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2023年 印象に残った10枚

地震やら飛行機の事故やら、あけましておめでとうございます、と言うのも憚られる幕開けの2024年ですが、1年の不幸を冒頭2日間で全て出し尽くしたと考えたい所ですね。

2023年はとにかくライブの復活が印象的な年でした。(興行成績は微妙だった感じですが)LOUD PARKが久方ぶりの復活を果たしましたし、HELLOWEENの日本武道館公演、MOTLEY CRUEとDEF LEPPARDのジョイント公演、そしてSECRET SPHERE & SERENITYなんていう俺得公演含め、個人的にも楽しみましたし、秋口の来日ラッシュはメタラーを破産させるのではないかという勢いがありました。

いわゆる「年間ベスト」的なものを公開するのはこの手のブログの「義務」のようなものだと思いますので(?)、あらためて振り返って考えたわけですが、候補に挙げたくなる良作は多かったものの、「これぞベスト・アルバム!」という決め手には欠けたので順位ではなくアーティスト名のアルファベット順で記載します。

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ANGUS McSIX "AND THE SWORD OF POWER"
元GLORYHAMMERの弁護士ヴォーカリスト、アンガス・マクファイフことトーマス・ウィンクラー氏によるスーパー・キャッチーなパワー・メタル・サウンド。

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BLOODY CUMSHOT "DEFLORANTISM"
ZEMETHでその恐るべきクサメロ・センスを発揮するJUNYA氏による、クサさとメタリックな攻撃性のバランスをとった(?)高品質メロデス・サウンド。

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CROWNE "OPERATION PHOENIX"
これぞ北欧メロディック・メタル。哀メロの充実は往年のソナタを彷彿させるほど。アレクサンダー・ストランデル(Vo)はART NATIONでも素晴らしい作品をリリースしていた今年度MVP。

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DELAIN "DARK WATERS"
今年の女性ヴォーカルもので一番個人的な琴線に触れてきました。儚げな印象の新ヴォーカリストの声が好みです。

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EDU FALASCHI "ELDORADO"
ANGRAの新作も良い出来だったのですが、やはり私にとって「ANGRAの声」としてしっくり来るのはこちらなのです。あの超ハイレベルなANGRAのサウンドを完全再現できているのが驚き。

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GLORYHAMMER "RETURN TO THE KINGDOM OF FIFE"
キャラの立ったVoの脱退でパワーダウンするかと思いきや、シンフォニック・パワー・メタルとしてはむしろ楽曲のクオリティが上がっている印象(チャート成績的にはやはり下降したようですが…)。

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LOVEBITES "JUDGEMENT DAY"
まさかここまで強力なパワー・メタル・アルバムを出してくるとは思っていませんでした。コロナ禍で足踏みを強いられましたが、ぜひ海外で頑張ってほしい。

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MAGNUS KARLSSON’S FREEFALL "HUNT THE FLAME"
『Frontiers Music』のメロディック・メタル・マスターによる実力派ヴォーカリスト博覧会は今回も鉄板の完成度を誇る劇的メタル作。

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SERENITY "NEMESIS A.D.
予想外に(?)ライブも素晴らしかった、これぞ欧州メロディック・パワー・メタルの美学。

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THEOCRACY "MOSAIC"
ここに挙げた中ではかなりB級なのですが、個人的な琴線に触れてくるメロディや展開が多く、完成度で勝る他のアーティストのアルバムを押し退けて選出したくなりました。


上記10選に漏れたものとしては、ANGRA、KAMELOTといったこのサイト/ブログの「定番」(どちらも前作より良かったと思ってます)、DGM、SECRET SPHERE、TEMPERANCE、FROZEN CROWNといったイタリア勢(これもどれも良作でした)、浜田麻里に陰陽座といった日本人アーティスト、そしてメロハー系ではART NATION、CREYE、ECLIPSE、FIRST SIGNALといった『Frontiers Music』勢に、これはHR/HMというにはソフト過ぎるかもしれませんがMODXは個人的な80年代趣味的にツボで、デス声のものではKALMAHやSCAR SYMMETRYなどはメロディ派の私を納得させる優れた作品で、良作の多さという意味では今年も豊作でした。

メタル・ジャーナリズム界隈ではメジャー所ではMETALLICAにAVENGED SEVENFOLD、アンダーグラウンドな所ではSLEEP TOKENにJESUS PIECEあたりがアツかったようですが、例によって個人的な琴線には全く触れず。

近年「平均点」は上がっているので、今年も楽しめる作品がリリースされてくるであろうことは心配していないのですが、今年は「これぞ今年を代表するアルバム!」と確信できるような飛び抜けたアルバムの登場を期待したいと思います。
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