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2020年 印象に残った10枚

2020年といえば、とにかくコロナ禍。メタル界隈に限っていうと、とにかく「ライブが行なえなくなった」ということに尽きるわけですが、アルバムを発表してもツアーができない、ということでリリースを見送ったアーティストも多かったのではないでしょうか。

とはいえ、私が好む音楽というのはあまり大々的なツアーを行なうようなアーティストによるものではなかったせいか、意外と私好みのアルバムというのはそれなりにリリースされました。

世の中的にはというか、メタル・ジャーナリズム界隈では、大御所だとAC/DCにOZZY OSBOURNE、旬なアーティストとしてはBRING ME THE HORIZONやCODE ORANGE、ORANSSI PAZUZUあたりが評判になっていた感じがしますが、私個人にとっては「チェックはしたし悪くはないけど、個人的な年間ベストには一切無関係」という感じで、それはもうこのサイト/ブログが始まって以来ずっとそんな感じです(苦笑)。

今回も掲載順は、厳密に順位というつもりではないですが、思いついた順なので実質的には本日の気分における順位のようなものかもしれません。アートワーク画像はAmazonへのリンクになっています。


H.E.A.T "H.E.A.T II"
HR/HMがメジャーだった時代のダイナミックな空気を2020年に再現することに成功した奇跡のような1枚。
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Unlucky Morpheus “UNFINISHED”
才能の塊、という印象ですね。エクストリーム・メタル色の強化も気にならないメロディの強さ。年間ベスト・チューンは本作に収録されたアンドレ・マトスへのトリビュート・ソング、"Carry On Singing To The Sky"です。
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MAGNUS KARLSSON’S FREEFALL "WE ARE THE NIGHT"
良質な楽曲、良質な演奏、そして素晴らしいシンガーたち。メロディック・メタル愛好家必聴の一枚。
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TEARS OF TRAGEDY "TRINITY"
日本人にしか創り得ない、日本人の琴線を刺激するメロディック・パワー・メタル。
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DGM "TRAGIC SEPARATION"
全く隙の無い、超高品質なプログ/パワー・メタル・アルバム。
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SKELETOON "NEMESIS"
今年のメロスピ1等賞。HELLOWEEN、GAMMA RAYでメタルにハマった人間には堪えられないアルバム。
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MOON REVERIE “MOON REVERIE”
今年のネオクラ1等賞。ヨラン・エドマン在籍時のイングヴェイのサウンドに近い、というのがツボ。
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TEMPERANCE "VIRIDIAN"
ソングライティングの妙が光る、好メロディック・メタル作品。今年のダークホースでした。
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VICTORIUS “SPACE NINJAS FROM HELL”
「地獄からの宇宙忍者」。このタイトルだけでもう勝利でしょ。
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DARK TRANQUILLITY "MOMENT"
ジワジワきてる。これはメランコリック・メタルの傑作なのではないでしょうか。
→レビューしてません


上記10選のうち、4作がイタリアのバンドと、今年はイタリアの当たり年でしたね。DGMを除くと比較的若いバンドばかりで、その点も含めてイタリアの未来は心強いですね。

上記以外にも、熱い系メロハーのARCTIC RAIN、北欧メロハー度No.1のONE DESIRE、心地よさは随一のLIONVILLEなどのメロハー系にも秀作が多かったし、ヴァイキング系のENSIFERUMなどもこの10選に入れてもいいインパクトがありました。過去作との比較論がなければPRIMAL FEARが入ってもおかしくなかったですね。

あと、番外編としてはリモート制作されたと思われる、SOILWORKのビョーン "スピード" ストリッドらによるプロジェクト、AT THE MOVIESのアルバムなんかは、このコロナ禍だからこそ生まれたという意味で、象徴的な作品だったと思っています。

コロナ禍とは関係ないところでも、エディ・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)やニール・パート(RUSH)のような大物ミュージシャンが亡くなるなど、明るい年ではありませんでしたが、それでもこれだけ優れた作品が生まれたということは間違いなく「希望」だと思っています。

それでは皆さん、良い年をお迎えください。

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