噂のSTURM UND DRANG

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K.K.ダウニング(JUDAS PRIEST)やウド・ダークシュナイダー(ACCEPT~U.D.O.)といったベテラン・ミュージシャンや、かの伊藤政則御大も絶賛、ということで話題を集めている、フィンランド出身、平均年齢16歳そこそこ(全員90年代生まれ!)の新人、STURM UND DRUNGのCDが近所のHMVの試聴機に入っていたので聴いてみました。

聴いた感想は、「普通に良い」です。いや、「かなり良い」、かな。

北欧らしい哀愁のあるメロディがキャッチーなHR/HMで、「70年代~80年代のハード・ロックを思わせる~」なんて形容がなされている割には思いのほかメロディック・パワー・メタル的な要素も強く、その若さもあってSONATA ARCTICAのデビュー時を思い出しました。

若さゆえに未熟な部分も耳につくけど、それを上回る気持ちよさがあって「こりゃ買いだな」と思えましたが、ここまで騒がれるのはやっぱり若さとルックスの良さでしょうね。彼らは北欧メタル界のHey!Say!JUMPだ!なんてね(笑)

この秋デビューするフィンランドの「メタル・アイドル」アリ・コイヴネンと共に、一般洋楽ファンにもアピールする存在、そしてメタルへの窓口となってほしいですね。

だって彼らの音楽が気に入る人なら、メタルも好きになるに決まってますから。

ちなみにドイツ語で「疾風怒濤」を意味するバンド名は、きっと「銀河英雄伝説」を読んだことがある人にはなじみのあるものだと思います(笑)。

■MySpace
http://www.myspace.com/sturmis

■公式サイト
http://sturmunddrang.fi/

◆本サイトのレビュー
http://www.metalgate.jp/R_sturmunddrang.htm

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HAREM SCAREM & SILENT FORCE来日公演

本日はHAREM SCAREM & SILNT FORCE来日公演@クラブクアトロに行ってきました。

最近は仕事がめっさ忙しいので、思い切って休みを取ったのだが、結局呼び出されて午後から仕事。結局夏休み一日も取れてないぞゴルァ

やることは山ほどあったが、キリがないので強制終了して逃げるように会社を出たが、結局30分遅刻。
ダブルヘッドライナー扱いながら実質前座であるSILENT FORCE目当ての僕には痛い。

着いてみると、フロアは結構空いてるかと思いきやほぼ満員でビックリ。
やっぱ先日HAREM SCAREMが解散を表明したせいかしらん?

最近ライヴに行くのをを控えている僕がなぜSILENT FORCEのライヴは観に行くかというと、D.C.クーパー(元ROYAL HUNT)のステージアクションがカッコいい(紙一重だが)からで、この日も「どうやって考えてるんだろう?」という素敵なアクションを随所で披露してくれました。

ただ、衣装が普通のTシャツにジーンズ、という普段着のような格好だったこともあり、全体的にはだいぶ力が抜けてリラックスムードで、その辺はやっぱ歳なのかなー、とちょっと寂しかったです。まあ、もうすっかりオヤジ体型でしたしね…。本職は消防士、でしたっけ。

日本語連発の親日ギタリストであるアレックス・バイロットは、CDで聴くとそうでもないが、ライヴで見るとイングヴェイのなりきりさんみたいでちょっと痛い。

セットリストはやや地味な新作からの楽曲が多く、ちょっと物足りなかったかな。いや、僕は遅刻してきたからアタマのほうの曲は知りませんがね。

アンコールのラスト・ソングはROYAL HUNTの「Message To God」で、日本人受けを狙ったのでしょうが、反応はイマイチ。結構知らない人も多そうで、やる意味があったのか疑問。

そういや前回の来日の際もROYAL HUNTの「River Of Pain」をプレイして「新曲?」みたいな微妙な空気を作り出していたっけ。

ま、中堅バンドとしては非常にいいバンドなので、今後も応援していきますよ。しますとも。


セットチェンジを挟んでHAREM SCAREM。
さっきより明らかに歓声も拍手も大きくて、やっぱ僕のようなSILENT FORCE目当てという人間は少数派であることを思い知らされました。

彼らのライヴが始まってまもなく携帯に仕事の電話。
なんとか携帯メールだけで片付けようとしましたが、あまり長時間に渡ってメール打ってるので、後ろのお客さんに注意されちゃいました。

まあ、周りが盛り上がってる中、じっと下向いて携帯メールしてるってのも確かに失礼な話なので、一度ホールの外に出て急な仕事に遠隔操作で対応。

フロアに戻る頃、ちょうど僕の好きだった1st、2ndの頃の楽曲が立て続き、僕の心も一気に盛り上がる。「Change Comes Around」から「Hard To Love」の流れは感激でした。

2chなどを見ると選曲についてはあまり評判よろしくないが、RUBBER以降のアルバムを聴いていない僕にはちゃんと各アルバムのハイライト・チューンが集められていたかは判断できず、意外と満足。

ただ、本編ラストが「Voice Of Reason」、アンコールラストが「Karma Cleansing」ってのは微妙。わざと日本人好みじゃない曲を選んだかのような。

特に解散を匂わせるようなこともなく、セットリストもスペシャル感はなかったので、ひょっとすると解散ツアーみたいなものが今後あるのかもね。

あ、演奏は素晴らしかったですよ。SILENT FORCEが「安定感あるねえ」って感じだったのに対し、HAREM SCAREMは思わず「うめえなあー」と呟いてしまうほどでした。特にリズム隊が良くて、サウンド全体が躍動してました。ハリー・ヘスの声もよく出てたしね。

ギタリストのくせになぜか下手(しもて)にいたピート・レスペランスのギターは、僕の好きな初期の曲に関してはややグダグダに聴こえることがなきにしもあらずでしたが、以前とはプレイスタイル自体が変わっているようなので(それがHAREM SCAREMを「普通の良質なメロハーバンド」にしてしまったような気もするが…)、これはこれでいいのでしょう。

しかし、メンバーのルックスがあまりにフツーすぎて…。知らなけりゃHR/HMどころかミュージシャンにさえみえないサワヤカさ。

ライヴ途中で「マサ・イトー」の名前が出たときには笑いが広がったものの、「ユミコ・ハバ」さんの名前が出たときには一部で失笑とも苦笑ともつかない笑いが起きたにとどまったのは、やはりみなB!のいち編集部員の名前なんてあまり憶えていない、ということなのでしょうか。どうでもいいことですが。

以下はHAREM SCAREMの本日のセットリスト。SILENT FORCEのセットリストも誰か教えてください。

01. Dagger
02. Human Nature
03. Caught Up In Your World
04. The Paint Thins
05. With A Little Love
06. Killing Me
07. Honestly
08. If There Was A Time
09. Change Comes Around
10. Hard To Love
11. Don't Come Easy
12. Mandy
13. Higher
14. Voice Of Reason

15. No Justice

16. Karma Cleansing


忙しくて昼ごはんを食べられず、腹ペコだったので帰りがけセンター街のリトルスプーンでポークカレーとコールスローとストロベリーラッシーを食べて帰りました。

第一印象:NIGHTWISHの新譜

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今日はメタルの新譜をまとめ買い。

AQUARIAの「SHAMBALA」、AT VANCEの「VII」、NIGHTWISHの「Dark Passion Play」、PRIMAL FEARの「NEW RELIGION」をお買い上げしました。

そんな中、とりあえずNIGHTWISHから聴いてみました。

日本盤はボーナストラック込みで80分超え。
個人的には80分を超えるCDは初めて見ました。

やはり新Voはターヤに比べると弱い。特に悪いわけでも下手なわけでもないが、この「普通」なVoでは、彼らの普通でないほど素晴らしい音楽には釣り合わない気がする。

しかし一方で曲はいい。特に今回ターヤ脱退にまつわるネガティヴな状況を経たせいか、暗い曲調が多いのが好み。音楽として非常に高尚に聴かせられるのはさすが。

ま、もうちょっと聴き込んでみます。ちゃんとしたレビューはそれから。

つか、昨日には店頭に並んでるってのに、未だにiTunesで曲名が取得できないのはなぜなんだぜ。

ARCH ENEMY/RISE OF THE TYRANT

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結局クリス・アモット(G)が出戻ったARCH ENEMYの新譜「RISE OF THE TYRANT」を聴きました。

以前からマイケル・アモット(G)がBURRN!誌のコラムで語っていた通りのメロディックなサウンドで、前作・前々作に物足りなさを感じていた私のようなメロディ派のリスナーにとっては納得の仕上がりといえる。

メロディックなリード・ギターの登場頻度は過去最高ともいえる量で、その泣きのクサさはあざとさすら感じられるほど。欧米では賛否両論のようだが、日本では支持を得やすいサウンドだ。

ただ、ちょっとバンド全体から緊張感というか、「気」のようなものが薄れているようなことと、どの曲もハイレベルながら「これぞ!」というキラー・チューンが見当たらないことがちょっと気になるかな…。

巷で言われている「ギターの音がデカ過ぎ」な点については、このバンドはギター・バンドだから、そのことが明らかでいいんじゃないの、という感じ。アンジェラの歌については、僕はデス系のVoにそれほど大きな期待を持っていないので、フロントマンとしての華のある彼女でいいと思ってます。

まあいずれにせよかなり楽しめました。このサイト的には86点かな。

なぜか今、無性にDOKKEN

おそるべき激務のため、まったく更新できませんでした。
今月電車で帰れた日が2日くらいしかありません。
一日16~18時間労働がデフォルトになりつつあり、我ながらあきれています。

そんな中、なぜかここ2週間ほど僕の中で激しくDOKKENがブームで、通勤のiPodではDOKKENばかり聴いていました。

「Into The Fire」「Breaking The Chains」「In My Dreams」あたりが特にお気に入りで、シャワーを浴びてる最中などによく口づさんでました(ギター・リフ込み)。

DOKKENは非常にバランスのいいバンドで、アメリカンなキャッチーさと、ヨーロピアンな叙情性のバランス、そしてメロディアスな要素と攻撃的な要素のバランスが絶妙。

ただ、世の中バランス型の人間が天下獲ることはめったにないわけで、DOKKENもやはり「LAメタルの中堅」で終わってしまった感がある。

まあ、中堅といってもアメリカでプラチナムだし、来日公演は日本武道館だったこともあるわけで、今だったらHR/HMのトップ・バンドになれるレベルではありますが。

ただ、たしかにちょっとあらゆるリスナーにとって中途半端で、個人的にはもう少し叙情性が強くてもよかったのに、とも思っているわけですが。

このバンドはとにかくコーラスが素晴らしく、ライヴ音源や映像を観ても申し分ない再現度。テープやプログラミングで再現してもらっても聴覚上は変わらないんだけど、やはり生でこのコーラスが決まるとゾクゾクするだろうね。全盛期に観たかったなあ…。

再結成後にパッとしないバンドの代表格ですしね…。