2017年度を終えてみて

当サイト/ブログはビジネスではないので「年度」の概念はないのですが、私自身はサラリーマンなので、先週末に仕事の年度納めをしたわけです。

年度収めのタイミングが週末ということで、ちょっと色々考えてみました。

別に私自身は4月から転職とか異動とか、大きな変化があるわけではないのですが、個人的に2017年度はそういう調査の仕事をしたこともあって、ここ数年確実に進行していた一般人の生活の変化がかなり可視化されるレベルで顕著になってきた、変化の時期だという気がしています。

Amazon EchoやGoogle Homeなど、AIの生活レベルへの導入も確実に進んでいますし、ちょっと前には夢物語に思えた車の自動運転も急激に現実味を帯びてきました。

特に私のようなメディアに関わる仕事をしている人間にとって大きいのは、いわゆるサブスクリプションサービス、映像でいえばNetflixとかAmazon Primeなど、音楽でいえばApple MusicやSpotifyなどが、いよいよ一般レベルに浸透してきたという事実です。

私自身も、ちょっとチェックしてみたいというレベルのアルバムであれば、その手のサブスクリプションサービスで済ませてしまうことが増えてきました。

一応、このブログではフィジカルで買っていないアルバムのレビューはしないことにしています。マナーやモラルの問題というよりは、キリがなくなるので(苦笑)。

大した内容があるわけでもないのでお恥ずかしい話ですが、1エントリーにつき30分から1時間くらいはかけて書いていますし、ライブの感想など長いものだと2時間以上、下手すると5、6時間かけていることもあります。

働き方改革が進んでいるとはいえ(大して進んでいませんが)、仕事もまあまあ忙しいですし、サブスクリプションサービスでちょろっと聴いたアルバムまでいちいちレビューしていたらプライベートの時間が全てつぶれてしまいますからね。

ただ、アクセス解析を見ると、やはりここ3、4年で、PCからスマホでの閲覧が急速に増えており、既にアクセスの半分近くになっています(一般的なサイトに比べると少ないのですが)。

正直な所、スマホと、私が書くような長文は相性が悪いです。私自身、スマホの画面を何スクロール分も埋め尽くすテキストが現れると、ちょっとキツいな、と思ってしまいます。それはこのエントリーをご覧いただけばおわかりいただけるかと思います(笑)。

一方で、このブログの読者の約6割がリピーターであり、中には毎日のようにアクセスしてくれている方もいらっしゃって、まあ単にサイト巡回のルーティン、日課になっているということなのでしょうが、このブログの更新頻度の低さはそういう人たちに申し訳ないな、という気持ちもちょっとありました。

また、元々は初心者向けでありたいと思っていたこのサイト/ブログながら、今となっては割とコアな人しか見ていないだろうと思いつつ、そんな人でもこのブログのレビューで初めて新作のリリースを知ったり、来日していたことをレポを見て知った、みたいなコメントをもらうこともあります。

まあ、皆さん忙しいですから、よほど好きな人でないとそこまでこまめに情報をチェックしていられないでしょうし、メタル好きといってもその温度感には個人差があることでしょう。

一応Twitterを活用して、ブログでは取り上げない情報もフォローしているつもりでしたが、ツイート(主にリツイートですが)はすぐ流れていっちゃいますからね。

そういう意味では、このブログで新作のリリース情報や来日情報を拾うことも無意味ではないのかな、と思い始めました。

もちろん私自身全てのメタル関連の情報を拾っているわけではないですが、このブログを読んでくださっている方に対しては、私が関心を持ったものだけ拾っていけば充分かな、と。

私のメタル情報源というのは主にTwitterと、YouTubeの「あなたへのおすすめ」と、そして『BURRN!』くらいなので、基本的にはそれに基づいたものでしかありませんが、現在メタルの情報をそれほど積極的に取っていない人にはそれでも充分なのかな、と。

スマホ閲覧を前提に、すごくシンプルなエントリーを上げていくことになると思いますが、もちろんフィジカルで買ったアルバムで、これはレビューを書きたい、と思ったものはこれまで通りの形でレビューを書いていくと思います。

エントリーをコンパクトにすることで更新頻度を上げ、自分的にも備忘録になれば、というのが狙いですが、文章を少なくしてもなおめんどくさければやめるかもしれません(笑)。

まあしばらく実験的にやってみますので、続けばこのやり方が気に入ったということで、続かなければめんどくさかったんだな、とご理解いただけると幸いです(笑)。
スポンサーサイト

HELLOWEEN 来日公演 “PUMPKINS UNITED WORLD TOUR 2018” 3.27 at Zepp DiverCity 感想

というわけで観てきました、HELLOWEENの“PUMPKINS UNITED WORLD TOUR 2018” in JAPAN最終日。

通常チケット発売日に寝坊した結果論ではありますが、初日と最終日を観られるというのは悪くなかったな、と思ってます。

ただ、今日は前回と違って仕事が片付かず無念の遅刻。到着した時には2曲目の「Dr.Stein」がプレイされていました。

2曲目と言っても、1曲目は大作「Halloween」なので、まあまあ遅刻している。
てか、マジで初日オンタイムで行けてよかったです。1回しかないチャンスで「Halloween」を見逃していたら、悔やんでも悔やみきれませんでした。

遅刻しているので入り口付近の後ろの方で鑑賞(整理番号は結構若かったのですが…)。パッと見満員っぽい感じながら、よく見ると人口密度はそこまでギュウギュウではないので、頑張ればもうちょっと前に行けそう。

とはいえ、コインロッカーが全部埋まっていたのでバッグを持ち込まざるをえず、スーツ姿でもあったので無理のない範囲でじりじりと真ん中の方へにじり寄っていくくらいが関の山でした(苦笑)。

ライブの大まかな流れは、初日に観た時と一緒なので、本日は省きます。

セットリストは毎回ちょっとずつ変わっていたようですが、終わってみて見比べると、私が行った初日が一番イレギュラーなセットリストだったようです(と言っても8割がた同じですが)。

「Where The Sinners Go」は本日だけプレイされたスペシャルな曲ですが、正直なぜこの曲?、って感じ。
個人的にはHELLOWEENの全楽曲の中でも下から数えたほうがいいくらいの曲だと思っているのですが…。

他に、前回プレイしなかった曲に限って触れると、「Kids Of The Century」と「I'm Alive」という古めの曲2曲はやっぱり盛り上がりましたね。

特に後者は私を洋楽ヘヴィ・メタルにのめりこませ、ギターまで買わせるきっかけになった「衝撃の曲」なので、その感動はひとしおでした。

というか、私が行った初日以外は「I'm Alive」をプレイしていたみたいなので、これで今日プレイしなかったら成仏し損ねるところでした(笑)。

2回観に行ったにもかかわらず一番観たかったこの曲がプレイされなかったら、私は死後永遠にお台場を漂う地縛霊になっていたことでしょう。

私はこれまで1アーティストのツアーを複数回観に行ったことはほとんどありませんが(1999年の聖飢魔IIと、2002年のARCH ENEMYくらいでしょうか)、今回は2回観ておいて大正解でした。

まあ、その「I'm Alive」に関して言えば、割と荒っぽい演奏でしたけどね。
というか、本日は初日に比べて全体的に粗が目立ったかな。さすがにメンバーも7公演目ということでお疲れだったのでしょうか。

と言っても疲れが見えたのはヴォーカルをやっている三人、カイ、マイケル、アンディの3人だけですが。

特にカイの歌は、初日より結構アレでしたね。まあ2000年前後にはかなりマシになっていた歌声も、近年どんどんラフになっていますし、元々カイの歌唱に対する期待値というのはそれほど高くないので別にいいのですが。カイ時代の曲をやってくれるというだけでアーライ!です(笑)。

カイとヴァイキーのツイン・リードのハモリもかなりグダグダでしたが、一番の見せ場と言っても過言ではないアンコールの「Keeper Of The Seven Keys」の後半のツイン・リードはかなりキレイにハモれていたので、最終的には満足です(笑)。

私は「Eagle Fly Free」より「I'm Alive」、「Power」より「Where The Rain Grows」という、ちょっとだけ主流派ではないファンですが、やはりライブにおける「Eagle Fly Free」と「Power」の盛り上がりは頭一つ抜けてましたね。特にマイケル・キスクの歌う「Eagle Fly Free」は、これを聴けただけでチケット代の元が取れたと感じた人も多いのではないでしょうか。

「Eagle Fly Free」、失礼ながらアンディが歌うと低空飛行な感じに響くのですが、マイケル・キスクが歌うと大空高く羽ばたいているように聴こえるんですよね。ヴォーカルってやっぱり大きいです。

前回も感じましたが、全体的にゲスト扱いであるカイ・ハンセンとマイケル・キスクが立てられているというかフィーチュアされているという感じではありつつ、ちゃんと全員仲が良さそうで、ステージの雰囲気はすこぶる良い。

楽曲の曲調と、メンバーのキャラクターの双方があいまって、ヘヴィ・メタル・バンドとしてはあり得ないほどに親しみやすい空気があるのが、やはりこのバンドの絶対的な個性ですね。「なんかちょっと怖い感じで近づきにくい…」というヘヴィ・メタルのイメージを(特にここ日本で)変えたバンドという意味で、やはりHELLOWEENの存在感というのは特別な感じがあります。

ちなみに今日は2階席でなくフロアだからかもしれませんが、初日より女性客が多かった印象。

さすがに皆さんそれなりに妙齢な感じではありますが(笑)、HELLOWEENがいなかったら、この手のパワー・メタル系のバンドを聴く女性ってもっともっと少なかったのではないかという気がします。

そんなこんなで本日も大満足。強いて心残りを挙げるとすれば、ラストの「I Want Out」の時に投げ込まれたバルーンに全くタッチできなかったことでしょうか(笑)。前の方の皆さん、もっと後ろにも回してくださいよ(笑)。

あと本日別な意味で印象に残ったのは、私の近くでずっとスマホを掲げていた外人客。

人込みをかき分けてきたスタッフに注意されていましたが、「ワタシ日本語モ英語もワカリマセーン」という顔芸で軽やかにスルー(ここでスマホを奪い取る、みたいなことができないのが日本人の弱さですね)。

てっきり録画か録音をしているのかと思いきや、どうやらSkypeとかFaceTime的なもので友人にライブを見せていた模様。

どう考えてもその友人の分も金払えよ、って感じではあるのですが、現代ではこういうこともできるんだ、と妙な感銘を受けてしまいました(苦笑)。

まあ、そんなことは些細なことで、とにかく本当にいい体験でした。バンドの演奏やパフォーマンスの完成度でこのライブ以上のものというのはいくらでもあると思いますが、企画、演出、そして何よりこのメンバーでこの楽曲が聴ける、ということ自体に25年来のファンとしては感無量にならざるを得ません。

Web上の評判を見ても、ネガティブな感想はほとんど見られず、大好評と言っていいツアーだと思います。

実際、近年のメタル系のツアーとしては珍しいほどチケットの売れ行きもよかったと思いますし(福岡公演がなかったのが不思議なほど。空いてるハコがなかったんでしょうか)、これはそれほど遠くない未来にまたこのメンバーでのライブが観られるのではないかという気がします。

とりあえず、マイケル・キスクとカイ・ハンセンのいるHELLOWEENを観ることができた、メタラーとしての私はもうこれで成仏できると思います(笑)。

ずっとメタルを、HELLOWEENを好きでよかった、と心から思える素晴らしい体験でした。
集金でもいい。またやってほしい。

JUDAS PRIEST / FIREPOWER

judaspriest18.jpg

前作『REDEEMER OF SOULS』がバンド史上最高の全米6位というチャート・アクションを記録したメタル・ゴッド、JUDAS PRIESTの通算18作目となるアルバム。

本作もチャート・アクションは過去最高に好調で、全米チャートは前作を上回る5位を記録し、初のTOP5入り、そして彼らの母国であるイギリスでも5位と、1980年の『BRITISH STEEL』以来38年ぶり(!)となるTOP10入りを果たしている。

そう、JUDAS PRIESTはメタル・ゴッドなどと、メタル・ファンの間では持ち上げられつつ、1980年代のメタル全盛期でさえ、チャート成績的には10位台から30位台程度、いわゆるTOP40クラスの「中堅」だった。

そういう意味で、アメリカはともかく母国イギリスではIRON MAIDENの人気に及ばなかったし、もちろんアメリカや世界的に見るとMETALLICAの圧倒的な人気には比べるべくもない商業的成功規模である。

しかし、JUDAS PRIESTが「メタル・ゴッド」である所以は、ヘヴィ・メタルという音楽のスタイルとイメージのオリジネイターであるという点と、NWOBHMや、LAメタル勃興前のアメリカに刺激を与えたという歴史的な功績にあり、商業的にトップ・バンドであったということが理由ではない。

そもそも音楽、特にアルバムにお金を払うという文化がすっかり廃れた現代においては、「アルバム」という単位にこだわる世代のファンを抱えているベテランが相対的に有利であり、ましてや彼らのようにバンドを「神」と崇める忠実なファンがついていればなおのことである。

そして現代においては「JUDAS PRIESTのアルバムを買う」というコトは、単なる購買・所有以上の意味がある。「JUDAS PRIESTのアルバムを買った」ということをSNSでシェアすれば、それは己がメタラーであるということを宣言したことになるのだ。

「自分はこんな人だ」ということを発信したい人間で満ちている現代において、JUDAS PRIESTというのはアイデンティティの表明として「わかりやすい」ツールなのである。記号性を持つことは重要である。

いきなり話が逸れたが、再結成後のJUDAS PRIESTのアルバムをそれほど良いと思っていない(悪くはないが)私としては、今の彼らに大して期待はしていなかった。

このアルバムの売れないご時世、もう新作など作らずに、体力の許す範囲でライブをやって、コアファン向けの過去作品のリイシューやマーチャンダイズで老後の生活費を稼いでくれればいいんじゃないかな、くらいに思っていた。

しかし、新作のタイトルが『FIREPOWER』と聞いて、ちょっと期待感が生まれた。なんかキャッチーじゃないですか、響きが。力があるというか。

ノリとしては『PAINKILLER』とか、『THUNDERSTEEL』に近いというか。

まあ直訳すると「火力」でなんかマヌケですが、『PAINKILLER』だって和訳したら「痛み止め」ですからね(笑)。

いや、経験則として、タイトルとかアートワークが優れている作品は内容も良いことが多くてですね。そういう意味で期待できるな、と。

そして実際、1回通しで聴いた印象として、ロブ復帰後で一番いいんじゃないの、と感じ、複数回聴き込んでみてもその印象は揺るがなかった。

いや、別にリッパー時代が良かったわけではないから実質「ロブ脱退後」で一番か。となると『PAINKILLER』以来28年ぶりの良作ということになる。

まず冒頭を飾るタイトル曲の「Firepower」が、曲名から期待される通りのエネルギーを感じられるソリッドなメタル・チューンだし、続く「Lightning Strike」も、これまた典型的と言ってもいい、ミドル・テンポのヘヴィ・メタルのお手本みたいな曲。こういうツカミの良さはメタルのアルバムにおいては重要。これで既に好印象。

アルバム折り返し時点の7曲目で序曲的なインストを挟んで、本作のハイライトというべきドラマティックな#8「Rising From Ruins」(これは久々の名曲ではないか)につながるあたりには、A面・B面で前半後半が分かれていたアナログ時代のバンドの意識が感じられる。そして結果としてそれによってアルバムの中だるみが回避されているという面もある。

アルバム全体を見ると、彼らの悪い癖である(?)中途半端なポップさが所々に顔を出していたり、淡泊というか平凡な曲も多いが、全体的にオーセンティックなメタル・リフがザクザクしていて気持ち良く聴けるため、聴き終えての印象は悪くない。

多様化を極めたメタル・シーンにおいてこの音はあまりに「普通」かもしれず、もはやこのバンドの個性はほとんどハイトーン・スクリームを使わなくなってなお、声質自体でメタリックな印象を与えることができるロブ・ハルフォードのヴォーカルだけかもしれない。

しかしJUDAS PRIESTは「基本」なのだから「普通」でいいのだ。むしろ「普通」を徹底してくれる方が彼らの場合物議を醸すまい。そういう意味でファンの期待に応えた、良心的なアルバムだと思う。

K.K.ダウニング(G)の脱退に続き、リーダー格だったグレン・ティプトン(G)もパーキンソン病でツアーを離脱(代役は本作のプロデューサーに名を連ねているアンディ・スニープ)するなど、いよいよ「終わり」が見えてきてしまったJUDAS PRISTだが、本作がラスト・アルバムになったとしても、晩節を汚したと言われることだけはないはず。【84点】

◆本作収録「Lightning Strike」のMV



THOUSAND EYES / DAY OF SALVATION

thousandeyes03.jpg

近年絶好調な日本のメロディック・デス・メタル・シーンの中核を担うTHOUSAND EYESのサード・アルバム。

前2作をリリースしていたSPIRITUAL BEASTを離れ、自主レーベルからのリリースとなっている。しかしそんな情報はどうでもいい。

いや、こりゃ凄い。とんでもない。再生してほんの数秒、JUDAS PRIESTの「Hellion」を思わせるイントロ曲の最初の4小節を聴いただけで「こりゃ傑作だな」と予感したが、予想を遥かに超える素晴らしさにグイグイ引き込まれ、聴き終えてしばし茫然自失。

楽曲のクオリティ、演奏、そして日本のバンドの弱点になりがちな歌唱(咆哮?)とサウンド・プロダクションまで一分の隙も無い。アグレッションと叙情性、怒りと泣きが怒濤の如く迸り、聴き手を翻弄する。

勢いのある楽曲ばかりなのに、楽曲単位でもアルバム単位でも緩急のメリハリがちゃんとついているというのが凄い。それは高度に計算された構成力の賜物であるはずなのに、計算など感じさせない激情の産物に響くのがまた凄い。

カタルシス、Googleで検索すると「舞台の上の出来事(特に悲劇)を見ることによってひきおこされる情緒の経験が、日ごろ心の中に鬱積(うっせき)している同種の情緒を解放し、それにより快感を得ること。浄化。」と出てくる。

意識的にせよ無意識にせよ、多くの人にとってHR/HMという音楽を聴くことはこのカタルシスを得て、怒りや悲しみといったネガティブな感情を浄化し、快感を得ることが目的になっていると私は思っているが、ここには最上級のカタルシスがある。そういう意味では究極のHR/HM作品と言っていいかもしれない。

ネガティブな感情に囚われがちだった思春期にこそ、このアルバムに出会いたかった。「日本のバンドはちょっと…」「ヴォーカルがデス/ハードコアっぽいのはちょっと…」という人でも騙されたと思って聴いてほしい、そんな傑作である。【93点】

◆本作のティザー


◆本作収録「Days Of Salvation」のMV

個人的に#4「Lost Forever」が大好きなので、その曲でもMV作ってほしい。


HELLOWEEN 来日公演 PUMPKINS UNITED TOUR 2018.3.16 at EX THEATER ROPPONGI 感想

DSC_1281.jpg

カイ・ハンセン(G, Vo)とマイケル・キスク(Vo)がHELLOWEENのツアーに参加する、というニュースは、私のような『KEEPER OF THE SEVEN KEYS』をバイブルと仰ぐHELLOWEENファンにちょっとしたセンセーションを巻き起こしました。

これは行かねばなるまい、とニュースを聞いた瞬間に即断したわけですが、チケット発売日、うっかり前夜に深酒し、泥酔して目覚ましもかけずに寝て、起きた時には東京公演がソールドアウトしていました。

ZEPPじゃ狭すぎるとは思っていましたが、まさか発売開始から3時間を待たずして完売とは…。

PCモニターに映るイープラスの無情な画面を前にしばし石化し、しかたない、これは直前にヤフオクするか…と一時は諦めました。

しかし、私はこれまでの人生で何度か「自分は持ってるな」と思う体験をしたことがありますが、今回もそういう事態が起きました。

追加公演が、全日程に先駆けて発売されたのです。初日ですよ初日。そして今度はぬかりなく神速でGET。なんと2階指定席最前列です。

そして待ちに待った3月16日当日、客先での打ち合わせも18時ちょっと前に終わり、当然そのまま会場であるEX THEATER ROPPONGIへ。

つい先月ARCH ENEMYを観たばかりの会場だ。あの時は仕事が終わらなくて遅刻したが、本日は開演20分くらい前に到着。平日仕事終わりとしては自分史上最高と言っても過言ではないスムーズさで到着したあたり、自分とHELLOWEENの絆の強さを改めて感じる(錯覚です)。

とはいえ、20分前でも入場口には結構な待機列ができていて、やはりクリエイティブマンの仕切りか…と。まあ、指定席の人間はスッと入れるようになっていたので、その点はありがたかったのですが。

ドリンクチケット(コイン)がSUICAで買えるのがいいですね。新しい会場ならではです。

ドリンクチケットを飲み物に換えようかと思ってドリンクカウンターに向かいましたが、えらい並んでいたので、万が一にも開演に間に合わなかったら悔やんでも悔やみきれない、と思い、終演後にしようと断念しておとなしく席に向かう。

2階席からフロアを見下ろすと、ソールドアウトしているだけあって場内はごったがえしている。ただ、上から見た感じ、男ばっかり。かつてはHELLOWEENのライブってメタル系としては珍しいほど女性が多かったものですが(といってもせいぜい3割程度ですけどね)。

場内ではDEF LEPPARDやらRAINBOWやら、オヤジメタラー向けのクラシックなHR/HMがBGMとして流れている。そしてOZZY OSBOURNEの「Bark At The Moon」が流れた後、全く毛色の違う、ロビー・ウイリアムスの「Let Me Entertain You」がそれまでのBGMより大きな音量で流れて、ショウの幕開けが近いことを予感させる。

この「PUMPKINS UNITED」ツアーは、昨年10月のメキシコ公演を皮切りに、かなりの数のライブを重ねていますが、あえてセットリストなど事前情報はチェックしてきませんでした。

それはもちろん、自分にとって新鮮かつ特別な体験にしたいからで、結果的にそれは正解だったと思っています。

ということで、これからこのツアーを観る、という人は、いったんここでブラウザのタブを閉じてください。ネタバレがあります。というか全てがネタバレです。当ブログの駄文を読むのは、ライブが終わった後で全く問題ありません。

スマホだとPCと違って追記機能がないので、画像置いて先の文章を遮断しておきますね。

DSC_1282.jpg

続きを読む