスのバンドをライブで観たい、という人はやはりマニアでしかないというのも事実。この面子でビジネスができると考える感覚はちょっと危険と言わざるを得ない(苦笑)。

しかも、クラウドファンディング出資者のリクエストによるというロシアのEPIDEMIAの招聘なんて、マジで狂気の沙汰(褒め言葉)ですよ。現地ロシアでは一公演に千人単位のオーディエンスを動員できる人気バンドながら、日本では完全に無名なだけに…。

▼EPIDEMIAによるHELLOWEEN "I Want Out"カバー動画


先日、このブログでも触れたとおり、Evoken de Valhall Productionは2,000万円という生々しい負債額を公表してプロモーター事業の休止を宣言。このイベントも今年が最後と言われています。

たとえ復活することがあるにせよ、恐らくここまで濃い形での復活はさすがにビジネス的にありえないと思いますので、パワー・メタルのファンを自認する方であれば一生の思い出として足を運ばれてはいかがでしょうか。LOUD PARKもないことですし(苦笑)。

Evoken Fest 2019特設サイト

evokenfest2019timetable.jpg

#(ハッシュタグ)「今日見かけたメタT」1年間の結果報告

ここ1年以上このブログをコンスタントにご覧になっている方、そして私のTwitterをフォローしている方は、私が街でメタルTシャツを着ている人を見かける都度(必ずしもリアルタイムではありませんが)、#(ハッシュタグ)「今日見かけたメタT」と共に、見かけたTシャツのバンド名をツイートする、という一人遊びをしていることをご存知かもしれません。

まあ、これは本当に自己満足というか、特に何か目的があって始めたわけではなく、ただやりたいからやってみただけの「戯れ」と言っていい行為です。

とはいえ、一応このブログでわざわざ宣言して始めた以上、このブログで何らかのフィードバックをするのが責任あるオトナの行ないというものなのではないかと思いました(?)。

しかも、私以外の人も何人かこのハッシュタグを使ってくれていたりするので、これを「ただの一人遊び」というのはある意味失礼かもしれません。

そこで、昨年2018年の7月18日にこの企画(?)を開始し、ちょうど1年経ったので、どのバンドのTシャツを多く見かけたのか、集計してランキングを作ってみることにしました。

本日2019年7月18日時点においてTwitterのハッシュタグ検索で追える限りの集計ですが、このハッシュタグによって申告されたバンド(フェスTなど、バンドではないものも一部含む)の総数は133でした。

うち、私自身によるものが約半分の64で、残り69が他の方によるものでした。

寒い時期には当然街中では見かけないので(ライブ会場では見かけますが、ライブ会場で見かけたものをいちいちツイートしていたらキリがないので、それはしていません)、実質12ヶ月未満の期間で64回も見かけることができたのは、私が人の多い都心に住んでいて、都心で営業をしているサラリーマンだからでしょう。

前置きが長くなりましたが、以下がランキングになります。ベスト10にするほどのサンプル数ではないので、ベスト5で。

1位:METALLICA 14回

2位:GUNS N' ROSES, IRON MAIDEN 11回(同数)

4位:SLAYER 8回

5位:KISS, SLIPKNOT 6回(同数)

次点:HELLOWEEN 4回

まあ、案の定というかMETALLCAが1位でした。世界一有名で世界一売れているメタル・バンドですから、ある意味当然ですね。

ただですね、METALLICA、GUNS N' ROSES、KISSといったあたりは、ユニクロやG.U.という大量流通しているファストファッションチェーンでコラボTが販売されていたので、それが数を押し上げたのではないかと思われるわけですよ。

ランクインこそしませんでしたが、DEF LEPPARDが3回と、意外に(?)多かったのもそういう理由ではないかと。同じくコラボTが出ていたAEROSMITHはあまり目撃されていませんでしたが。

そういう意味では、純粋にメタルTシャツを買って着たいバンドとして支持が高かったのはIRON MAIDENとSLAYERだったと言っていいのではないかと考えます。

どちらも決してファッショナブルどころか日常の風景になじむことすら難しいメタルTシャツ以外の何物でもないデザインながら、これだけ目撃する機会が多かったというのは、「俺はメタラーだ」とわかりやすくアイデンティティを示したい人にとって最適なバンドだったのだと言えるでしょう。

AC/DCなんかはKISSと並んで普通にオシャレアイテムになり得るバンドなのでもっと目撃するかと思っていましたが、集計したら3回でそれほどでもなく、逆の意味で意外でした。

個人的に「こりゃーレアだね!」とインパクトを受けたのはやっぱりある意味この企画を始めるきっかけになったと言っても過言ではないVOW WOWと、FIGHTですね。どちらもかなりの年代物でした。

最後に私以外にこのハッシュタグを頻繁に(5回以上を「頻繁」と定義しています/笑)使ってくださっている方のアカウントを御礼の意味を込めて紹介してこの誰得なエントリーを締めたいと思います。

ゴンベさん(@furyroad_v8)

ラトルヘッドさん(@sgame_kaidanji)

ナッシュさん(@nush_HRHM)

Halldinさん(@GeierKultur)

ナミ子さん(@gyouninzaka)

凛ちゃんさん(@bakatenmaru0905)

(彼氏彼女の事情)有馬総一朗(なりたい)さん (@arimasou16)


こんな全く何も得をしない企画に乗っていただきありがとうございます。もし、本ブログでのこういう紹介がご迷惑になるようでしたら、お手数ですがコメント欄かTwitterのDMなどでご申告ください。

ちなみにこの企画はこの記事で終わるわけではなく、私が飽きるまで続きます(笑)。

2019年度のブログ運営方針

2018年度は自分なりに思う所あって、かつてないほどこのブログの更新頻度を上げてみました。

ここ数年ブログのPV数が右肩下がりだったのは更新頻度の問題だったのではないか、という仮説に対する検証だったわけですが、結果的には必ずしもそうではないということがわかりました。

いや、もちろん更新するとしない日より多少アクセス数が増えますが、それは週1くらいしか更新しなかった時期も同じだったので、残念ながらブログ自体のポテンシャルが底上げされたことは意味しないのだろうと思います。

まあ、記事数の水増し(いや、ただの水以上のフックは作るように心がけていたつもりですが)のためにネタにしていた新譜紹介やライブ告知なんてのは今やネット上あらゆる所で行なわれているわけで、別にこのブログでやる必要性が薄かったことは否めません。

更新頻度が高かった分、トータルのアクセス数は前年比で2割くらい増えましたが、掛けた手間は2倍くらいなので、全然割に合わなかったと言えるでしょう(苦笑)。

そこで原点に立ち返ると、別にアクセス数を増やすこと自体が目的だったわけではないので(結果として結構な数の読者に恵まれていますが)、今年度は自分の書きたいことを書くことに特化していこうかなと。

ぶっちゃけ、PV数が伸びるのは人気のあるバンドを取り上げた時であるという身も蓋もない現実があるわけですが、人気があるかどうかとか、新譜が出るタイミングであるかどうかとか、そういう打算的なことやTPOとかをあまり意識しないエントリーを不定期に上げていくスタイルをトライしてみようと思います。

ビジネスライクに(というかビジネスとして)音楽情報を発信しているサイトやSNSはいっぱいあるので、そこと差別化するのは個人でやっているからこその偏り、気まぐれといったもので、そういうスタイルがセレンディピティになれば価値になるのではないかと。

レビュー、ニュース、ライブレポの3つを核に記事を構成するメタル系個人ブログの基本フォーマットみたいなものはこのブログが最初に確立したという自負はありますが、そのフォーマットを粛々と踏襲しているだけだとルーティンになってしまって10年以上もやっているとさすがに飽きるので、今年はそんな感じでやっていこうかなと。

単純に今年度は仕事が忙しくなりそうなので、昨年と同じペースでは更新できそうにないぞ、という事情もあるんですけどね(苦笑)。

まあ、読者の方にとってはどうでもいい話ですが、なんだか急にブログの毛色が変わったぞ? という戸惑いを与えるといけないので一応告知してみました。