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私の好きなロニー・ジェイムズ・ディオのベスト5曲

本日2020年5月16日はロニー・ジェイムズ・ディオの10回目の命日ということで、今月売りの『BURRN!』誌でやっていた「私の好きなロニー・ジェイムズ・ディオのベスト5曲」に乗っかってみたいと思います。

『BURRN!』誌では編集部員、ライターさん、国内外のミュージシャンなど40人くらいがセレクトしているのですが、結構選曲の被りは多かった印象です。

同じ企画をオジー・オズボーンでやってもロブ・ハルフォードでやっても、70年代から80年代の曲に集中するであろうことは想像に難くないのですが、ロニーの場合、特に自分のバンドであり、一番長いキャリアを過ごしたDIOの楽曲が割とキラーとそうでない曲に明確に分かれていたことがその原因かな、と思います。

そういう意味で、私の選曲もベタなものにならざるを得ませんが、変に通を気取って微妙な曲をセレクトしても意味がないので、素直に選ぶと以下の5曲ですね。

1. Stargazer (RAINBOW "RISING" 1976)

これはヴォーカル・パフォーマンスという1点においては、HR/HM史上最高といっても過言ではない曲なのではないかと思います。クライマックスの絶唱は何度聴いても鳥肌が立ちます。




2. Kill The King (RAINBOW "LONG LIVE ROCK 'N' ROLL" 1977)

ほぼ同時期に発表されたJUDAS PRIESTの"Exciter"と共に、「元祖パワー・メタル」と言える名曲ですね。理屈はいらない、問答無用のカッコよさ。




3. We Rock (DIO "THE LAST IN LINE" 1984)

これも「これぞヘヴィ・メタル!」と感じさせてくれるアンセムですね。そういう意味では"Stand Up And Shout"なんかもそうですが、この曲の方がロニーの歌唱が映えている気がして好きです。




4. Die Young (BLACK SABBATH "HEAVEN AND HELL" 1980)

実は個人的に近年一番聴く頻度が高いロニー関連の曲って、シンプルで単純にアガれる"Neon Knights"だったりするのですが、メロディや展開など、最も完成度が高いのはやっぱりこの曲かなと。




5. Rock 'N' Roll Children (DIO "SACRED HEART" 1985)

ロニーの歌うキャッチー系の曲で好きなのはこれと"Rainbow In The Dark"ですが、こちらの方が洗練されていて好きですね。"Mystery"とか"Hungry For Heaven"まで売れ線狙いの臭いが強くなると、ちょっとロニーには合わないと感じてしまいます。




ロニー・ジェイムズ・ディオというヴォーカリストの真骨頂はやはり大仰な歌い上げであって、そういう意味では1位に選んだ曲以外は必ずしもロニーのベスト・ワークを選んだというより、単純に自分が好きなタイプの曲を選んだ感じです。

ロニーの歌い上げを堪能するという意味では、やはりBLACK SABBATHの"Heaven And Hell"とか、DIOの"Holy Diver"、"Last In Line"、"Sacred Heart"あたりが挙げられると思うし、特に前2者は欧米でディオの代表曲扱いされている気がします。

『BURRN!』誌の特集を見て思ったのは、BLACK SABBATH時代の"The Sign Of The Southern Cross"と、DIOの"Don't Talk To Strangers" の人気が意外と高いな、ということでした。これらの曲に上記で選出した曲並みの魅力を発見できていないのは、私の聴き込みが足りないのかもしれません(笑)。

『BURRN!』誌の特集で印象に残ったことをもう一つ。ライターの増田勇一氏が「それ(ロニーの歌唱)によってごく平凡な仕上がりになりそうな曲が、キャラクターを持ったフックに富んだものになる」と言っており、編集部の藤木氏も「(DIOの曲は)シンプルだからこそ並みのシンガーでは曲が“持たない”のだ」と言っている。

これは、言い方を変えればロニーはあまり曲に恵まれなかったということであり、その結果が冒頭に述べた選曲の被りの多さにつながっているのだと思います。

もしかするとロニーは、平凡な曲を自分の圧倒的な歌唱力でどこまで魅力的にできるか、ということに一種のやりがいを見出していたのかもしれません(?)。

しかし、このエントリーを書いてからもう10年とは、光陰矢の如しですね…。



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コメント

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No title

自分が選ぶなら…
Stargazer,Kill The King,Heaven And Hell,Die Young,The Last In Line…ですかね。
ベッタベタすぎてアレですが(笑

そしてStargazerへのコメント、完全に同意です。
あの絶唱は本当に魂を揺さぶる程のエネルギーが発散されていますよね。

>kimさん

このテーマだとどうしてもベタになりますよね(笑)。何せ素晴らしい曲が素晴らしすぎるから…。

"Stargazer"のアレは本当に魂を震わせますね。きっと旋律だけインストで聴かされても決してそんなことにはならないと思うので、あの曲はやはりロニーの歌唱があっての名曲なのでしょう。

やはりと言うか、皆さん同じ曲が入ってきますね。私はkill the king,heaven and hellが入るくらいですね。adoreさんも触れられていますが。

ディオが亡くなった日のことは本当によく覚えています。rainbowファンの上司と評価面談の日で、査定の話より思い出話で盛り上がり、大幅に時間超過した思い出です。あれからもう10年は早いですね…。07年ラウパのheaven and hellを最前で見たのが夢のようです。

>結城真之介さん

上司がRAINBOWファンとは、それは査定どころではなかったでしょうね(笑)。

ちゃんと良い査定がもらえたのかどうかは微妙に気になる所ですが(笑)。

ラウパのHEAVEN AND HELL、私は割と遠巻きに見てましたね…。あのバンドの音楽は私の嗜好的にはヘヴィ過ぎでしたが、あのステージが放つ貫禄というか威厳には圧倒された印象があります。

転職したばかりで結構良い評価を頂いたので、rainbow査定はプラスに働いたのだと思います。ラウドパーク07の話も盛り上がって、アイオミに触れそうな位置でしたよー!と言う話で30分くらい喋っていました。
今はだいぶ偉くなられた方ですが、ここ数年はbaby metalにハマられているようですw

ロニ~

早いですね。もう10年ですか。。

Rainbow時代からレコードが擦り切れるほど聴きまくって、DIO始動の時はドキドキワクワクで購入し、聴いた途端ぶっ倒れた思い出があります。
ロニーの咆哮もさることながら、ヴィヴィアン・キャンベルの若々しく荒削りながらも泣かせるソロ!!
まさにツボにハマったノスタルジーな思い出です。

あれほど偉大なアーティストは、もう現れないかもしれませんね。

No title

この記事がきっかけでディオが歌う作品をいくつか聴き直してみましたが、やはりヘヴィメタルを代表するシンガーのひとりですね。

基本的にはアップテンポの曲が好きな私ですが、ディオに関してはゆっくりで音数の少ない曲のほうが好みです。そういう意味では"Heaven and Hell"がベストかなと。ベースとドラムだけをバックに歌う部分なんかが特にヤバイです。

"Holy Diver"、リフはDIOの曲で一番かっこいいと思いますが、逆に日本では過小評価ですよね(笑) ミドルテンポで明確なサビもないし、1分以上たっても曲が始まらないしでスキップする人も少なくなさそう…。ソースは忘れましたが、アメリカ人に人気だったような記憶があります。

>結城真之介さん

RAINBOW査定(笑)。高評価だったとのことで何よりです。

往年のHR/HMファンがBABYMETALの虜になるのは世界各地で見られる普遍的な現象ですね(笑)。

>TAKAさん

私がHR/HMを聴き始めた時点では既にDIOは落ち目だったので、DIOに対するワクワク感というのは、実は今ひとつピンと来ないんですよね。

ヴィヴィアン・キャンベルも既にその時点で「DEF LEPPARDの人」でしたし。

ただ、会社で私より一世代上の先輩がやはりDIOと、DIOでプレイするヴィヴィアン・キャンベルにかなり熱い思い入れを持っていて、当時はそれこそOZZY OSBOURNEやWHITESNAKE並みの存在感があったのかな? などと思っています。

>Mark.Nさん

本文にも書きましたが、ロニー・ジェイムズ・ディオの真骨頂はおっしゃる通りスローな曲だと思います。

"Heaven And Hell"なんて、歌が上手くないヴォーカリストが歌ったらかなり悲惨なことになると思います(笑)。

"Holy Diver"がアメリカのファンの間で人気があるという話は私も聞いたことがあります。

この曲に限らずDIOの大仰な曲がアメリカ人に受けるものであるとは90年代になってからHR/HMを聴き始めた私には到底信じられないのですが、当時のアメリカ人は相当なリフ愛好家だったということなんでしょうか。