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GRAND "SECOND TO NONE"が1月19日(金)国内盤発売

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スウェーデンで長年に渡ってシンガー・ソングライターとして活動してきたマティアス・オロフソン(Vo)と、WIGELIUSのヤコブ・スヴェンソン(G)を中心に結成されたAORバンドの、22年末にリリースされたデビュー作に続く約1年ぶりのセカンド・アルバム"SECOND TO NONE"が1月19日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

志向しているアーティストとしてTOTO、STARSHIP、FOREIGNER、GIANTなど、かなりソフィスティケイトされたサウンドのバンドが並んでおり、80年代的な感覚における都会的でコンテンポラリーなメロディック・ロックを聴かせてくれるバンドです。

本作から先行公開されているMV曲も、これぞ北欧AORという感じの曲で、個人的な趣味にはドストライク。Voの細めながら不思議と弱さは感じないハイトーン・ヴォイスも素晴らしいですね。

私のようにWORK OF ARTやCREYEなどが大好きな方であれば要チェックなバンドだと思います。

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STRIKER "ULTRAPOWER"が1月17日(水)国内盤発売

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カナダのパワー・メタル・バンド、STRIKERの、前作"PLAY TO WIN"(2018)から約5年ぶりとなる通算8作目のフル・アルバム"ULTRAPOWER"が1月17日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

前作"PLAY TO WIN"(2018)はカナダのグラミー賞に当たるジュノー賞で「メタル/ハード・ロック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたそうで、商業的に成功しているかどうかはともかく、評論家やマニア筋からの評価は高いようです。

ちなみに余談ながら、2019年にこのバンドに加入したベーシストのピート・クラッセンはかつて日本に在住し、SILEXや東京SPANDIXXなどでヴォーカルを務めていたこともある人物だとか。

『BURRN!』誌のレビューでは「メロディック・パワー・メタル」と形容されており、メロディックでパワフルなメタルという意味では確かにその通りなのですが、いわゆる欧州のHELLOWEEN系のメロディック・パワー・メタルとはいささかトンマナが異なる感じで、それは偏差値低めな(?)アルバム・タイトルやアートワーク、メンバーの風体からも察せられることでしょう(笑)。

とはいえ先行公開されているMVを視聴すると、トンマナがどうとかそんな細かいことは脇に置いて、シンプルにメタルとしてカッコいいと思えるサウンドです。これはなかなかいいですね。

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METALITE "EXPENDITION ONE"が1月17日(水)国内盤発売

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スウェーデンの女性Voをフィーチュアしたモダン風メロディック・メタル・バンド、METALITEの通算4作目となるアルバム、"EXPENDITION ONE"が1月17日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

現ヴォーカリスト、エリカ・オールソン加入後3作目となる本作でも、先行公開されているMVを視聴する限り、これまでの作風・コンセプトを引継ぎ、SF的な世界観の中でフューチャリスティックなKeyサウンドと、メタルコア以降のモダンなヘヴィ・リフを取り入れたメロディック・メタル・サウンドが展開されているようです。

ハッキリ言えばAMARANTHEのフォロワーなのだろうと思いますが、AMARANTHEからグロウルを抜き、女性ヴォーカルのみが歌い、ヘヴィな要素もAMARANTHEより控えめなので、私のような欧州メロディック・メタル・ファンにとって「聴きやすい」サウンドでしょう。

ただ、むしろグロウルがあって、よりヘヴィな方が好みである、という人もメタル・ファンには多いと思うので、「聴きやすい」ことがバンドの評価にとって単純にプラスかというと微妙な所ですが。

元々AMARANTHEよりわかりやすくキャッチーなサウンドが売りでしたが、ここにきてスケール感も増してきたような気がして、個人的には結構好きなサウンドです。

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FIFTH NOTE "HERE WE ARE"が1月10日(水)国内盤発売

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インド出身のメロディアス・ハード・ロック・バンド、FIFTH NOTEが、『Frontiers Music』と契約してリリースするデビュー・アルバム"HERE WE ARE"が1月10日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

2024年に入って最初に取り上げるのがインド出身のバンドになるとは。タイミングの問題とはいえ、グローバルサウスへの注目が集まるこの時代を象徴するようですね。

インド出身のメロディアス・ハード・ロック・バンドというとABOUT USというバンドが昨年デビューしましたが、このバンドもABOUT USと同じ、インド東部、ナガランド州の出身。

ABOUT USのエントリーにも書きましたが、ナガランド州というのはインドで一番東側、ミャンマーと国境を接する広大なインドの中でも最も辺境と言っていい地域で、14億人もいるインドにあって州全体で200万人という、せいぜい長野県とか岐阜県程度の人口しかいないのに、ほぼ1年おきに『Frontiers Music』を通じてワールド・デビューするバンドが出てくるというのはちょっとしたミラクルですね。

しかもこれがなかなかにレベルが高い。土臭さのないキャッチーかつ叙情的なメロディと、ヴォーカリストの歌唱スタイルもあってちょっと往年のTNTを彷彿させる所もあり、メロハーと言ってもAOR系のソフトな音ではなく、ちょっとプログレッシヴ・メタル的な要素も感じさせる。目を閉じて聴いたら欧州のバンドと言われても何の違和感もありません。

やはりこれからはインドの時代なんですかね。新NISAの成長投資枠はインド株インデックスに突っ込んでみることを真剣に検討しようかと思います(笑)。

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2023年 印象に残った10枚

地震やら飛行機の事故やら、あけましておめでとうございます、と言うのも憚られる幕開けの2024年ですが、1年の不幸を冒頭2日間で全て出し尽くしたと考えたい所ですね。

2023年はとにかくライブの復活が印象的な年でした。(興行成績は微妙だった感じですが)LOUD PARKが久方ぶりの復活を果たしましたし、HELLOWEENの日本武道館公演、MOTLEY CRUEとDEF LEPPARDのジョイント公演、そしてSECRET SPHERE & SERENITYなんていう俺得公演含め、個人的にも楽しみましたし、秋口の来日ラッシュはメタラーを破産させるのではないかという勢いがありました。

いわゆる「年間ベスト」的なものを公開するのはこの手のブログの「義務」のようなものだと思いますので(?)、あらためて振り返って考えたわけですが、候補に挙げたくなる良作は多かったものの、「これぞベスト・アルバム!」という決め手には欠けたので順位ではなくアーティスト名のアルファベット順で記載します。

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ANGUS McSIX "AND THE SWORD OF POWER"
元GLORYHAMMERの弁護士ヴォーカリスト、アンガス・マクファイフことトーマス・ウィンクラー氏によるスーパー・キャッチーなパワー・メタル・サウンド。

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BLOODY CUMSHOT "DEFLORANTISM"
ZEMETHでその恐るべきクサメロ・センスを発揮するJUNYA氏による、クサさとメタリックな攻撃性のバランスをとった(?)高品質メロデス・サウンド。

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CROWNE "OPERATION PHOENIX"
これぞ北欧メロディック・メタル。哀メロの充実は往年のソナタを彷彿させるほど。アレクサンダー・ストランデル(Vo)はART NATIONでも素晴らしい作品をリリースしていた今年度MVP。

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DELAIN "DARK WATERS"
今年の女性ヴォーカルもので一番個人的な琴線に触れてきました。儚げな印象の新ヴォーカリストの声が好みです。

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EDU FALASCHI "ELDORADO"
ANGRAの新作も良い出来だったのですが、やはり私にとって「ANGRAの声」としてしっくり来るのはこちらなのです。あの超ハイレベルなANGRAのサウンドを完全再現できているのが驚き。

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GLORYHAMMER "RETURN TO THE KINGDOM OF FIFE"
キャラの立ったVoの脱退でパワーダウンするかと思いきや、シンフォニック・パワー・メタルとしてはむしろ楽曲のクオリティが上がっている印象(チャート成績的にはやはり下降したようですが…)。

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LOVEBITES "JUDGEMENT DAY"
まさかここまで強力なパワー・メタル・アルバムを出してくるとは思っていませんでした。コロナ禍で足踏みを強いられましたが、ぜひ海外で頑張ってほしい。

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MAGNUS KARLSSON’S FREEFALL "HUNT THE FLAME"
『Frontiers Music』のメロディック・メタル・マスターによる実力派ヴォーカリスト博覧会は今回も鉄板の完成度を誇る劇的メタル作。

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SERENITY "NEMESIS A.D.
予想外に(?)ライブも素晴らしかった、これぞ欧州メロディック・パワー・メタルの美学。

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THEOCRACY "MOSAIC"
ここに挙げた中ではかなりB級なのですが、個人的な琴線に触れてくるメロディや展開が多く、完成度で勝る他のアーティストのアルバムを押し退けて選出したくなりました。


上記10選に漏れたものとしては、ANGRA、KAMELOTといったこのサイト/ブログの「定番」(どちらも前作より良かったと思ってます)、DGM、SECRET SPHERE、TEMPERANCE、FROZEN CROWNといったイタリア勢(これもどれも良作でした)、浜田麻里に陰陽座といった日本人アーティスト、そしてメロハー系ではART NATION、CREYE、ECLIPSE、FIRST SIGNALといった『Frontiers Music』勢に、これはHR/HMというにはソフト過ぎるかもしれませんがMODXは個人的な80年代趣味的にツボで、デス声のものではKALMAHやSCAR SYMMETRYなどはメロディ派の私を納得させる優れた作品で、良作の多さという意味では今年も豊作でした。

メタル・ジャーナリズム界隈ではメジャー所ではMETALLICAにAVENGED SEVENFOLD、アンダーグラウンドな所ではSLEEP TOKENにJESUS PIECEあたりがアツかったようですが、例によって個人的な琴線には全く触れず。

近年「平均点」は上がっているので、今年も楽しめる作品がリリースされてくるであろうことは心配していないのですが、今年は「これぞ今年を代表するアルバム!」と確信できるような飛び抜けたアルバムの登場を期待したいと思います。