TRIXTER "One In A Million"のMV

なぜか最近YouTubeの「あなたへのおすすめ」にやたらと出てくるので、TRIXTERの1990年リリースの、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムからのシングル曲"One In A Million"のMVを取り上げてみます。

このYouTubeのパワー・プッシュは、現在JOURNEYとのジョイント・ツアーを行なっているDEF LEPPARDから家族の問題でフィル・コリン(G)が一時離脱している穴を、このTRIXTERのスティーブ・ブラウン(G)がピンチヒッターで埋めているからですかね?(多分関係ない)

さて、1990年といえば、HR/HMの大衆ポップ化が行きつく所まで行ったタイミングだけに、こちらも超ポップで健康的。

とはいえこの楽曲クオリティ、このルックスで全米28位のスマッシュ・ヒット、ゴールド・ディスクがやっとだったのですから、やはりもう飽和しきっていたということなのでしょう。

今となっては『Frontiers Music Srl』に所属するしかない、絶滅危惧種みたいなサウンドですが、個人的にはこの手の音が流行っている時代に物心がついた世代なので、軟弱メタルと言われようと、嫌いにはなれない音だったりします。



スポンサーサイト

NERVOSA "Kill The Silence"のMV

ブラジルの女性3人組スラッシュ・メタル・バンド、NERVOSAの、6月1日に『Napalm Records』からリリース予定のサード・アルバム、"DOWNFALL OF MANKIND"からの先行公開MV。

デビュー・アルバム"VICTIM OF YOURSELF"は『Spiritual Beast』から日本盤が出たものの、セカンド"AGONY"は日本盤が出なかった所を見るときっと売れなかったのでしょう。

かく言う私も全然興味がなかったのですが、たまたま観てみたらこれは相当カッコいい。とても女性トリオでプレイしているとは思えない、初期のSODOMやKREATORといったB級ジャーマン・スラッシュに通じるEvilなスラッシュ・サウンドの凶悪・狂暴なアグレッションが爽快なまでに炸裂している。

そしてフロントのおっかない肉食系お姉たま二人も、よく見ると結構美人で素敵だが、何と言っても昨年加入した21歳のドラマー、Luana Damettoちゃんのクールな佇まいに胸キュン(死語)。

ほぼ無表情のままこんなエキサイティングなドラムをプレイするなんて…。
好きになっちゃいました(ポッ)。

THRASH DOMINATIONはどうせベテランの持ち回りみたいなラインナップで続いていくのだと思うので、EVPさん、来日させてくれませんか?(笑)

GRAHAM BONNET "Night Games"のMV

今日はこの曲を聴きたい気分ですよね。
皆さん何らかの形でニュースに接してそういう気分になっていると思います(?)。



いや、私は世代じゃありませんが、もちろん西城秀樹の存在は充分認知しております。
ご冥福をお祈り申し上げます。




続きを読む

FEANOR "We Are Heavy Metal"のMV

現RIOT Vのドラマー、フランク・ギルクライストが在籍しているアルゼンチンのバンドの曲。

といっても、バンド自体は1996年から活動しているようだが、フランクが加入したのは2016年。彼が長年メイン・バンドとしてきたVIRGIN STEELEを2015年に脱退した後のこと。

同時にドイツのWIZARDのヴォーカリスト、スヴェン・ダンナも加入し、その二人が在籍しているラインナップでバンドのサード・アルバムとなる"WE ARE HEAVY METAL"が2016年に発表されており、ここで取り上げたのはそのタイトル曲のMV。

なにぶん日本盤も出ていないようなマイナー・バンドなので詳しいことはよくわかりませんが、とりあえずタイトルがすがすがしいじゃありませんか。

すごく良い、とまでは言い難いものの、意外と展開が豊かでフックのあるパートもあるし、WIZARD同様メタルに忠誠を誓った者であれば嫌いになれない、愛すべきサウンドです(笑)。





ALIEN WEAPONRY "Kai Tangata"のMV

かつてメタルのMV、特に演奏モノではなくストーリー作品と言えば学芸会に毛が生えたような迷作の宝庫でしたが、近年は映像制作技術の発展によってなかなかクオリティの高いものが増えています。

私個人としてはわかるようなわからないようなイメージ映像や、中途半端なお芝居を見せられるくらいであれば、白ホリのシンプルな演奏風景で充分、というタイプなのですが、クオリティの高い映像を見ればやはりそれなりに感銘を受けます。

最近ではやはりMYRATHの「Believer」のMVを観たときに、「今はチュニジアのマイナー・バンドがここまでクオリティの高いMVを作れるようになったのか…」と衝撃を受けましたが、今日YouTubeの「あなたへのおすすめ」でこのMVを観たときに、その時に匹敵する感銘を受けました。

まあ、とりあえず観てみてください。少々暴力的な描写があるのでそういうのが苦手な人はご注意を。



私は広告会社で数多くのCMや店頭VP、Web動画などの制作に関わってきたので普通の人より映像制作については詳しいつもりですが、屋外ロケで、ちゃんと演技やアクションができるキャストを揃えて、これだけ動きのある映像を撮るのは結構お金かかりますよ。カメラも結構いい機材使ってる感じですし。このバンドもMYRATH同様クラウドファンディングで映像制作費を集めていたようですが。

どうやらこのバンドはニュージーランドのバンドらしく、結成は2010年と8年前にさかのぼるものの、当時メンバーは10歳と8歳(!)だったそうで、今でもティーンエイジャーのようです。

自分たちで「スラッシュ・メタル」と名乗っていますが、ご覧の通り、自分たちの国の原住民(マオリ族)の伝統音楽の要素を取り入れており、そういうトライバルな要素を持っているという意味では"ROOTS"の頃のSEPULTURAに近いかもしれません。

ティーンエイジャーによるスラッシュ・メタル・バンドというと、DEATH ANGELのデビュー時を思い出させる所もありますね。

このブログの読者であれば私がその手の音楽を主食としていないのはご存知かと思いますが、このバンドの場合、所々に印象的なフックとなるメロディがあり、結構気に入りました。

母国ニュージーランドでは様々なコンテストで賞を獲っているそうで、それも頷けるクオリティです。ヨーロッパの大手インディー、『Napalm Records』が契約したのもそのポテンシャルを評価してのものでしょう。

デビュー・アルバムは6月1日に『Napalm Records』から発売されるようですが、日本盤は出ないのでしょうか。

可愛らしい男の子たちによるハイクオリティかつ個性的なスラッシュ・メタル・サウンド、これはLOUD PARKなどに出ればかなり評判になりそうな気がするのですが、やっぱり今年はないんですかねえ。