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SCORPIONSの『モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル 1989』オフィシャル・ライブ映像

1989年にソビエト連邦(当時)の首都モスクワのレニングラード・スタジアム(現ルジニキ・スタジアム)を中心に開催され、10万人以上のオーディエンスを集めた伝説的ロック・フェスティバル、"Moscow Music Peace Festival 1989"。

このフェスティバルにおけるSCORPIONSのライブ・パフォーマンス映像がなぜか最近になって彼らの公式YouTubeチャンネルで公開されていました。

このフェスティバルの模様は過去に映像商品化されているという意味では別にレアなものではありませんが、今現在入手しやすいかというと決してそうではないので、ありがたい公開です。

このフェスティバルはソ連において観客が立ち上がって観ることができた最初のコンサートで、ソ連政府はこの日のために天候を晴れにするロケット(そんなものあるんですね)を打ち上げたという話があるので、凄いイベントであることは間違いありません。

ちなみにこの歴史的なフェスティバルに出演していたのはBON JOVI、OZZY OSBOURNE、SCORPIONS、MOTLEY CRUE、CINDERELLAにSKID ROWというHR/HMバンドばかり。

たまたまその時期欧米で人気があるポップ・ミュージックのジャンルがHR/HMだったから、と言われてしまえばそれまでですが、HR/HMってこういう歴史的な貢献のようなものもしているのにあまりその辺も評価されていない気がします。

ヘッドライナーはBON JOVIでしたが、SCORPIONSはその前年1988年に単独公演も行なっていたので、既にファンベースもあり、ただでさえロックに飢えていたソ連の若者の盛り上がりはかなりのものです。

1988年の初公演の時と、1989年のこの公演におけるソビエト連邦における「空気の変化」をSCORPIONSのメンバーが感じ取った結果、HR/HM史上最もワールドワイドで売れたシングルとなった名曲"Wind Of Change"が生まれたそうです。

2019年12月4日現在公開されているのは以下の5曲。80年代、最もエネルギッシュなライブをするバンドとしての評価をほしいままにしていた彼らならではのキレキレなパフォーマンスが楽しめます。










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コメント

非公開コメント

長文になってしまい…

仕事中にラジオを聞くことが多いのですが、例年は滅多に聞かない"Wind Of Change"が今年は結構かかってましたね。平成から令和に変わるのに合わせて選曲されていたようです。先日、中曽根元総理死去の際にも流れてましたね。放送関係者の間でも、「時代の節目の曲」といえば"Wind Of Change"という共通認識があるのでしょうか。

季節ごとの定番曲とかならばまだしも、「時代の転換点」というある意味敷居の高いテーマの曲を、ハードロックの代表格バンドであるSCORPIONSが歌い、世界的に大ヒットしたのは興味深いですよね。

ラジオなどで予期しないタイミングで流れてくると、それこそジョン・レノンのイマジンとか、ウィー・アー・ザ・ワールドを聞いてるときのような神妙なムードを感じます。HR/HMのバンドでこういったアプローチで成功している事実はもっと評価されてほしいですね。

まぁラジオだとギターソロのタイミングで必ずCMに行ってしまうのですが…(苦笑)。あの泣き泣きのギターソロが楽曲のハイライトだという考えが、世界のハードロックファンの共通認識だと信じています。

ちなみに、雨雲撃破ミサイルは北京五輪の開会式でも使われてました。

>Mark.Nさん

"Wind Of Change"という曲は、東西に引き裂かれた国であるドイツのバンドだからこそ説得力を持った曲だったのだと思います。

そして東西が統一する時期に一番人気のあるジャンルがHR/HMだったという点でも、SCORPIONSがそのアンセムを歌うことは必然だったのかもしれません。

その「奇跡の瞬間」にあれだけの名曲を生み出したというだけでもSCORPIONSは特別なバンドとして語り継がれる資格を得たのだと思います。あのギター・ソロは最高ですよね。

そして雨雲対策はロケットではなくミサイルだったんですね…。それって先日の台風の時に使えなかったんでしょうか。