WINGER "SEVEN"が5月5日(金)国内盤発売

"Seventeen"や"Miles Away"などのヒット曲で知られるWINGERの"SEVEN"が5月5日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。
ルックスに華があった(少なくとも当時は)ので、ヘア・メタル・ブームの一環として捉えられていたバンドで、そのイメージが90年代彼らを苦しめ、解散に至ったようですが、再結成後の彼らは本来の彼らの持ち味である、高度な演奏力に裏付けられたプログ風味のハード・ロックをプレイしており、これがなかなか味わい深い。
前作"BETTER DAYS COMIN'"(2014)はもう9年近く前にさかのぼるわけですが、同作のリリースから2014年にデビュー作の完全再現が行なわれたKAWASAKI ROCK CITY 2014にLOUD PARK17と、二度も来日を果たしており、私はどちらも目撃することができたので、このバンドへの思い入れのようなものが高まっていました。
本作から先行公開されているMV曲も、派手さにはやや欠けるものの、ちゃんと印象に残るキャッチーさがある個性的なプログ・ハード・ロックを聞かせてくれており、バンドのクリエイティビティに衰えがないことを感じさせています。
前作には参加していなかったオリジナル・メンバーであるポール・テイラー( Key)が本作ではレコーディングにも参加しているというのはオールド・ファンにとってはポイントになるのでしょうか。
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