THE ANSWER / EVERYDAY DEMONS

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今月のBURRN!誌で95点を獲得した、アイルランド出身のハード・ロック・バンドのセカンド・アルバム。

前作「RISE」がハード・ロック・ファンにとどまらない幅広い支持を得て、07年のフジ・ロック・フェスティバルにも出演を果たしている。

聴いてみて思ったのは、ちょっと畑違いの音楽に手を出しちゃったかなー、という感じ。

たしかにVoはソウルフルだし、ギターもなかなかいい音鳴らしてる。

音楽性としても、ブルース・ベースの正統的なハード・ロックをベースに、90年代オルタナティヴ・ロックからの影響なんかも適度に取り入れて、新しくないけど古臭くない、絶妙のバランス感覚を持っていると思う。

ただ、なんか妙に優等生な感じというか…今ひとつサウンドから醸し出されるムードに「ロックっぽさ」が足りないような気が。

いや、私は「ロックっぽさ」みたいな精神論はあんまり好きじゃないというか、どうでもいいと思ってるんですが、こういう黒人音楽をベースにしたバンドにはそーゆーのがあった方がいいのでは、という気がするのですよ。

あとまあ、身も蓋もないことを言ってしまうと、リフがちょっとつまらない。

楽曲全体としてはそれなりに高品質にまとまっていると思うけど、ロック史に残るような名リフが本作にあるかというと…微妙。

楽しめる人には楽しめる音楽だと思うけど、私のように「メタルは好きだけど、ハード・ロックは必ずしも好きじゃない」というタイプのリスナーには馬の耳にナントカかも。

まあ、嗜好の差を加味するとしても、このアルバムに95点てのは、ちょっとWHDエンタテインメント(本作の日本盤リリース元)からのレビュアーに対する接待、もしくはキックバックの存在を疑わせてしまうね(笑)。
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