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ALCATRAZZ "BORN INNOCENT"が7月31日(金)国内盤発売

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イングヴェイ・マルムスティーンにスティーヴ・ヴァイと、HR/HM界を代表するギタリストを世に送り出したバンドとして、伝説的な存在といえるALCATRAZZのニュー・アルバム "BORN INNOCENT"が7月31日金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

まあ、日本盤発売も何も、ゲストに若井望(G: DESTINIA, METAL SOULS)が参加している時点で、本作の制作にワードレコーズが大きく関与していることは想像に難くありませんが(笑)。

スティーヴ・ヴァイが1曲楽曲提供をしていたり、IMPELLITTERIで共演経験のあるクリス・インペリテリや、鳴かず飛ばずでしたがBLACKTHORNというバンドで一緒にやっていた故ボブ・キューリックが参加している辺りが、オールド・ファンへのアピール・ポイントとなっていますが、多くのファンがこのバンドに求めるのはやはりイングヴェイ・マルムスティーンの関与なのではないでしょうか。

そういう意味で、今回ギタリストが「イングヴェイのフォロワー」というイメージであるジョー・スタンプであることが期待につながるのか、なかなか微妙な所ではあります(苦笑)。

ただ、『BURRN!』原理主義者としてはついチェックせずにいられないアルバムであることは間違いないでしょうね(笑)。先行公開されているMVを見ても、決して悪くはない感じですし。








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WARKINGS "REVENGE"が7月29日(水)国内盤発売

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古代ギリシャ・ローマの世界観を歌詞世界とコスプレ(?)で表現する、『Napalm Records』によるエピック・メタル・プロジェクト、WARKINGSのセカンド・アルバム"REVENGE"が7月29日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

ヴォーカルの"War Chant"(Vo)ことトリブーンがSERENITYのゲオルグ・ノイハウザーであることはもはや公然の秘密ですが、彼の甘くマイルドなヴォーカルによって勇壮なエピック・メタル・サウンドが聴きやすく中和され、さながら「上品で優雅なMANOWAR」とでも形容できる(?)、なかなか個性的でインパクトのあるサウンドを展開し、一部のマニアの間でちょっと話題になったデビュー作"REBORN"(2018)から約1年半でこうして新作が届けられました。

前作からのMVもYouTubeの再生回数が100万回を優に突破しているし、それなりに注目されているということなのでしょうか。

世界観が完成されているバンドなので、サウンドも大きく変わりようもなく、今回もゲストとしてThe Queen Of The DamnedことRAGE OF LIGHTのメリッサ・ボニーが参加しているなど、前作が気に入った人であれば間違いがなさそうですね。

そろそろ楽器隊が誰なのかも気になる所ですが。





FARCONER “FROM A DYING EMBER” アルバム・レビュー

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スウェーデンのフォーク・メタル・バンド、FALCONERの通算9作目、触れ込みによるとラスト・アルバムとなるフル・アルバム。

昨今「フォーク・メタル」というと、前のエントリーで取り上げたENSIFERUMとか、EQUILIBRIUM、ELUVEITIEなど(共通点:イニシャルE)、どちらかというとメロディック・デス・メタルを基本スタイルとしたバンドのイメージが強いが、このバンドの場合、基本スタイルはパワー・メタルで、そこにフォーキッシュなメロディが乗っているのが特徴。

彼らがデビューした2001年当時は90年代終盤に勃発したパワー・メタル・ブームが真っ盛りで、彼らもかなり注目されていたものだが、パワー・メタルがジャンルとして失速するタイミングで看板シンガーだったマティアス・ブラードが脱退したことによって、彼らの人気にもブレーキがかかってしまった。

その後、マティアス・ブラードが復帰したものの、パワー・メタルへの注目度が落ちていたためか人気は回復せず、こうして自ら幕引きを告げる事態になったということなのだろう。

前作”BLACK MOON RISING”(2014)が、デビュー・アルバム以来最高レベルにアグレッシヴでカッコいいパワー・メタル・アルバムに仕上がっていたので本作にも期待していたが、本作は前作ほどにパワー・メタルにステータスを振り切っておらず、ラスト・アルバムに相応しい、彼らの集大成的な内容となっている。

もう1曲目 “Kings And Queens”からFARCONERそのものといった感じで、ラスト・アルバムであることを踏まえて聴けばいかにもという感じの感傷的なメロディにグッとくる(もっとも、彼らのプレイするフォーク・メタル・サウンドは常に哀愁を湛えているので、通常運転と言えなくもないが)。

#2 “Desert Dreams”や#9 “Testify”のような2バスが連打されるパワー・メタリックな曲でも「熱さ」よりは叙情を強く感じるあたりはこのバンドの美点でありつつ、パワー・メタル・ブームに乗り切れなかった要因かもしれない。

牧歌的でフォーキッシュな#4”Bland Sump Och Dy”、インストゥルメンタル#6 “Garnets And A Glide”や、マティアス・ブラードの味わい深い歌声が堪能できるバラードの#8 “Rejoice The Adorned”など、楽曲面でもこのバンドの「幅」をひと通り網羅しており、その辺もラスト・アルバムらしいと言えば、らしい。

アルバム本編ラストの#11 “Rapture”でブラスト・ビートが炸裂するのは、(バンドの音楽的中心人物であるステファン・ヴァイナーホール(G)がかつて在籍していたという意味で)このバンドの母体であり、ルーツともいえる伝説的ヴァイキング・メタル・バンド、MITHOTYNにブラック・メタルとしての一面があったことを思い出させようとしているのかもしれない。

HR/HM(に限らずだが)を30年近く聴いてきて、「えっ、こんなバンドまで再結成するの?」という例をあまりにも多く見てきたことで、もはや再結成しないバンドなんてないんじゃないかとさえ思っていますが(苦笑)、この程度の成功規模のバンドの場合、再結成する経済的な意味が生じる可能性は極めて低いと思われ、そういう意味では本作が本当に最終作となってしまうのかもしれません。

明確な個性と世界観のあるサウンドを生み出したステファン、そして「ダンディ」という、あまりメタル界隈では使用されない形容が似合う美声の持ち主であるマティアス共、このままシーンから消えてしまうには惜しい才能なのですが…。【83点】




ENSIFERUM "THALASSIC"が7月24日(金)国内盤発売

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フィンランドのフォーク・メタル・バンドENSIFERUMの、前作"TWO PATHS"(2017)以来約3年ぶりとなる通算8作目となるフル・アルバム、"THALASSIC"が7月24日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

フォーク・メタルというジャンル、基本的に嫌いではないのですが、あまりフォーキッシュな色が強くなり過ぎるとちょっと…というタイプのリスナーである私にとって、このバンドくらいのフォーク度合いがちょうどいいんですよね。

あくまでメロディック・デス・メタルであり、パワー・メタルな感触もあって、「メタルとしてのカタルシス」がちゃんと得られるというか。

その辺の良い意味での中途半端さが、日本ではあまり評価されていないような気がしますが、既に本作がリリースされている欧州では、母国フィンランドで1位、欧州最大のマーケットであるドイツでも3位と、非常に高い評価を得ています。


新型コロナによる自宅隔離時代の定番になりつつある、ファン参加型のリモート・ビデオです。フォーク・メタル・バンドのメンバーも森に棲んでいるわけではないことがバレてしまいましたが(笑)、ペトリ(Vo, G)の眼鏡はどうにかならなかったものか。


このアンドロメダさん(?)のおっ〇いは凄いですね。

PRIMAL FEAR "METAL COMMANDO"が7月24日(金)国内盤発売

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PRIMAL FEARの通算13作目となるフル・アルバム、彼らの生き様・立ち位置をそのまま表現したかのようなそのタイトルは"METAL COMMANDO"が7月24日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

海外では"NEW RELIGION"(2007)以来所属してきた『Frontiers Music』から、『Nuclear Blast』に移籍、日本でもキングレコードからワードレコーズにリリース元を変えてのリリースとなりますが、先行公開されている楽曲を聴く限り、音楽性には良い意味で何の変化もなさそうです。

日本で「正統派」などと呼ばれる保守本流のヘヴィ・メタル・ファンであれば今回も必聴でしょう。