METALGATE BLOGが移転しました。

このたびMETALGATE BLOGは、これまで使用していたドリコムブログのブログ事業譲渡に伴い、FC2ブログに移転し、URLが変わりました。

新しいURLは↓です。
http://metalgateblog.blog107.fc2.com/

まだあちこち調整中で、一部お見苦しい箇所がありますが、徐々に修正していきますのでご容赦ください。

ブラウザの「お気に入り」に登録している方で、今後も読んでやってもいいかな、と思って下さる方、および当ブログにリンクを張っていただいている方は、お手数ですがそれぞれ変更をお願いいたします。

従来のブログ(http://metalgate.blog.drecom.jp/)は、しばらく残しておきますが、いずれ消滅します。

いただいたコメント、トラックバックのインポートができなかったのが非常に心残りで、手動ででも新しいブログに書き写したいくらいですが、1000件を超えているのでちょっと無理かもしれません…。

なお、新たなブログではアクセスカウンターを設置しましたが、スタート時のカウント数は、旧URLにおける1月29日午前3時33分時点におけるアクセス数を継承するものとします。

一応エビデンスのキャプチャ画像を。

access100129_333evidence.jpg


それでは今後ともMETALGATE BLOGをよろしくお願いいたします。
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このブログの管理人について

基本的に私はあまりサイトやブログ上で私自身のキャラクターを強く押し出すつもりはありません。
個性なり性格なりというものは、抑えようとしていても自然とにじみ出てくるものだと思っているので。

とはいえ、継続的にMETALGATEおよびこのブログをご覧になっていない方には、そういった私のパーソナリティや嗜好は読み取りにくいかもしれません。

訪問者の方にMETALGATEやこのブログに書いてあることが信用できるか、という判断の基準を示すために、ある程度書き手のプロフィールやスタンスを明らかにしておいたほうが親切かな、と思い、気恥ずかしくも敢えて自分語りをしてみます。

■基本情報

ハンドルネーム:adore(アドア、と読みます。由来は秘密。大した意味はないです)

1977年生まれ。埼玉育ちで、現在は東京在住。
早稲田大学の第一文学部を卒業し、現在は広告代理店で営業をしています。
終電まで働くことがデフォルト気味な、社畜人生です。仕事自体は結構楽しいです。

HR/HMが好きになるきっかけは、中学生の頃にハマったX(エックス:当時)でした。

洋楽HR/HMにハマったのは、当時通っていた学習塾の先生(大学生バイト)に薦められ、友人から借りたHELLOWEENの「守護神伝 第一章」に衝撃を受けたことが大きいです。

それ以前からGUNS N' ROSESやMETALLICAは聴いたことがありましたが、当時はあまりピンと来ませんでした(今はどちらも好きです)。そういう意味で私にとって「メタルの門戸」となったのは間違いなくHELLOWEENです。

大学時代はバンドサークルでえせギタリストをやっていました。
ランディVを使っていたので、通学の電車における周囲の視線が痛かったです。

同じく大学時代、CD屋でバイトしていて、メタルのCDを手書きコメントでプッシュすることに燃えていました。
その頃の経験がサイト作りに生かされている…かもしれません。


■HR/HMに求める要素

勇壮、哀愁、泣き、劇的/ドラマティック
悲しみを漂わせつつも力強く盛り上がっていくタイプの音楽に超弱いです。


■HR/HMのジャンルについて

大好き:メロディック・パワー・メタル、正統派HM

好き:様式美、ネオクラシカル、メロディアス・ハード、メロディック・デス

普通:LAメタル、スラッシュ・メタル、ゴシック・メタル、プログレ・メタル、メタルコア、R&R系

やや苦手:ブルージーなHR、NU METAL、インダストリアル・メタル

苦手:ブルデス/グラインドコア、ドゥーム・メタル/ストーナー・ロック、ブラック・メタル

BURRN!が「日本人好み」と形容するようなアーティストはだいたい好きだったので、恐らく割と平凡な感性の持ち主なのだと思います。


■好きなアーティスト

 IRON MAIDEN、HELLOWEEN、ANGRA、STRATOVARIUS、NIGHTWISH、IN FLAMES、他多数。


■好きなヴォーカリスト

・ロニー・ジェイムズ・ディオ(RAINBOW, BLACK SABBATH, DIO)
・クラウス・マイネ(SCORPIONS)
・ジェフ・スコット・ソート(YNGWIE MALMSTEEEN, TALISMAN, AXEL RUDI PELL, etc.)
・ヨラン・エドマン(MADISON, YNGWIE MALMSTEEN, etc.)、
・ティモ・コティペルト(STRATOVARIUS, KOTIPELTO)
・ファビオ・リオーネ(RHAPSODY OF FIRE, VISION DIVINE, etc)
・ラーズ・サフスンド(WORK OF ART)


■好きなギタリスト

・カイ・ハンセン(ex-HELLOWEEN, GAMMA RAY)
・屍忌蛇(ex-GARGOYLE, ANIMETAL, VOLCANO)
・マイケル・シェンカー(ex-UFO, M.S.G.)
・ゲイリー・ムーア(80年代まで)
・ウリ・ジョン・ロート(ex-SCORPIONS)


■好きなベーシスト

・マーカス・グロスコフ(HELLOWEEN)
・スティーヴ・ハリス(IRON MAIDEN)
・TETSU(L'Arc-en-Ciel)


■好きなドラマー

・コージー・パウエル(RAINBOW, M.S.G., GARY MOORE, etc.)
・トミー・リー(MOTLEY CRUE)
・スコット・ロッケンフィールド(QUEENSRYCHE)
・トーマス・ナック(GAMMA RAY, IRON SAVIOR)
・ミッキー・ディー(KING DIAMOND,DON DOKKEN, MOTORHEAD)


■好きなキーボーディスト

・アントニオ・アガテ(ex-SECRET SPHERE)
・アレックス・スタロポリ(RHAPSODY OF FIRE)
・マイケル・ピネーラ(SYMPHONY X)
・ヤンネ・ウィルマン(CHILDREN OF BODOM, WARMEN)
・パシ・ヒルトゥラ(ex-ETERNAL TEARS OF SORROW, KALMAH)


■BURRN!について思っていること

英米のベテラン偏重の編集方針に不満はあるが、HR/HMのリリース情報やインタビューを網羅的に読める日本語の媒体は他にないのでなくなったら困る。この雑誌がなくなったら日本におけるHR/HMのマーケットは絶対に縮小するはず。

そして何だかんだ言っても93年以来ずっと読んでいるので愛着もなくはない。ちょっと屈折した愛情?

ただ、かつてはレコード会社やアーティストが鼻白むようなレビューも臆することなく掲載していたのに、恐らくは販売部数の低下に伴う広告収入依存が強まったためか、特に2000年代に入ってから無難なレビューばかりが横行しているのは嘆かわしい。

競合誌が実質存在しないのが誌面の改革が進まない原因と思われるが、HR/HM専門誌が複数共存できるほど日本におけるHR/HMのマーケットが大きくないというのも事実なのが歯痒いところ。

今編集部にいる人たちは定年までこの雑誌がもたなかった場合どうするんでしょう…というのは余計なお世話でしょうね。


■日本のロック/ポップスについて

HR/HMファンは洋楽偏重で、日本人の作る音楽を見下す傾向が強いと言われます。
実際、ことHR/HMに関して言えば日本のバンドの質・量は音楽市場の規模に対して決して高くはないと思います。

テクノ系の音楽も欧州ほどの先進性はなく、黒人音楽に影響された音楽も本場アメリカの一流アーティストのようなグルーヴやソウルを表現できる人は皆無に近いのが事実です。

ただ、J-POPと言われるポップ・ミュージックは洋楽の影響を受けつつ、その元ネタの組み合わせ方や、日本人ならではの歌謡メロディ・センスとの融合によって独自の面白い音楽を作り出していると思います。マーティ・フリードマンがJ-POPに惚れ込んだ理由もなんとなくわかります。

特に90年代においては世界で一番多様で面白い音楽シーンを形成していたと言っても過言ではないですし、音楽シーンの裏方であるスタジオ・ミュージシャンやアレンジャー、エンジニアなどの水準もおしなべて高く、産業として音楽をクリエイトする力は世界でも有数でしょう。

そんなわけで、私は日本のロック・ポップスについても評価していますし、個人的に好きなアーティスト/楽曲もかなり多いです。


■ジャパメタについて

上にも書いた通り、日本のHR/HMの水準は、日本のポップ・ミュージックの水準から見てあまり高くないと思っています。
むしろ、HR/HM的な要素を取り入れたポップ・ミュージック、アニソン、ゲーム音楽などの方が音楽としての完成度が高いものが多いとさえ思っています。

ぶっちゃけた話、日本人に黒人音楽のフィーリングを表現することが人種的・身体的な条件から難しいように、特にヴォーカルとリフ作りの面において日本人にはHR/HMを表現する適性が低いのではないかとさえ思えてしまいます。

いや、実際にはポテンシャルのある人は(欧米人に比べて比率的には少ないにせよ)探せば結構いるのかもしれませんが、そういう才能のある人がなかなかHR/HMの道に進んでくれないというのが実情なのでしょう。

HR/HMのようなマイナーな音楽ジャンルが一般レベルで認知され、人気を得るには自国のアーティストがブレイクすることが必須だと思っているので(かつてDRAGON ASHのブレイクによってヒップホップという音楽自体がメジャーになったように)、日本のバンドには頑張って欲しいと期待しています。

そして水準は高くないと言いつつ、個人的には嫌いじゃないです、ジャパメタ。むしろ好き(笑)。


■ヴィジュアル系と呼ばれる音楽について

HR/HMファンの間では毛嫌いする人も多いですが、私は全盛期に青春を過ごしたので、結構好きです。特にL'Arc-en-CielとLUNA SEAはかなり好きでした。

ヴィジュアル系はHR/HMか? という問いに対しては「バンドによる」というのが正確な答えだと思いますが、いわゆる「典型的なV系の音」については、やはりBURRN!によって「教育」された日本の一般的なHR/HMファンがHR/HMと考えるサウンドから逸脱していると感じています。

とはいえ、HR/HMからの影響を直接的・間接的に感じることが多いので、HR/HMの亜種、HR/HMの日本的解釈の一種と考えるのもあながち間違いではない気がします。


■オマエはそもそもメタルを語れるほど詳しいのか?

90年代以降にHR/HMを聴き出した人間の中では平均より少し詳しいほうじゃないかと思っています。

が、70年代や80年代から聴き続けているような大先輩にはもちろんかないません。
また日本デビューしていないようなマニアックなアーティストは全くといっていいほど知りません。
スラッシュやデス、ブラックなどエクストリーム系も好みではないので詳しくないです。

そういう意味ではわざわざネット上でメタルを語るなどおこがましいかもしれません。
大して詳しくもないくせに偉そうなことを書きやがって、と怒る(あるいはバカにする)方がいてもそれは甘受します。

ただ、私より詳しくないメタル好きな人というのも世の中には存在すると思いますし、
私より詳しくても、私の書くことに共感してくれる人というのも存在すると思いますので、
このサイト/ブログの文章はそういう人たちに向けて書かれているとご理解ください。

このブログについて

ブログの移転にあたり、あらためてこのブログについて自ら規定し、説明しておきます。
移転を機に、これまでとは変えていこうかな、と思う所もあるので、その告知も兼ねて。

■このブログの概要

このブログは、私ことadoreが運営するHR/HMレビュー/情報サイト「METALGATE」の一コンテンツとして2007年の4月にドリコムブログ上で開設されました。

2010年1月、ドリコムのライブドアへのブログ事業譲渡に伴い、FC2ブログへと移転しました。

1日あたりのアクセス数が時にサイトを超えるようになった現在でも、「METALGATEというサイトのコンテンツの一部」という位置づけは変わっておらず、あくまでサイトが「主」、このブログは「従」です(読み手の方にとってはどうでもいいことかもしれませんが)。

内容は下記の「カテゴリについて」をご参照ください。


■カテゴリについて

このブログについて
→この記事です。情況の変化に応じて適宜修正していきます。

管理人からのおしらせ
→管理人からのこのサイト、ブログに関する告知・メッセージ。

ディスク・レビュー
→管理人が視聴したCDやDVDなどの感想です。ある程度ジャンルやアーティストを絞り込んでいる本サイトでは扱いにくいものが中心です。

※レビュー作品一覧
→レビューした作品を一覧にしたエントリーです。各レビューへのアクセシビリティ向上のために作りました。目次としてご利用ください。新しいレビューを追加するごとに随時更新します。

ライヴ・レポート
→管理人が観に行ったライヴ/コンサートの感想です。

ニュースの感想
→HR/HMに関するニュースを「報じている」のではありません。あくまで報じられたニュースに対する管理人の「感想」です。

BURRN!関連
→日本唯一のHR/HM専門誌「BURRN!」およびその関連出版物に関する感想など。

LOUD PARK関連
→06年から始まった日本最大級のメタル・フェス「LOUD PARK」に関する記事。

STRATOVARIUS関連
→管理人の愛するバンドであり、04年以降すっかり「お騒がせバンド」になってしまったSTRATOVARIUSに関する記事。

映画の感想
→管理人が観た、HR/HM関連の映画の感想です。

HR/HMのメディア露出
→通常HR/HMを扱っていないメディアにおいてHR/HMが扱われていたことに接した際に、そのメディアに対する感想を書いています。

PR
→依頼されて書いた記事です。ただし自分で「書いてもいいな」と思ったことしか書いてません。依頼されればなんでも書くわけではないのであしからず。

管理人のひとりごと
→ちょっとパーソナルな、しょうもない話です。閲覧者が増えてきたので、控えようと思ってます(笑)。

管理人について
→このブログを書いているのがどんな奴か、主にHR/HMに対する嗜好・スタンスを手っ取り早く知りたいという方のための記事。


■リンクについて

METALGATEというサイトの基本スタンスとして、リンクは原則的に自由です。
どこにどのページをリンクしても構わない、というスタンスですので、当然このブログにリンクしていただいても構いません。個別の記事でもご自由にどうぞ。

ただ、サーバ負担を考慮し、画像への直リンクはご遠慮いただけると幸いです。

相互リンクについては、METALGATEというサイトとして対応します。このブログから外部サイトへリンクを設けることは現状考えておりません。


■コメント・トラックバックについて

基本的に歓迎します。コメントについては、極力お返事するよう心がけています。
多忙につき、お返事が遅れることもありますが、その点はご容赦ください。

トラックバックについては、あくまで参照する側が行なうものと考えているので「お返しトラックバック」はいたしません。あしからずご了承ください。

スパムと思われるコメント・トラックバックについては予告なく削除します。


■レビューの点数について

100点満点による「BURRN!」方式の評価を採用しています。

考え方の詳細については、本サイトにある「レビューに関する諸注意」をご参照いただければと思っておりますが、こちらのブログではやや「専門外」の音楽を扱うこともあり、そういった音楽に対してあまりフェアな評価ができないと思いますので、点数をつけないこともあることをご了承ください。


■アフィリエイトについて

FC2ブログへの移行を機に、Amazon.co.jpのアソシエイト・プログラムを導入しました。

もしこのブログの文章がきっかけになって購入を決められた際には、ご利用いただけると幸いです。

アフィリエイトによって発生した収益は、原則として当サイトの運営のために使用されます(サーバのレンタル代、ドメイン維持費、レビューするコンテンツの購入費など)。

SCORPIONSが解散

ドイツを代表するハード・ロック・バンド、SCORPIONSが解散を発表しました。

バンドは今でもファンのためにステージに立ち、スタジオで音楽を作ることを楽しみ、バンドを始めた頃と変わらぬ音楽への情熱を保てていることに感謝しているが、だからこそ好調なうちにスコーピオンズという特別なキャリアに終止符を打ちたいと思ったとのこと。

3月にリリース予定のニュー・アルバム「STING IN THE TAIL」がラスト・アルバムとなり、同作に伴う数年がかりのワールド・ツアーをもってバンドの活動に終止符を打つそうです。

正直私のような普通のファンにとっては、なぜこのタイミングで解散しなくてはならないのか理解に苦しみますが、確かに彼らの年齢を考えればいつ引退してもおかしくないというのも事実。

まして彼らはアルバムを出せば2年がかりくらいでワールド・ツアーに出ることが求められる存在。今回の新作のさらに次のアルバムを出せる頃にはCDというメディアが生きているかどうかさえ怪しく、音楽ビジネスがどうなっているのか全く予想もつかない状況。

そう考えると、彼らが生きてきた音楽ビジネスのスキームがまだどうにか機能している今のうちに引退する、というのは妥当な判断なのかもしれません。

たしかにダラダラと老醜を晒し、才能の枯渇したしょうもないアルバムしか作れなくなって消えていくくらいなら、大物としての存在感をキープしているうちに惜しまれつつ解散する方が美しいですよね。

まあ、彼らの場合、商業的にも巨大な成功を収め、老後の心配が一切ないからこそここまで潔く身を引くことができる、という面もあるのでしょうけど。

こりゃ解散ツアーは観に行かざるをえないな。日本に来るのは来年以降かもしれないけど。

ゲストでマイケル・シェンカーとウリ・ジョン・ロートなんかも呼んじゃったら凄いことになりそうですね。

なんて妄想はともかく、今後はこういう大物アーティストの解散/引退が相次ぐことになるんでしょうかねぇ…。
無理もないこととはいえ、寂しい限りです。


◆ニュースソース
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=133950

◆公式サイト
http://www.the-scorpions.com/english/

M.S.G.来日公演 @ C.C.レモンホール

マイケル・シェンカー・グループ来日公演、1月17日(日) 渋谷C.C.Lemonホールでの追加公演を観てきました。

この会場も久しぶり、まだ渋谷公会堂と呼ばれていた03年、HALFORDの来日公演(前座はCHILDREN OF BODOM)以来だ。

今回の来日メンバーは、ゲイリー・バーデン(Vo)にサイモン・フィリップス(Dr)という名作ファーストのメンバーに、ブリティッシュ・ハード・ロック界を代表するベーシストのひとりであるニール・マーレイも加わった強力ラインナップ。これは観たい。

そしてもちろん「神」と呼ばれるギタリストを一度は観ておきたいという思いも大きかったのだが、近年のライヴについてはあまりいい話を聞かないので、正直チケットを取るかどうかはかなり悩んだ。

ライヴ途中で帰ってしまったとか、ライヴをドタキャンした、なんて話も聞き及んでいるし、そんなことになったらシャレにならないので(ネタにはなるけど:苦笑)。

しかし今回初日である13日(月)の評判がすこぶる良かったため、チケット購入を決断。
本当は当日券狙いで14日に行きたかったのですが、営業回りついでに中野に足を延ばしてみたらソールド・アウトでションボリ。

さてチケットを入手したはいいものの、この日ちょっと野暮用があって、開演時間17時にちょっと遅れてしまった。

しかし、16時半開場でそんなすんなり30分後に始まるはずもないだろう、と高を括っていたらどうやら完全にオンタイムで始まったらしく、扉を開けたら2曲目である「Cry For The Nations」が始まっていた。不覚。

追加公演にもかかわらず、2階席最後列まで満員(ちなみに私は最後列から2列目…)。

2階席センター前半は関係者席かと思ってしまうほどみんな座っていたが、両脇や後半はむしろちゃんと立って盛り上がっていた。
まあ率先して2階席を買うような人は初めから座って観る気満々なのでしょう。

サウンドは、客層の大半を占める30代以上の人間にも優しいやや小さめなものだったが、バランスは悪くない。

セットリストはこんな感じ

01.Feels Like A Good Thing(←伝聞)
02.Cry For The Nations
03.Let Sleeping Dogs Lie
04.Armed And Ready
05.Victim Of Illusion
06.Ready To Rock
07.I Want You
08.A Night To Remember
09.Into The Arena
10.Lost Horizons
11.Rock My Nights Away
12.On And On
13.Attack Of The Mad Axeman

--1st アンコール--
14.Dance Lady Gypsy
15.Rock Bottom

--2nd アンコール--
16.Ride On My Way
17.Doctor, Doctor

どうやら今回の来日公演中セットリストは全く変わらなかったようですね。

初期の曲オンパレードな、ぶっちゃけ懐メロツアーですが、この客入りならそれで正解なんでしょう。
90年代からHR/HMを聴き始めたような私のようなリスナーにはMcCAURY SCHENKER GROUP時代の曲にも聴きたい曲があったりするのですが。

サイモン・フィリップスはさすが、私が生まれる前から一流セッション・ドラマーとして活躍していただけある貫禄のプレイ。
途中の楽曲で挿入されたドラム・ソロなんてかなりアグレッシヴで、ほとんど衰えは感じられなかった。

一方ニール・マーレイはかなりおとなしく、たまに他のメンバーの動きに合わせてフォーメーション・プレイ的にネックを振ってみたりするものの、ちょっと照れ臭そうで、すぐにやめてしまう。正直この人からはちょっと「老い」を感じたな。プレイも「お仕事」っぽかったし。

ゲイリー・バーデンは…まあ、恐れていたほど悪くはなかった、と言っておきます。
ちょっと客にサビを任せすぎな観はあったけど(苦笑)。

ただ、ファッションとかステージ・アクションとか、失礼ながら正直笑っちゃうほどカッコ悪くて、マイケルがゲイリーを気に入っている理由って「引き立て役として最高だから」なんじゃないか? などと意地の悪いことを考えてしまった。

G&Keyのウェイン・フィンドレイは、ギターにキーボードに、まさに八面六臂の活躍で、今回のツアーにおけるパフォーマンスの充実の影の功労者、って感じがしましたね。

そしてマイケル・シェンカー! 一時太ってしまった、なんて話も聞いていたが、ダイエットしたのか、少なくとも2階席からの遠目ではほとんど全盛期と変わらぬルックス。内股で中腰、という普通ならカッコよくならないポーズでさえカッコいい、と思わせるカリスマ性は健在でした。

ギターのサウンドも、フレージングも、むろん全盛期のライヴ音源で聴けるような鬼気迫るテンションはないとはいえ、流石の素晴らしさで「神」の異名は伊達ではない、と思えました。とにかく、センターまで出て来ずとも、ギター・ソロになるとつい注目してしまう。

「Rock Bottom」のソロなんて「おいおい、これどうやって収拾つけんの?」と思ってしまうほど奔放に冴え渡るアドリブに、途中ふと「あれ? 変だな、胸が苦しいな」と思ったら思わず呼吸するのを忘れていたという嘘のような本当の話。

正直世代的にはそれほど思い入れのあるバンドではないので、過大な期待はしていなかったのですが、終わってみるとかなり満足度の高いライヴでした。

とにかくマイケルが調子良さそうで終始ご機嫌も麗しく、こういうマイケルを観れたのはラッキーだったんじゃないかと思います。

19時ごろにはすんなり終わったものの、20時から仕事の打ち合わせで、翌日2時半過ぎまでその打ち合わせが続いたのはアンラッキーでしたが…。