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SOULSPELL METAL OPERAによるカバー動画

たまたまYouTubeの「あなたへのおすすめ」に出てきたブラジルのメタル・オペラ・プロジェクト、SOULSPELL METAL OPERAが自身の公式チャンネルで公開しているカヴァー動画がなかなか良かったので取り上げたいと思います(マニアな方は既によくご存じかと思いますが)。

まずはラルフ・シーパース(PRIMAL FEAR)とティム・オーウェンズ(元ICED EARTH他)という、かつてJUDAS PRIESTのオーディションに落ちた人と受かった人のデュエットによるANGRAの"Spread Your Fire"。



そしてティム・オーウェンズ、マイク・ヴェセーラ、ブレイズ・ベイリー他、男女合わせて10名以上のゲスト・シンガーを迎えたHELLOWEENの"We Got The Right"。

こちらは約243万回再生(2019年4月時点)と、同プロジェクトの公式チャンネル史上最も再生数の多い動画になっていますが、HELLOWEENの楽曲の中ではどちらかというと地味な曲であるこの曲のドラマティックな側面を最大限に引き出した秀逸なカヴァーとなっています。



どのシンガーも見事なパフォーマンスですが、ギターではなくヴォーカルで参加しているアルイエン・アンソニー・ルカッセン(AYRION)の着ている「一番星」Tシャツについつい目を奪われてしまいがちなことは否めません(苦笑)。

続いて、映画『タイタニック』の主題歌として大ヒットした90年代を代表する名曲のひとつ、セリーヌ・ディオンの"My Heart Will Go ON"のカヴァー。

こういうメチャクチャ歌が上手い人が歌っているポップスの有名曲をメタル・バンドがカヴァーすると大抵スケールが小さくなって残念なことになりがちですが、Daisa Munhoz(VANDROYA)とPedro Campos(HANGER, AGE OF ARTEMIS)のヴォーカルがとにかく素晴らしく、聴き応え充分の優れたカヴァーになっています。



やはりこの曲は超の付く名曲ですね。映画『タイタニック』があれだけ大ヒットした理由の30%くらいはこの曲の素晴らしさに負っていると思います。予告編にこの曲が乗るだけで感動が約束されている感じがしましたからね。

そしてもちろん映画自体も感動的だったのですが、当時街中で流れていたこの曲を聴くとたちまちその感動がフラッシュバックして、「もう一度観たい!」という気分になりリピート鑑賞した人も多かったのではないかと思います。

先日ドン・ドッケン(DOKKEN)がこの曲をカヴァーしたというニュースを目にしましたが、正直大惨事になる予感しかしません(苦笑)。


個人的にはオリジナルのストーリーを描くための手法と考えているメタル・オペラ・プロジェクトが他人の曲をカヴァーするというのはなんだかちょっと本筋から外れている気もするのですが、出来が良ければ全て良し、でしょう(笑)。

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LAHMIA "Elegy For A Dying Sun"のMV

全然知らないイタリアのメロデスですが、結構カッコいいと思いました。ちょっと前のダートラ系かな?

Voの声がちょっと好みじゃないんですが、メロデスに歌声の良さは別に求めていないので(良いに越したことはないですが)、これは全然アリです。

このクオリティで日本盤出ないんだから世知辛い世の中ですね。最近の『Scarlet Records』レーベルのプロダクトはだいたい日本盤出していいクオリティだと思うんですけどね。




WHITESNAKE "Shut Up & Kiss Me"のMV

前日、ダグ・アルドリッチ率いるBURNING RAINの新作を紹介したので、そのダグ・アルドリッチの前職であるWHITESNAKEの新曲MVをピックアップ。

新曲と言っても公開されたのは3週間くらい前ですが、ニュー・アルバムが出るのは5月とまだちょっと先。

ダグ・アルドリッチと作ったWHITESNAKEのアルバムは、全盛期には遠く及ばないにせよ別に悪くはなかったし、BURNING RAINの新曲も意外と(?)良かったので、これでWHITESNAKEの新曲がイマイチだったら色々と物議を醸すところでしたが、どうしてどうして、これが素晴らしい。

このキャッチーさ、再結成後のベストなんじゃないですかね。これぞバブリー&ゴージャスな80年代ハード・ロック。

個人的にはメイン・ギタリストに昇格したレブ・ビーチというよりは、新たに加入したジョエル・ホークストラ(元NIGHT RANGER)の貢献が大きいのではないかと思っていますが、どうなんでしょう。

デイヴィッド・カヴァデールは、もう滑舌が完全に「おじいちゃん」で、そんな還暦越えの彼が未だにこういうエロエロギラギラなフェロモン・ソングを歌わなくてはならないあたりにWHITESNAKEというブランド、そしてショウ・ビジネスの業を感じざるを得ませんが、曲がいいことは間違いありません。

公開3週間程度でYouTubeの再生回数が80万回超えしているというのも、楽曲およびMVの出来の良さが正当に評価された結果なのではないでしょうか。

まあ、残念ながら彼らのライブにこのMVにように妙齢な女性が詰めかけることはもはや期待できないと思いますが…(苦笑)。



BROTHERS OF METAL "Prophecy Of Ragnarök"のMV

男性Vo2人と女性Vo1人というトリプル・ヴォーカル編成に、ギタリスト3人を含むスウェーデン出身8人組のデビュー・アルバム。

2017年に自主レーベルからリリースしたデビュー・アルバムが欧州のメタル・マニアの間で話題を呼び、この11月にAFM Recordsよりワールド・ワイド・デビュー盤として発売された。

男性Vo2人と女性Vo1人という編成は同郷のAMARANTHEを彷彿させ、恐らくAMARANTHEの存在なしにこのバンド編成を思いつくことはなかったのではないかと思われますが、、男性Voは2人ともスクリーム(単なるダミ声?)で、音楽的にもAMARANTHEとはだいぶ異なるもの。

バンド名から想像されるMANOWARのようなエピック・メタル風味を世界観の軸にしつつ、サウンド的にはかなりシンフォニックなKeyがフィーチュアされており、基本的にはパワー・メタルで、フォーキッシュな要素が導入されているという意味でもむしろRHAPSODY OF FIREの影響が一番強いのかもしれないと思いました。

ただ、AFMからのリリースにあたって公開されたこのMVを観て、このバンドはTURISASみたいなヴァイキング・メタルを意識しているんだな、と理解しました(笑)。歌詞もオーディンがどうとか言ってますしね。そもそもアルバム・タイトルがラグナロクですし。

個人的にはかなり好きなタイプのバンドなので注目していきたいと思います。このクオリティなら次作はどこかが日本盤出すのではないでしょうか。


武器でエアギターしてしまうバカっぽさが最高ですね(笑)。

ANTHEM "Venom Strike"のライブ映像

今年の6月9日にクラブチッタで行なわれた、ANTHEMのリーダー柴田直人氏の生誕60周年記念公演の模様を記録した映像作品『METAL MAN RISING』から、トニー前田、さかもとえいぞう、森川之雄という、ANTHEMの歴代ヴォーカリストが揃い踏みして歌った「Venom Strike」の映像が公開されています。

この曲はとてもライブ映えするので私も好きなのですが、ちょっと森川之雄のパワー・ヴォーカルを前提にした楽曲なので、特に所謂ハイトーン型のヴォーカルであるトニー前田のVoがひ弱に聞こえてしまうのが難点。「Wild Anthem」もこの3人で歌ったのであれば、そちらの方がまだトニー前田にはハマったのでは。

とりあえずANTHEMはドイツの大手メタル・レーベル『Nuclear Blast』から新録ベストがリリースされることになったそうで、柴田氏は還暦を過ぎてなおこれから、ですね。めでたい。