SYMPHONITY / VOICE FROM THE SILENCE

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かつて03年にNEMESISというバンド名で「GODDESS OF REVENGE」というアルバムを発表、日本のクサメロ・マニアの間で評判となったチェコのバンドが、バンド名をSYMPHONITYに改めて発表したアルバム。

母国チェコには英語で強力に歌えるシンガーがいないということで、元DIONYSUSでRHAPSODYのギタリストであるルカ・トゥリッリのソロ・アルバムでもおなじみのオラフ・ヘイヤーを正式メンバーに迎えている。

音楽性は、L.M.P.レーベル所属でサシャ・ピートがプロデュース、といえばわかる人にはわかる、典型的なメロディック・パワー・メタルをプレイしている。

ここまでピュアなメロスピは5~6年前はゴロゴロしていたものの、今となってはむしろ珍しく、この手のマニアにはたまらない音なのではないか。

ちょっとDrが微妙だが、Gが時折差し挟んでくるネオ・クラシカルなパッセージがかなり効いており、その辺りもマニア心をくすぐってくることだろう。オラフ・ヘイヤーの声質・歌唱もあってか、NEMESIS時代に比べてクサみが減退し、明朗さを増したように感じられ、その辺が評価を分けるかもしれない。

個人的にはチェコのバンドもだいぶレベルアップしてきたなぁ、という感慨は抱きつつ、やはり西欧・北欧の一線級に比べるとまだまだ類型的で詰めが甘い、という印象も拭いきれない所です。

まぁ、現状でもマニアであれば楽しめるクオリティは充分にあるので、今後に期待、といった所でしょうか。【80点】


■MySpace
http://www.myspace.com/symphonity
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