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冬至はFear Of The Dark

本日12月21日は冬至ですね。

冬至といえば、1年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い日なわけです。逆に言えば夜が最も長い日。

最も夜が長いということは、最も暗闇が北半球を覆う日なわけです。暗闇の恐怖ですね。

そんな前置きで、YouTubeに上がっているIRON MAIDENの名曲、"Fear Of The Dark"の色々な楽器/編成によるカバーをご紹介したいと思います。

◆ピアノ・バージョン


◆ハープ・バージョン


◆チェロ・バージョン


◆チャーチ・オルガン・バージョン


◆バードコア(中世音楽風)バージョン


◆ハーディ・ガーディ・バージョン


◆アコースティック・ギター・バージョン


◆オーケストラ・バージョン


どんなアレンジでも魅力が伝わるのが名曲、とはよく聞きますが、そういう意味で色々な楽器でカバーしたくなるという時点でこの曲は間違いなく名曲なのでしょうね。

冬至の夜長のサウンドトラックとしてお楽しみいただけると幸いです。

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DARK TRANQUILLITY "MOMENT"が12月23日(水)発売

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スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンド最古参のひとつであるDARK TRANQUILLITYの通算12作目となるスタジオ・アルバム、"MOMENT"が12月23日(水)にソニー・ミュージックから日本盤リリースされます。

創設メンバーの一人であり、中心人物の一人と思われていたニクラス・スンディン(G)が脱退したということ自体が驚きだが、後任がクリストファー・アモット(元ARCH ENEMY, ARMAGEDDON)と、ヨハン・レインホルツ(ANDROMEDA, NONEXIST, SKYFIRE)というのも驚きだった。

クリストファー・アモットの加入によって、もしやARCH ENEMYのようなトラディショナルなメロディック・デス・メタル風味が多少なりとも復活するのでは? とも妄想したが、先行公開されているMVを視聴する限り、前々作"CONSTRUCT"(2013)以降のメランコリックな世界観が踏襲されているようだ。

クリスのギター・ソロもフィーチュアされてはいるものの、あくまでこの世界観の中でプレイしている感じである。

とはいえそれが不満とか残念ということはなく、個人的にはようやくこれが「今のDARK TRANQUILLITYの音」ということに納得してきたので、これはこれで良いな、と虚心に思えます。

めっきり寒さを増してきたこの時期に浸るにはなかなか良さそうなアルバムです。





DGM "TRAGIC SEPARATION"アルバム・レビュー

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イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド、というよりは、もはやプロデューサーやエンジニアとして多くのバンド/プロジェクトを手掛けるシモーネ・ムラローニ(G)が在籍するバンド、と言った方がむしろ通りがいいかもしれないDGMの、通算10作目となるフル・アルバム。

バンド通算で10作目、そしてシモーネ・ムラローニが加入してから5作目という「節目」のアルバムだから、ということなのかどうか不明だが、これまで彼らが実践してきたスタイルの集大成的な印象さえ感じる充実したアルバムに仕上がっている。

アルバムのオープニングを飾る#1 “Flesh And Blood”は、一般に「プログレッシヴ・メタル・バンド」として認知されている彼らのパブリック・イメージを完璧に体現する楽曲で、このスタイルならではの緊張感と、彼らならではのメロディによる聴きやすさが絶妙のバランスで均衡する楽曲。

一方で続く#2 “Surrender”は彼らのレパートリーでも1、2を争うであろうキャッチーな曲で、もはやメロディアス・ハードと呼んでも過言ではなく、本作を貫く豊かなメロディを象徴している。

アウトロ的なインストの小曲 #10を除くとアルバムのラストとなる#9 “Turn Back Time”が、パワー・メタリックな疾走パートを持つ楽曲であることが、プログレッシヴ・メタル×パワー・メタルという、このバンドの持つ2つのエレメントが本作には非常に良いバランスで(均等という意味ではない)同居する本作の作風をわかりやすく象徴している。

プログレッシヴでテクニカルな要素も決して演奏者のオナニーにならず、楽曲に緊張感とフックを与える役割に徹しており、マーク・バジーレの情熱的なヴォーカルが歌い上げるメロディは常に叙情的で、「プログレッシヴ」という言葉にあまり良い印象を持っていないメロディ志向のリスナーにも取っつきやすいアルバムといえよう。

演奏、サウンド・プロダクション、楽曲、そして全体から醸し出されるスケール感と全く非の打ち所がないアルバムで、完成度だけで言うならもしかすると今年リリースされたHR/HM作品の中で随一と言っても過言ではないかもしれない。

もちろん音楽、特にロック/メタルは完璧であることが必ずしも魅力につながらないのだが、それでも本作のクオリティはもっと広く認知され、高く評価されて然るべきものであることは間違いない。【87点】






ROYAL HUNT "DYSTOPIA"が12月16日(水)国内盤発売

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デンマークのプログレッシヴ・メタル・バンド、ROYAL HUNTの、スタジオ・フル・アルバムとしては通算15作目となる "DYSTOPIA"が12月16日(水)にキングレコードから日本盤リリースされます。

何でも本作は有名なSF小説家であるレイ・ブラッドベリの『華氏451度』をテーマにしたコンセプト・アルバムだそうですが、かつて彼らが2001年にリリースした"THE MISSION"も同じくレイ・ブラッドベリ作の『火星年代記』をモチーフにしたアルバムだったと記憶しているので、よほどアンドレ・アンダーセン(Key)はレイ・ブラッドベリが好きなのでしょうか。

本作には現ヴォーカリストであるD.C.クーパーの他、ヘンリック・ブロックマンやマーク・ボールズといった過去にこのバンドに在籍していたヴォーカリストや、ケニー・リュプケ、マッツ・レヴィンといったシンガーがゲスト参加しており、メタル・オペラ的なアプローチが採用されているようです。

過去に在籍したヴォーカリストたちのうち、ジョン・ウェストだけがなぜ呼ばれていないのかがちょっと気になりますね(笑)。



AEROSMITH "Dude (Looks Like a Lady) "のMV

AEROSMITHの大復活作となった1987年の名盤"PERMANENT VACATION"からシングル・カットされ、全米14位を記録した"Dude (Looks Like a Lady) "のMVがHDリマスター化されたそうです。

バンドのインスタグラムで画質比較動画も公開されていますが、だいぶ鮮明になってますね。



しかしこのMVでも観ることができるスティーヴン・タイラー(Vo)のステージ・アクション、セクシーでカッコいいですよねえ。

こういうステージ・アクションがメッチャカッコよくてスターのオーラがバリバリ、というフロントマンが90年代以降めっきり現れなくなりましたね。

ロック全体としてパフォーマンスが自然体志向になっていったというのもありますが、こういう華のある人はもうHR/HMを志さないということなのだとしたらちょっと寂しい話ですね。