FINLAND FEST 2010がアツい

POISONBLACK! TAROT! TURISAS! BEFORE THE DAWN

昨年は非メタル系の「誰?」というアーティストばかりで足を運ぶ気にならなかったFINLAND FESTですが、今年は強力ですね。

まさかヴィレ・レイヒアラ(元SENTENCED-POISONBLACK)を日本で観れる日が来ようとは。

TAROTが来日公演なんて、ゼロ・コーポレーション世代にとっては感涙ですよ。

TURISASは毎年LOUD PARKに来るんじゃないかと噂(妄想?)されていましたが、FINLAND FESTとは正直予想外でした。
幅広い客層が集まるLOUD PARKでその威容(笑)を見せつけてほしかった気もしますが、来てくれるだけで良しとしましょう。

BEFORE THE DAWNはアルバムを買ったことはありませんが、あちこちのレビューサイト/ブログで高評価を得ていますし、MySpaceなどで試聴する限り悪くない感じで、このクラスのバンドが来日できるというのがフェスの醍醐味ですね。

しかも今年は平日じゃなく土曜だし!

※5/29(土)東京 LIQUIDROOM OPEN 16:00 / START 17:00

メタル版イケメンパラダイスだった08年は平日だったため、チケットを取ったものの仕事で行けない、という苦渋を味わいましたが土曜なら行ける確率はグッと上がる!(100%と言えないのがつらい所ですが)

LOUD PARKのメンツにはあまりピンと来ないけど、このメンツなら反応する、って人もいそうな充実ぶりですね。

個人的にはメロスピ系も1つくらい欲しかった所ですが、これはぜひ行きたいですね。


◆クリエイティブマンのサイト
http://www.creativeman.co.jp/artist/2010/05finland/
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『Beat Sound』No.14 「HR/HMしか愛せない」

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オーディオ雑誌の老舗『ステレオサウンド』の別冊扱いとなる季刊誌『BeatSound』の2月4日売りの冬号。
私は音楽についてはソフト(音楽)にはこだわるがハード(音響機器)にはほとんどこだわりがないので、普段この手のオーディオ雑誌を読むことは皆無に等しい。

しかし、本屋の音楽雑誌コーナーでふとこのフレーズが目にとまってしまった。

HR/HMしか愛せない

「No HR/HM, No Life.」

内容も確認せず、レジに持って行きました(笑)。
1,300円という金額を見ていたらちょっと内容を確認したかもしれないけど(笑)。

この魅惑的なタイトルを持つ特集の内容は、HR/HMの歴史を「100タイトル+α」の名盤・名作を通じて振り返る、というもので、いわゆる伊藤政則氏をはじめとする「BURRN!」人脈の人物を排して作られた企画なので、「BURRN!」的な価値観に染まってしまった身にはかなり新鮮というか奇異というか、ときに違和感も感じる内容になっている。

ここで選ばれているHR/HMアルバム100選は以下の通り。

001. ジミ・ヘンドリックス「アー・ユー・エクスペリエンスト?」(1967)
002. ジェフ・ベック「トゥルース」(1968)
003. グランド・ファンク・レイルロード「ライヴ・アルバム」(1970)
004. ディープ・パープル「マシン・ヘッド」(1972)
005. レッド・ツェッペリン「プレゼンス」(1976)
006. AC/DC 「バック・イン・ブラック」(1980)
007. メタリカ「メタル・マスター」(1986)
008. KORN「KORN」(1994)
009. ストーン・ローゼズ「セカンド・カミング」(1994)
010. リンキン・パーク「ハイブリッド・セオリー」(2000)

011. レインボー「 虹を翔ける覇者」(1976)
012. レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「イーヴィル・エンパイア」(1996)
013. スリップノット「スリップノット」(1999)
014. クイーン「クイーンII」(1974)
015. ヴァン・ヘイレン「炎の爆撃機(VAN HALEN I)」(1978)
016. アイアン・メイデン「キラーズ」(1981)
017. ブルー・チアー「ファースト・アルバム」(1968)
018. ザ・フー「フーズ・ネクスト」(1971)
019. マウンテン「勝利への登攀」(1970)
020. スコーピオンズ「ヴァージン・キラー」(1976)

※長くなるので以下追記。

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W.E.T. / W.E.T.

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WORK OF ARTのロバート・サール(G)、ECLIPSEのエリック・マーテンソン(G, B, Key)、そしてTALISMAN(他)のジェフ・スコット・ソート(Vo)によるメロディアス・ハード・プロジェクト、W.E.T.のデビュー・アルバム。

欧米では昨年のうちに発売されていたが、ここ日本では1月27日にキング・レコードよりリリースされた。

私はこのプロジェクトの存在を知ったときから「これはかなり良さそうだ」と予感していたが、まさに期待に違わぬ素晴らしいメロディアス・ハード作だ。

メロディアス・ハードとして歌メロが優れているのは当然として、バックの演奏も素晴らしく、特にギターは充分にハードながら、決してメロディの邪魔をせず、楽曲に必要と思えるエッジを絶妙に加えており、卓越したセンスを感じさせる。

Keyやコーラスのアレンジも非常に洗練されており、欧州のバンドにありがちなやり過ぎ感や野暮ったさを一切感じさせない。これくらいメジャー感あふれるサウンドなら、HR/HMを聴かない一般人に聴かせても普通に受け容れられるのではないか、と思えるほど。

かなりハードな曲から、AORっぽいメロウな楽曲まで幅はあれど、北欧ならではの哀愁は全編に漂っており、それがマイ琴線的にはたまらない。バンド名どおり、濡れ濡れですよ。

WORK OF ARTにせよECLIPSEにせよ、ここ数年に出てきたスウェーデンのメロディアス・ハード系のバンドの中ではトップ・クラスのクオリティを誇るバンドだけに、質の高いものが出てくることは予想されていたが、このプロジェクトはECLIPSEほどハードでもなく、WORK OF ARTほどソフトでもない絶妙のサウンドをピンポイントで出しており、わざわざ別プロジェクトとして出した意味のある作品になっているのが素晴らしい。

WORK OF ARTもECLIPSEそれぞれ実力と魅力のあるシンガーを擁しており、どちらのシンガーが本作を歌っても音楽的な質は落ちなかったと思うが、やはりジェフ・スコット・ソートの歌唱には「ただ上手いだけ」のヴォーカルにはない説得力と普遍性があり、彼が歌ったからこそこのメジャー感が生まれたと言えるだろう。

いや、マジでジェフ・スコット・ソートは現在のHR/HMシーンでトップ・クラスのヴォーカリストだと思いますよ。
イングヴェイ・マルムスティーンの功績のひとつは彼を発掘したことだと真剣に思っています。

北欧メロディアス・ハードの名盤として名高いTALISMANのファースト・アルバムがリリースされてから約20年、そのTALISMANの生みの親だったマルセル・ヤコブ(B)が自殺し、TALISMANが消滅したその年にこのように素晴らしい北欧メロディアス・ハードの名盤が生まれるなんて、なんとなく運命的なものを感じてしまいますね。【87点】


本作のリーダー・トラックである「One Love」のPVには、そのマルセル・ヤコブが友情出演しているというのも感慨深いものがあります。

◆「One Love」のPV(YouTube)



◆マルセルに捧げられたバラード 「Comes Down Like Rain」のPV(YouTube)



◆W.E.T.のMySpace
http://www.myspace.com/wetrocks



最近気になったニュースなど

今月に入ってまた超忙しくなってきました。RSSリーダーもロクにチェックできてません。
そんな中、自分のメモ代わりに気になったニュースをいくつか。

MEGADETHにデイヴ・エレフソンが復帰
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=134737

やっぱMEGADETHのベースはデイヴ・エレフソンだよ、という人は多いでしょうが、私はジェイムズ・ロメンゾ派です。ジェイムズ・ロメンゾ本人はサワヤカにデイヴの復帰を祝福してますが…。

これで「RUST IN PEACE」再現ツアーにも弾みがつくのでしょうが、本当はマーティーがいてこそ(以下略)


IN FLAMESからイエスパー・ストロムブラードが脱退
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=135022

これまでも何度かツアーからの離脱をしていましたが、やはりアル中の問題みたいですね。
この人は「スウェーデンNo.1の人気メタル・バンド」のメンバーでいるにはちょっと暗すぎたのかも。

今のIN FLAMESはかつてほどイエスパー色は強くないと思いますが、次作がどうなるかちょっと不安ですね。


GAMMA RAYの来日公演サポートはRAGE
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=135015

こりゃ「ジャーマン・メタル」のファンは必見ですね。
ただやっぱり前回のHELLOWEENとのカップリングに比べると公演規模はだいぶ小さいですが…。

O-EASTか…チッタでも無理なのかなあ。まあO-EASTの方が近いからいいんだけどさ。


FREEDOM CALLからダニエル・ツィンマーマン(Dr)が脱退
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=135016

GAMMA RAYのスケジュールとカブってしまうので脱退だそうです。
そんなの事前に調整できそうな気がするので、私は単にダニエルがいつまでたってもブレイクしないFREEDOM CALLに見切りをつけたのだと踏んでいます(笑)。


とりあえずこんな所ですかね。
そして現在ゲイリー・ムーアの来日公演を観に行こうかどうか悩み中。

BURRN!10年3月号の感想

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来月9年ぶりの来日公演を行なうAC/DCが表紙(これいつの写真だよ)で、巻頭特集もAC/DC。

フツーの読者感覚としては来日直前である来月やればいいのに、と思うけど、チケットを売るためのプロモーションと考えれば今月のうちに出しておかないと意味がない、ということなのでしょう。

3月12日の公演は既にソールド・アウトしているようですが、まだ告知のテレビ・スポットもよく目にするし、3日間完売させるために必死なのかもしれませんね。

実は私も今回観に行くので、とりあえず読んでみましたが、結構充実した内容です。

スラッシュ・メタルBIG4の特集なども、「四天王」と呼ばれ始めた頃からのファンにとってはかなり楽しめる内容でしょう。
この件でインタビューを取れているのがANTHRAXだけ、というのがちょっと寂しい話ですが。

LOUD PARKも今年実施されれば5周年だし、そのメモリアルとしてこの4組を呼べれば凄いですがMETALLICAのギャラがネックになるでしょうね。
しかもMETALLICAの登場する日だけアッという間にソールド・アウトになってしまいそう(苦笑)。

インタビューはイスラエルのORPHANED LANDのものが断トツに“濃い”ですね。

クロスレビューのトップ扱いにもなっているGAMMA RAYのインタビューも久しぶりにフィーチュアされてるな、って感じがします。

WIG WAMとROYAL HUNTも新譜の出来に対して随分手厚いインタビューな感じがして、なんとなく大広告主であるキング・レコードとマーキーへの配慮を感じてしまうのは穿ち過ぎでしょうか。

アメリカのモダンなヘヴィ・ロック・バンドBREAKING BENJAMINのインタビュアーが藤木記者というのは意外な線だったが、エイベックスの担当ディレクターが「BURRN!は日本で最も重要な音楽雑誌で、あなた達のアルバム・セールスはBURRN!の記事にかかっているんです!」とバンド側を説得して、インタビュー嫌いのバンドから時間をもらった、という話にはちょっと和みました(笑)。

いや、実際バンドのインタビュー内容というよりは藤木記者がこの手のバンドに対してポジティヴな評価をしている、という事実に「ちょっと聴いてみたいかも」という気になりましたよ。

広瀬編集長の「ここだけの話」を読んで、この人は少なくとも91年時点ではメタルが好きだったんだな、と思いました(笑)。
その広瀬編集長の「今月の釣り針」SERPENTINE(92点)を買うかどうかは目下思案中。


◆発行元であるシンコー・ミュージックのWebサイト
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2175011003