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HELLOWEEN 来日公演 “PUMPKINS UNITED WORLD TOUR 2018” 3.27 at Zepp DiverCity 感想

というわけで観てきました、HELLOWEENの“PUMPKINS UNITED WORLD TOUR 2018” in JAPAN最終日。

通常チケット発売日に寝坊した結果論ではありますが、初日と最終日を観られるというのは悪くなかったな、と思ってます。

ただ、今日は前回と違って仕事が片付かず無念の遅刻。到着した時には2曲目の「Dr.Stein」がプレイされていました。

2曲目と言っても、1曲目は大作「Halloween」なので、まあまあ遅刻している。
てか、マジで初日オンタイムで行けてよかったです。1回しかないチャンスで「Halloween」を見逃していたら、悔やんでも悔やみきれませんでした。

遅刻しているので入り口付近の後ろの方で鑑賞(整理番号は結構若かったのですが…)。パッと見満員っぽい感じながら、よく見ると人口密度はそこまでギュウギュウではないので、頑張ればもうちょっと前に行けそう。

とはいえ、コインロッカーが全部埋まっていたのでバッグを持ち込まざるをえず、スーツ姿でもあったので無理のない範囲でじりじりと真ん中の方へにじり寄っていくくらいが関の山でした(苦笑)。

ライブの大まかな流れは、初日に観た時と一緒なので、本日は省きます。

セットリストは毎回ちょっとずつ変わっていたようですが、終わってみて見比べると、私が行った初日が一番イレギュラーなセットリストだったようです(と言っても8割がた同じですが)。

「Where The Sinners Go」は本日だけプレイされたスペシャルな曲ですが、正直なぜこの曲?、って感じ。
個人的にはHELLOWEENの全楽曲の中でも下から数えたほうがいいくらいの曲だと思っているのですが…。

他に、前回プレイしなかった曲に限って触れると、「Kids Of The Century」と「I'm Alive」という古めの曲2曲はやっぱり盛り上がりましたね。

特に後者は私を洋楽ヘヴィ・メタルにのめりこませ、ギターまで買わせるきっかけになった「衝撃の曲」なので、その感動はひとしおでした。

というか、私が行った初日以外は「I'm Alive」をプレイしていたみたいなので、これで今日プレイしなかったら成仏し損ねるところでした(笑)。

2回観に行ったにもかかわらず一番観たかったこの曲がプレイされなかったら、私は死後永遠にお台場を漂う地縛霊になっていたことでしょう。

私はこれまで1アーティストのツアーを複数回観に行ったことはほとんどありませんが(1999年の聖飢魔IIと、2002年のARCH ENEMYくらいでしょうか)、今回は2回観ておいて大正解でした。

まあ、その「I'm Alive」に関して言えば、割と荒っぽい演奏でしたけどね。
というか、本日は初日に比べて全体的に粗が目立ったかな。さすがにメンバーも7公演目ということでお疲れだったのでしょうか。

と言っても疲れが見えたのはヴォーカルをやっている三人、カイ、マイケル、アンディの3人だけですが。

特にカイの歌は、初日より結構アレでしたね。まあ2000年前後にはかなりマシになっていた歌声も、近年どんどんラフになっていますし、元々カイの歌唱に対する期待値というのはそれほど高くないので別にいいのですが。カイ時代の曲をやってくれるというだけでアーライ!です(笑)。

カイとヴァイキーのツイン・リードのハモリもかなりグダグダでしたが、一番の見せ場と言っても過言ではないアンコールの「Keeper Of The Seven Keys」の後半のツイン・リードはかなりキレイにハモれていたので、最終的には満足です(笑)。

私は「Eagle Fly Free」より「I'm Alive」、「Power」より「Where The Rain Grows」という、ちょっとだけ主流派ではないファンですが、やはりライブにおける「Eagle Fly Free」と「Power」の盛り上がりは頭一つ抜けてましたね。特にマイケル・キスクの歌う「Eagle Fly Free」は、これを聴けただけでチケット代の元が取れたと感じた人も多いのではないでしょうか。

「Eagle Fly Free」、失礼ながらアンディが歌うと低空飛行な感じに響くのですが、マイケル・キスクが歌うと大空高く羽ばたいているように聴こえるんですよね。ヴォーカルってやっぱり大きいです。

前回も感じましたが、全体的にゲスト扱いであるカイ・ハンセンとマイケル・キスクが立てられているというかフィーチュアされているという感じではありつつ、ちゃんと全員仲が良さそうで、ステージの雰囲気はすこぶる良い。

楽曲の曲調と、メンバーのキャラクターの双方があいまって、ヘヴィ・メタル・バンドとしてはあり得ないほどに親しみやすい空気があるのが、やはりこのバンドの絶対的な個性ですね。「なんかちょっと怖い感じで近づきにくい…」というヘヴィ・メタルのイメージを(特にここ日本で)変えたバンドという意味で、やはりHELLOWEENの存在感というのは特別な感じがあります。

ちなみに今日は2階席でなくフロアだからかもしれませんが、初日より女性客が多かった印象。

さすがに皆さんそれなりに妙齢な感じではありますが(笑)、HELLOWEENがいなかったら、この手のパワー・メタル系のバンドを聴く女性ってもっともっと少なかったのではないかという気がします。

そんなこんなで本日も大満足。強いて心残りを挙げるとすれば、ラストの「I Want Out」の時に投げ込まれたバルーンに全くタッチできなかったことでしょうか(笑)。前の方の皆さん、もっと後ろにも回してくださいよ(笑)。

あと本日別な意味で印象に残ったのは、私の近くでずっとスマホを掲げていた外人客。

人込みをかき分けてきたスタッフに注意されていましたが、「ワタシ日本語モ英語もワカリマセーン」という顔芸で軽やかにスルー(ここでスマホを奪い取る、みたいなことができないのが日本人の弱さですね)。

てっきり録画か録音をしているのかと思いきや、どうやらSkypeとかFaceTime的なもので友人にライブを見せていた模様。

どう考えてもその友人の分も金払えよ、って感じではあるのですが、現代ではこういうこともできるんだ、と妙な感銘を受けてしまいました(苦笑)。

まあ、そんなことは些細なことで、とにかく本当にいい体験でした。バンドの演奏やパフォーマンスの完成度でこのライブ以上のものというのはいくらでもあると思いますが、企画、演出、そして何よりこのメンバーでこの楽曲が聴ける、ということ自体に25年来のファンとしては感無量にならざるを得ません。

Web上の評判を見ても、ネガティブな感想はほとんど見られず、大好評と言っていいツアーだと思います。

実際、近年のメタル系のツアーとしては珍しいほどチケットの売れ行きもよかったと思いますし(福岡公演がなかったのが不思議なほど。空いてるハコがなかったんでしょうか)、これはそれほど遠くない未来にまたこのメンバーでのライブが観られるのではないかという気がします。

とりあえず、マイケル・キスクとカイ・ハンセンのいるHELLOWEENを観ることができた、メタラーとしての私はもうこれで成仏できると思います(笑)。

ずっとメタルを、HELLOWEENを好きでよかった、と心から思える素晴らしい体験でした。
集金でもいい。またやってほしい。
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コメント

非公開コメント

No title

I'm Alive観れたんですね。成仏できて良かったです(笑)

自分も、where the rain grows派なんですけど、powerは皆んなで合唱出来る名曲ですよね。ライブ終わりのバーでみんなでカラオケで盛り上がったのが良い思い出になりました。

また来日してくれることを心より期待しています。

初日のみ参戦しました~

お久しぶりです。ライヴレポ楽しませていただきました。adoreさん2公演参戦なさったんですね~。参戦時周りの話を聞くと、複数回参戦が多かったよう。客層は年齢高めの男性の方が多くて、物販も大人買いが多かったです。
メタル暦が浅く、全くReunion自体には思い入れのない自分でしたが、とてもとても楽しめた3時間でした。
やはり初回にチケットを取れなかったために追加で購入、スタンディング二桁台の良番号かつ全力ダッシュ(禁止行為)で変形舞台の最前列をゲットできたので本当に間近でトリプルギターやソロがみられてすごく良かったです~。
AvantasiaでKiskeさんは観ていたので、KaiさんとHelloweenメンバーが初見。KaiさんVoは思っていたよりも全然お上手でした♪
Andiさんは最初イマイチな感じでしたが、Forever oneくらいには持ち直していて良かったです。Kiskeさんは流石でした。March of Tmeは大好きなので聴けてうれしかったです。「昔は長い髪で・・・」ってAvantasiaの時も聞きましたw
初代ドラマーさんとのドラムソロ掛け合いとか、デュエットとか思い入れがあったら本当に泣いていたかもしれないですね。全員が笑顔で楽しそうだったのが見ている側にも伝わって、改めてHelloweenはどのVoの時代にもいい曲がたくさんある、しかもバリバリ現役のいいバンドなんだなと実感しました。

No title

こんばんは。自分もこのライブに参戦してました。しかもすぐ近くで!!その外人私も気になってました。映画館でスマホを見ているのと同じで暗闇では目立つというか迷惑ですね。
ライブは楽しめましたが3時間はご老体の私にはきつかったです(笑)

キスクのEagle Fly Freeだけで元は取れたはずですが、興奮してたのと、体感時間があまりに短く感じたのでよく覚えてないです(笑)
全体を通してもあっという間でした。文字通り、夢のような時間でしたね

>black&greenさん

おかげさまで成仏できました(笑)。

おっしゃる通り、「Power」は本当にメタルとしては珍しいほどに合唱向きな曲ですね。
好き嫌いはともかくとして、覚えやすくてインパクトがあるということは誰もが認める曲だと思います。

HELLOWEEN自体は新作を出せば来日するでしょうけど、マイケル・キスクとカイ・ハンセンが次に一緒に来るのはいつになるのでしょうねえ…。

>killing Touchさん

ついにミケーレ・ルッピ関連以外のエントリーにもコメントいただけましたね(笑)。

初日ということは私と同じ場にいらっしゃったんですね。花道最前列は(ドラマー以外は)よく見えたでしょうねえ。

マイケル・キスクの髪の毛ネタは、私も「持ちネタ」なんだな、と思いました(笑)。

HELLOWEENは本当にいい曲の多いバンドで、今のところまだ衰えも見られないので、彼らで洋楽メタル入門した身としては、本当に良いバンドを好きになれてよかったと思います。


>しんさん

あの外人を見ているということは、上手(かみて)後方にいらっしゃったんですね。
あれは気にせずにいられない存在でしたね(苦笑)。

スタンディング3時間は私も普通なら勘弁願いたいですが、この公演に関しては長さを感じませんでした。脳内麻薬が出ていたのだと思います(笑)。


>名無しのメタラーさん

この素晴らしいライブを覚えていないなんてもったいない(笑)。

本当に、3時間があっという間に感じるライブでしたね。まだまだやってほしい曲がありました(笑)。

No title

私は名古屋で観ることができました。
久しぶりに名古屋で超満員のLiveを観ましたよ(笑)
集金でもいいから、もう1回観たい!
「Where The Rain Grows」も聴きたい!

>marochikuwaさん

名古屋が満員とはたしかにあまり聞かないので(というかスカスカという話をよく聞きます…)、珍しいですね!

「Where The Rain Grows」をはじめ、ちょっとだけ物足りなさを感じさせる選曲は、次回へのニーズを作るための作戦ではないかと思っています(笑)。

ホント、集金ビジネスでいいからまたやってほしいですね。

何度もすみません

次回があるなら、perfect gentlemanからのwho is mr madman?を聴いて見たいです。

あと、守護神伝最終章もぜひ!

>black&greenさん

『KEEPER OF THE SEVEN KEYS-THE LEGACY』は、カイ&キスク抜きで作ってしまった『守護神伝』ということで、ヴァイキーやアンディとしてはちょっと申し訳ない気持ちがあるのかな、と思っていました(笑)。

個人的にも「Are You Metal?」や「Where The Sinners Go」をやるくらいなら「Who Is Mr.Madman」の方が聴きたかったですね。

No title

私は名古屋公演に参戦してきました。
ミッヒの歌うEagle Fly Freeが遂に生で聴けて感無量でした。
しかし、今回驚いたのはアンディのルックス…。
Helloweenのライブは久々だったので。
まるでSAXONのビフ・バイフォードみたいになっていて、頭の中のイメージと…。
みんな年取りますね。
参戦してるファンも含めて。

>cotsuさん

さすがにビフ・バイフォードほどの貫禄はないかと(笑)。

まあ確かに90年代前半のイケメンっぷりはかすかに面影に残る程度になってしまいましたね。