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BURRN!10年1月号の感想

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表紙&巻頭インタビューは、スティーヴン・タイラー(Vo)の脱退騒ぎで揺れるAEROSMITHのギタリスト、ジョー・ペリー。

結局脱退はしないようですが、もしスティーヴンの脱退騒動がジョーのソロの話題性を上げるための狂言だったとしたら凄いですね。

新年号特別付録として恒例の自分で切らなきゃ使えないステッカーが付いていますが、これって使ってる人どれくらいいるのかなぁ?

少なくとも私は15年読んでて一度も使ったことありませんが、とりあえず今回に関してはアザラシ(RIOTのアレ)の存在感が異常。

LOUD PARKのレポートが1か月以上も経った今ようやく掲載。既にノスタルジーさえ感じますね…。

インタビューはそのLOUD PARKの関係でアーティストのタマが揃っているので充実していますが、あえてひとつピックアップするならDOKKENですね。

ステージで1曲くらいならともかく、まさかインタビューの場を共有できるほどにドンとジョージの関係が修復されていたとは驚きです。

なぜか話のメインはDOKKENがアメリカでデビューする前、ドイツで下積みをしていた頃の話が中心なのですが、この手の苦労話はやっぱり面白い。高音が出なくなったことに対する開き直りはちょっとアレだけど。

あと、HELLOWEENのマイケル・ヴァイカート(G)インタビューも興味深い。
まさかヴァイキーがabingdon boys schoolを聴いているとは…。しかも彼らのようなことをやってみたいって…。
いや、日本のロックも国際的になったもんです。

昔話が多くて、オールド・ファンほど楽しめるインタビューでしょう。

LAST AUTUMN'S DREAMのインタビューではマルセル・ヤコブの自殺について、これまで知られていなかった話がいくつか聞けて興味深いです。

マルセルがギャンブル好きで、健康面の他に金銭面の問題も抱えていた、ってのはなんか意外。結構カタい人かと思っていたので。

しかしマジでTREAT(メンバーが重複している)と一緒に来日してくれるなら、絶対行きますよ。TREAT目当てだけど。

特集は、既に恒例となりつつある奥野記者のオタク知識炸裂企画、今回のお題は「ジャーマンHM/HRの歴史」。PART1、と銘打ってあり、次号に続くようです。

普通ならSCORPIONSのデビューから始め、HELLOWEEN以前と以後で分ける、というのが順当に思えますが、何と今回はSCORPIONS「まで」が中心の内容。

これって読者の何割くらいが興味あるんでしょうかね。いや興味を新たに持ってもらうための企画なのかな。奥野記者が会社の経費で勉強した知識をひけらかすことが企画の主旨ではないと信じたい。

あと、すごーく久しぶりに喜国センセイのマンガでちょっとだけ笑えました(笑)。
RIOTのインタビューの短さもある意味笑えましたけどね。

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