「RHAPSODY」によるフェアウェル・ツアー?

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先日のRHAPSODY OF FIREからファビオ・リオーネ(Vo)とアレックス・ホルツヴァース(Dr)が立て続けに脱退するという衝撃のニュースはファンの記憶に新しい所だと思います。

そしてつい先日新ヴォーカリストとしてジャコモ・ヴォリなる人物の加入が発表され、(少なくとも日本では)無名の新人ながら、サンプルを聴く限りまずまずの歌唱力の持ち主だったので、胸を撫で下ろしたばかりでした。

そんな折に飛び込んできたのがこのニュース。

「RHAPSODYが"20th Anniversary Farewell Tour" を行なう」

20周年さよならツアー?

え、新ヴォーカリスト入れたばっかりなのにやめちゃうの?

と思ってよく読んでみたら、ファビオ・リオーネ(Vo)、ルカ・トゥリッリ(G)、ドミニク・ルアキン(G)、パトリス・ガース(B)、アレックス・ホルツヴァース(Dr)というメンバーで、『SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS』リリース20周年ツアーを行なうのだという。

来年は2017年、20周年といえば1997年リリースの『LEGENDARY TALES』じゃないの、と一瞬思いつつ、リリース年から数えて20年目なのは1998年の『SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS』だからこれでいいのだ。とはいえなぜデビュー20周年のタイミングである今年でなく来年なのだと思いつつ、そこはまあ大人の事情というか、20周年であることではなく、ファビオとルカが揃うことができるタイミングありきで決まったツアーだからなのでしょう。

そしてこれが「OF FIRE」ではないRHAPSODY名義でメンバーが集うのを観ることができる最後の機会なのだという。

公式Facebookの煽り文句によると「これはステージで一緒に演奏するバンドを見る唯一の最後のチャンスとなるだろう」とのことですが、RHAPSODY名義だった頃にはドミニク・ルアキンはいませんでしたよね?

いやまあ恐らく単に巻き込まれただけのドミニクには別に罪はないですが、そもそも明らかにオリジナルRHAPSODYの要の一つだったアレックス・スタロポリ(Key)がハブられてますよね?

これはどう考えてもファビオ・リオーネ(Vo)とアレックス・ホルツヴァース(Dr)がRHAPSODY OF FIREを脱退したことと無関係ではないと思われます。

このツアーを主催するという「TOP LINK MUSIC」なるブラジルのプロモーター/マネジメントにそそのかされた感が否めないですね。てかこの会社、ファビオが現在所属するANGRAのマネジメントですね。うーん、ろくでもないことを企画する会社の臭いが…。

ルカ・トゥリッリによると「Beyond the Gates of Infinity」や「Wings of Destiny」や「The Dark Tower of Abyss」といった、これまで演奏されたことがない曲がプレイされるとのことなのでそれはつまり『SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS』を完全再現するということなのでしょう。

ルカ曰く「これは私の音楽活動の重要な一章の終わりを意味している。将来、私の新しいLuca Turilli's RHAPSODYや他の重要なプロジェクトに専念する」とのことですが、まあRHAPSODY OF FIREを脱退した時点で元々そういう話だと思っていたし、いつかは「アレックス・スタロポリとの和解(?)によるリユニオン」というカードも残っているよなー、なんて擦れた考えも浮かんでしまったり。

まあ、「ファビオとルカが一緒にプレイするのを観たい」とか「ファビオの歌う『Emerald Sword』を聴きたい」というニーズは確実に存在すると思うので、このツアーである程度の集客は見込めるのでしょう。

このツアーが日本にも来るのかどうかは定かではありませんが、どうもちょっと先日のHELLOWEENの次回ツアーの話のような「いい話」に聞こえないというのが正直な所です。

まあ、LOUD PARKに出るというならもちろん観ますけどね。
あらためてファビオもルカもアレックス・スタロポリも揃っていた彼らの初来日公演を観ることができた自分は勝ち組だったという確信を強めました(笑)。

しかしこの告知ビジュアルのドラゴンのデザインはひどくないですか。
実際にツアーが始まる頃には『シン・ゴジラ』みたいに進化するのでしょうか。

◆ニュースソース
http://www.blabbermouth.net/news/rhapsody-announces-20th-anniversary-farewell-tour/
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コメント

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メンバー間の対立構図が見えるような気がします。

確かにスタロポリ一人が欠けるだけで相当偏ったフェアウェルツアーに映ります。

今SYMPHONY OF ENCHANTED LANDSのインナーを見ながら書いておりますが楽曲の構成はルカとアレックスの両方が記載されており、歌詞はルカ、オーケルトラのアレンジはアレックスとなっています。

ラプソの音楽的特徴の一つとしてシンフォニックなアレンジ、あるは民族楽器等を使ったアレンジが挙げられますが、この辺りは明らかにアレックスの貢献度が高いと思います。

ただ楽曲そのものの制作に関しては、明らかにルカの方がイニシアチブを握っていたと思います。

ラプソのメンバー間の亀裂がいつ頃から生じていたかは正直わかりませんが、このバンドをイタリアNo.1(と言って過言ではないでしょう)のメタルバンドに押し上げたのは、こうしたルカとアレックスの間に生じたマジックを、ファビオを始めとする各メンバーが高い演奏レベルで昇華して行ったからだと思います。

そう言った意味ではこのツアーのメンバーにアレックス・スタロポリがいないのは非常に寂しいですし、残念なことだと思います。

企画はAngraのマネージメントですか・・・・・。

誰がどのような形であれ、アレックスへの説得も試みて欲しいところですね。

???????

これは文字通りパフォーマンスでしかないのでは?

せめてステージ上にいる間は団結したパフォーマンスをお願いします。

No title

引っかかるものもありますが、Luca Turilli's RHAPSODYや新ボーカルを入れたOF FIREよりは、ずっとラプソ感があるのも事実だと思います。

私はこの企画、楽しみにしてますよ。日本にも来てくれるんじゃないかと思ってます。

まとめてお返事

>Ario✠cH さん
ROFの日本公式サイトの管理人さんのTwitterによると、アレックスにも声はかかったようですが断ったようですね。
人間関係の問題というよりは、新生ROFの活動を優先したいということみたいですね。


>Loki Holstさん
まあ、ステージ上で観る分には問題を感じさせることなく普通に盛り上がれるんだと思いますよ、実際には。


>pndnskさん
そういう感覚のファンも多いと思います。
きっと興行的にはそこそこ成功するのではないでしょうか。

ラプソ崩壊状態

負け組が登場でお久しぶりでございます。

RHAPSODY時代から応援していたので、以前のこの5人の方が魅力ありますね。
新しいメンバーではもう聴きたくないです(キッパリと)。

ただ個人的にはEDGUYの勝ち組だと思っているんですけどね(笑)。
『SPACE POLICE』のツアーは2日連日で参戦しましたから。

何だかなぁ…一方でメンバー集めて孤独にバンド再建を図るスタロポリ、一方で協調してフェアウェルツアーなんかやっちゃうその他メンバー…
バンド内の不協和音って何となくスタロポリなのかなぁという感じがしてしまう。

このツアーは見たい人は確実に多いでしょうね。
僕も正直新生Rhapsodyがやるショウとルカ、ファビオ、アレックスのやるショウとだったら後者の方が見たいし期待できる。
それだけ去ったメンバーがRhapsodyに残した印象は強烈だったと実感してしまう。

>ストラディキャスターさん

お久しぶりです。
本来は「誰がやるか」より「何をやるか」の方が大切だと思うので、アレックスのROFが新ヴォーカルを迎えてカッコいい音楽をやってくれるなら、それはそれで認めてあげたいと思いますけどね。

EDGUYについては、そもそもRHAPSODYの初来日公演の前座はEDGUYで、それが彼らの初来日でもあったので、それを観ることができた私もEDGUYの勝ち組だと思っています(笑)。

>FYさん

実際に人間関係的な問題がアレックス・スタロポリによるものなのか、そもそも人間関係の問題が分裂の原因なのかさえ定かではないのですが、新生RHAPSODY OF FIREは、相当強力な新作を作らないと、厳しいでしょうね。