DRAGONFORCEが海外CMに出演

DRAGONFORCE(正確にはそのギタリスト2人)が、アメリカの金融サービス会社「Capital One」のスマートフォン・アプリのCMに出演しているそうです。

◆CM映像はこちら「Mobile Banking With DRAGONFORCE」 [YouTube]


片方のギタリストがソロを弾いている間にもう一方のギタリストは振込を済ますことができる、という企画コンセプトに加え、音楽自体でもスピード感が訴求できているという、いかにスピーディーにインターネットバンキングが行なえるアプリであるかがすぐに伝わる秀逸なCMだと思います。

そしてそれでいてDRAGONFORCEの世界観を大切にしている所も素晴らしい。

こんなチャラい(?)エントリーが1年を締めくくるラストのエントリーでいいのか、と、ちょっと考えましたが、辰年、Dragon Yearを締めくくるエントリーとしては案外悪くないんじゃないかと思うことにしました(笑)。

それでは皆様よいお年をお迎えください。

◆ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=184190
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OZZFEST JAPAN 2013 第3弾アーティスト発表

メタル・ファンにとって2013年最大の関心事(?)、OZZFEST JAPAN 2013の第3弾アーティストが発表されました。

ただ、今回に関しては既に昨日の段階で第3弾のラインナップが記載されたポスターが貼り出されていたとのことで、その情報はTwitter等でネットに出回っていましたが。

今回追加になったのは国内のバンドで、以下の6組。

◆5月11日:マキシマム ザ ホルモン、MAN WITH A MISSION、Fear,and Loathing in Las Vegas

◆5月12日:DIR EN GREY、ANTHEM、coldrain

まあ、ANTHEMはともかくとして、この手のバンドも何気にこれまでLOUD PARKにもちょいちょい出ていましたし、それほど目くじら立てるようなものではないと思いますが、こうしてこの手のバンドばかりまとめて発表されると「あれ? なんかイベントの主旨がおかしくね?」みたいな違和感を覚える方もいるかと思います。

逆に言うと、これくらいまとめてこの手のバンドが追加されれば、自分には関係ないフェスだと思っていた人たちが興味を持つかもしれませんね。

まあ、元々「メタル・フェス」とは表現せず、「ロック、メタル、パンクを軸とした」イベントだと言われているので、まあこういう展開もなんとなく予感していました。

個人的には積極的に観たいというバンドではありませんが、別に嫌いなタイプのバンドというわけでもないので、この発表によってモチベーションが下がったりはしません。

ただ、もちろん特に上がることもなく(笑)。
というか、このブログを見ている人の大半にとってはだんだん「他人事」なフェスになっているような(苦笑)。

とりあえずまだ「and more!」となっているので、淡々と次の追加を待ちたいと思います。

◆OZZFEST JAPAN 2013公式サイト
http://ozzfestjapan.com/

クリストファー・アモットがARMAGEDDONを再始動

元ARCH ENEMYのギタリスト、クリストファー・アモットが、かつて日本を中心に作品をリリースしていた自身のソロ・プロジェクト、ARMAGEDDONの再始動を発表しました。

現在クリスはアメリカに移住し、ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外のランズデールに住み、ARMAGEDDON用の楽曲を書いているそうです。

先日LOUD PARK 12で来日した際には、渋めのブルージーなロックをプレイしていて、今後はそういうアダルトな世界に行ってしまうのかな、と思っていましたが、どうやら新生ARMAGEDDONでは、速弾きが満載で複雑な構成を持つ、100%メタル然とした音楽をプレイするつもりのようです。

メンバーとして発表されているのも、GOD FORBIDやHIMSAなどの活動で知られるマシュー・ウィックルンド(G)と、元NEVERMOREのヴァン・ウィリアムス(Dr)というかなりコワモテなメンツなので、メタル路線であることはほぼ間違いないでしょう。

ヴォーカリストとベーシストはまだ明らかにできないとのことですが、自分で歌うことはないだろうとも言っており、これはことによるとデス系のスクリーマーが加入してモロにARCH ENEMYと競合するサウンドで勝負してくる可能性もあるかもしれません。

クリスによると、ここ10年ほどアルバム制作にエキサイトできなかった、とのことで、ARCH ENEMYのファンにとってはややショッキングな発言ですが、ARCH ENEMYはクリスにとって必ずしも居心地のいい場所ではなかったようです。

まあ確かに身内とバンドをやる、ってのも意外とやりにくいものかもしれませんし、ましてや兄嫁がバンドを仕切っている、という状態は仕事をする環境としては結構微妙かもしれませんね。

2013年の夏に発表される予定という新生ARMAGEDDONのサウンドにちょっと期待です。

なお、余談ですがクリスはBABYMETALが1月9日に発売するメジャー・デビュー・シングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のカップリング曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ-Nemesis ver.-」にゲスト参加しているそうです。

◆ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=183919

EVERSHINE / RENEWAL

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ギタリストのエマヌエレ・マトリカルディと、ヴォーカルのマルコ・コッポテッリを中心にイタリアの首都ローマで2001年に結成されたバンドのデビュー作。

メンバー・チェンジを重ねつつ、これまでに2作のデモを発表して評価を高め、イタリアでは有力なメタル・インディー、SCARLET RECORDS傘下のBAKERTEAM RECORDSとの契約を得て制作されたのが本作。

バンド結成当初はRHAPSODY OF FIREやSTRATOVARIUS、MANOWARらに直接的に影響を受けたサウンドを展開していたようだが、その後メロディアス・ハードやAORなど、より幅広いメロディック・ロックの影響を受けて少しずつ自分たちのスタイルを築き上げていったという。

特筆すべきは日本のロックやアニメ・ソングにも影響を受けていることを公言していることだが、これまでにもDGMやHIGHLORDなど、日本のアニメ・ソングをカヴァーするイタリアのバンドは多かったので、冷静に考えてみればそれはそれほど珍しいことではないのかもしれない。

ただ、実際そのサウンドはどこか日本人には親しみやすいクサメロに満ちたもので、彼らのメロディに対するセンスが日本のメロディック・メタル・ファンに近似したものであることは容易に想像できる。

基本的なサウンド・スタイルはメロディック・パワー・メタルの範疇にあるが、時にメロディアス・ハード的、そして曲によってはフォーキッシュなテイストもあるそのソングライティングはなかなか小慣れていて聴きやすい。

サウンドが軽めで、ヴォーカルの声質も細めなのでややチープな印象もあるが、クサメロ好きであれば一聴の価値はある。15年前なら絶賛したかも。

日本盤ボーナス・トラックはX JAPANのバラード曲(「Forever Love」、「Tears」、「Crucify My Love」)3曲を3分強のメドレーにアレンジしたピアノ・インスト。【78点】

◆本作収録「Evershine」のサンプル音源 [YouTube]



KISS / MONSTER

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98年の「PSYCHO CIRCUS」以来11年ぶりのスタジオ・アルバムとなった前作「SONIC BOOM」(2009)は、全米2位に輝いたものの、契約上の問題で日本盤はリリースされなかった。

そして今回満を持して日本盤リリースされた本作はタイトルもジャケットも非常に彼ららしく、また音楽的にも彼らのパブリック・イメージにかなり近いパワフルなロックン・ロール・アルバムに仕上がっています。

個人的には、音楽的な面だけで言えば80年代、メイクを落としていた時期のLAメタル路線の方が好みだったりするのですが、KISSといえばこういう音を期待している人のほうが多数派なのではないでしょうか。

KISSはライヴ・バンドとしての評価が高くて、あまり音楽的な部分でどうこう言われることの少ないバンドですが(?)、これだけシンプルな音楽をプレイしていてちゃんと「KISSっぽい」と思わせるものがあるんですから、やっぱりロックの歴史に名を残すだけあるバンドだなあと思います。

そりゃ「DESTROYER」や「LOVE GUN」よりイイか、と訊かれたらそんなことはないと思いますが、バンド活動始めて40年に及ぶキャリアでこれくらいの作品が作れれば上々でしょう。

やっぱりそれはトミー・セイヤー(G)とエリック・シンガー(Dr)という相対的に若いメンバーがバンドのアンチエイジングに一役買っている、ということなんでしょうね。クレジットを見る限り今回トミー・セイヤーからのインプットはかなり大きそうだし。

とりあえずKISSファンであれば聴いて損のないアルバムなのではないでしょうか。

全12曲で40分そこそこ、バラードもなし、というコンパクトさも潔く、同時期に発売されたAEROSMITHの新譜がやや冗長に感じられたのに比べて印象がいいですね(日本盤ボーナスは蛇足ぎみですが)。

KISSに興味がない人にとっては単なる大味なアメリカン・ハード・ロックに聴こえるかもしれませんが、彼らの場合、入口は常にスタジオ盤ではなくライヴ(ライヴ盤、映像作品を含む)だと思うので、それはそれで真っ当な感想かと思います。

◆本作収録「Hell Or Hallelujah」のリリック・ビデオ