NICKELBACK / DARK HORSE

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BURRN!で95点を獲得したカナダ出身の人気バンドNICKELBACKの5作目のアルバム。

一応このバンドのことは、彼らのブレイク作である「SILVER SIDE UP」の頃から知っていたが、「ああ、アメリカ人が好きそうなバンドだね」くらいの印象しか持っていなかった。

それだけにBURRN!誌の点数を見たときには、「ちょwwwニッケルバックなんてHR/HMじゃねえだろwww。個人的に好きなのは結構だけど、点数は自重www」と思ってしまった。

しかし長らくBURRN!厨をやってきた悲しい性で、ふと立ち寄ったCDショップの試聴機にこのアルバムが入っているのを見て、つい再生ボタンを押してしまった。

聴こえてきた1曲目"Something In Your Mouth"のリフを聴き、「ほら、やっぱ全然好みじゃないリフ…」と思ったのも束の間、入ってきたドラムのサウンドを聴いて一気に惹き込まれた。

このエコーのたっぷり聴いたドラムの音…紛れもなくジョン“マット”ラングのサウンド。私の大好きなタイプのサウンドだ。

聴き進むと、サビも相当にキャッチー。イイネイイネ。

3曲目の"Gotta Be Somebody"は、あまり熱心な洋楽ポップリスナーではない私でさえ「あ、これ聴いたことある…」という大ヒット曲で、そのキャッチーさと来たら5年に1曲クラスの名曲ぶり。

ここまで聴いてレジに持って行きました。

その他の曲も完成度が高く、個人的にはちょっと地味な曲もあったけど、かなりの満足度。

個人的に「ポスト・グランジ」に括られるバンドがここまでコマーシャルなプロダクションを受け入れたことに「時代は変わった」と感慨深いものを感じずにいられなかった。

たぶん、これまでの彼らが好きだった人の中には「やりすぎ」だと思う人もいるだろう。

でも、私はこれくらいキャッチーになってようやくハマれる。
その人がファンをやめるなら、私が代わりにファンになる。バンドにとってはそれでいいはず。

きっと、この変貌をボロカスに叩く評論家もいるに違いない。
でもそれは、「大衆が好きなもの」を否定することでしかアイデンティティを示せない淋しいひねくれ者だと思う。

だって、このアルバムを聴いて、バンドの本質が変わってしまったとは思えないから。
チャド・クルーガーのタフな声質もあって、ポップな曲でさえもちゃんと骨太なままだ。

このアルバムが21世紀の「HYSTERIA」になるかどうかはやや疑問だが、私の今年の年間ベスト選びにおけるダークホースであることは間違いない。


◆NICKELBACKのMySpace
http://www.myspace.com/nickelback
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