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KAMELOT "I AM THE EMPIRE - LIVE FROM THE 013"が8月21日(金)国内盤発売

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アメリカのシンフォニック・パワー・メタル・バンドKAMELOTの、最新作"THE SHADOW THEORY"(2018)に伴うツアーから、オランダのティルバルフにあるコンサート会場013で2018年9月14日に行われた公演を収録したライブ作品"I AM THE EMPIRE - LIVE FROM THE 013"が8月21日(金)にBlu-ray+2CDおよびDVD+2CDの仕様でキングレコードから日本盤リリースされます。

この公演が選ばれたのは、アリッサ・ホワイト=グルーズ(ARCH ENEMY)、エリゼ・リード(AMARANTHE)、シャルロット・ウェッセルズ(DELAIN)、ローレン・ハート(ONCE HUMAN)という、KAMELOTのライブ名物(?)の女性ゲスト・ヴォーカリストが4人も揃い踏みと、かなり豪華なキャスティングができたという意味でハイライト的な公演だったからでしょう。

先行公開されている動画も、それらのゲストがフィーチャーされた曲が選ばれています。

KAMELOTはシンフォニック系のバンドにしては珍しく(?)、ライブ・パフォーマンスがメタル・バンドとしてカッコいいし、トミー・カレヴィックが加入して初めての映像作品ということで、ファンにとっては必携の作品と言えそうです。







VICIOUS RUMORS "CELEBRATION DECAY"が8月19日(水)国内盤発売

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アメリカを代表する正統派パワー・メタル・バンドといっても過言ではないであろうVICIOUS RUMORSの通算13作目となるフル・アルバム"CELEBRATION DECAY"が8月19日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

前作"CONCUSSION PROTOCOL"(2016)で歌っていたオランダ人シンガー、ニック・ホレマン(POWERLIZED, SINBREED他)が脱退し、中心人物であるジェフ・ソープ(G)とツイン・ギターを組む片割れのギタリストと、ベーシストも交代しており、心機一転の1作(と言っても、このバンドに関してはメンバー・チェンジは毎度のことですが…)。

ベース・パートに関してはメンバーとしてクレジットされているロビン・ウトブルトではなく、アルバムでは元TESTAMENTで知られるグレッグ・クリスチャンがプレイしているそうです。

2018年に加入したアメリカ人ヴォーカリスト、ニック・コートニー(元GLADIUS)は、先行MVを観る限り、なかなかダークなパワー・メタルに向いた歌声の持ち主で、ここ2作やや全盛期に比べてパワー不足を感じていたVICIOUS RUMORSに再びアグレッションを注入してくれているのではないでしょうか。



タイの10歳の女の子ヴォーカリスト/ギタリストがカッコかわいい

この所、2回続けて訃報についてのエントリーが続き、「ああ、やはりもうHR/HMは年老いて死にゆく音楽なのか…」(大げさ)と暗い気分になっていた所に、“タイの10歳の女性ギタリスト/ヴォーカリストによるモーターヘッドのカヴァー「Ace Of Spades」が話題に”というニュースが目に入ってきました。

見てみると、話題に、というかMOTORHEADの公式SNSアカウントが紹介しましたよ、というだけの話で、さほど盛り上がっている感はないのですが、たしかにあどけなくもなかなかカッコいい。歌だけでなく、ギターも弾いているというのがポイント高いですね。



パッと見るとパンク・ロッカーに誘拐された女の子みたいですが(笑)、年齢も性別も国籍も超えたカッコいい3ピース・バンドになっています。「太鼓の達人」が出てくるのも日本人的にはポイント高いですね(笑)。

この"Petty Rock"なるタイの10歳の女の子、5歳の頃からYouTubeに歌の動画を上げており(実際に上げているのはご両親とか大人なのでしょうけど)、このMOTORHEAD以外にもAC/DCやらMETALLICAやらDEEP PURPLEやら、親父殺しな(笑)楽曲を多数アップしています。

このIRON MAIDENの"The Trooper"のカヴァーなんか、歌はさすがにパワー不足ですが、パフォーマンスとしてはちょっとしたアクションや表情もちゃんと様になっていて華がある。眼ヂカラもあるし、これは絶対美人になりますね。



別にHR/HMだけというわけではなく、THE BEATLESとかEAGLESとか、はたまた地元のバンドの曲と思しきものまでいろいろカバーしているのですが、ちょっとビックリしたのはギター・インスト、それもかなりテクニカルなものにチャレンジしているということ。こういう曲を練習してきているなら、そりゃMOTORHEADくらい余裕で歌いながら弾けるでしょうね。

王者イングヴェイの代表曲であるアレとか。


日本のLi-Sa-Xもカヴァーしたコレとか。


誰が教えたのかヴィニー・ムーアまで。ライブ録音ではなさそうですが、この時7歳ですってよ(驚)。


まあもちろん巧いと言っても「幼女にしては」というものでしかないのですが、この歳でこれだけ弾ければ、普通に努力を重ねたら大人になる頃にはプロの腕前になれることはほぼ間違いないでしょう。

ただ、大人になってしまうと「ただのギターが上手い女性」でしかなく、高校あたりから始めてもセンスがある子はあっという間に上手くなるので希少性はなくなっていくわけですが、彼女の場合、「ルックスの良いヴォーカリスト」でもあるというのが大きいですね。スター性を感じます(現時点では歌よりギターの方が上手いですが)。

彼女の場合現地のオーディション番組などにも出ている、ある意味「完全プロ志向」のようなので(笑)、新たなHR/HMスターがタイから登場することを期待したいですね。

元UFOのベーシスト、ピート・ウェイが死去

UFOのオリジナル・メンバーとして知られるベーシストのピート・ウェイが8月14日に亡くなったそうです。69歳でした。

2ヶ月前に事故で生死に関わる怪我を負い、結局そのまま回復することなく、妻に看取られて息を引き取ったとのこと。

2008年にUFOを脱退した後は、彼のバンドであるWAYSTEDも、80年代はともかく、2000年代以降は日本では(海外でも?)ほとんど注目されていませんでしたし、事故に遭ったことさえ報じられていませんでしたが、ブリティッシュ・ハード・ロックの歴史を語る上では避けて通れない伝説的なバンドであるUFOの、フィル・モグ(Vo)と並ぶキーマンとして、ここに取り上げないわけにはいかないでしょう。

2エントリー連続で訃報ネタというのはいささか胸が痛みますが、こればかりはタイミングを選べませんから、やむを得ません。

あまりベーシストとしての評価を聞いたことはありませんでしたが、スティーヴ・ハリス(IRON MAIDEN)やニッキー・シックス(MOTLEY CRUE)など、多くのミュージシャンが彼の影響を口にしています。

今回の訃報に接してちょっとググってみて見つけたこの記事などは、彼の人柄やキャラクターを伝える貴重な文章なのではないでしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。


IRON MAIDENのライブでおなじみの曲。あえてマイケル・シェンカーがいない時期のテレビ出演映像を。


UFO脱退後にピートが結成したバンドの曲。ぶっちゃけ初めて聴きました(観ました)が、とても80年代的でいいですね。

ブリティッシュHR/HMの伝説的プロデューサー、マーティン・バーチが死去

DEEP PURPLE、RAINBOW、WHITESNAKE、IRON MAIDENなど、およそ「ブリティッシュHR/HM」と聞いて思い浮かべるようなバンドの名盤の大半を手掛けていると言っても過言ではないプロデューサー、マーティン・バーチ氏が去る8月9日、死去したことがデイヴィッド・カヴァデール(WHITESNAKE)のTwitterで伝えられました。71歳でした。

マーティン・バーチというと、1969年にジェフ・ベックやFLEETWOOD MACのエンジニア・ワークでキャリアを始め(最初から仕事に恵まれてますね…)、DEEP PURPLEの70年代の黄金時代と呼べる時期の諸作をエンジニア/プロデューサーとして手掛け、その流れで(?)RAINBOW、WHITESNAKEといった、いわゆる「パープル・ファミリー」と呼ばれるようなバンドの初期作でプロデュースを担当、80年代には主にIRON MAIDENのプロデューサーとして知られていました。

IRON MAIDENの"FEAR OF THE DARK"(1992)を最後に引退したということで、21世紀になってからHR/HMを聴き始めたような人にとってはあまりなじみがないかもしれませんが、HR/HMというジャンルの歴史をさかのぼる上では、この人が制作に関わったアルバムを避けて通ることは不可能でしょう。

私もまた『BURRN!』誌による洗脳を受けた世代なので(笑)、「ブリティッシュHR/HM」というジャンルに「様式美のエッセンスを持っている音」という偏った認識を持っているわけですが、そんな私にとってブリティッシュHR/HM最初の名盤はDEEP PURPLEの"IN ROCK"であり、最後の名盤はIRON MAIDENの"FEAR OF THE DARK"だと思っているので、この人のキャリアはイコールでブリティッシュHR/HMの歴史だと思っています。

RAINBOWの"RISING"、WHITESNAKEの"READY AN' WILLING"、BLACK SABBATHの"HEAVEN AND HELL"、IRON MAIDENの"THE NUMBER OF THE BEAST"、いずれも1枚でもプロデュースしていたら孫の代まで自慢できるような名作なわけですが、これ全部マーティン・バーチの仕事なのですから恐れ入ります。

しかし、IRON MAIDENの"FEAR OF THE DARK"(1992)で引退と聞いて、その時点で70歳近い人なのかと思っていたら今年71歳って、44歳で引退したってことですか? ちょっと早すぎません? 過去に手掛けたアルバムからの収入で充分食べていけるということだったのでしょうか。

まあ、1992年というとグランジ/オルタナティブの台頭著しく、マーティン・バーチが手掛けてきたような音楽は最も時代遅れなものとされていた時期だったので、本人的に「自分の時代は終わった」という意識もあったのかもしれませんが…。

そんなに若かったのであれば、ブルース・ディッキンソン復帰後のIRON MAIDENのアルバムもこの人に手掛けてもらいたかった気がしますね。そうすればもっと私好みのサウンドのアルバムになったのではないかという気がするのですが…。

ちなみにDEEP PURPLEの"IN ROCK"収録の"Hard Lovin' Man"は彼に捧げられた曲だそうで、また、IRON MAIDENの"Holy Smoke"にはマーティン・バーチが登場しているそうです。


たしかにそれらしき人がちょいちょい登場していますね。

※ニュースソース
アイアン・メイデンやディープ・パープル等 プロデューサーのマーティン・バーチが死去 - amass