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BONFIRE “FISTFUL OF FIRE” アルバム・レビュー

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ドイツのベテラン、BONFIREのオリジナル・アルバムとしては通算16作目となるアルバム。

BONFIREというとメロディアス・ハードというか、80年代型売れ線HR/HMという印象が強く、悪くはないけど、ドイツのバンドに期待する音じゃないな…と長年思っていたのだが、2016年に現ヴォーカリストのアレックス・シュタール(元MASTERS OF DISGUISE)が加入してから、俄然正統派ヘヴィ・メタル色が増し、私好みのサウンドにシフト。

そして前作”TEMPLE OF LIES”(2018)は楽曲のクオリティ、バラエティとも非常に優れた、同年の私的年間ベスト10に食い込む好盤だった。

その傑作に続く本作も、ここ2作の彼らのアルバムが気に入った人であれば楽しめること間違いなしの上質なヘヴィ・メタル・アルバムに仕上がっている。

これまで以上にJUDAS PRIEST、ACCEPTを思わせるオーセンティックなヘヴィ・メタルの雰囲気が強まって、ソリッドなリフ主導の楽曲が増えており、その作風はアルバムのタイトルやアートワークからもなんとなく伝わってくる。

一方で、ドイツのナショナル・チャートで健闘し、イギリスのチャートにさえランクインしたことがある80年代から連綿と継承されているキャッチーな歌メロのセンスは今なお息づいており、いい意味でわかりやすさがあるのが好印象。

前作の充実に比べるとやや聴き劣りはするものの、いわゆる80年代型のヘヴィ・メタルが好きな人であればぜひトライしてもらいたい一枚。【83点】





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