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DEEP PURPLE "Stormbringer"の強力カバー動画

今年ジョージ・リンチと結成したDIRTY SHIRLEYのアルバムや、MAGNUS KARLSSON’S FREEFALLのアルバムへのゲスト参加で一躍知名度と評価を高めたクロアチア人ヴォーカリスト、ディノ・ジェルシック(ANIMAL DRIVE)のYouTubeチャンネルで、第3期DEEP PURPLEの名曲"Stormbringer"のカヴァーが公開されました。

ギターにジョエル・ホークストラ(元NIGHT RANGER, 現WHITESNAKE)、ベースに数多くのセッション・ワークで知られるフレットレス・ベースの魔術師・トニー・フランクリン、そしてドラムには主にプログレッシヴ・メタル畑の名手として知られるヴァージル・ドナティと、HR/HMシーン(に収まっていませんが)でもトップクラスの達人が参加しています。

他のメンバーの息子くらいの年齢である20代のディノは、未だ国際的有名ミュージシャンとは言い難いですが、それでもこれだけのメンツが動画に参加してくれるというのは、彼の実力が評価されているからこそ、なのでしょう。

ディノの全盛期のデイヴィッド・カヴァデールもかくや、という歌唱も見事ですが、リズム隊の演奏がもはやHR/HMとしては異次元の境地に達しており、圧倒されます。



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SOULSPELL METAL OPERA "March Of Mephisto"(KAMELOTのカバー)のMV

KAMELOTのライブ作品がリリースされるタイミングでタイムリーに(狙った?)、以前もカバー動画をこのブログで取り上げたブラジルのメタル・オペラ・プロジェクト、SOULSPELL METAL OPERAがKAMELOTの名曲 "March Of Mephisto"のカバー動画を公開していたので紹介します。



"March Of Mephisto"なんて、あまりにもバンドの世界観に直結した曲で、全くカバーに適さない(KAMELOTの楽曲は全般的にそうですが)ような気がしますが、このプロジェクトはこれまでもベタベタの有名曲を臆面もなくカバーしてきているので(笑)、もはやこれもシンプルに「好きだから」でカバーしたのでしょう。

メタル・オペラ・プロジェクトという性格上、適性のあるミュージシャンを(予算と人脈の許す範囲で)いかようにもキャスティングできますし、オリジナル・アルバムでもそれなりのクオリティを示しているだけに、聴いてガッカリ、というようなクオリティにはなっていません。

もしライブでこれが観れたらラッキーだと思えるな、という感じで楽しめたのですが、ことMVに関してはオリジナルがあまりに強烈なインパクトを持っているので、そういう意味でもなかなかチャレンジャーだな、と思いました(笑)。

▼オリジナルのMV

これ、もうちょっと良い画質でアップしてくれないものでしょうか…(苦笑)。

THUNDERSTONE "Virus 2020"のMV

新型コロナ・ウィルスの流行後、ウィルスをテーマにした楽曲にある意味注目が集まった気がしますが(私もこんなエントリーを書きました)、私が思い出した楽曲のひとつである、フィンランドのTHUNDERSTONEの楽曲"Virus"をリ・レコーディングしたMVが公開されていました。

もっともこの曲で歌われているウィルスというのは、新型コロナのように人体に罹るものではなく、いわゆるコンピューターウィルスのことを指していますが…。

オリジナルは『BURRN! 』誌に「あまりにSTRATOVARIUSそのままで笑ってしまった」とレビューされた2002年のデビュー・アルバムに収録されており、たしかにSTRATOVARIUSのキャッチーな曲に通じる魅力がある曲です。

もし彼らがこれくらいキャッチーな曲を量産できていたら、YouTubeの公式チャンネルの登録者数が3ケタ(2020年7月現在)なんて寂しいことにはなっていなかったと思います(苦笑)。

なお、オリジナル・シンガーであり、現シンガーでもあるパシ・ランタネンが一時離脱していた時期に、代わってこのバンドのフロントマンを務めていたリック・アルツィ(元AT VANCE, MASTERPLAN他)や、ファンがリモートでゲスト参加する動画になっています。

まあ、一番目を引くのはドラムの人の映像中のパフォーマンスにおけるアピールの強さですが…(笑)。



オリジナルのMVはこちら。当時はYouTubeが存在していなかったので観る機会はありませんでしたが。



FRONTIERS ALL STARS "Push Through" のMV

新型コロナウィルスでライブ活動ができなくなってから、いわゆるバーチャル・セッション動画というものが増えましたが、このブログを定期的に読んでいるような人にとって真打ちとも言うべき動画が公開されました。

もはや『BURRN!』誌で育ったような人が好むクラシックでオールド・ファッションなHR/HMバンド全てを所属アーティストにする気なんじゃないかという『Frontiers Music』による企画曲。

同レーベルに所属する約60人に及ぶミュージシャンによる輪唱形式のこの曲は、現代版"Stars"と言ってもいいかもしれません。

とはいえWHITESNAKEとかNIGHT RANGERとかURIAH HEEPとかYESとか、現在このレーベルから新作を出しているレジェンドたちは参加しないあたり、その辺は「格」のバランスとかギャラの問題とか、大人の事情があるのでしょうか(DOKKENとFOREIGNERを掛け持ちしているジェフ・ピルソンが客観的には一番大物?)。

作曲を担当したのは、このレーベルのエース・ソングライターであるアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(Key : EDGE OF FOREVER)で、彼らしいメロディックなフックを備えた楽曲でありながら、彼としては割と平凡な曲に仕上がっているあたり、こういう多数の参加ミュージシャンにある程度平等に見せ場を与える楽曲を作ることの難しさなのかもしれません(笑)。



参加ミュージシャンは以下の通り。

◆ヴォーカリスト(登場順)
James Christian (House Of Lords)
Ronnie Romero (Lords Of Black)
Gary Hughes (TEN)
Renan Zonta (Electric Mob)
Adrienne Cowan (Seven Spires)
Dino Jelusick (Animal Drive)
Ailyn (Her Chariot Awaits)
Ross Jennings (Novena)
Caterina Nix (Chaos Magic)
Alessandro Del Vecchio (Edge Of Forever)
Toby Jepson (Wayward Sons)
Toby Hitchcock (Pride Of Lions)
Michael Sweet (Stryper)
Roberto Tiranti (Labyrinth)
Sergio Mazul (Semblant)
Kent Hilli (Perfect Plan)
Nick Workman (VEGA)
Robin McAuley (Black Swan)
Margarita Monet (Edge Of Paradise)
Andy Kuntz (Vanden Plas)
Mizuho Lin (Semblant)
Lars Safsund (Work Of Art, Lionville)
Issa
Mariangela Demurtas (Ardours)
Nathan James (Inglorious)
Dan Rossall (Passion)
Johnny Gioeli (Hardline)
Mark Basile (DGM)
Alessio Garavello (A New Tomorrow)
Nasson (Chaos Magic, Sinner's Blood)
Robin Beck
Marina La Torraca (Phantom Elite)
Claudia Layline (Eternal Idol)

◆ギタリスト(登場順)
Mario Percudani (Hardline)
Alessio Garavello (A New Tomorrow)
Nick Savio (Eternal Idol)
Ivan Keller (Animal Drive)
Dave Bates (Edge Of Paradise)
Tony Hernando (Lords Of Black)
Robert Sall (Work Of Art)
Tracii Guns (L.A. Guns)
John Berg (Paralydium)
Mike Orlando (Her Chariot Awaits)
Olaf Thorsen (Shining Black)
Aldo Lonobile (Secret Sphere)
Simone Mularoni (DGM)
Danny De La Cruz (Inglorious)
Magnus Karlsson (Magnus Karlsson's Free Fall)
Dan Rossall (Passion)
Ben Hur Auwarter (Electric Mob)

◆その他のパート
Jeff Pilson - Bass
Alessandro Del Vecchio - Keyboards
James Martin - Keyboards
Tom Martin - Guitar
Andrea Seveso - Guitar
Aldo Lonobile - Guitar
Michele Sanna - Grums

コロナ自粛が生んだプロジェクト? AT THE MOVIES

ここ2回ほど、新型コロナによる外出自粛(もしくはロックダウン)を受けて制作されたヴァーチャル・セッション動画を取り上げてきましたが、今回もその流れのネタになります。

ヴァーチャル・セッション動画というのは基本的にはこういう「非常時」だからこその単発企画というか一発芸みたいなものが中心なのですが、今回取り上げる"AT THE MOVIES"というプロジェクトは、4月10日に1本目の動画が投稿されてから、4月16日に2本目、4月24日に3本目と、ほぼ1週間おきに新作動画が投稿され、継続的なプロジェクトの様相を呈しています。

そもそも、わざわざこれらの動画を投稿するために新たなYouTubeアカウントを立ち上げているわけですから、継続的な活動を想定していることは明らかなのですが。

このプロジェクトに参加しているメンバーは以下の通り。

Vo: ビョーン "スピード" ストリッド(SOILWORK、THE NIGHT FLIGHT ORCHESTRA)
Gt: クリス・レイニー(PRETTY MAIDS、GATHERING OF KINGS)
Gt: ポンタス・ノルグレン(HAMMERFALL)
Ba: ポンタス・エグベル(KING DIAMOND、WOLF)/アンドレアス・パスマーク(ROYAL HUNT、元NARNIA、DIVINEFIRE)
Key: モルテン・サンダガー(FIRESOUL、元PRETTY MAIDS、元MERCENARY)
Dr: アラン・ソーレンセン(元PRETTY MAIDS、元ROYAL HUNT)

いわゆる北欧人脈、といった感じですね。

このプロジェクトは、単刀直入に言えば映画音楽のカバー・プロジェクトなのですが、このコロナ隔離によって家で映画ばかり観ていたクリス・レイニーが、映画の使用曲にカッコいいものが多いことをあらためて感じた結果、隔離中の楽しみのために友人に声をかけてスタートしたものだそうです。

現在公開されているのは映画『ロッキー4』の挿入歌だったロバート・テッパーの"No Easy Way Out"、映画『フラッシュダンス』の挿入歌だったマイケル・センベロの"Maniac"、映画『セント・エルモス・ファイアー』の主題歌だったジョン・パーが歌う"St. Elmos Fire (Man in Motion)"の3曲。

どれも80年代ド真ん中という感じで、リアルタイムではなく後追いながら80年代洋楽ポップ・ミュージックのファンである私としてはニンマリしてしまう選曲。

こうなると次は『トップガン』のアレとか期待できる気がしますね(笑)。

しかしビョーン "スピード" ストリッドは近年明らかにSOILWORKよりTHE NIGHT FLIGHT ORCHESTRAでの活動に力を入れていますし、エクストリーム・メタルより80年代型ポップ・サウンドに気持ちが向いているみたいな印象を受けますね。

いずれにせよ、これがコロナ隔離期間限定ではなく、実際にこのメンバーが集まってのライブが行なえる日が来ることを願わずにはいられません。


ライブ終演時の定番SEとしてBEAST IN BLACKのファンには浸透してる曲ですね。



この曲で歌っている女性はリンネア・ヴィクストロム、かのトーマス・ヴィクストロム(THERION、元CANDLEMASS、STORMWIND)の娘さんだそうです。