「We ROCK」創刊号

werock01.jpg

こんな雑誌が出ていたのを昨日初めて知りました。

と思ったら昨日ブログへのコメントでご紹介いただいた「We Rock City」というサイトはこの雑誌との提携サイトなんですね。なんたる偶然。

コレどう見ても「ロッキンf」だよなー、と思っていたら、やっぱり同じ編集プロダクションの手によるものでした。
なんでタイトルがDIOの曲?

「ロッキンf」なんて正直人生で3、4回しか買ったことがないので知りませんでしたがこんなことになってたんですね。

そのうちコレとは別に「ロッキンf」という雑誌が発刊されるのでしょうか。
リットーミュージックが倒産したという話は何となく聞いていましたが…。

正直内容は僕が記憶しているかつての「ロッキンf」の内容よりさらに薄く、載っているバンドの熱心なファンでなくては相当読むのはしんどい感じ。

もう編集者の人間関係と経験だけで作ってるんだろうなー。金もかかってないし、資金の不足を補う企画性も感じられない。

付録DVDにANTHEMとGALNERYUSの新PVが入ってるというので買ってみたが、どちらもワンコーラス程度だし、全体のナビゲートをしている謎の音楽評論家とキャバ嬢みたいな自称ヴォーカリストの女性による進行が痛々しくて観てるのがつらい。素人使うな。

一応一通り観てみたけど、日本のヘヴィ・ミュージック・シーンの層の薄さを痛感させられてしまいました。優れたメタル・バンドが次々と登場してくるフィンランドが羨ましい…。

個人的には日本からカッコいいメタルバンドが出てくるといいなあ、と思っている親ジャパメタ派だし、シーン活性化のためにもジャパメタを応援する雑誌ってあってもいいと思うので応援したい気持ちもありますが、なんかこういう「古いジャパメタ」のムラ文化の中に閉じこもっているようなメディアにあんまり深入りするとロクなことがないような気がする。

とりあえず元44MAGNUMのポールこと梅原達也がパーキンソン病に罹っているという記事と、元XのTAIJIこと沢田泰司のジャンキーだったことが明らかな、こけた頬のルックスにちょっと痛々しい気分になってしまいました。
スポンサーサイト

HELLOWEENの新譜レビューと軽いジレンマ

HELLOWEENの新作、「GAMBLING WITH THE DEVIL」のレビューを本サイトにUPしました。

妙に小ぎれいにまとまっていたここ2作ほどに対し、今回はなかなか若々しく弾けていて、とてもキャリア20年以上のロートルとは思えない快作に仕上がっていると思います。

ところで、先日LOUD PARK 07のレポを書いて以来このブログを訪問して下さる方が増えて非常にありがたいことなのですが、アクセス解析を見ると、どうもこのブログからMETALGATEの本サイトまでたどり着いてくださる方がほとんどいないのが軽いジレンマです(笑)。

まあ、強制できることでもないのですが、このブログを「お気に入り」に入れていただいているような方でまだMETALGATE本サイトをご訪問いただいたことがない方はぜひ一度お立ち寄り下さいませ(こちら)。

一応、書き手の意識としてはこのブログはあくまで本サイトの1コンテンツだったりするので(笑)。

ARI KOIVUNEN / FUEL FOR THE FIRE

arikoivunen01.jpg

アメリカで大人気のアイドルオーディション番組『アメリカン・アイドル』のフィンランド版ともいえるオーディション番組『IDOLS』(なんてヒネリのない番組名!)でHR/HMの名曲ばかりを歌って第3代優勝者となった23歳の青年のデビュー作。

既に本国フィンランドのナショナル・チャートでは12週連続1位という、同国の新記録を打ち立てるメガ・ヒットを記録している。

本作は、本人のメタル志向を反映しティモ・トルキ(STRATOVARIUS)やトニー・カッコ(SONATA ARCTICA)、マルコ・ヒエタラ(NIGHTWISH)、ミスター・ローディ(LORDI)などが作曲で参加、そしてTHUNDERSTONEやCHILDREN OF BODOMのメンバーがバックの演奏を担当するなど、そのサウンドは典型的なフィンランド産メロディック・メタルに仕上がっている。

本質を言ってしまえば企画モノのアイドル・ポップスなのだが、それだけに聴きやすく仕上がっており、これぞ北欧メタル、といった感じの哀愁のメロディがなかなか心地よい。

カラオケの世界選手権(そんなものがあったのか)3位という割には本人の歌唱は決して卓越したものではなく、口の悪いプレスからはヘナチョコ呼ばわりされそうな細めのハイトーンだが、少年っぽさの残る歌声は瑞々しく、母性本能をくすぐる魅力を備えている(いや、男の僕には母性本能なんてないからわからないけど、多分)。

しかし、近年ブームと言ってもいいフィンランドのメタルだが、ついにソニーにもこの手の音楽のリリースに踏み切らせるとは、ついに一般人にその勢いが迫ってきた感じだね。

ソニーが北欧のメタルをリリースするなんて、PRETTY MAIDSが同レーベルからドロップして以来ここ10年近くなかったことじゃないか? まあ本作もオビにあるジャンル名は「ロック」になってるけど(苦笑)。

いずれにせよ、こういう「商品」によってメタルに入ってくる人が増えるなら、アイドルだろうがなんだろうが全然ウェルカムですよ。

日本盤は、本国で発売された2枚組スペシャル・エディションを1枚にまとめ、さらにライヴ2曲をボーナス・トラックとして収録したお得仕様。【83点】


続きを読む

「メタルはイケてるぜ!!」

steel_saiyo2009.jpg

力強いコピーですね。

鉄鋼業界の2009年度新卒採用キャンペーンのPRのグラフィックですが。
マーティ・フリードマン、引っぱりだこですね。

日本鉄鋼連盟によると「お堅いイメージがある鉄鋼業界に親しみを持ってもらいたい」とのことだが、このグラフィックで親しみが生まれるのか?

実はこのキャンペーンは昨年度からやっていて、前回のコピーが「メタルはイケてるのか?」という自信なさげなものでした。

steel_saiyo2008.jpg

今回ここまで「断言」しているのは鉄鋼業界の好況を受けてなのか、あるいはLOUD PARKの成功?に象徴されるメタル復興の気運を受けてなのか。

僕が現役のときにこのキャンペーンをやってたら1社くらい受けてみたかもしれないな。
文学部の学生なんて採ってくれなかっただろうけど(笑)。

キャンペーンサイトはこちら

日本のメタルフェスのトリを張れるのは?

LOUD PARK 07の観客動員は21,000人と、昨年の3分の2程度だったようだ(ソース)。

それは単純にバンドの数も3分の2だったのと、やはりヘッドライナーが微妙(実力とか格とか人気ではなく、そもそもHR/HMなのか、という点で)だったせいではないかと思う。

そこで、日本でメタルフェス(あえてLOUD PARKとは言わない)をやる場合、トリを務められるバンドがどれだけいるか考えてみる。

■文句なし

JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、METALLICA、OZZY OSBOURNE

■日本のセールス実績はともかく、格としてはアリか

AC/DC、BLACK SABBATH(Voはオジー、もしくはロニー限定)

■ギリギリOK?

SLAYER、MEGADETH、DREAM THEATER

正直こんなものなのではないかと思う。決して選択肢は多くないな。
BLIND GUARDIANやSAXON、MANOWARがヘッドライナーとして機能しうるヨーロッパとはえらい違いだ。

KISSとかAEROSMITHとかVAN HALENとかBON JOVIとかGUNS N' ROSESみたいなアメリカのビッグネームが出れば話題性が全然違うと思うが、メタルフェス、って感じじゃないな。

そういう意味では、MOTLEY CRUEとかWHITESNAKEとかSCORPIONSとかEUROPEみたいな「過去の栄光」がデカすぎるバンドも、話題性はあるしそれなりに人も呼べるだろうが、こういったイベントには不向きかも。

上記のようなメンツにMOTORHEADとかHELLOWEENあたりがセカンドヘッドライナー格で付けばだいぶカッコがつくのかな。

とはいえそうなると、それ以下のバンドは90年代以降に出てきたバンドで固めないとオヤジメタラー向けの懐メロヘビメタフェスティバルになってしまう危険性があるが…。

いずれにせよ、昨年のLOUD PARKのメタルコア勢のように、同系アーティストの比率が高まりすぎると、個々のアーティストの印象が薄くなったりするので、コアなものからメロディックなものまでバランス良く集めてほしいですね。

個人的にMARILYN MANSONはギリギリアウトだったが、SLIPKNOTやKORN、SYSTEM OF A DOWNなんかはアリだと思ってます(この手ばっかだとキツいけど)。

あとは今でいうとMY CHEMICAL ROMANCEやCOHEED AND CAMBRIA、HIMみたいな旬のバンドや、話題の再結成バンドとか、話題性のあるバンドをうまく呼べればきっと盛り上がると思うので、来年以降に期待したいところです。

続きを読む