DRAGONFORCE来日公演 @ Zepp 東京
昨年のベスト・アルバムに「ULTRA BEATDOWN」を選んだくらいだから、むろんDRAGONFORCEは好きである。
が、LOUD PARKで2回も観ているので、ライヴを観たい、という気持ちは実はそれほど強くなかった。
そんな私が今回の来日公演に足を運んだのは、実は会場がZepp Tokyoだったからである。
というのも、私はHR/HM以外の音楽も含めてこれまでに何十回と様々なコンサートに足を運んでおり、都内の主だったコンサート会場は東京ドームからクラブクアトロまで一通り制覇しているのだが、何故だかゼップにだけは行ったことがなく、行く機会を求めていたのだ。
そんなちょっと邪な(?)理由で参戦(笑)した本公演だが、結論から言えば行って大正解の素晴らしいライヴだった。
平日、しかも年度末ということで案の定仕事で遅刻。
だが、到着したのはちょうどオープニング・アクトであるALL THAT REMAINSが終わったタイミングで、DRAGONFORCEのライヴは最初から観ることができた。
しかし、ALL THAT REMAINS、一昨年のLOUD PARKのときも見逃したし、つくづく縁のない…。
他の公演では集客がイマイチの会場もあったようだが、本日に関して言えばほぼ満員。
私はヘタレなので2階席(それも一番後ろ)で観ていたのですが、2階席こそ半分かそれ以上の人が座りっぱなしで観ていたものの、フロアはかなり盛り上がっており、バンドの煽りに対する反応をみても、かなりモチベーションの高いファンが多かったのではないかと思う。
思いのほか私のようなスーツ姿は少なく、年齢層は比較的若め。20代前半くらいが中心か。
男女比は8:2から9:1といったところで、圧倒的に男が多かったと思う。
本日のセットリストは以下の通り。
01. Heroes of Our Time
02. Operation Ground and Pound
03. Reasons to Live
04. Fury of the Storm
05. The Warrior Inside
06. G&Keyソロ
07. Revolution Deathsquad
08. Soldiers of the Wasteland
09. Last Journey Home
(アンコール)
10. Heart of A Dragon
11. Valley of the Damned
12. Through the Fire And Flames
他の公演より「Heart of the Dragon」が多かったようだ。
個人的にはこの曲より「Black Winter Night」か「Starfire」が良かったし、一般的には「My Spirit Will Go On」が期待されていたのではないかと思うが、まあ多くやってくれるのはありがたい。
彼らの曲は正直同じような曲ばかりなので、フェスティバルならともかくフルサイズのショウではちょっとダレるのではないかと危惧していたが、彼らの曲は一曲の中でちゃんとメリハリがついているので、思ったほど単調な印象は受けなかった。
そして何より、そのエネルギッシュなパフォーマンスが素晴らしかった!
メンバー全員「落ち着き」なんて言葉とは無縁のハイ・テンションでステージを所狭しと駆け回り、跳び回る。
特にKeyのヴァディムといったら、間違いなくロック史上最もライヴにおける消費カロリーの高いキーボーディストだと確信させるクレイジーさ(途中機材トラブルで若干おとなしくなったが…:苦笑)。
こういうパフォーマンスを「威厳がない」とか「軽薄」と感じるメタル・ファンもいるとは思うが、やっぱりライヴは目も楽しませてナンボでしょう。私は肯定します。
サウンドは、普段イヤーウイスパー愛用者の私がその必要性を感じないほど小さかったが、そのぶん各楽器の音がよく聴き取れてバランスは悪くなかった。
ピロピロミョンミョンのギター・ソロもクリアに聴こえたし、ツインのハモリもちゃんと合っていた。
今となってはLOUD PARK 06のあのグダグダぶりがウソのようだ。
というか、あの時の悪印象で今回の公演をパスした人がいたら、次回は絶対観にいったほうがいいと思う。
彼らの高速ツイン・ギター・ソロは一種曲芸的といってもいい超テクなので素人にもインパクトがあり、そしてフレーズも高速ながら非常にメロディアスなので、楽器をやらない人でも楽しめる(…と思う)。
こういうわかりやすい「凄さ」はメタルには大事だと思うね。
Z.P.サートの歌も、ちゃんと声が出ていたし、時にフロアに下りたり、終盤では客の子供(?)をステージに上げてみたりと観客とのコミュニケーションも密で、なかなか見事なフロントマンぶりだった。
頻繁にミネラルウォーターのペットボトルを客席にぶちまけ、口に含んで噴き出したりしていたので、フロア前列の人たちはかなり濡れたのではないか。
最後にハーマン(G)がギターケース(!)をフロアに放り込んでいたが、あれは大丈夫だったのだろうか。
ピックやドラムスティックでさえ熾烈な争奪戦が繰り広げられるというのに…。
まあ、とにかく思わず笑顔になってしまう素敵なライヴでした。
DRAGONFORCEの音楽が好きな人であれば相当満足できたんじゃないかな?
開演前とアンコール前の「イケメン」コールは自重(笑)。
が、LOUD PARKで2回も観ているので、ライヴを観たい、という気持ちは実はそれほど強くなかった。
そんな私が今回の来日公演に足を運んだのは、実は会場がZepp Tokyoだったからである。
というのも、私はHR/HM以外の音楽も含めてこれまでに何十回と様々なコンサートに足を運んでおり、都内の主だったコンサート会場は東京ドームからクラブクアトロまで一通り制覇しているのだが、何故だかゼップにだけは行ったことがなく、行く機会を求めていたのだ。
そんなちょっと邪な(?)理由で参戦(笑)した本公演だが、結論から言えば行って大正解の素晴らしいライヴだった。
平日、しかも年度末ということで案の定仕事で遅刻。
だが、到着したのはちょうどオープニング・アクトであるALL THAT REMAINSが終わったタイミングで、DRAGONFORCEのライヴは最初から観ることができた。
しかし、ALL THAT REMAINS、一昨年のLOUD PARKのときも見逃したし、つくづく縁のない…。
他の公演では集客がイマイチの会場もあったようだが、本日に関して言えばほぼ満員。
私はヘタレなので2階席(それも一番後ろ)で観ていたのですが、2階席こそ半分かそれ以上の人が座りっぱなしで観ていたものの、フロアはかなり盛り上がっており、バンドの煽りに対する反応をみても、かなりモチベーションの高いファンが多かったのではないかと思う。
思いのほか私のようなスーツ姿は少なく、年齢層は比較的若め。20代前半くらいが中心か。
男女比は8:2から9:1といったところで、圧倒的に男が多かったと思う。
本日のセットリストは以下の通り。
01. Heroes of Our Time
02. Operation Ground and Pound
03. Reasons to Live
04. Fury of the Storm
05. The Warrior Inside
06. G&Keyソロ
07. Revolution Deathsquad
08. Soldiers of the Wasteland
09. Last Journey Home
(アンコール)
10. Heart of A Dragon
11. Valley of the Damned
12. Through the Fire And Flames
他の公演より「Heart of the Dragon」が多かったようだ。
個人的にはこの曲より「Black Winter Night」か「Starfire」が良かったし、一般的には「My Spirit Will Go On」が期待されていたのではないかと思うが、まあ多くやってくれるのはありがたい。
彼らの曲は正直同じような曲ばかりなので、フェスティバルならともかくフルサイズのショウではちょっとダレるのではないかと危惧していたが、彼らの曲は一曲の中でちゃんとメリハリがついているので、思ったほど単調な印象は受けなかった。
そして何より、そのエネルギッシュなパフォーマンスが素晴らしかった!
メンバー全員「落ち着き」なんて言葉とは無縁のハイ・テンションでステージを所狭しと駆け回り、跳び回る。
特にKeyのヴァディムといったら、間違いなくロック史上最もライヴにおける消費カロリーの高いキーボーディストだと確信させるクレイジーさ(途中機材トラブルで若干おとなしくなったが…:苦笑)。
こういうパフォーマンスを「威厳がない」とか「軽薄」と感じるメタル・ファンもいるとは思うが、やっぱりライヴは目も楽しませてナンボでしょう。私は肯定します。
サウンドは、普段イヤーウイスパー愛用者の私がその必要性を感じないほど小さかったが、そのぶん各楽器の音がよく聴き取れてバランスは悪くなかった。
ピロピロミョンミョンのギター・ソロもクリアに聴こえたし、ツインのハモリもちゃんと合っていた。
今となってはLOUD PARK 06のあのグダグダぶりがウソのようだ。
というか、あの時の悪印象で今回の公演をパスした人がいたら、次回は絶対観にいったほうがいいと思う。
彼らの高速ツイン・ギター・ソロは一種曲芸的といってもいい超テクなので素人にもインパクトがあり、そしてフレーズも高速ながら非常にメロディアスなので、楽器をやらない人でも楽しめる(…と思う)。
こういうわかりやすい「凄さ」はメタルには大事だと思うね。
Z.P.サートの歌も、ちゃんと声が出ていたし、時にフロアに下りたり、終盤では客の子供(?)をステージに上げてみたりと観客とのコミュニケーションも密で、なかなか見事なフロントマンぶりだった。
頻繁にミネラルウォーターのペットボトルを客席にぶちまけ、口に含んで噴き出したりしていたので、フロア前列の人たちはかなり濡れたのではないか。
最後にハーマン(G)がギターケース(!)をフロアに放り込んでいたが、あれは大丈夫だったのだろうか。
ピックやドラムスティックでさえ熾烈な争奪戦が繰り広げられるというのに…。
まあ、とにかく思わず笑顔になってしまう素敵なライヴでした。
DRAGONFORCEの音楽が好きな人であれば相当満足できたんじゃないかな?
開演前とアンコール前の「イケメン」コールは自重(笑)。
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