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C.J.スネア(元FIREHOUSE)が死去

90年代初頭に人気を博したアメリカのハード・ロック・バンド、FIREHOUSEのヴォーカリストとして知られるC.J.スネアが4月5日に亡くなったそうです。

まだ64歳ということで、現代の平均寿命を考えると若すぎますが、2020年9月にステージ4の大腸ガンと診断されていたそうで、2021年に受けた手術で一旦は持ち直し、2021年には27回、2022年は39回と、決して少なくない数のライブもやっていましたが、2023年10月に二度目の手術をした後一気に衰弱し、今回の訃報となったようです。

FIREHOUSEはC.J.スネアの体調が悪化した後はネイト・ペックなるシンガーを迎えてツアー活動を続けており、C.J.スネアが亡くなった4月5日もテキサスでライブをやっていたとか。

今回の訃報を受けてあらためてYouTubeでFIREHOUSEの曲を検索してみると、全米5位まで上昇した彼ら最大のヒット曲である"Love Of A Lifetime"は9,000万回以上、それに続く全米8位のヒットとなった"When I Look Into Your Eyes"が3,800万回以上、そして何とグランジ/オルタナティブの台頭によってHR/HMの人気が凋落していた1995年にリリースされ、全米66位という成績に終わったアルバム"3"収録の"I Live My Life for You"が7,500万回以上、"Here For You"が2,400万回以上も再生されていることに驚きました。

これはリアルタイムで同レベルの成功を収めていたWARRENTやWINGERのヒット曲を大きく上回る数字であり、何なら彼らより大きな成功を収めていたPOISONよりも上と言える再生回数です(2024年4月時点)。

FIREHOUSEは純粋な新曲によるアルバムは2003年の"PRIME TIME"以降20年以上リリースしていませんが、これだけ過去のヒット曲(バラードばかりですが)に求心力があるのであれば、ライブでこれらの曲を聴きたいというニーズは(アリーナ規模ではないにせよ)コンスタントにあったことでしょう。

それらの曲がYouTube上で公開された2010年以降もずっと聴き継がれるタイムレスなクラシックになったのは、曲の良さもさることながら、その曲の良さを完璧に引き出すことができたC.J.スネアが歌ったからこそだと思います。実際、80年代以降数多く出てきたアメリカの人気ハード・ロック・バンドの中で、歌唱力という点では抜きん出ていましたね。

本当に早すぎる死でした。ご冥福をお祈りします。








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