メタルなフェスティバル

世界各国で、継続的かつ大規模に行なわれているメタル・フェスの公式サイトをピックアップ。

BLOODSTOCK OPEN AIR (イギリス) 2005年から

Download Festival (イギリス) 2003年から

Dynamo Metal Fest (オランダ) 1986年から(※1)

Graspop Metal Meeting (ベルギー) 1996年から

HELLFEST (フランス) 2006年から

LOUD PARK (日本) 2006年から

MASTERS OF ROCK (チェコ) 2003年から

Nova Rock Festival (オーストリア) 2005年から

OZZFEST (ツアー型) 1996年から

ProgPower USA (アメリカ) 2001年から(※2)

Rock am Ring (ドイツ) 1985年から

ROCKLAHOMA (アメリカ) 2007年から

Summer Breeze Open Air (ドイツ) 2004年から

SWEDEN ROCK FESTIVAL (スウェーデン) 1992年から

TUSKA OPEN AIR (フィンランド) 1998年から

WACKEN OPEN AIR (ドイツ) 1990年から

70000TONS OF METAL (アメリカ) 2011年から

※1 前身である『Dynamo Open Air』からカウント。2005年に『Dynamo Open Air』が終了し、2015年から『Dynamo Metal Fest』として復活した。

※2 大規模フェスとはとても言えない小さなフェスながら、個人的に好きなバンドが出演し、毎年ラインナップに注目しているフェスなので取り上げました。


古くはアメリカのモントレー・ポップ・フェスティバルやウッドストック、今なお続くイギリスのグラストンベリー・フェスティバルやレディング・フェスティバルなど、ロック・フェスティバルの歴史は2018年時点で約半世紀に及ぶ。

日本でも『日本ロックフェスティバル』や伝説の『箱根アフロディーテ』(これは厳密にはロック以外の音楽が多かったが、ヘッドライナーはPINK FLOYDだった)など、ロックフェス自体は70年代の昔から行われていた。

HR/HMのフェスというのも、NWOBHMに沸くイギリスで1980年に生まれた『MONSTERS OF ROCK』(1996年に終了)などは日本のHR/HMファンによく知られていたし、日本でも『SUPER ROCK '84 IN JAPAN』などはオールド・ファンの古き良き記憶として(レイ・ケネディを除き)語り継がれている。

しかし、現代の日本におけるロック/メタル・ファンがイメージする「ロック・フェス」というイベント形態は、1997年に始まったフジロック以降のものだと思われ、そういう複数ステージ形式の大型メタル・フェスは2006年の『LOUD PARK』の登場を待たなくてはならなかった(2001年と2002年に『LOUD PARK』の前身というべき『Beast Feast』というフェスもあったが、ちょっと規模が中途半端だった)。

その後、インターネットの普及によって音楽ビジネスの軸足がCD販売からライブに移っていくに伴い、一種のロック・フェス・バブルとでもいうべきものが生まれた。

とはいえ人間の持つ時間と音楽にかけられる経済力は有限であり、乱立したフェスの全てがビジネスとして成立するサスティナブルなものではなかった。

日本では結局大型フェスとして続いたのは『LOUD PARK』だけだったし、海外でも2010年代に入り、次々とメタル・フェスやロック・フェスが消滅、あるいは1回開催されただけでその後二度と行なわれない、という事態が頻発している。

日本では『KABUTO METAL』や『LA METAL SUMMIT』など、企画され、チケット販売までされたものの結局開催されなかったフェスがあるほど(『KABUTO METAL』は東日本大震災の影響という不幸な出来事でしたが)、メタル系のフェスは集客に苦しんでいる。

『LOUD PARK』とておそらく大して儲かってはいないでしょう。ぶっちゃけ高齢化した今のメタル・ファンに、1日中ライブを観る体力と時間がある人間は少ないですし。

とはいえ、ジャンルのファンを集結させ、こういう音楽が好きな同志はたくさんいる、ということを実感させてくれるリアルなイベントの意義というものは大きいと思っているので、せめて上に挙げたような大型フェスについては何とか末永く存続していってもらいたいと心から願っております。

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