RIOTが「THUNDERSTEEL」時代のメンバーで来日決定

RIOTが名盤「THUNDERSTEEL」時代のメンバーで来日公演を行い、アルバム「THUNDERSTEEL」の完全再現をするというニュースが昨夜の「POWER ROCK TODAY」で報じられました。

現状決定している日程は下記の通り。

■10/24(土)クラブチッタ

■10/25(日)クラブチッタ

名盤完全再現企画というのは近年よく見られる企画で、その点での目新しさはありませんが、やはりあのアルバムにハマった身としては期待せずにいられません。

個人的には「THUNDERSTEEL」完全再現も悪くないですが、トニーが歌ったもう一作の「THE PRIVILEGE OF POWER」からの佳曲も聴かせてほしいし、マイク・ディメオ時代の名曲をトニーが歌ったらどうなるかも聴いてみたい。

もちろん「Warrior」などのクラシックはちゃんとやってくれるとは思いますが…って、要は「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」をやってほしいということですね(笑)。

トニー・ムーア(Vo)が20年前のハイトーンをどこまでライヴで再現できるか、ちょっと不安な気もしますが…。

日程がLOUD PARKの翌週というのが集客にどう影響するか微妙な気がしますが、思うにRIOTもLOUD PARK 09に出演して、その後火曜あたりに大阪、木曜に名古屋で公演して、上記の東京公演を行うつもりではないかと勝手に予想(期待)しています(呼び屋が違うからLPはムリか…)。


◆クラブチッタ来日情報ページ
http://clubcitta.co.jp/schedule/s0910/d03.shtml#anc091024
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ACCEPTがウド・ダークシュナイダー抜きで再結成

元祖ジャーマン・メタル、ACCEPTが再結成し、25周年で再結成した2005年のときとは異なり、ツアーだけでなくアルバムも制作するそうです。

今回の再結成メンバーは以下の通り。

Vo:マーク・トーニロ
G:ウルフ・ホフマン
G:ハーマン・フランク
B:ピーター・バルテス
Dr:ステファン・シュヴァルツマン

そう、看板シンガーであったウド・ダークシュナイダーは不参加で、今回参加しているのは80年代にアメリカ東海岸を中心に活動していたHR/HMバンドT.T.QUICKのVoだった人物。

んー、この人たちは一度デヴィッド・リースで失敗しているのに、学習能力がないんでしょうか(苦笑)。
喉元過ぎればなんとやら。まあ、喉元が20年くらい前の話ですからね…。

案の定、BLABBARMOUTHに寄せられているコメントも否定的なものばかりだし。

やっぱりウドくらい個性的なシンガーだと、例え実力があったとしても他のシンガーが歌うとパチモノめいて聴こえてしまうのは否めないですよね…。
結構似ているとは思いますが…。

公式サイトで、新ラインナップによる「Balls To The Wall」と「Flash Rocking Man」のリメイク音源が公開されています。


◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=120207

SERAPHIM / RISING (六翼天使 / 日出東方)

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日本デビュー作となった前作「AI」リリース後、サウンドホリックとキングレコードの合同企画として行われた「METAL KINGDOM」というイベントで来日公演を行った台湾のメロディック・パワー・メタル・バンド六翼天使(欧米表記「SERAPHIM」)の、約5年ぶりとなる通算4枚目のアルバム。

5年という長いブランクの間に、中心人物であるケーザー・シュー(G, Vo)以外のメンバーは全て交替している。
私が聴いたのは英語で歌われている国内盤だが、中国語で歌われている盤も輸入盤では存在するようだ。

メインVoを務めるクイン・ウェング嬢の歌唱スタイルがオペラティックなので、どうしてもターヤ在籍時のNIGHTWISHと比較してしまうが、楽曲の方向性としてはもう少しストレートなメロディック・パワー・メタルに近く、Keyによるオケヒットの多用もあって、むしろエリザ・マルティン在籍時のDARK MOORに近い感触がある。

アレンジ程度ではあるが、所々で東洋的なメロディが顔を出すのが、欧米の同系統のバンドとの差別化につながっており、おそらく欧米人のエキゾチシズムを刺激することだろう。

また、随所でデス/ブラック・メタル的なアレンジを大胆に取り入れるなど、ひとつのスタイルにこだわらず欧米のバンドのおいしい所を節操無く取り入れている辺りは日本のバンドにも通じるものがある。

ただ、これもNIGHTWISHを意識しているのか、随所でケーザーによる男声Voが入ってくるのだが、これがいかにもアジア人という感じのちょっと貧弱なもので、作品のクオリティを下げている感がある。

ついでに言うと、クイン嬢のオペラティックVoも正直ターヤとは比較にならない裏声ぎみの弱々しいもので、満足がいくものとは言い難い(とはいえ、前任者よりはナンボかマシ)。

Voの弱さまで日本のバンドと通じなくてもいいのだが…(苦笑)。

とはいえ随所に魅力的なメロディや展開が登場し、疾走パートが多いことも助けになり、約73分とやや冗長な作品ながら、とりあえず飽きることなく最後まで聴き通すことができた。

もうちょっと楽曲は整理してシェイプアップしたほうがいいような気がするし、音質も、わざわざフィンランドのFINNVOXスタジオでミキシング&マスタリングした割にはイマイチ(たぶんギターのサウンドを歪ませすぎているんだと思う)な気がするが、現状でもヨーロッパのB級バンドに勝るとも劣らないクオリティを有しており、日本の同系バンドでこのレベルに達しているものは少ないと思う。

同じアジアの同胞として、今後の活躍に対する期待も込めて、点数はちょっと甘めに。【81点】

STRATOVARIUS / POLARIS オンライン・リスニング・パーティ(本文)

STRATOVARIUSのニュー・アルバム「POLARIS」をオンライン・リスニング・パーティで試聴した感想を。

ただし、前エントリーに書いたような事情で、1回だけしか聴いていない状態での印象であることをあらかじめご了承ください。

さて全体の感想だが、簡潔に述べるなら、音楽的な中心人物が脱退してしまったことを感じさせない、力強いメロディック・メタル作品である。

脱退したティモ・トルキの後任として加入したギタリストのマティアス・クピアイネンは、やはり技術的にはかなり高度なものを持っており、少なくとも演奏力の面では、パワー・ダウンするどころかむしろ向上していると言っていい。

そして、ティモ・コティペルト(Vo)、イェンス・ヨハンソン(Key)、ヨルグ・マイケル(Dr)といった以前からの個性的なプレイヤーたちが、私たちファンが抱いている「STRATOVARIUSの音」のイメージをしっかりとキープしている。

個人的には、マティアスがかなりソングライティングにも貢献しているという話を聞いていたので、彼のMySpaceから、彼の趣味であると推測されるプログレ・メタル的な色が強くなるのではと想像していた。

そして実際、今回の試聴に先立って公開されていた本作のオープニング・チューン「Deep Unknown」は、ややプログレッシヴな感触のあるスケール感のある楽曲だった。

ただ、今回アルバムを通して聴いてみると、たしかに従来よりプログレ色が強まっているように感じられるものの、全体としてはスピード・チューンからキャッチーな曲、美しいバラード、そして組曲形式の大作までバラエティに富んだ、あくまで従来の「STRATOVARIUS節」を踏襲した作品という印象が強い。

個人的には、彼ららしいキャッチーさが気持ちいい「Higher We Go」を1曲目に持ってきた方がアルバムの「ツカミ」が良くなったのではないかという気がするが、「EPISODE」アルバム収録の名バラード「Forever」を彷彿させる「When Mountains Fall」で幕を閉じる演出は心憎いし、この美しいエンディングのためにあえて4曲目に収録されたと思われる日本盤ボーナス・トラック「Second Sight」さえもキャッチーな佳曲で、捨て曲はない。

とはいえ、かつてティモ・トルキが作曲した楽曲にあった独特の哀感に満ちた叙情性は減少しており、そのことをして物足りなく感じるファンもいるかもしれない。実際、私自身にもそういう気持ちはある。

しかし一方で、本作にみなぎるポジティヴなフィーリングはこれまでの彼らにはなかったもので、クサみが薄れて明るくなったようにも響くこのサウンドは、より幅広いリスナーにアピールする可能性を秘めていると思う。

いずれにせよ、サウンドから感じられるバンドの雰囲気はこれまでになく良さそうだし、前回2007年以来の来日公演に対する期待が俄然高まってきた。仕事が入りませんように。


◆STRATOVARIUS「POLARIS」アルバム情報ページ:
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A016778.html

STRATOVARIUS / POLARIS オンライン・リスニング・パーティ(序文)

STRATOVARIUS & AMORPHIS ニュー・アルバム発売記念 オンライン・リスニング・パーティ&アルバム・レビュー・コンテスト。

両バンドの日本での所属レコード会社であるビクター・エンターテインメントが、期間限定で今月リリースされる上記2バンドのニュー・アルバムをフルストリーミング再生するオンライン・リスニング・パーティを開催。そしてリスナーが自分のブログやSNSの日記に書いたレビューを募集してレビュー・コンテストを実施すると聞き、メタル系ブログの端くれである当ブログとしても参加してみることにしました。

ましてや当ブログでは以前から「STRATOVARIUS関連」というカテゴリを設けているほどの親?STRATOVARIUSなブログ。
とりあえずSTRATOVARIUSの方だけでも参加するのが筋というものでしょう(?)。

本来は昨日15日(金)の19時からスタートだったようだが、MySpaceのシステム障害により開始が遅れ23時からのスタートとなったようですが、私はいつも通り終電過ぎまで仕事をしていたのでその点は関係なし。

結局仕事の後、同僚と朝まで飲みに行ってしまったので、本日は昼過ぎまで爆睡。
そして起きるとすぐにPCを立ち上げ、早速ストリーミングをしているVICTOR ROCKSのMySpaceにアクセスし、まずは1回全曲通して聴いてみました。

その後、残念ながら仕事が入っていたのでしばらく外出。21時過ぎに戻ってきてもう一度アクセスしようとしましたが、アクセス集中のせいかエラーに。そしてこの文章を書いている23時半過ぎになってもエラーから回復せず。

最初もトラブルなら最後もトラブルと、だいぶお粗末な話で、比較的年齢層が高めでオトナなファンが多いSTRATOVARIUSだったからいいようなものの、アーティストによっては大騒ぎになったのでは。

まあ、オンライン・リスニング・パーティという試み自体がググってもほとんど日本では前例のない(海外ではボチボチあるようです)実験的な試みであるようなので、トラブルが起こるのもある程度やむをえないのかもしれませんが、どれくらいの人間がアクセスしてくるのかという見立てと、MySpaceというインフラがどの程度の負荷に耐え得るのかの検証はちゃんとなされていたのか、ちょっと疑わしい気がします。

私は広告代理店というポジションでいろんな業界の人とお仕事をさせてもらっていますが、芸能事務所とレコード会社の人が一番感覚的というか、テキトーに仕事をしているような印象を抱いているので(苦笑)。
まあそういうノリというか動きが求められる(あるいはそうせざるをえない)業界なんだろうな、ということは理解しているつもりですが。

そもそもこういうイベントって、ちゃんと実行責任が持てる自分たちのインフラでやるべきで、MySpaceみたいな他社インフラに依存して行うのはいかがなものかという気がするなあ。
MySpace側に対してちゃんとフィーを払って、サーバの増強などを含めた協力を約束してもらっている、というなら話は別ですが。

いずれにせよ、このオンライン・リスニング・パーティとレビュー・コンテストを連動する、という企画自体は、BtoCtoC(企業から消費者、そしてそこからさらに他の消費者へ)という現代的なマーケティング/プロモーションの好例になりえる、かなり面白い企画だと思うので、うまくいってほしいのですが。

あと、レビュー・コンテストは賞品が出るそうですが、普通こういうキャンペーンって参加者のモチベーションを上げるために何がもらえるか事前に告知するものなのではないですかね? 私は単にブログのネタとして参加するので、別にどうでもいいですが(苦笑)。

前置きが長くなってしまったので、肝心のSTRATOVARIUSの新作「POLARIS」の感想は次のエントリーで書きます。


◆コンテストの詳細について(VICTOR ROCKS MySpace Blog)
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=1000851652&blogId=488632790

◆コンテスト応募フォーム
https://www.jvcmusic.co.jp/rock/vr_album_review/