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WARKINGS / REBORN

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えー、年末に海外旅行に行くべく早めに仕事を納めたらインフルエンザになって海外旅行もキャンセルすることになった管理人ですこんばんは。

レビューを書く気力はありませんでしたが、久々に音楽を聴く時間がまとまって取れたので(苦笑)ぼちぼちレビューしていきます。

先日このブログで取り上げた、恐らく『Napalm Records』企画のプロジェクト・バンド、WARKINGSのデビュー・アルバム。

オーディンの導きによって真の戦いとヒロイズムの物語を伝え広めるために地上に使わされた英雄たち、という設定で繰り広げられる、その設定とジャケットのアートワークのイメージ通りのエピカルな欧州型パワー・メタルが展開される、期待通りのアルバムでした。

スピード・チューンもありつつ、力強いリフで押していくタイプの曲も多く、この手のバンドにしてはめずらしく過剰なシンフォ装飾に走らず、ギター・リフを主軸にした正統的な曲作りは、ピュア・メタル・ファンとして好感が持てます。

バンドの世界観に忠実な、キリスト教化以前のヨーロッパの雰囲気を醸し出す古代っぽい(?)エキゾチック・アレンジをちりばめた、ひたすら戦いをテーマにしていると思われる楽曲にマッチする勇壮な曲調はデビュー作にして完成の域に達しており、この手のサウンドのファンであれば安心して聴ける仕上がり。

ヴォーカルがSERENITYのゲオルグ・ノイハウザーであることは半ば明かされているようなもので(それなりに特徴のある歌声なので隠しようもないわけですが)、恐らく他のメンバーもSERENITY、もしくは『Napalm Records』所属バンドのメンバーなのではないかと推察される、危なげのない演奏力の持ち主揃い。

仲でもギターの"Steelwing"氏はなかなかこの手のバンドには珍しい、テクとエモーションを両立させた旨味のあるソロを弾いており、キャリアを感じさせます。基本的にオーセンティックなヘヴィ・メタルであるこのバンドの楽曲にフックをもたらしているのは氏の弾くリード・ギターのフレーズであると言っても過言ではないでしょう。

個人的にゲオルグ・ノイハウザーはかなり好きなタイプのヴォーカリストなのですが、こういうMANOWAR的な世界観を背負ったバンドであればもっと漢らしい歌声の持ち主の方がハマったのではないかという気も。

このクオリティで国内盤が出る気配がないのが現在の日本の厳しい所ですが、まあSERENITYでさえ売れてる感じはしないので無理もないのでしょうか。

欧州メタル・ファンであれば一聴の価値がある佳作です。SpotifyやApple MusicやAmazon Musicで普通に聴けると思いますので、ご興味ある方はぜひ。【85点】


どうでもいいですが、映画『グラディエーター』も、メタラーの琴線に触れる名作ですね。


どうでもいいですが、映画『300』も、メタラーを熱くさせる映画ですね。

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コメント

非公開コメント

良いお年を

あらま~インフルでしたか。
それは大変でしたね。
しかも海外旅行がおしゃかに。。。
まあ日本にいなさいってことなんですよ。

欧州メタルさんはどこかキリスト教以前の神話世界が矜持なところがありますよね。
DNAに刷りこまさっているのでしょうね。

「Gladiator」でVoさんが肩にのせたキツネちゃんが気になってそこばかり見てしまいました。
先日うちの横にキツネ2匹がやってきたのですが(札幌市内ですよ)、冬のキツネちゃんはもふもふで可愛いのでした。

あ、CD買いましたよ。beast in blackの。

では良いお年を~^^

>なな吉さん

インフルになったのは多分小学生以来なのでキツかったです(まあ、扁桃炎になった時の方が熱は上がりましたが…)。

久しぶりの海外だったんですけどね…。

Voのキツネの毛皮、顔の部分よくできてますね。最初は馴染み過ぎててただの毛皮だとおもってました(笑)。

しかし人里にキツネが出没するとは、北海道恐るべしですね。

良い年をお迎えください。

No title

ちょっとアレな言い方かもしれないですが、いい意味で「期待通り」楽しめた作品です。
ゲオルグさんもセレニティーがありますし、企画バンド的な雰囲気もあるので次作があるか個人的にはちょっと不安ですが、あるなら「これぞこのバンドの代表曲!」みたいなのが生まれるといいなと思ってます。

欧州では正統派的なメタルながら、非常にキャッチーなメロディーを携え、作りこんだ?設定やコンセプトがあるバンドがちょっとしたトレンドなんでしょうかね。
日本のメタラーはこういう若干の色物ぽさって受け入れられないイメージがあるのですが、Warkingsは日本で人気が出るために重要な「疾走感」も結構ありますし、ゲオルグさんの唄声も甘口で聞きやすいですし、サウンド的にはどう考えても日本盤が出てもおかしくないのでちょっと不思議です。
もしかしたら、日本のメタルシーンはもう「新世代の人気があるバンド」、「トレンド」を生み出せないくらい体力が無くなっているのか....笑

>紅さん

日本のHR/HMマーケットは、もはや欧米のトレンドをフォローすることも、新たなビッグ・イン・ジャパンを生み出すこともできないほど衰弱しているというのが現実だと思います。

おっしゃる通り、日本のメタル・ファンは色物っぽさを受け容れない印象がありますよね。

悪い意味で真面目なんですよねえ…(苦笑)。