BURRN! 15年4月号メモ

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表紙および巻頭インタビューはSCORPIONS。結成50年に及ぶバンドの還暦オーバーなメンバーによるものとは思えぬエナジェティックな表紙になってますね。彼らが表紙になったのって1991年の1月号以来? 

となると私がこの雑誌を買い始めて以来初めてなわけで、彼らほどの実績とステイタスがあるバンドがこれほど表紙になる機会に恵まれなかったのはタイミングの問題か、それともフロントマンがフォトジェニックではないからか。

インタビューは今度こそ最終作?な「RETURN TO FOREVER」のリリースにまつわるありがちな大御所インタビューで、クラウス・マイネ(Vo)の「日本で行なわれる『LOUD PARK』というフェスティバルにも出演することになるんじゃないかな」という発言がハイライト。この発言の掲載可否ってちゃんとクリエイティブマンに許可取ってるんでしょうか?

いつまでも続く「創刊30周年記念スペシャル企画」、今回のお題は日本で行なわれたフェスについてで、どうやら編集部の皆さんはあまりフェス、特にLOUD PARKのような大量のバンドが出るフェスは「くたびれるから好きじゃない」というのが本音であろうことが透けて見える雰囲気。

ただ、1984年から現在までに日本で行なわれたHR/HMフェスとその出演バンドがまとめられていることについては、なかなか資料性の高い企画でいいと思います。こういう情報は雑誌みたいな使い捨ての情報にせず、Webに上げてもらっていつでも参照・更新できるほうがいいような気がしますが。

『BURRN!』が持ってる情報って整理してWebにアーカイブしたら相当アクセス集められるものになるような気がするんですけどね。そんな気はさらさらなさそうですね。

細かいインタビューにはいちいち触れませんが、NIGHTWISHはカラーで扱ってほしかった。ちゃんとクロスレビュー扱いなのにこの処遇は、きっと編集部に彼らのファンがいないから、なのでしょうね。

読者投票結果は今年も昨年に続いて後半の地味な台割で発表されている。各部門20位までしか発表されていないあたり、投票数がいかに少なくなっているかも窺い知れ、もはや「大発表!」みたいなものではなくなってしまった結果なのでしょう。

ベスト・グループ:MR.BIG
ベスト・ヴォーカリスト:エリック・マーティン(MR.BIG)
ベスト・ギタリスト:マイケル・アモット(ARCH ENEMY)
ベスト・ベーシスト:ビリー・シーン(MR.BIG)
ベスト・ドラマー:パット・トーピー(MR.BIG)
ベスト・キーボーディスト:ジョーダン・ルーデス(DREAM THEATER)
ブライテスト・ホープ:NOZOMU WAKAI'S DESTINIA
シャイニング・スター:アリッサ・ホワイト・グルーズ(ARCH ENEMY)
ソングライター:マイケル・アモット(ARCH ENEMY)
ライブ・パフォーマンス:MR.BIG
ベスト・アルバム:ARCH ENEMY 「WAR ETERNAL」
ベスト・チューン:ARCH ENEMY 「War Eternal」
アルバム・カヴァー:JUDAS PREIST「REDEEMER OF SOULS」
DVD/Blu-ray:WHITESNAKE「LIVE IN '84」

上記の結果はもう完全にMR.BIGとARCH ENEMYという「BIG IN JAPAN」祭りであり、1位以外の結果を見てももはやこの雑誌のコアな読者というのは「BIG IN JAPAN」なバンドの支持者と、JUDAS PRIESTやWHITESNAKEなど80年代以前の、いわゆる「クラシック・ロック」のファンと、「嬢メタル」をはじめとする日本のバンドのファンなのだな、というのが浮き彫りになった結果でした。
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