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BABYMETALからYUI-METALが脱退

今や押しも押されもせぬ日本を代表するメタル・アクトとなったBABYMETALからYUI-METALこと水野由結の脱退が発表されました。

「体調不良」との理由で昨年12月から活動を休止していたので、ファンの中には「このまま脱退してしまうのでは…」と予感していた人も少なからずいたようですが、その予感が現実となってしまいました。

本人の声明によると「今も体調が万全ではないこと、そして以前からの私の夢、水野由結としての夢に向かって進みたいという気持ちもあり、今回このような決断をいたしました」とのことです。

まあ体調が、と言われると誰も何も言えないわけですが、実際の所19歳というもはや「BABY」とは言い難い年齢になった女の子として結果的にBABYMETAL一色になってしまった青春時代について思う所もあったのではないでしょうか。

もちろんBABYMETALというユニットが成し遂げてきた実績は、青春を全て捧げるに値するエポックメイキングなものだと思いますが、恐らく特にメタルが好きというわけではないであろう年頃の女の子にとって「あたしこのままでいいのかな?」という思いが生じることは無理のないことだと思います。

BABYMETALの魅力というのは単純に音楽だけではなく、やはりそのステージ・パフォーマンスにあることは否めず、編成自体が変わってしまった彼女たちに従来の求心力が維持できるか、熱心なファンならずともいささか心配になってしまいます。

いや、熱心なファンではないと言っても、BABYMETALの結成以前から存在していたメタル・サイト/ブログで、このサイト/ブログほど早くから彼女らを正当に評価してきたサイト/ブログはないと自負していますよ。

このタイミングで公開された新曲「Starlight」は、バック・バンドである「神バンド」のギタリストであった藤岡幹大の死、そしてYUI-METALの脱退と、悲報が続くBABYMETALのファンの感傷的な気分にマッチするであろう、ジェントっぽいヘヴィさを備えつつもSU-METALの清らかな歌声が生える切ないメロディの楽曲になっています。

彼女らに対して「さすがに旬は過ぎたんじゃないの?」と思っている私ですが、YUI-METALの脱退という、ユニットのアイデンティティを揺るがす事態もストーリーに変えて、さらなる飛躍を期待したい気持ちは強く持っています。

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Download Japan 2019 第1弾ラインナップが発表

LOUD PARKの開催中止でうちひしがれる日本のメタラー達が今一番熱い視線を送るフェス、『Download Japan 2019 』の詳細と第1弾ラインナップが発表されました。

OZZY OSBOURNE
SLAYER
ARCH ENEMY
ANTHRAX
HALESTORM

えー、ここまで全てLOUD PARK出演実績ありなアーティストばかりなわけですが、これは単にこのクラスのバンドを10月に集めることができなかった、ということですかね?

というかARCH ENEMYを除くと、同じ時期に行なわれるオーストラリアのDownload Festivalと完全に面子が重複しています。

オーストラリアのDownload FestivalにはさらにJUDAS PRIESTが出演していましたが、彼らは単独で来日するので代わりにARCH ENEMYがブッキングされた、ということでしょうか。

METALLICAとかSLIPKNOTとかRAMMSTEINとかBABYMETALなんかを期待していた人にはご愁傷様、という感じですかね。
どうやらワンオク、ホルモン、マンウィズ、Fear, and Loathing in Las Vegas、みたいなことにはならなそうです。

いや、そういうJ-LOUD系(造語)なバンドもひとつふたつ入ってくるんじゃないかとは思いますが、多様性の拒絶こそがLOUD PARKの、引いては日本におけるHR/HMのシュリンクを招いた一因であることを考えれば、それくらいは暖かく迎えるべきでしょう(?)。

幕張メッセの9-11ホールでの実施ということは、『LOUD PARK 06』と同じ規模(もっともLP06は2日間開催でしたが)ということで、3ステージでしょうか。

オーストラリアと連動しているということであればALICE IN CHAINS、BEHEMOTH、GHOSTあたりは期待していいのではないかと思いますが、個人的にはここに(オーストラリア版のDownload Festivalには皆無な)欧州パワー・メタル系のバンドがブッキングされるのかどうか、という点が最大の関心事です。

Download Festival Japan 公式サイト

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HELLOWEENがカイ・ハンセンとマイケル・キスクを含むメンバーで新作アルバム制作を決定

3月の来日で大いなる感動を与えてくれたHELLOWEENの"PUMPKINS UNITED"ツアー。

そのワールド・ツアーは現在も続いており、これから北米を回り、そして一番最初に回った南米での追加公演を行なうわけですが、その後2019年初頭にはこの"PUMPKINS UNITED"ツアーのライブをCDおよびDVD/Blu-rayの映像作品としてリリースすることを発表しました。

さらに彼らは2019年にスタジオ入りし、カイ・ハンセンとマイケル・キスクをフィーチュアしたラインナップで新たなスタジオ・アルバムの制作に入り、2020年に現在の所属レーベルである『Nuclear Blast』からリリースするつもりとのことです。

日本では恐らくいつも通りビクターエンタテインメントからのリリースになると思われます。以下、ビクターエンタテインメントのサイトで公開されているニュースレターの訳文リンクになります。

ハロウィン:PUMPKINS UNITEDツアーのライヴ作品、そしてカイ&キスクを含む編成での新作リリース予定!

2020年というと、普通の日本人にとってはオリンピックの年、ということになると思いますが(?)、私にとっては「HELLOWEENの年」になってしまうかもしれません…。

※ニュースソース:BLABBERMOUTH.NET

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Download Japan 2019 開催決定! についてあれこれ

世界屈指の大型ラウド系ロック・フェスティバル、『Download Festival』の日本開催が発表されました。
来年2019年の3月21日(木・祝)に幕張メッセで開催されるそうです。

招聘元がクリエイティブマン(と、LIVE NATIONの共同)ということで、サマーソニックのタイミングでの発表ということでしょう。きっとサマソニの会場内ではモニターやフライヤーでガンガン告知されているんだと思います。

詳細は後日、ということで、果たして幕張メッセの何ホールから何ホールまで使うのかという規模感も、ヘッドライナーも含め出演アーティストも現在は不明。

ということで、今なら憶測・妄想語り放題ということです(笑)。

本家、『Download Festival』といえば、かつて世界一有名なヘヴィ・メタルの祭典としてHR/HMファンに広く知られていた『Monsters Of Rock』が行なわれていたイギリスのドニントン・パークをホームとする大型フェスティバルで、2003年に2日間開催で始まり、2005年からは3日間開催で行なわれています。

2016年からはフランス版、2017年からはスペイン版、そして今年2018年にはオーストラリア版が開催されるなど興行規模を拡大しており、その流れで日本版も行なわれる、という形です。

これまで、『Download Festival』のヘッドライナーはAEROSMITHやAC/DC、KISSといったアリーナ・ロック、METALLICA、IRON MAIDEN、OZZY OSBOURNEのようなメタルの大御所といった、このサイト/ブログの読者にも安心感のある面子から、RAMMSTEINやFOO FIGHTERS、THE PRODIGY、THE OFFSPRING、MUSEといった、その人の許容範囲が問われるアーティストまで、かなり幅があります。

しかも今回の日本公演はわずか1日。ヘッドライナーとして打ち出せるのも1バンドだとしたら、どのバンドをフィーチュアするのかによって、このフェスティバルへの期待度やイメージが大きく変わってくるものと思われます。

まあ、LOUD PARKのような保守派メタル・ファン向けのイベントにならないことはわかってますよ。そういうラインナップだと、韓流アイドルが単独でソールドアウトさせるさいたまスーパーアリーナでさえ埋まらないことが既に判明しているわけですから。

特にメタル・ファンの警戒心を煽るのは、2013年(と、2015年)に鳴り物入りで開催されたOZZFESTの微妙さでしょう。いや、あれを微妙だと感じるのはコアなメタル・ファンだけで、もう少し幅広く音楽を楽しめる人にとっては結構充実したラインナップだったと思うのですが。

まあ、ギャラのことを考えずに勝手なことを言うならMETALLICAをヘッドライナーに、RAMMSTEINがセカンド・ヘッドライナーだったりすると「凄いフェス」という印象になるような気がしますが、そうなったらなったでチケット代がいくらになるのか不安です(笑)。

ヘッドライナー以外の出演バンドについては、UFOやY&T、TESLAのようなクラシックなHR/HMバンドから、CARCASSやMESSHUGAH、OPETHといったエクストリームなバンド、SUM41やRANCIDといったパンク系のバンドまで、かなり幅があり、私好みのバンドが多数を占めることにはならないことはほぼ確実です。

そして、『Download Festival』はこれまでにも日本人アーティストの出演実績がかなりあり、それがある意味このフェスの日本での知名度の高さにつながっている面がありますが、その辺のアーティストが登場することもかなり高い確率で見込まれます。

ざっと挙げると、BABYMETAL、ONE OK ROCK、DIR EN GREY、Crossfaith、VAMPS、MAN WITH A MISSION、Coldrainといったバンドに出演実績があり、この辺のいくつかはきっと入ってくることでしょう。

そこにマキシマム・ザ・ホルモン、Fear, and Loathing in Las Vegas、SiM、9mm Parabellum Bullet、HER NAME IN BLOOD、CRYSTAL LAKEといった「フェス常連組」が虎視眈々と出演のチャンスを窺う、という情勢でしょうか。

一方でスウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンドであるH.E.A.Tや、スイスのフォーク・メタル・バンドELUVEITIE、フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンドINSOMNIUM、イタリアのパワー・メタル・バンド、ARTHEMISなど、「え? そんなバンドも?」というバンドもぼちぼち出演しているあたり『Download Festival』は意外と懐が深く、個人的にはその辺に期待したい所です。

先日充実したニュー・アルバムを発表し、初来日公演への期待が高まるPOWERWOLFも出演実績があるので、この辺は意外とチャンスかもしれません。

まあ、LOUD PARKはもはや平均年齢が40歳を超えかねないイベントになってしまっているので、『Download Japan 2019』は若い人を含む幅広い層にメタルに触れる機会を与えるような場になってほしいというのが私の希望ですね。

ただ、実質的第1報となったクリエイティブマンの告知ツイートが「つい」日本に上陸することになっているあたり、「思わず間違えて上陸しちゃった」感があっていささか不安もあるのですが(笑)。


言うまでもないですが、「ついに」の打ち間違いですね。こんな重要なツイートでタイプミスをやらかしてしまうあたりが不安材料でもあるわけなのですが(苦笑)。

Download Japan 2019 公式サイト

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今年のKNOTFESTがLOUD PARK的メンツである件

SLIPKNOT主催のツアー型メタル・フェスティバルであるKNOTFEST。

日本でも2014年と2016年に開催され、一応私も2014年は1日だけ足を運んでみたのですが、正直なところ個人的には自分向けのフェスではないな、という印象を持っていました。

今年は日本開催はなく、10月に南米コロンビアでの開催となるわけですが、そこで告知されたラインナップを見て、目が点になりました。

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JUDAS PRIESTがヘッドライナーで、 HELLOWEEN、KREATOR、ARCH ENEMYって…。何このLOUD PARK臭。そしてポスターの背景も心なしか旭日旗風(?)。

あとはバンド名しか知らないバンドとロゴが読めないバンドがラインナップされていますが、まあそれは置いといて、コロンビアではモダンなへヴィ・サウンドよりクラシックなメタルが人気なのでしょうか。

KNOTFESTと称しつつSLIPKNOTが出演しない、というのは昨年もそうだったので初めてではない事態ですが、それでも昨年はSLIPKNOTのヴォーカリストであるコリー・テイラー率いるSTONE SOURが出演することでなんとなくマゴッツ(SLIPKNOTファン)を納得させようという意志が感じられた。

だが今年はそのSTONE SOURもなし、その他メンバー絡みのサイド・プロジェクトもなしということで、SLIPKNOT色全くなし。

それでKNOTFESTと名乗っていいんですかね? というかこのラインナップでKNOTFESTを名乗るメリットがあるのでしょうか。

しかしアレですね、10月にこのラインナップが一堂に会せるのであれば、LOUD PARKやれたんじゃないの、って気がしちゃいますね、素人考えだと。

クリエイティブマンが日本の口さがないメタル・ファンたちにLOUD PARKのありがたみに気付かせて、来年以降「奇跡の復活」を遂げる際に「どんなラインナップであっても、チケット代が上がっても、開催してくれるだけでありがたい」と言わしめるためにあえて中止したのではないか、などと勘繰ってしまったり(笑)。

このメンツなら観たいけど、さすがにコロンビアには行けませんね(苦笑)。遠いし、麻薬マフィアと反政府ゲリラの国、という危険なイメージしかないし。韓国とか台湾でこれをやる、というならちょっと考えますが。

てか、サッカーくらいでしか名前を目にしない国なので知らなかったですが、このKNOTFESTが行なわれる首都のボゴタって標高が2640メートルもあるんですね…。そんな所だとサークル・ピットはおろかヘッドバンギングしただけで高山病になりそうです。

てか、もはや老人なロブ・ハルフォード(JUDAS PRIEST)もそんな空気薄そうな所でスクリームできるんでしょうか…。



※ニュースソース:BLABBERMOUTH.NET