LOUD PARK 16に向けて

年に一度のメタラーの祭典としてすっかり定着したLOUD PARK、いよいよ開催まで1ヶ月を切り、タイムテーブルも発表されて(気分的に)盛り上がってきましたね。

タイムテーブルといえば、行く直前にタイムテーブルの画像をスマホに保存しておくと便利ですよ。入口の所で紙のタイムテーブルを渡されますが、場内は薄暗くて見づらいので、スマホで見た方が見やすいです、とやってる人はやってるちょっとしたTipsを。

その他、初開催だった06以来の皆勤賞である私がまとめたLOUD PARKのしおり(?)をこのブログで以前書いていますので、もし初参加の方などがいらっしゃいましたらご参考までご覧ください。

LOUD PARKの手引き
http://metalgateblog.blog107.fc2.com/blog-entry-991.html

今年の出演ラインナップに関しては、ついに恒例の「アモット枠」が完全撤廃されたのが、長年通い続けてきた人間にとっては一番大きな変化ですかね。同時期にSPIRITUAL BEGGERSが来日するにもかかわらずあえてLOUD PARKに出さなかったのは前回結構さびしい人集まりだったからでしょうか。

ファースト・アルバムの再録アルバムを作っているというARMAGEDONを出すというのもアリだったのではないかと思いますが(ファースト収録曲ならそこそこ盛り上がりそうですし)、毎年アモット兄弟を調整するのも面倒臭いのでスパッと切ったのでしょう。

ヘッドライナーがSCORPIONSにWHITESNAKEというのは、1990年ならともかく2016年のフェスとしてどうなの、という気もしますが、SCORPIONSはHR/HMファンとして一度は観ておきたいバンドでしたし、WHITESNAKEもミケーレ・ルッピがいるラインナップを観るのは初めてなので、個人的にはまあこれでもいいかなと。

プロモーター的には今回の目玉のひとつは「オリジナル・メンバーによる再結成DOKKEN」だと思いますが、何しろ前回の出演時におけるドン・ドッケンの歌はこのフェス史上のワーストと言っても過言ではないほど酷かったので、なかなかモチベーションが上がりません。まして裏がBLIND GUARDIANでは…。

とはいえ、次のSCORPIONSをいい場所で見ようと思ったらBLIND GUARDIANを最後まで観るのは厳しい。ラスト2曲は「Mirror, Mirror」に「Valhalla」という名曲だと思われるだけに最後まで観たいのは山々なのですが。

今年のタイムテーブルについては、当然3ステージ制ならではの「痛い被り」が出ています。個人的にはMYRATHとCAIN'S OFFERINGの被り、SHINEDOWNとQUEENSRYCHEの被り、RAGEとMASTERPLANの被りという、初日にダメージが集中しています。

まあ、CAIN'S OFFERINGについては単独で拝んできたので、ここはわざわざ遠くチュニジアからお越しいただくMYRATHを優先したいと思います。コティ兄貴とイェンス先生には会いに行きたいですが、MYRATHの後もCANDLEMASSが出るのでは、頑張ってサブステへの最短ルートでちょい抜けしても1曲観るのが限界ですかね…。

他の2つの被りについてはまあ、当日の気分で決めます。一から十まで事前に決め込むより、押さえるポイントは決めつつも、その場のノリで決める部分もあるスケジューリングの方が好きなので。

あとは当日まで、よく知らないアーティスト、最近の音源を聴いていないバンドの予習に勤しみたいと思います。


というわけで予習開始です。

SONS OF TEXAS
その名の通りテキサス出身のバンド。「PANTERA meets NICKELBACK」などと形容されており、ゴリゴリしたリフと、アメリカ人好みのエモーショナルなメロディを備えた若手の注目株。


全体的な印象としてはFIVE FINGER DEATH PUNCHとかSHINEDOWNみたいなモダン・スタイルのバンドで、この手のバンドはサウンドの好き嫌いはともかくライブは良いことが多いですね。


ZARDONIC
ベネズエラ出身の覆面EDMアーティスト。ダブステップとメタルを融合させたサウンドで「SKLILLEX meets SLIPKNOT」という形容をされている。今回のラウパに出演するDARK FUNERALのようなブラック・メタルから、ビヨンセのような世界的スーパースターのリミックスを手掛けている。


90年代世代である私が音だけ聴けばインダストリアル・メタルっぽい感じでしょうか。基本的には保守的なメタラーがオーディエンスの大半を占めると思われる(特に今年はトリがトリだけに…)このフェスでどこまで受けるのかは未知数。


ALDIOUS
現在のVoになってからは『BURRN!』誌の(前田氏の?)猛プッシュにもかかわらず全然聴いていませんでした。現在ちょっとしたシーンを形成している「嬢メタル」のパイオニアと言っていいでしょう。


前任Voのときと大きく印象は変わらないですが、前回観たときにはちょっと厳しかったパフォーマンスもきっと安定感を増しているでしょうし、キャッチーで華やかなのできっと盛り上がると思います。


CANDLEMASS
伝説のエピック・ドゥーム・メタル・バンド。彼らの1st「EPICUS DOOMICUS METALLICUS」、および2nd「NIGHTFALL」はカルト・クラシックとしてアンダーグラウンドで絶大な評価を得ています。


「遅いメタルは日本では受けない」というのが私の持論ですが、国歌が世界一ドゥーム・メタル的(?)な国に生まれた者としてこの伝説のバンドを目撃しておきたいと思います。


ARMORED SAINT
LAメタル勢の中にあって最も正統的なHMサウンドを出していたバンド。日本では元ANTHRAXのジョン・ブッシュがいた(いる)バンドと言った方が通りがいいか。


だいぶ正統派色は後退していて、ぶっちゃけもはや「March Of The Saint」だけ聴ければいいや、みたいな所もありますが、こういう機会でもなければ単独ではなかなか来日できないバンドだと思いますので、ありがたく観させていただきたいと思います。


THE DEAD DAISIES
ジョン・コラビ(Vo)、ダグ・アルドリッチ(G)、マルコ・メンドーサ(B)、ブライアン・ティッシー(Dr)といった、80年代から90年代前半のHR/HMファンには知られたメンツによる70年代スタイルのハード・ロック・バンド(プロジェクト?)。


実力とキャリアのある人たちの集まりだけになかなかいい感じにロックしてますが、例年この手のバンドは若者たちの飯タイムにされがちな傾向があるような。


SIXX:AM
元MOTLEY CRUEのニッキー・シックスのバンド。現代アメリカのメインストリームなハード・ロック・スタイルで、相変わらず時代に敏感な所を見せています。


実はあまりちゃんと聴いたことなかったのですが、さすがに質は高いですね。


BLIND GUARDIAN
もはや予習などするまでもないはずのドイツの大御所となった彼らですが、前回の出演時、一曲まるまる合唱することが彼らのライブにおける「お約束」になっている「The Bard's Song (In The Forest)」をオーディエンスがほとんど歌えず、メンバーを戸惑わせてしまったので、あらためて「復習」しておいていただきたいと思います。歌詞はコチラ


ご覧の通り、WACKENのオーディエンスは完コピです。見習いましょう(と言いつつ私も前回はサビしか歌えなかったのですが/苦笑)。



あとは、彼らがプレイする時間に間に合うように起きられるかどうかに自信がないのですが、「出れんの?ラウパ」の方々とオープニング・アクトも。

FLESH JUICER
台湾のブルデス/デスコアバンド。結成から10年近いキャリアがあり、昨年のサマソニにも出演経験あり。




NOCTURNAL BLOODLUST
日本のデスコア/メタルコア・バンド。結成当初は「激ロック」な感じでしたが、いつのまにかV系なルックスになっていました。




I PROMISED ONCE
日本の、日独混合メンバーによるエレクトロな味付けのメタルコア・バンド。昨年末の『COUNTDOWN JAPAN』にも出演経験があるようです。




FURY OF FEAR
ESP/MI Japan Osaka GIT科でかのケリー・サイモン氏に師事したというギタリストの人が結成したネオクラ系の古き良きジャパメタ・バンド。


上のI PROMISED ONCEはもはやセミプロな感じですが、このバンドは現状まだアマチュアって感じで、企画の趣旨には合っていますね。好きなタイプのサウンドですし、この機会にファンを獲得してほしいですね。

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コメント

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No title

dokkenとkuni出すって・・・。

現dokkenのレヴィン君はダメ社長から離れて本職の弁護士を頑張るんでしょうか。
kuniさんは今回もベーシストに睨まれるんでしょうか。あはは。

行ったら結局肯定的な意見になるのは分かるんですが、「他にバンド知らないの?」みたいな意見になるんですよね・・・。

>名無しのメタラーさん

お気持ちは非常によくわかるというか全く同感なのですが、ある程度大人になった身としてはスケジュール、ギャラの折り合いがつくことはもちろんとして、マネージメントとのパイプの有り無しとか、偉い人の思惑とか、「お付き合い」とか色々あるのだろうな、などと勝手に察してしまうようになります(苦笑)。

まあ幸いにして3ステージですし、飯も食わにゃ身体ももちませんし、アレなアーティストの時間はそれなりに有効活用するということでいいのではないでしょうか。

涙のリクエスト

MYRATHのレポ楽しみにしてます!
あとダグアルドさんとマルコさんが、デビカバさんがトラブルを起こさないかとか、ニッキーさんがコラビさんをいじったりしないかとかも気になりますね。

追伸、多弦ベース

DEAD DAISIESのPVでのマルコさんが5弦ベースでないのが驚きです。1音下げが当たり前のご時世に時代錯誤も甚だしいのは理解しているのですが、個人的に多弦ベース特有のビジュアルにどうしても違和感があり、メタルやロックでは使わないでほしいといつも思っていて、歓迎すべき出来事のハズなんですが、何故か違和感が…笑

>学生気分39さん

私のレポより、まずは現地でガッチリ観ていただくことが最重要かと思われます(笑)。

多弦ベース、たしかにずんぐりして見た目はカッコよくないですが、テクニカル志向のベーシストは使いたがりますよね。私はもう慣れてしまいました(笑)。

久々参戦です

こんにちは。
久々のLOUD PARK、2日目のみ参戦です。
1日目のDOKKENに後ろ髪引かれつつ、
最盛期のライブも仲が悪かったために、最高!と
思えなかったのでいいかな、いかなくても...。
ただ、Sons of texasが好みなので
それは観たかったですね。
WHITE SNAKE,SIX:AM,THE Dead Daisies,
Night Wish目当てで行ってきます!

>KYさん

DOKKEN以外に興味が持てるバンドがないのであれば1日目に参加する意味はないかもしれませんね…DOKKENは単独もありますし。

とはいえ、あまり興味のないバンドばかりという日にこそむしろ意外な発見があったりして楽しいのがフェスというものですが。

No title

日程の調整が厳しかったんですが、何とか2日間空けられたので、今年も存分に楽しみたいと思います。

いやしかし、初日のタイムテーブルは厳しいですね~。それだけいいラインナップという事かもしれませんが、もう少し何とか上手く組めたんじゃないかと・・・。
CAIN'S OFFERINGの単独に無理して参戦しておいて良かったです。一生の後悔になり得るところでした(汗)。
そして個人的にはBLIND GUARDIANがサブステな事に違和感というか不服ですね。確かにKINGDOM STAGEっぽさは最高クラスですが(笑)。

予習が全然できていないので、今回はあまりガチガチに予定を考えないで比較的ゆるゆると(MYRATHとSCORPIONSは全力で)楽しもうかと思います。

>kimさん

私もほぼ同様の状況ですね。
マジCAIN'S OFFERINGの単独に行っておいてよかったと思っています(笑)。

MYRATHとSCORPIONS、そしてSYMPHONY X(あと強いて言えばULI JON ROTHとNIGHTWISH?)だけは全力で、あとはフランクに楽しみたいと思っています。

3ステージゆえの被り

まぁ、RAGEとMASTERPLANの被りはキツイですね……。
個人的に一番キツイのは、SIXX AMとWITH THE DEADですが。
あとAMORPHISとKILLSWITCH ENGAGEも悩みどころ(-_-;)

今年は、次の月曜日が出勤になってしまったので、泣く泣くNIGHTWISHの途中で帰らないといけない……orz
白蛇様は、時間とお金に余裕があれば単独で。
でも、あのフェスの空気の中で大トリを見たいんだよなぁ~。
クソっ、なんで今年は有給休暇が1日しか使えないんだよっ!

まぁ、個人的な愚痴はこれくらいにして今年も皆さん、ラウドパークを楽しみましょう!!

>通行人Rさん

被りで悩むのはフェスの醍醐味でもあるので難しい所ですが、たしかに初日は悩ましいものが多いですね~。

大トリはやはり独特の空気があるものなので、ちょっとでも観ていきたいですよね。
なんとかWHITESNAKEの途中くらいまで粘れないんですか? と通行人Rさんのご自宅の場所も知らずに無責任に言ってみたり。

まあ、いずれにせよ許された条件の中で目いっぱい楽しみましょう!