LOUD PARK 08 二日目感想

生還しました、LOUD PARK 08。
といっても今日は過去最高の2万人を超える動員だったという昨日に比べるとかなり人が少なくてある意味ラクだったのですが。

しかも年齢層も昨日より平均で10歳以上高いのではないか。
いや、子連れが結構いたからその子供たちが平均年齢は押し下げているかもしれないが…(苦笑)。

昨日目立ったイケてる男の子、かわいい女の子は本日は極少で、やはりあのコたちはSLIPKNOTが連れて来たということなのか…と微妙な気持ちに。

以下、各バンドの感想

BLACK STONE CHERRY

サザンロック風味のHR/HMバンドとして、各所で高い評価を受けている若手。
昨日のAIRBOURNEといい、こういった余計な装飾のない骨太なバンドって貶しにくいってのはあるけど、たしかに若さに似合わぬ堂に入ったパフォーマンスだった。

ただ、骨太なのは結構だがVoはちょっと痩せたほうがいい。


ALL ENDS

アルバムはそこそこ売れたみたいだけど、客は少なめ。

ビヨーン・イエロッテ(IN FLAMES)の妹は、写真で見るよりかわいかった(髪型変えた)が、パフォーマンスが田舎臭いし、歌も微妙…。

もう一人の赤毛の娘はそこそこ歌えていたが、2人ともオーラがなく、歌メロがポップな分、カラオケっぽさが否めない。
正直Voが2人いる意味を感じなかった。別に悪かなかったけど、CDで聴いてるほうがいいかも…。


BLACK TIDE

個人的には今回一番観たかったバンド。
ただ、ある程度覚悟はしてたが、やはり若いだけあって演奏やパフォーマンスはまだまだ。

実際何曲か多分リズムを見失ってた感じで、全体的にバタバタ。Voも声変わり説が流れるほど(14歳ってまだ声変わりしてない時期だっけ?)声が出てなかった。

楽曲的にはやはり80年代HR/HMのエッセンスに満ちていてグッと来るパートも多かったのですが。

先日『Kerrang!』のボーナスCDに提供していたIRON MAIDENの「Prowler」のカヴァーも披露してました。


DUFF McKAGAN'S LOADED

本日のラインナップの中で一番どうでもいいバンドだったので、このときクロークに荷物を預け、MACHINE HEADに備えてBIG ROCK STAGEの前方で待機。

待機している間延々と聴かされたわけだが、最高に退屈だった。
元メンバーがいるってだけでこんな地元のパブで演奏してるようなレベルのバンドが来日公演やれちゃうんだから、やっぱGUNS N' ROSESって凄かったんだな、と思いました。

当然一番盛り上がった曲はGUNS N' ROSESの「It's So Easy」でした。


MACHINE HEAD

実は一度サークル・ピットというものを体験してみたくて、荷物をこの時間だけクロークに預け、万全の態勢でアリーナ前方へ。

バンドが登場するとすぐに有志によってピットが仕切られ、1曲目が疾走を開始するとすぐにサークルピット発生!
そしてそこに飛び込んでみた!

結論:30 代 に は 無 理

いや~、中学時代の部活の走り込みの後の感覚を久々にバーチャルしましたね。
「体中ケガだらけになる」とか「脱水症状になる」といった噂は聞いていて、「そんな大げさな」と思っていましたが、大げさじゃありませんでした。

身体の小さい日本人、それも女の子も参加しているようなサークル・ピットでこのザマですから、恐らく欧米のフェスなどで巻き込まれたら確実に死の国の彼方へ逝ってしまうことでしょう。
2曲ともたずに撤収しました。ヘタレと呼んでいただいて結構。命が大事です。

ええと、ライヴ自体はこれぞエクストリーム・ミュージック!という感じのカッコよさで、会場のムードが引き締まるくらい良かったと思います。
途中、ロブのギターのトラブル(ギターテクを突き飛ばしてた)も、結果としてはライヴにおけるいいスパイスになったような観も。

ファンのアツさも今日一で、ライヴが終わってもしばらくサークル・ピットが継続し、アリーナから出ても「MACHINE FUCKIN' HEAD」コールを続けている集団がいるほどでした。

音は会場全体が震動していた去年に比べれば小さかった感じですが、それでも強烈な爆音でモトリーファンのおばさま方が閉口していたようです。


BULLET FOR MY VALENTINE

本日数少ない「イマドキの若者」向けバンド。こちらもよく盛り上がっていて、サークル・ピットが3つも出来ていました。

もちろん私はスタンドで鑑賞してました。ワイルドターキーをかじりつつビールを飲みながら。
つか、ワイルドターキーって思いのほか小骨が多いんですね(どうでもいい)。

最初出音がグシャグシャで何をやっているのかわからんですよ状態だったが、徐々にマシにはなった。
全体的なパフォーマンスはまずまず。MACHINE HEADのような迫力はないが、こっちのほうが初心者にはとっつきやすいでしょう。
まあ、Voの声量や表現力については正直物足りないが、グッドルッキンなので許しましょう。

いずれにせよ、昨日のSLIPKNOTやらA7Xやらに比べるとアピアランスもパフォーマンスも非常にメタル然としていて、その辺は好ましい(個人的に、垂直にピョンピョン跳ねるようなバンドはカッコいいと思えないのです。ラジオ体操みたいで)。


BUCKCHERRY

個人的には本日二番目にどうでもいいバンドだったのですが、会場内の多くの人にとってもそうだったようで、トリ前なのにアリーナ前方はかなり余裕がありました。

BFMVと順番入れ替えた方がよかったんじゃないですかね。
BUCKCHERRY観たいけど、次のMOTLEY CRUEの場所取りしてた人って割と多かったのでは。

えー、こちらもケバブを頬張りつつビールを飲みながら観ていたわけですが、意外とよかったですよ。
パフォーマンスもタイトだったし、CDとか聴き込んだことないけど、ちゃんとそれぞれの曲の区別がつけられるだけのフックを備えてた。

でも、やっぱり途中で寝てしまいました(疲れ&飲みすぎ)。


MOTLEY CRUE

実は高校時代MOTLEY CRUEが大好きでした。毎朝彼らのCDをタイマーでかけて目覚めるほどに。
そんなわけで、ロートルとはいえ結構楽しみにしておりました。

最初アリーナに降りて、「Kickstart My Heart」、「Wild Side」、「Shout At The Devil」の強力な名曲3連発に興奮。
しかしよく考えるとアリーナ後方よりスタンドのほうが彼らのパフォーマンスがよく見えると思い、スタンドに帰還。

案の定、スタンドから観ると、いかにヴィンスやニッキーのアクションがカッコいいかがよくわかる。
これってやっぱセンスなのかなー。それとも自分の映像を何度もチェックして研究したのかなー。いずれにせよ、これぞプロだね。

実は新曲になるたびに睡魔に襲われていたのですが(飲みすぎ。一人で観ているとかえって酒量が増えますね…)「Live Wire」や「Red Hot」、「Looks That Kill」といった往年の名曲のイントロが流れるたびに身体が反応して目が覚めました。

アンコールは「Home Sweet Home」。ただでさえ泣けるのに、彼らの過去の映像とか流しちゃったりして。
リアルタイム組ではない僕でさえ涙腺に来たんだから、リアルタイム組と思しきソバージュヘアーのオバサマたちはマジ泣きだったことでしょう。

まぁホント、えげつないほどの「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」で、正直「落ち目の歌手のディナーショー」みたいな性格のライヴであったりもするわけだが、やっぱ時代を象徴する存在にまで上りつめたバンドのそれには力がある。素晴らしいエンターテインメント・ショーでしたよ。

ヴィンス・ニールのヴォーカルも、相変わらずフェイクまみれ&客任せの嵐でしたが声自体は割と出ていたし。ていうか、あの歌唱は声をセーブしてるんだな、きっと。



さて、「SLIPKNOTのようなバンドを呼べば客が入る」ことが判明してしまった今年のLOUD PARKですが、そのことが来年にどのような影響をもたらすかちょっと心配です。

個人的にはあくまでメタル・フェスとして正統派のバンドをもっと増やして欲しいのですが…。
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