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ANGRA "CYCLES OF PAIN"が11月1日(水)国内盤発売

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ブラジルのプログレッシブ/メロディック・パワー・メタル・バンド、ANGRAの通算10作目となるフル・アルバム、"CYCLES OF PAIN"が11月1日(水)にビクターエンタテインメントから日本盤リリースされます。

通算10作目のスタジオ・アルバムであるのみならず、ファビオ・リオーネをヴォーカリストに迎えて10年目の節目でもあり、リリース元を『ATOMIC FIRE』に移籍しての第1弾という、気合が入って然るべき条件が揃っています。

レコーディングやマスタリング、一部ソングライティングにも、17年ぶりにデニス・ワード(元PINK CREAM 69, 現MAGNUM, KHYMERA)が関わっているのも、"REBIRTH"や"TEMPLE OF SHADOWS"を愛聴する人にとっては期待が持てる要素かもしれません。

前作"OMNI"(2018)もなかなかの力作でしたが、先行公開されているMV曲も5年ぶりの作品に相応しい練り込みが感じられ、聴き応えがあることは間違いなさそう。

エドゥ・ファラスキ在籍時までと比べてプログレッシブ・メタル色が強いのはファビオ・リオーネ加入後の傾向ですが、個人的には"Carry On "、"Nova Era"に続く、ファビオ・リオーネ在籍時における代表曲の誕生を期待したい所なんですが、現状公開されているMV曲にそういうタイプの曲はないので、それは今回もお預けでしょうかね。

日本盤はキコ・ルーレイロ参加音源がボーナス・トラックとして追加されるほか、先日行われた"REBIRTH"20周年記念ライブを収録したボーナス・ディスク付き2枚組生産限定盤もリリースされます。







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IMMORTAL GUARDIAN "UNITE AND CONQUER"が10月27日(金)国内盤発売

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米国テキサス州を拠点に活動するプログレッシブ/メロディック・パワー・メタル・バンド、IMMORTAL GUARDIANの通算3作目にして日本デビュー作となるフル・アルバム"UNITE AND CONQUER"が10月27日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

アメリカのバンドにもかかわらず欧州プログ/パワー・メタルからの影響大な、「スーパー・メタル」というIQ、センスともにゼロを通り越してマイナスな自称をしている音楽スタイルは、2018年のデビュー・アルバム"AGE OF REVOLUTION"の段階でマニアの間ではかなり注目を集めており、日本デビューに時間がかかったのは『M-THEORY AUDIO』というマイナー・レーベルの所属だったためでしょう。

中心人物であるゲイブリエル・ガーディアン(G, Key)がライブで「ギターとキーボードの同時演奏」という、マイケル・アンジェロを思わせる曲芸的パフォーマンスを披露することが話題になっていますが、そんなトリッキーな要素をさておいても、先行公開されている数多くの(収録曲の半分以上!)のMVを視聴する限り高品質のプログレッシブ/メロディック・パワー・メタルだと思います。

ストレートなパワー・メタルを愛好する個人的な趣味からすると、プログレッシブ・メタルの要素が強すぎて気持ちよくアタマを振れないのがやや残念ですが、プログレッシブ・メタルが好きな方にとっては気にならないというか、むしろこのテクニカルな構成力が評価ポイントになることでしょう。

#3 "Roots Run Deep"にPRIMAL FEARのラルフ・シーパースが、#6 "Lost In The Darkness"に先日解散してしまったTHE AGONISTのヴィッキー・サラキスがそれぞれゲスト・ヴォーカルとして参加しています。













DOKKEN "HEAVEN COMES DOWN"が10月27日(金)国内盤発売

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もはや全盛期のメンバーがドン・ドッケン(Vo)しかいないという意味ではDON DOKKENなんじゃないかという疑惑があるDOKKENの、前作"BROKEN BONES"(2012)以来、約11年ぶりとなる通算12作目のオリジナル・アルバム"HEAVEN COMES DOWN"が10月27日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

私は二度ほどDOKKENのライブをLOUD PARKで観ていますが、ドン・ドッケンのヴォーカルというのはぶっちぎりのワースト・パフォーマンスで、もうこのバンドについては「終わってる」という印象でした。

ただ、黄金時代である80年代の彼らの曲はメロディアスでキャッチーな要素と、ハードでヘヴィな要素のブレンドが絶妙で、かなり好きであるというのもまた事実。

そのため、新曲のMVが公開された時、「あの歌じゃもう何を歌ってもクソだろ…」と思いつつ視聴してみると、これがどうして悪くない。

いや、歌はもう明らかに衰えている。しかし、HR/HMにおいて結構難易度が高い、ヴォーカルが声を張らなくても魅力的に聞こえるソングライティングができている。これがドン・ドッケンのメロディ・センスなのだとしたら、悔しいがその点は認めざるを得ない。

ジョージ・リンチ(G)率いるLYNCH MOBの新作"BABYLON"が同日発売なのは、明らかにどちらかが狙ったとしか思えませんが、そちらの新曲が絶望的につまらなかったことを考えると、少なくとも全盛期DOKKENの魅力はドンによるものだったということなんでしょうね…。

ちなみに同日発売というと、新作"CONQUERESS – FOREVER STRONG AND PROUD"が同日発売されるDOROのデビュー・アルバム"FORCE MAJEURE"(1989)のギタリストは現在DOKKENのギタリストであるジョン・レヴィン(EUROPEのベーシストとは別人です)だったというのは、これはシンプルに偶然なんでしょうね。







DORO "CONQUERESS – FOREVER STRONG AND PROUD"が10月27日(金)国内盤発売

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ドイツのメタル・クイーン、ドロ・ペッシュ率いるDOROの、通算13作目となるオリジナル・アルバム、"CONQUERESS – FOREVER STRONG AND PROUD"が10月27日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。

前作"FOREVER WARRIORS, FOREVER UNITED"(2018)は2枚組にもかかわらず、ドイツのナショナル・チャートで4位と、ソロ・デビュー・アルバム"FORCE MAJEURE"(1989)で記録した5位という自身の最高位を更新、還暦目前の59歳にして欧州ではますますその存在感を増しています。

それは、女性メタル・シンガーの草分けの一人として、メタル界隈におけるダイバーシティの象徴的なイメージを背負っていることが大きく、SDGsな意識の高い欧州で一種のアイコン的な存在感を獲得していることが大きいでしょう。

これまでもMOTORHEADのレミー・キルミスター、元GUNS N’ ROSESのスラッシュ、TYPE O NEGATIVEのピーター・スティールや元NIGHTWISHのターヤ・トゥルネン、BON JOVIのデイヴィッド・ブライアン、KREATORのミレ・ペトロッツァ、TESTAMENTのチャック・ビリーなど、様々なゲストを迎えるのが彼女の作品の常でしたが、今回もメタル・ゴッド、ロブ・ハルフォードを招いてJUDAS PRIESTのライブ定番曲、"Living After Midnight"と、ボニー・タイラーのヒット曲"Total Eclipse of the Heart"のカバーを収録しています。

その他、ドイツ現地では出せばNo.1の人気パンク・バンド、BROILERSのヴォーカリストであるサミー・アマラとも共演するなど、ジャンルを越境というか、他ジャンルとメタルとの架け橋になろうとしているかのような姿勢も感じます。

本作収録曲"Children of the Dawn"と"Time for Justice"のMVの世界観は完全に『マッドマックス』ですね(笑)。日本で還暦の女性がこれをやったら「イタい」と言われそうですが、これをやり切れるのが彼女が「メタル・クイーン」としてリスペクトされる所以なのでしょう。

個人的に、この人が日本で売れない理由のひとつは、その音楽があまり「ドイツっぽくない」ことと、「ドロ・ペッシュ」という彼女の名前の響きが日本人の感覚では魅力的な女性を連想しにくいからではないかと思っています。









SERENITY "NEMESIS A.D."が10月25日(水)国内盤発売

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オーストリアのシンフォニック・パワー・メタル・バンド、SERENITYの通算8作目となるフル・アルバム、"NEMESIS A.D."が10月25日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

ヴォーカリストのゲオルグ・ノイハウザーは近年WARKINGSやFALLEN SANCTUARYなど、サイド・プロジェクトでも活躍していますが、本作ではそのFALLEN SANCTUARYのメンバーでもあるマルコ・パストリーノ(G : TEMPERANCE)を正式メンバーに迎え、ツイン・ギター体制になっています。

近年は欧州の歴史をモチーフにしたドラマティックなシンフォニック・パワー・メタル・サウンドという路線を確立しており、ゲオルグ・ノイハウザーの声質を活かした勇壮にして甘美なロマンの演出はもはやバンドの世界観として「安定のブランド」になっており、前々作・前作と共に欧州最大のマーケットであるドイツでTOP30に入るスマッシュ・ヒットを記録しています。

先行公開されているMVもその世界観が踏襲されたクオリティの高い曲ですが、特に今回、やたらとキャッチーな"Reflections (of AD)"は、ゲオルグの甘い歌声を活かした新境地かもしれません。こんなキャッチーな曲でもサビでツーバスが連打されるのは、唯一のオリジナル・メンバーであるドラマーの意地でしょうか(笑)。

ちなみに第一弾MVだった"Ritter, Tod und Teufel (Knightfall)"はルネサンス期の画家であるアルブレヒト・デューラーの代表作のひとつ、「騎士と死と悪魔」から取られており、アルバム・タイトルや上記"Reflections (of AD)"に入っている"AD"というイニシャルからも、本作のモチーフがアルブレヒト・デューラーなのだろうということが察せられます。

なお、本作には元KAMELOTで現CONCEPTIONのロイ・カーン、ANCIENT BARDSのダニエレ・マッツァ、FIREWINDのハービー・ランハンスらがゲスト参加しているそうです。

SECRET SPHEREとのジョイントで決定している来日公演も、個人的にかなり楽しみにしています。