ティモ・トルキの新バンド?REVOLUTION RENAISSANCE

フィンランドの「Soundi」誌の最新号によると、ティモ・トルキ(G:STRATOVARIUS)が新たにREVOLUTION RENAISSANCEなるニュー・バンドを結成したそうです。

このレヴォリューション・ルネッサンスなる大仰な名前は、今年リリースされるはずだったSTRATOVARIUSのニュー・アルバムのワーキング・タイトルで、どうやらそれはSTRATOVARIUSのアルバムとしては発表されず、この新プロジェクトのアルバムとして世に出るようです。

ゲストにはマイケル・キスクやトビアス・サメット、そしてTHUNDERSTONEのメンバーなどが参加し、STRATOVARIUSの名盤「VISIONS」を思わせる所もある作品に仕上がっているそうです。

まあ、内容自体はなかなか期待できそうなのですが、元々STRATOVARIUSのアルバムになるはずだったものが別名義で出る、というのがどうにもキナ臭い。

しかも、ライヴではイェンス・ヨハンソン(Key:STRATOVARIUS)とラウリ・ポラー(B:STRATOVARIUS)に参加を呼びかける…というからキナ臭さに拍車がかかる。

以前、STRATOVARIUSの内部分裂が起きたときにティモ・トルキと決裂して出て行ったティモ・コティペルト(Vo)とヨルグ・マイケル(Dr)だけがこのバンドに関わらない、というのは偶然と考えるべきだろうか?

この新バンドのデビュー・アルバム「New Era」は早くも6月にはリリースされる運び(元々STRATOVARIUSのアルバムが今年の夏に出る、という話でしたからね)のようだが、また意味もなくファンをやきもきさせるような挙動は慎んでもらいたいというのがファンとしての本音。

本作をリリースするのはティモ・トルキのソロ・プロジェクトを巡ってもひと悶着あった「FRONTIERS」だそうだが、ここのレーベルのオーナーの仕事の進め方もかなり強引なようで、そういう人とティモ・トルキのような躁鬱病じみたアーティストが絡むと平地に乱を起こすというか、ロクなことにならないような気がする。

昨年観たライヴではバンドに安定感が戻ったように見えていたんですけどね…。
いっそSTRATOVARIUSからティモ・トルキを(以下ry

◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=93720
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JAYCE LANDBERG / BREAK THE SPELL

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今月の、いや、この第一上四半期のやってもうた大賞だな、こりゃ。

このジャイス・ランドベリはスイス出身、大学はスウェーデンで文学と言語学を専攻し、国際法の学士を取得したという意味のわからない経歴を持つ人物。
専攻した文学の学士はどうなったんだ?

てか、修士や博士ならともかく学士なんかいちいちバイオに書くなよ(苦笑)。
そもそも国際法の学士なんて全く音楽に関係ないでしょ。

まあ彼自身の紹介はこの辺にして本作で聴ける音楽性ですが、いわゆる典型的なネオ・クラシカル系HR/HMというやつです。

ライナーによるとイングヴェイやRAINBOW、DIOといった「いかにも」のアーティスト以外に、デヴィッド・ボウイやエリック・クラプトン、トム・ペティやヒューイ・ルイス、VAN HALENやGUNS N' ROSESなどの影響を受けたとあるが、そういった多様性は本作からは全く感じ取れず、イングヴェイ・フォロワーという印象しかない。

本作でVoを務めているのはヨラン・エドマン(元MADISON~JOHN NORUM~YNGWIE MALMSTEEN他)で、エドマニアである私にとって本作の最大の購買動機である。

しかしまず音が酷い。籠りまくっている上に音量レベル自体が小さく、オーディオのボリュームを通常の1.5倍にしなくてはならなかった。

ハッキリ言って、「実はこれはヨランがMADISONを脱退した後、ジョン・ノーラムのアルバムに参加する直前に地元のギタリストと制作した幻のデモなんだ」と言われたら信じてしまいそうな、とても21世紀の機材のサウンドとは思えない代物だ。

無名のBとDrのプレイも全く「お仕事」的でつまらないことおびただしいが、肝心の当人のギターもたどたどしくて…。
無理して弾きまくっていないのがせめてもの救いです。

ヨラン先生はまさに孤軍奮闘で、彼の歌うメロディアスなヴォーカル・ラインだけが本作の聴き所。
音楽性がストレートな分、先ごろリリースされたVINDICTIVより歌メロはキャッチーです。

しかし曲自体が類型的で退屈なことは否めず、ヨラン先生ももうちょっと仕事を選べばよかったのでは…と思わないでもないが、最近は歌だけで生計を立ててるみたいだし、家族を養うために背に腹は変えられないのでしょう。

が、ちょっと本作はダイ・ハードなエドマニア以外にはオススメできかねる作品です。
まあ、ジャケットでダメさに気付けよ、って感じなんですが(苦笑)。
【72点】←ヨランが歌ってなければ10点マイナス


ジャイス・ランドベリのMySpace←試聴できます

前楽天イーグルス監督田尾氏の夫人はメタル

仕事中、何気なく見たYahoo!のトップページに現れた「ヘビメタ」の文字に脊髄反射。

前楽天監督田尾氏の夫人ヘビメタデビュー

プロ野球にはほとんど興味がないので、かろうじて田尾氏の名前は知っているものの、ご夫人がどんな方なのかまるで存じ上げない。

クリックしてみると、田尾氏の48歳の奥さんが、“ジェットフィンガー”横関敦らのサポートを受け、メタル・アーティストとしてデビューするのだとか。

そりゃまた随分痛々しい話だなあと思いつつ、MADAM REYなるアーティスト名での公式サイトにアクセスしてみると…重くて開かない。

アクセス集中のため、ということでキャッシュが表示される。さすがYahoo!。

どうせMOTLEY CRUEだのBON JOVIだのが好きだった、とかいうミーハーか、あるいはBLIZZARDだのX-RAYなんかの追っかけでした、みたいなジャパメタ・バンギャみたいな経歴の持ち主だろうと高を括ってブログを覗いてちょっとビックリ。

好きなバンドにセンテンストやストラトヴァリウス、ダンジョンにシンフォニー・エックスという、どう考えても「現役」メタルファンとしか思えない名前を挙げていらっしゃる(なぜか敬語)。

しかしダンジョンを知っている48歳女性がいたとは…。

リリース元もサウンドホリックだそうで、あのレーベルのアーティストがスポーツ新聞の記事になり、Yahoo!のトップにヘッドラインで配信されたなんてレーベル始まって以来の快挙(?)では。

よくよく調べてみると前述の通りギターは横関敦、ベースはMASAKI、ドラムはそうる透というウルトラテクニカルバンドじゃありませんか。そしてミックスはデニス・ワード(PINK CREAM69)という、イロモノとしては無駄に豪華なスペック。

完全にスルーしてたがBURRN!でもちゃんとレビューされていた(78点)のに今気付きました。

怖いものみたさで買ってしまいそうな自分が一番怖いです。


MADAM REY公式サイト

公式ブログ

METALLION Vol.30の感想

metallion30.jpg

「METALLION Vol.30」を読みました。
IN FLAMESを表紙に、北欧エクストリーム・メタルをフィーチュアした内容。

正直僕はあんまアーティストインタビューとか熱心に読む方じゃない(音楽が気に入ったからといってアーティストの人間性や作品の背景などに興味を持つタイプではないので…)ので、この雑誌の内容はちょっと「濃すぎる」のだが、このブログのネタ作りの意味も含めて買ってみた。

とりあえず感想をツラツラと書いてみる。

IN FLAMESの新作は「REROUTE TO REMAIN」と「COME CRALITY」の中間で、「CLAYMAN」っぽさもあるそうなので、個人的にはかなり楽しみ。

ただ、せっかくビヨーンとイエスパーにインタビュー取るならALL ENDSのこともちょっとは訊いてほしかったかも。

一方、COBは今回もメロディ派にはちょっと微妙かも? ま、とりあえず買うけどさ。

ARCH ENEMYの記事が全て過去素材の流用なのに苦笑。たしかに新作から入ってきた若いファンにはそれなりに意味があるかもしれないけどさ。

北欧エクストリーム・メタル名盤カタログはセレクトが微妙だが、このシーンの層の厚さを感じさせてくれる。

来日公演(および中国公演)で共演したIN THIS MOMENTのマリアとHEAD PHONES PRESIDENTのANZAの対談企画は3見開きも使うほどの読者ニーズがあるのかどうか微妙…まあ前田さんの趣味炸裂企画なんでしょうけど。

続くBEAUTY IN THE DARKなる、女性フロントマンのグラビア企画(?)は華やかでいいね。
こういうアーティストが頑張ってくれればメタルのイメージも少し変わるかも。

TRIVIUMとAVENGED SEVENFOLDのページは内容薄で、まあBFMVが出てるついでに載せとくか、って感じ?

IRON MAIDENのメッセ公演のレポも載ってるけど、下手するとこのMETALLIONは「IRON MAIDEN以外知ってるバンドがない」って人も高齢メタラーを中心にいるかもね(笑)。

ちなみにコレ、発売日(21日)の翌日買いに行ったのですが、1軒目の書店では品切れで、2軒目の書店でゲット。

シンコーミュージックのサイトでも「品切れ」になっているし、前号のバックナンバーはまだ残っていることを考えると、(部数に対して)けっこう売れてるんじゃないかな。

この表紙で売れるなら、BURRN!もこのまま行きましょうよ。
どうせ次のBURRN!はシワシワのデヴィッド・カヴァデールでしょうけど(もしくはDEF LEPPARD?)。

まあ個人的にはWHITESNAKEもそれなりに楽しみですが、今の10代の若者たちにはこういう表紙の方がクール(死語)なんじゃないですか?

GALNELYUSのニュー・シングルを聴いて思うこと

GALNELYUSのニュー・シングル「ALSATIA/CAUSE DISARRAY」を買いました。

このシングルはスカパーのアニメ専門チャンネルAT-X10周年記念アニメ『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-』のOP/ED曲だそうで、裏ジャケ側にそのアニメのものと思しきアニメのビジュアルが入っていて、CD屋のおねいさんに渡すときちょっと恥ずかしかった30歳の春。

内容については本サイトのレビューを参照していただければ幸いですが、本作を聴く限り彼らは世界のメタル・シーンで勝負するよりも「J-ROCK」としてやっていくことを選択したように思えるのが微妙に引っかかる所です。

まあ、このシングルはアルバムから独立したものらしいので、ひょっとしたらアルバムでは再び全曲英語詞の洋楽志向な楽曲をプレイしているかもしれませんが(多分そうならないような気がするけど)。

現状の彼らのポジションではスカパーのアニメくらいがタイアップの限界なのかもしれませんが、この後変にU局アニメとかの主題歌の常連になったりして妙な意味でマニアックな存在になってしまうのは勘弁して欲しい所です。

なまじオタク的な感性との相性が良さそうなバンドだけに、ハマってしまいそうなのが怖いですね(苦笑)。