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DOWNLOAD JAPAN 2022 第1弾ラインナップが発表

ようやくwithコロナでのライブ/フェスがある程度許容される空気感になり、結局2020年、2021年は開催されなかった『DOWNLOAD FESTIVAL』の日本版が今年は開催されそうです。

発表された第1弾ラインナップは以下の通りで、意外なほどにメタル・フェス然とした名前が並んでいます。

DREAM THEATER
BULLET FOR MY VALENTINE
MASTODON
STEEL PANTHER
AT THE GATES
THE HALO EFFECT

コロナ禍によって立ち消えてしまった2020のラインナップにはMY CHEMICAL ROMANCEやTHE OFFSPRINGといった、メタルとは認知されていないバンドが中心になっていましたが、現状ラインナップされているバンドはどれも基本的にはメタル・バンドとして認知されているであろう顔触れ。

これを見ると、『DOWNLOAD JAPAN』というのは『LOUD PARK』に替わるものとして企画・興行されているんだな、ということを感じさせられます。やはり国際ブランド強しということでしょうか。

DREAM THEATERがトリというのは、やはりグラミー賞受賞効果ですかね。いやまあ『LOUD PARK』でもトリになっていましたが、より箔が付いた感じはありますよね。

AT THE GATESは中止になってしまった2020の時にも出演が予定されていたので、リベンジですね。

個人的な目玉は元IN FLAMESのメンバーによるメロディック・デス・メタル・バンド、THE HALO EFFECTで、デビュー・アルバムもまだリリースされていないのに来日が決まるあたり、レコード会社であるトゥルーパー・エンターテインメントの意気込みを感じます。

とはいえ、まだ私自身のモチベーションとしては割と観たことがあるバンドばかりということもあってそこまで前のめりではないというのが事実で、観に行くかどうかはこの後の追加バンド次第、といった感じでしょうか。

▼"Days Of The Lost"…まさにコロナ禍で失われたライブ機会ですね。


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TRICK OR TREAT "CREEPY SYMPHONIES"が4月29日(金)国内盤発売

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LUCA TURILLI'S RHAPSODYやTWILIGHT FORCEのヴォーカリストとしても知られる「イタリアのマイケル・キスク」、アレッサンドロ・コンティを要するTRICK OR TREATの、聖闘士星矢をモチーフにしたコンセプト・アルバム“THE LEGEND OF THE XII SAINTS”(2020)以来となる通算6作目のオリジナル・アルバム "CREEPY SYMPHONIES"が4月29日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

アレッサンドロ・コンティがTWILIGHT FORCEにリクルートされて、このバンドはどうなってしまうのだろうか…と心配していましたが杞憂だったようで、順調にアルバムをリリースできているというのがまずはめでたいですね。

先行公開されているMVを視聴する限り、今回も"KEEPER OF THE SEVEN KEYS"時代を彷彿させるHELLOWEEN直系のメロディック・パワー・メタル・サウンドが炸裂しており、このバンドに求められるサウンドをキッチリ提示してきている感じです。

HELLOWEENが持っていたちょっとジョークっぽいユーモア・センスまで継承しているのは好みが分かれるところかもしれませんが、同じイタリアのSKELETOONといい、今やHELLOWEENタイプのメロディック・パワー・メタルの産地と言えばイタリア、という時代に入っているのかもしれません。





GLADENFOLD "NEMESIS"が4月29日(金)国内盤発売

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2003年に現在とは別の名前で結成され、2014年にこのバンド名でデビューしたフィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド、GLADENFOLDの、前作"WHEN GODS DESCEND"(2019)以来となるサード・アルバム"NEMESIS"が4月29日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

メロディック・デス・メタルと言っても全編デス声ではなく、ヴォーカリストはデス・ヴォイスとクリーン・ヴォイスの両刀使い。そう聞くと「はいはい、今どき時代遅れのメタルコア系ね」と思われるかもしれませんが、このバンドのサウンドは大仰なシンフォニック・アレンジと大フィーチュアされたキーボード・サウンドに彩られた純度120%の欧州タイプ。

いや、近年ここまで劇的なメロディを聴かせてくれるメロディック・デス・メタルってほとんどないんじゃないですかね。先行公開されているMVを「とりあえず1曲チェックしておくか」くらいの軽い気持ちで視聴してみたら、過去のアルバムの曲まで全部チェックしてしまいました(笑)。

YouTubeの再生回数などを見ると相当マイナーな存在のようですが、パワー・メタル然とした曲もあって、今までノーチェックだったのが悔やまれる、かなりの逸材だと思います。







Unlucky Morpheus "EVOLUTION"が4月27日(水)発売

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同人音楽ユニットから、今や日本を代表するメタル・バンドのひとつになったと言っても過言ではない(?)Unlucky Morpheusの、前作“UNFINISHED”(2020)から約1年半のインターバルで新作"EVOLUTION"が4月27日(水)に発売されます。

2020年12月に発表された楽曲"Top Of M"以降、本作からの先行MVとして公開されている""M" Revolution"に""M" Anthem"と、特に公式タイアップなどではないにもかかわらずプロ麻雀リーグであるMリーグをモチーフにした楽曲を発表し続けているのは、これらの楽曲によってプロ麻雀リーグなんてものがあることを知ったレベルの私のような人間には「なぜここまで?」という感じですが、相変わらずどの曲も素晴らしいので文句はありません。

いずれにせよ、私が好きな要素だけで構成されたようなこのサウンドの煽情力は相変わらず凄まじく、この大衆性がないわけではないものの、基本的にはかなりマニアックな路線でコンスタントな活動を行ない、メジャー・レーベルにも所属せず『BURRN!』誌の表4に広告が出せるくらい儲かっているのだとしたら、なかなか悪くない時代なのではないかと思います。

とはいえ、22年4月20日現在の「Amazon売れ筋ランキング」で、「ハードロック・ヘヴィー・メタル」部門では1位の本作が「J-POP」部門では80位台という状況はちょっと悲しいものがありますが。もっと売れてほしい。







TREAT "World Of Promises"のMV

先日リリースされたTREATの最新アルバム"THE ENDGAME"がとても良かったので、現在私個人限定でプチ・TREATブームが起きています(笑)。

そんなわけでTREATのライブにおけるアンコールラスト曲の定番である代表曲、"World Of Promises"を取り上げます。

先に言っておくと、このMVは、楽曲の世界観を描き出すものとしてはダメダメです(笑)。80年代にありがちな、無駄なセクシーお姉ちゃん登場MVの典型で、この哀愁溢れる楽曲とは無関係な映像になっています。

無駄といいつつ、ついつい見えそうで見えないものを目で追ってしまう自分が情けなく、そう考えると「映像に注目させる」という意味では効果的に機能しているMVなわけですが(苦笑)。40歳になったら不惑とか絶対ウソですよね。

まあ、レコード会社としてはこのバンドをMOTLEY CRUEとかRATTのようなバンドとして売り出したかったんでしょうねえ。バンドのビジュアル戦略もそんな感じだし。

それとも、もしかするとスウェーデン人にとってはこの曲でさえ「明るい曲」と解釈されるのでしょうか。だとしたら普段どれだけ暗い曲ばかり聴いているのか、という感じですが(笑)、メンバーのニコニコした表情やノリノリのパフォーマンスを見ると、そんな疑惑さえ浮かんできます。

印象的なイントロのリード・ギター、およびサビのメロディは今月号の『BURRN!』のインタビューで「ケルトからの影響なのかな。フォークっぽい感じがする」「祖父がスウェーデンでフォーク・ミュージックのヴァイオリン奏者だった。僕にもフォークの血が流れているんだよ」と作曲者であるアンダース・ヴィクストロム(G)自身が語っています。

ちなみにこの曲はIN FLAMESもカヴァーしていたのですが、当時IN FLAMESのメイン・ソングライターと目されていたイェスパー・ストロムブラード(G:現在は脱退)もフォーク・ミュージック奏者の家系で、自身も4歳から12歳までヴァイオリンを弾いていたそうです。

そういう意味では、やはり何か共鳴するところがあってこの曲をカヴァーした、ということなんでしょうかね。

曲全体が大好きですが、個人的な絶頂ポイントは2分10秒あたりからの、ギター・ソロの前のパートです。2分30秒からのシンセ・サウンドなんてたまりませんね。映像のお姉ちゃん的にもハイライトを迎えているので、そういう意味では映像の監督もこの曲のこのパートが「見せ場」だと認識していたということなのでしょう(?)。



▼IN FLAMESによるカバー音源