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MYRATH "LIVE IN CARTHAGE"が6月26日(金)国内盤発売

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チュニジアのプログレッシヴ・メタル・バンド、MYRATHのライブ作品、"LIVE IN CARTHAGE"が6月26日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされました。

カルタゴ、なんて紀元前にチュニジアで繁栄し、ローマ帝国に滅ぼされた都市の名前をタイトルに使うあたりに歴史ロマンを感じられます。

チュニジアの人口は1000万人くらいと、日本の1/10くらいのはずですが、結構大きな会場でやってますね。ステージセットもなかなか豪華だし、日本だったら横浜アリーナとかさいたまスーパーアリーナでやっているくらいの感覚かもしれません。

オーディエンスもいかにもメタル・マニアばかりという感じでもなく、若い人や女性も多く見受けられて、彼らの現地での人気が広範なものであることが窺い知れます。

音楽がいいのはもちろん、演奏やパフォーマンスも素晴らしいし、ザヘル(Vo)の人懐こい笑顔も素敵なので、我々日本人と違って彼らのアラビアンなメロディにより親しみを覚えるであろう現地で人気が高いのは納得がいきますね。

来日公演の際もベリーダンサーがいたものの、1人だけだったのはステージが狭いからかと思っていましたが、ステージが広くても1人なんですね。

複数人いた方がよりゴージャスなステージになりそうですが、さすがに演奏しているメンバーが動く際に邪魔になるということなのでしょうか(笑)。







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HOUSE OF LORDS "NEW WORLD - NEW EYES"が6月24日(水)国内盤発売

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HOUSE OF LORDSの通算12作目となるオリジナル・アルバム、"NEW WORLD - NEW EYES"の日本盤が6月24日(水)にキングレコードから日本盤リリースされます。

バンドの創設者、グレッグ・ジェフリアが去って以降、基本的にはジェイムズ・クリスチャン(Vo)のバンドという色彩が強いこのバンドは、アメリカのバンドにもかかわらず、バンド名といい、アルバムのアートワークといい、どこか欧州風の雰囲気を漂わせていて、欧州派(なんだそりゃ)である私にとって毎回「ちょっと聴きたい気持ちにさせられる」バンドです。

しかし実際に聴いてみると、毎回良質なメロディアス・ハード作ではあるものの、やはり良くも悪くもアメリカのバンドらしいフィーリングが支配的で(欧州風味が全くないわけではないのだが)、「うーん、80点台前半だなあ…」という、ツボの2センチ脇を押されているような気分になるバンドでした。

いや、好きか嫌いかで言えば間違いなく好きなタイプのバンドなんですけどね。ジミ・ベルなるギタリストのギター・ソロもかなり耳を引き付けられるし。

そんな彼らの新作、やはり今回もちょっと気になるわけですが、この発売直前のタイミングで公開されたMV曲、"The Both Of Us"が、蒸し暑くなるこれからの時期にピッタリな爽やかメロハー曲で好印象。なんだかんだで今回もチェックしちゃうんだろうな。



FIREWIND "FIREWIND"が6月24日(水)国内盤発売

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ギター・ヒーロー、ガス・G率いるギリシャのヘヴィ・メタル・バンド、FIREWINDの、前作"IMMORTALS"(2017)から約3年ぶり、9作目となるアルバム、"FIREWIND"が6月24日(水)にキングレコードから日本盤リリースされます。

9作目にしてセルフ・タイトルというのは、3rd "FORGED BY FIRE"(2004)以来、長年所属してきた『Century Media』から今回『AFM』に移籍したので、心機一転、ということでしょうか。

心機一転は所属レーベルだけではなくヴォーカリストもで、前作から加入したヘニング・バッセ(元METALLIUM)はわずか1枚で脱退、後任にヘニングと同じドイツ人のハービー・ランガンス(元SEVENTH AVENUE, SINBREED)を迎えています。

割と何でも歌える器用なシンガーだったアポロ・パパサナシオ脱退後に迎えられたヘニングとハービーはどちらも割と不器用な「パワー・メタル専門型」というヴォーカリストで、その辺はガス・Gの好みなり、バンドの目指す方向性なりを表しているのでしょう。

前作はこのバンドのカタログでは珍しい「メロスピ」色の強い作風でしたが、本作から先行公開されている曲を聴く限り、前作よりもクサさは控えめで、より剛直な正統的パワー・メタルを志向しているような雰囲気が感じられます。





MAGNUS KARLSSON’S FREEFALL "WE ARE THE NIGHT" アルバム・レビュー

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LAST TRIBE解散後、『Frontiers Music』が送り出す数多くのプロジェクトに関わり、PRIMAL FEARのレコーディング・メンバーとしても活動するスウェーデンの才人、マグナス・カールソン(G, B, Key, Vo)のソロ・プロジェクト第3弾。

このプロジェクトでは毎回複数のゲスト・シンガーを招いてアルバムを制作しているが、本作のトラックリストと参加ヴォーカリストは以下の通り(ボーナス・トラックを除く)。

01. Hold Your Fire (ディノ・ジェルシック:ANIMAL DRIVE, DIRTY SHIRLEY)
02. Kingdom Falls (レナン・ゾンタ:ELECTRIC MOB)
03. We Are The Night (マグナス・カールソン)
04. Queen Of Fire (ノーラ・ロウヒモ:BATTLE BEAST)
05. Dreams And Scars (レナン・ゾンタ:ELECTRIC MOB)
06. All The Way To The Stars (マイク・アンダーソン:元CLOUDSCAPE, TUNGSTEN)
07. One By One (ロニー・ロメロ:LORDS OF BLACK, THE FERRYMEN)
08. Under The Black Star (ディノ・ジェルシック:ANIMAL DRIVE, DIRTY SHIRLEY)
09. Temples And Towers (トニー・マーティン:元BLACK SABBATH)
10. Don’t Walk Away(マグナス・カールソン)
11. On My Way Back To Earth (Instrumental)
12. Far From Over(トニー・マーティン:元BLACK SABBATH)

過去2作に比べると、この手のメロディックなメタル・サウンドを好む人が多いであろう80年代、90年代メタル・ファンの認知がある人が少ないので、日本での注目を集めにくいような気はするが、有名バンドのキャリアがあるヴォーカリストが少ないからといって、本作の音楽的クオリティが低いことを意味するものではない。

むしろ、ディノ・ジェルシックやレナン・ゾンタ、そして(いささかそのリリース頻度に食傷気味とはいえ)ロニー・ロメロといった人たちはここ数年に登場したメタル系ヴォーカリストの中でも最も優秀な部類のシンガーたちで、その実力は80年代、90年代の往年の名シンガーたちにおさおさ劣るものではなく、むしろ単純に歌唱力だけで言えば優越しているかもしれない。

そういう意味で、ザ・プロフェッショナルなソングライターであるマグナス・カールソンが書く曲を歌わせることで、才能のある若手のシンガーにとって一種のショウケースとなっているアルバムとも言える。

もっとも、このプロジェクトのアルバムが売れているという話は残念ながら聞いたことがないのでショウケースとしての意味は薄く、どちらかというとレーベルの功労者であるマグナスに『Frontiers Music』が優秀なヴォーカリストを優先的に提供している、ということなのかもしれないが。

そういう意味だと、#4 “Queen Of Fire”というエモーショナルなバラードで存在感を発揮しているノーラ・ロウヒモだけは『Frontiers Music』との所縁がないようだが、もしかすると現在制作中だという彼女のソロ・アルバムは『Frontiers Music』からリリースされるということなのでしょうか?(本作のレビューと関係ないですね)

いずれにせよ、本作も本人の名前を冠したソロ・プロジェクトだけあって、マグナス・カールソン節が遺憾なく発揮された、超ハイクオリティなメロディック・メタル作に仕上がっている。

4分台からせいぜい5分台とコンパクトにまとまっているにもかかわらず壮大なロマンを感じさせる、優れたメロディが満載の楽曲でアルバム全編が埋め尽くされており、欧州型メロディック・メタルを好む人であればきっと満足できることだろう。

ここまで隙がなく、非の打ち所がない作品を作れる人はメタル・シーン広しといえどもそれほど多くないと思うのですが、支持が割と狭いマニアに限られているように感じられるのは、やはり人は完璧なものより少しくらい欠点があるものに愛着を持つということなのかもしれません(苦笑)。ちょっと品が良すぎるのかなあ…。【87点】








インスト曲にまでMVが作られてるってかなり珍しいような気がします。

BEYOND THE BLACK "HORIZONS"が6月17日(水)国内盤発売

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ガールズ・ポップ・ロック・バンド出身のフロントマン、ジェニファー・ハーベンを中心に結成され、2015年にデビューするや否や母国ドイツでは注目を集め、前作、前々作と2作続けてドイツのナショナル・チャートでTOP5入りを記録している人気バンド、BEYOND THE BLACKの4作目のフル・アルバム"HORIZONS"が6月17日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

本作から先行公開された楽曲がだいぶEDM寄りというか、メタル色を大幅に後退させた作風だったため、かなりの賛否両論が渦巻いている感じですが、まあ、こんなの売れれば(≒元のファンより多くの人に支持されれば)勝ちだし、売れなかったら元のスタイルに「原点回帰」するだけでしょ、というのが長年色々なバンドの音楽性の変遷を見てきた人間の冷めた目線です(笑)。

ただ、私は別にスタイルとしてのメタルに固執するタイプではありませんが、単純に楽曲のクオリティが過去に及んでいないような? アルバムを通しで聴き込めば印象は変わるのでしょうか。