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DRAGONFORCEの"Through The Fire And Flames"がアメリカでプラチナム認定&YouTubeで1億回再生

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DRAGONFORCEが国際的に(特に北米で)ブレイクするきっかけとなった2005年の名盤"INHUMAN RAMPAGE"からのシングル曲である"Through The Fire And Flames"が、シングルとしてリリースされた2006年から13年が経過した今年2019年5月23日にRIAA(米国記録産業協会)から100万枚相当の売上を認められ、プラチナムの認定を受けました。

また、今年の3月には同曲のYouTubeにおける再生回数が、パワー・メタルにカテゴライズされる楽曲として初めて1億回を突破したというニュースもありました。

この曲がブレイクしたのは、2000年代後半当時に大人気だったビデオゲーム"Guitar Hero"シリーズで使用され、最難関曲として話題を集めたことがきっかけですが、ゲームの人気がとっくに過去の物となった現在も売上を伸ばし、再生回数を積み上げているのは、バンドの代表曲として「まず聴くべきはこの曲」という存在になっており、そして何よりこの楽曲自体に中毒性があることを証明するものと言えるでしょう。

いや本当に、基本的にシングルではなくアルバムが売れるタイプの音楽であるメタルにおいて、しかもバラードではなく、むしろその対極にある爆速チューンがシングルとしてプラチナムになるなんてのはエポックメイキングな出来事だと思います。

90年代はギター・ソロ自体が悪とされる恐ろしい時代でしたが、2000年代に入ってギター・ソロがある程度復権した後も、さすがに「テクニックをアピールする」ことは時代錯誤というか、楽曲のバランスを大切にしないセンスのない奴だと思われるのでやめておこう、という風潮は残っていました。

しかしこの曲では、楽曲全体がギター・ソロみたいなものであるにもかかわらず、ギター・ソロ・パートは、カラオケだったら間違いなく途中で誰かに演奏停止ボタンを押されるレベルに長く、しかもMVではわざわざワイプでギターを弾く手元を見せつけるという、世の中の風潮を完全に無視した離れ業をやってのけました。

バランス? センス? 知ったことか! 時代の空気なんて読まねえし、俺たちの辞書に「節度」とか「ほどほど」なんて言葉はないぜ! という彼らのアティテュードは、間違いなくロックであると言えるでしょう。

彼らの音楽は(パワー・メタル好きの中でさえ)かなり好き嫌いが分かれるものだと思いますが、この曲が2000年代を代表するメタル・クラシックであることは間違いありません。

まあ正直、ここまでやり切られてしまったせいで、パワー・メタルという音楽の進化がストップしてしまった観もあったりはするのですが(苦笑)。



※ニュースソース
DRAGONFORCE's 'Through The Fire And Flames' Certified Platinum In U.S. [BLABBERMOUTH.NET]

DRAGONFORCE's 'Through The Fire And Flames' Surpasses 100 Million YouTube Views [BLABBERMOUTH.NET]

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