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KNOTFEST JAPAN 2020とDOWNLOAD JAPAN 2020のラインナップ

今年の3月は20日(金・祝)・21日(土)がKNOTFEST JAPAN 2020、29日(日)がDOWNLOAD JAPAN 2020と、メタル系フェスが立て続けに行なわれる月になっています。

本日1月20日に発表された追加アーティストでKNOTFESTは最終ラインナップとのことで、DOWNLOAD JAPANも明確に最終とは謳っていませんが、ポスターから「and more」的な表記が消えているので、オープニング・アクトなどの追加はあれど、基本的には現時点で発表されているものが最終ラインナップなのでしょう。

KNOTFESTのラインナップはこのフライヤー画像の通り。

knotfest2020.jpg

2日目はSLIPKNOTにKORNにMARILYN MANSONと、かつてLOUD PARKで曲がりなりにも(?)ヘッドライナーを務めたバンドが3バンドが揃い踏みする豪華パッケージで、既にソールドアウトしています。

マンウィズ、ホルモンといったフェス常連組からBABYMETALまで揃え、ぶっちゃけ「楽しいフェス」になりそうなのはこっちですかね。

やっぱり幕張で2日間あるのがいいですね。ラウパが一番楽しかったのも幕張で2日やった時だったと思ってます。近場にホテルとって泊まりでいくのがワクワク最高潮なんですよ。

このブログをお読みの方というのは『BURRN!』を読んでいる、あるいは読んでいたような方かと思いますが、そういう方にとって馴染みがあるのはANTHRAX、あとは世代によって浜田麻里かTRIVIUMか、というくらいかと思いますが(強いて言うならTHE 冠も?)、スタイルとしてのメタルにこだわらない柔軟な方であれば楽しめるのではないかと思います。

てか、浜田麻里姐さんもここに出るとは、なかなか攻めてますね。

そしてDownload Festivalの方はこちらのフライヤー画像が最新。

download2020.jpg

こちらは再結成MY CHEMICAL ROMANCEが集客の目玉なわけですが、マイケミをメタル認定する人というのは極めて限られていると思われ、彼らがヘッドライナー、そして2番目に書かれているのがパンク・バンドであるTHE OFFSPRINGであるという時点で「メタル・フェスではない」と判断する人が大多数でしょう。

とはいえ、今はWACKEN OPEN AIRでさえパンク・バンドが出演しているわけで、もはやラウドなサウンドを出しているバンドというのは住み分けて商売するほどの余裕はなく、共存していくのが時代の流れでしょう。

トリこそエモ/スクリーモなマイケミとはいえ、IN FLAMES、AT THE GATES、AMON AMARTHという北欧のメタル・バンドたちの存在がKNOTFESTよりも「メタル・フェス」然とした空気を醸し出しています。

EVANESCENCEやMINISTRYといったバンドも、比較的メタル・ファンには親和性が高いと思われますし、BARONESSなんかは意識の高い新世代メタル・ファンにとっては必見でしょう。

ただ、この手のフェスは体力をゴリゴリ削られるので、翌日が休みではないというのが今回のDOWNLOADの苦しい所ですね。

KNOTFESTはその点3連休の前2日を使うという絶妙なスケジューリングが、通し券完売、DAY2チケットがソールド・アウトという好調さにつながっているのでしょう。

どちらのフェスも80年代以前にデビューしたバンドというのは極めて少数で、そういう意味でLOUD PARKはやっぱり中核となるアーティストのオーディエンスが高齢化し過ぎて長時間のフェスに耐えられなくなったことが集客の限界だったのではないかという気がします。


どちらのフェスも私のストライクゾーンなバンドは少ないのですが、経験上フェスというのは行けばそれなりに楽しめるものですし、自分の感性を柔らかくするためにも参加はやぶさかではなかったのですが、今年の2月3月は土日に予定が入ることが多くなりそうで、ちょっと行けそうにないのが残念な所です。

KNOTFEST JAPAN 2020 公式サイト

DOWNLOAD JAPAN 2020公式サイト
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TOKYO FM 『山下達郎のサンデー・ソングブック』でIMPELLITTERIが流れる

TOKYO FM(というかJFNの全国ネットですが)の14時台といえば、もう四半世紀以上続く長寿番組、『山下達郎のサンデー・ソングブック』の時間帯。

山下達郎といえば、クリスマスに流れるアレでほぼ全国民が認知しているであろう、古き良きアメリカのサウンドを現代に継承する大御所ミュージシャンズ・ミュージシャン。

最近は世界的なシティ・ポップ・ブームで再注目されていたりする山下達郎さんですが、そんな彼が日曜の昼下がりにやっているメジャー・ラジオ番組の1月19日の放送でIMPELLITTERIの"Rat Race"をオンエアしたということで、Twitterでちょっと話題になっていました。

なぜ山下達郎さんがIMPELLITTERI? と思ってradikoのタイムフリー放送で聴いてみたところ、今年の干支であるネズミ年に合わせた選曲のひとつとしてセレクトされていました。

そのネズミ(年)にちなんだ選曲というのは以下のようなものでした。

・ジミー・スミス "Micky Mouse"(1967) ジャズですね。

・ザ・ドリフターズ "Rat Race"(1964) R&Bですね。日本のコントグループではありません。

・インペリテリ "Rat Race"(1996) メタルですね。

・キャプテン&テニール "Muskrat Love"(1976) ソフト・ロック、ですかね。

・ジュリー・ロンドン "Mickey Mouse March"(1967) あえて言うならジャズ・ヴォーカル?

・サンハウス「どぶねずみ」(1976) 日本のブルース・ロックですね。

・ニック・ロウ "Shake That Rat" (1978) パブ・ロックですかね? パワー・ポップ?

・マイケル・ジャクソン "Ben"(1972) R&Bでしょうか。

なんでも、2017年の酉年の際には同じような企画でIMPELLITTERIの"17th Century Chiken Pickin'"をオンエアしていたそうで、"Rat Race"もその曲と同じくアルバム"SCREAMING SYMPHONY"からの曲。

山下達郎さんは「このアルバム、好きなんですよ。良いアルバムです」と言っていたので、少なくとも単なるジョーク(だけ)でオンエアしたというわけではなさそうです(笑)。

曲紹介の際には「日本盤の解説はもちろん伊藤政則さん」、と言っていました。果たして山下達郎さんの、『サンデー・ソングブック』のリスナーの何割が伊藤政則氏を知っているのでしょう?(笑)。

山下達郎さんが実はハード・ロックも好き、というのは昔何かのインタビューで読んだことがあり、「声質やルックスに合わないから自分ではやらなかった」というような主旨のことを言っていましたが、まさかIMPELLITTERIなどというB級どころまでチェックしていたとは。

まあ、B級とはいえ一度は速弾き世界一でギネスにも載った人ですし、"SCREAMING SYMPHONY"あたりの頃は日本で結構な枚数のアルバムが売れていたはずなので、音楽マニアである山下達郎さんが知るきっかけもあったといえばあったのかもしれません。

先ほどジョークだけで選んだわけではなさそうだ、と言いつつ、山下達郎さん的にはやはり(この番組およびそのリスナーには)異色であるという認識だったようで、「インペリテリ」という名前を出す度に吹き出してしまっていました。

個人的には、こうやって異ジャンルの楽曲に混じってメタルがオンエアされるのが普通、という世の中になってもらいたいし、そうでないとメタルはジャンルの継続に充分な新しいファンを獲得できずに先細るだけだと思っているんですけどね。

この日の放送は、リスナーからのお便りで「紅白歌合戦のAI美空ひばりをどう思うか」と訊かれ「一言で申し上げると、冒涜です」と答えたことがネット上でちょっとニュースになっていましたが、個人的にはIMPELLITTERIの曲が日曜の昼下がりに全国ネットのラジオで流れたことの方がニュースでした(笑)。

そのものズバリ、"RATT"というバンドもいますし、最近だとスウェーデンのGHOSTが"Rats"という曲をアメリカのロック・チャートでそこそこヒットさせていたので、来週もこの企画を継続でよろしくお願いします。(笑)。





"Rat Race"の映像を探しましたが、少なくともオフィシャルなものはなかったので、とりあえず2018年にリリースされた最新作"THE NATURE OF THE BEAST"から、日本公演の映像が使われているMVを。

RUSHのニール・パート(Dr)が死去

カナダを代表するバンドの一つ、RUSHのドラマーであるニール・パートが1月7日に死去しました。3年半に渡って闘病していた脳腫瘍によるものだそうです。

そのテクニカルでクリエイティブなドラム・プレイはHR/HM界隈のドラマーにも多大な影響を与え、ロック界を代表するドラマーの一人としてレジェンド化していました。

腱鞘炎の悪化で引退と聞いていたのですが、脳腫瘍を患っていたとは…。

RUSHについては私がロックを聴き始めた90年代の初めには「日本では人気のないバンド」と言われており、実際来日公演は私が小学校の時に行なわれた1984年以来、一度も行なわれませんでした。

90年代以降のRUSHのサウンドというのは、私のようなメタル者にとってストライクゾーンど真ん中!というようなものではなかったので、『BURRN!』誌上で伊藤政則氏がことあるごとにRUSHは偉大だ、と吹聴していなかったら、今よりも知名度がなかったかもしれません。

ただ、高校時代には聴いていた伊藤政則氏のラジオで何度かオンエアされていたのと、高校2年の時のクラスメートにたまたまRUSHのCDを持っている友人がいたことで、意外と私自身は早くからRUSHの音楽に親しんでいました。

ではなぜこのサイト/ブログでこれまで扱ったことがないのかというと、やはりまあHR/HMとは言い難いサウンドなのと、生半可な理解で触ってはいけない「深さ」を感じて、書く敷居が高かったから、ですね。「割と好き」くらいのテンションで迂闊なことを言えないな、と。

ライブで観ていないから、というよりは、そのくらいの中途半端な熱量のリスナーだったので、ニール・パートの死に対してもそこまでワガコト化されているわけではないというのが正直な所ですが、Twitterのトレンドで十万単位の凄い数のツイートが行なわれている様子を見て、あらためて彼らの偉大さを感じさせられました。

彼らが日本で人気がない、というのはあくまで「欧米ほどに」ということで、きっと来日公演をやれば2,000人規模のホールを埋めるくらいのことはたやすくできたのだろうと思います。

実際一度だけ行なわれた日本公演では(バンドの人気も、洋楽の人気も絶頂に近い時期だったとはいえ)武道館だったそうですし。

要するに、欧米でやれば10,000人以上のアリーナを埋めることができるのに、日本にわざわざその程度の規模のライブをやるために来る意味をバンドが見出さなかったというだけのことでしょう。

ただ、この理系インテリな感じ(?)で「親しみやすさ」とは無縁なこのバンドが欧米、特に日本人の感覚では大味なサウンドが好まれているように映るアメリカでも大人気、というのはちょっと理解しがたいものがあり、それは「欧米人は意外と懐が深くて嗜好の幅が広い」ということなのか、「実はそういう小難しそうな音楽を好む人も相当数いる」ということなのか、どっちなんだろうというのが個人的にはずっと不思議に思っています。

北米でRUSHのライブに来ている人というのが他にどんな音楽を聴いているのか、RUSHの音楽のどういう点に惹かれているのか、聴き取り調査をしてみたいくらいです(笑)。

RUSHの代表作というと一般的に"MOVING PICTURES"(1981)や"PERMANENT WAVES"(1980)、あるいは初期のハードロック色が強い"2112"(1976)(ドラえもんが生まれた年というのは偶然なのか、それとも何か元ネタがあるのでしょうか?)あたりが挙げられますが、個人的にはメロディアス・ハード的な感触がある(というかむしろニューウェーブっぽいですが)"GRACE UNDER PRESSURE"(1984)が一番のお気に入りです。

かつて『Power Rock Today』で聴いた同作収録の"Afterimage"という曲が私が最初に聴いたRUSHの曲なのですが、「Suddenly you were gone(突然あなたはいなくなってしまった)」という歌い出しで始まるこの曲は、親しかった人の死を受け容れられない気持ちを歌っているという意味で、このタイミングに相応しい楽曲なのではないかと思いました。

ニール・パートの、RUSHの大ファンとは言えない私ですが、このニュースに接してこの曲が脳裏に流れてきたため、畏れ多くもこのブログで取り上げさせてもらった次第です。

慎んでご冥福をお祈りします。



※外部リンク

故ニール・パートが辿った軌跡(Rolling Stone Japan)

ニール・パートの超絶ドラミングと世界観を味わうラッシュの12曲(Rolling Stone Japan)

MOTLEY CRUEが再結成を発表

ファイナル・ツアーの最終日となった2015年12月31日をもって、どのメンバーも将来MOTLEY CRUEの名義でパフォーマンスを行わないことを契約書で取り交わしたというニッキー・シックス(B)、トミー・リー(Dr)、ヴィンス・ニール(Vo)、ミック・マーズ(G)が、再結成を発表しました。

彼らが再結成するという噂は、先日再結成を果たしたTHE BLACK CROWSのマネージャーであるマーク・ディディアがSirius XM Radioのラジオ番組"The Howard Stern Wrap-Up Show"に出演した際「再結成をするのはTHE BLACK CROWSだけではなく、MOTLEY CRUEを含む大物バンド3組が再結成する」と語ったことに端を発している。

そして現地時間11月15日に「Motley Mann」というユーザーによって立ち上げられたMOTLEY CRUEの再結成を願う署名キャンペーンをバンドの公式Twitterがシェアしたことが、再結成を肯定するものとして受け止められ、さらに話題に。

その署名キャンペーン自体が仕込みだったのではないかと思うほどのタイミングで、そこから殆ど間を置くこともなく、今回その前述の契約書を爆破する、という演出の動画が公開され、再結成が正式にアナウンスされました。

契約ってそんなに簡単に破棄していいものなん? と思ってしまいましたが、ラスト・ツアー当時の『Rolling Stone』誌のインタビューでニッキー・シックスが「例外があるとすれば、それは4人のメンバー全員がその契約を無効とすることに同意した場合だけだ。どんなに金を積まれたとしても俺はまたやりたいとは思わないけどね。大恥をかくだけだよ」(ソース)と語っていたので、4人とも「再結成したい」と思った、ということなのでしょう。

要するにその契約というのは、メンバーの誰か1人、2人だけがMOTLEY CRUEを名乗ってツアーや音源制作などで金儲けすることを相互牽制するものであって、この4人が再結集することを抑止するものではなかったということだと思われます。

この再結成の引き金になったのは今年3月にNetflixで公開された彼らの伝記映画『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』がかなりのヒットを記録し、「本物のMOTLEY CRUEを生で観てみたい」という新しい世代のファンが生まれたからだと思います。

単発の再結成ツアーで、あぶく銭を稼ぐだけであれば上記の通りニッキー・シックスもさほど興味を持たなかったのかもしれませんが、若いファン層(つまりこれから末永く彼らに課金してくれる可能性がある世代)を獲得できるということであれば前言撤回という大恥をかいてでもやる価値がある、と考えたのでしょう。

さらに穿った見方をすれば、この再結成ツアー込みで『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』という映画が企画されていた、という可能性も大いにありますが。

正式な日程などは発表されていませんが、再結成ツアーはDEF LEPPAED、POISONと一緒に回るとのことで、BON JOVIを別格にすると80年代のいわゆる「ヘア・メタル」バンドで最も商業的に成功した3組が揃い踏みする豪華なものになると言われています。

DEF LEPPAED、POISONにとっても『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』でファンになった若い世代に自分たちの存在をアピールできるのだとしたら、このツアーに参加する意味は大いにあることでしょう。

ただ、日本にこのパッケージでそのまま来てくれる可能性は極小でしょうねえ…。かなり高額になるであろうチケット代を払ってこの3組を観に来る方って、日本では結局アラフォー以上の世代に限られると思われるので。

※ツアー休止契約書を爆破する演出をフィーチュアしたMOTLEY CRUEの復帰動画


※ほぼ同タイミングで公開されたDEF LEPPARDの2019年振り返り動画


※POISONは2018年のツアー告知動画が現時点で最後の動画でした


OZZY OSBOURNEの新曲"Under the Graveyard"が公開

来年1月にリリース予定の、2010年の"SCREAM"以来となるOZZY OSBOURNEの10年ぶりのニュー・アルバム"ORDINARY MAN"から"Under the Graveyard"が先行公開されました。

ニュー・アルバムは大人気ラッパー、ポスト・マローンの楽曲"Take What You Want"にゲスト参加したことがきっかけで、同曲のプロデューサーだったアンドリュー・ワットが制作をもちかけた結果生まれたものだそうで、前作"SCREAM"に参加していたメンバーも、長年の盟友ザック・ワイルドも参加していません。

ギターはプロデューサーでもあるアンドリュー・ワット、ベースはダフ・マッケイガン(GUNS N' ROSES)、ドラムはチャド・スミス(RED HOT CHILI PEPPERS)というラインナップで制作されているそうで、個人的にはOZZY OSBOURNE BANDというよりは、「オジー・オズボーンのソロ・アルバム」というニュアンスを感じます。

楽曲を聴いてみるとヘヴィなパートには(2000年代以降の)オジーらしさを感じさせつつ、全体としては大衆的なモダン・ロックに仕上がっており、リアリティ番組『オズボーンズ』でファンになったような世代をターゲットにしているのかな、という印象です。

ニュースソース(amass)



※POST MALONEの"Take What You Want"