BURRN!09年5月号の感想

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BURRN!09年5月号を読みました。

結論から言うと、表紙になっているHANOI ROCKS関連の記事以外についてはかなり興味深い記事・インタビューが多く、読み応えがありました。

あ、別にHANOI ROCKS関係の記事のクオリティが低いとかそういうことじゃなくて、単に私がHANOI ROCKSに興味がないだけです。


特別企画は「ドゥーム・メタル」と「日本のメタル・シーンの現状」で、前者はリー・ドリアン(CATHEDRAL)やCHURCH OF MISERYのメンバーとの対談形式でいかにマニアックなバンドを知っているかひけらかす奥野記者のオタク自慢企画。

なんかもっと間口の広い企画やったほうがいいんじゃないかという気もするが、こういった企画に対する奥野記者のモチベーションが高いということなのでしょう。なんか読者無視の自己顕示欲を感じないでもありませんが。


もう一方の「日本のメタルシーンの現状」企画は、この雑誌にしては珍しくマキシマム・ザ・ホルモンやムック、ヴェルサイユといったJ-POP/V系寄りのバンドから、BORISやPAY MONEY TO MY PAINといった海外での活動が中心でBURRN!に広告出稿がない(だから露出もない)バンドまでフォローしたバランスのいい企画になっている。

こういうバランスのいい企画を書けるのが外部ライター頼み、という所に現在のBURRN!の問題があるんじゃないかな。

まあ、ANTHEMよりDIR EN GRAYが好き、みたいな人にとって居心地のいい職場ではなさそうだから、現在の編集長がいる限りはどうにもならないような気もしますが。


あと、再発盤・復刻盤レビュー(レビューというより紹介、だが)コーナーが設けられたのはいいことなんじゃないですかね。

私は別に広瀬編集長が自分のコラムで言うようにHR/HMを「“ルーツを辿る”ことを必須とするジャンル」だとは思わないけど、過去の音楽に良いものがたくさんあることは事実なので、特に若い読者が未知の良い音楽に出会うきっかけになれば有意義な企画だと思う。

もっとも今の台割だと目立たなくてコーナーの存在に気付かない人も多そうだが…。


会場が会社に近く、開場待ちしているメタラーたちの列を横目に見て歩いたりもしていたので、IN FLAMES、LAMB OF GOD、UNEARTHのライヴレポートを読むと、観に行きたかったなぁ、という後悔にも似た思いがこみ上げてきました。

ただ、平日に行くにはあまりにも消耗しそう&スーツで行くにはさすがにいかがなものか、というメンツだったので泣く泣くスルーしましたが。


それと、EXODUSのインタビューにおけるゲイリー・ホルトの「ポール(バーロフ)のテンポが合っていたことは一度もないよ」というコメントにはつい笑ってしまった。


マイケル・シェンカーとコラボレーション・アルバムを出したエイミー・シューガーさんのインタビューを読むと、どうやら彼女は単なるマイケルの一時の愛人で、限りなく一般人に近い人のようで、先月号レビューの低得点もさもありなん。

まさしく「神の気まぐれ」で作られたアルバムだったということなのでしょうが、6年近く前に出したアルバムのインタビューを今更受けるなんて、彼女も驚いたのではないでしょうかね。


元SONATA ARCTICAのG、ヤニ・リマタイネンとティモ・コティペルト(Vo:STRATOVARIUS)によるニュー・バンド、CAIN'S OFFERINGに関するニュース(期待してます)とREVOLUTION RENAISSANCEのインタビュー記事を隣接させたのはわざと、ですよね。
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