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エディ・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)が死去

もはや完全に「一般ニュース」になっていたので、この文章を目にする皆さんご存知かと思いますが、VAN HALENのギタリストにして、ロックという音楽ジャンルを代表するギター・ヒーロー、エドワード・ヴァン・ヘイレンが2020年10月6日、癌で死去したことが息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのTwitterで報じられました。

7日の朝、Twitterを開いて最初に飛び込んできたのがこのニュースで、思わず「マジかよ」と声に出してしまいました。

いや、癌を患っていることは知っていましたが、とはいえ危篤、とかステージいくつ、みたいな話は聞いていなかったので。

私がHR/HMを聴き始めた90年代初頭の段階で、もはやエディは神格化されていて「聴いてない奴はモグリ」扱いだったので、ちょうどその頃リリースされた2枚組ライブ・アルバム"LIVE : RIGHT HERE, RIGHT NOW"(1993) を購入して聴いたのが私のエディ・ヴァン・ヘイレン初体験で、当時はギターの何たるかなんて全くわかっていませんでしたが、そのギター・サウンドが放つエナジーが尋常でないことは素人にもすぐにわかりました。

メチャクチャ明るくてパワフルで、アメリカ人らしい音だなー、と思ったものですが、後日エディ・ヴァン・ヘイレン自身はオランダ出身で、オランダ人とインドネシア系のハーフと知って驚いたものです。

ちょうどその頃、私もエレクトリック・ギターを買い、当時購読していた『バンドやろうぜ』という雑誌に掲載されていた"Eruption"のタッピング・フレーズをコピーして悦に入っていたのは甘酸っぱい思い出です(笑)。

ライトハンド奏法(日本独自の呼び方なのは承知ですが、結局この訃報の際にもNHKなどの一般ニュースではこう呼ばれていたので、日本ではこの呼び方でいいのでしょう)は、ちゃんと弾けているかどうかを無視すれば、ギターを買ったばかりの初心者でもアンプにつないでいればとりあえず音は出るので、なんか「凄いプレイをしている感」があって楽しいんですよね(笑)。

そのライトハンド奏法をはじめとするエディのハイ・テクニックは、トリッキーでもあるのでリアルタイムでは色物扱いする人もいたようですが、今となってはジミ・ヘンドリックスと並ぶロック・ギターの革命者として、ハード・ロック・ギタリスト史上最高のギタリストの一人であることを認めない人はいないでしょう。

とりあえず、結果的に最後の来日公演となってしまった2013年の来日公演を観ることができてよかったな、と思っています。

私は「ロック通」ではないので、VAN HALENで好きなのはサミー・ヘイガー時代、一番好きな曲は"Dreams"というポップ野郎ですが、それでもやはりVAN HALENで一番好きなアルバムは、と訊かれたら"1984"と答えますね。

エディ・ヴァン・ヘイレンが最後にオーディエンスの前でプレイしたのは5年前の2015年10月4日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行なわれた公演で、そのラストの曲はやはり"Jump"だったそうなので、ここにひとつMVを貼るなら、やはりこの曲なのでしょう。ご冥福をお祈りします。


およそ訃報には似つかわしくないというか、ひょっとしたら世界一明るいかもしれない曲ですね。好き嫌いはともかく、一度聴いたら忘れられない名曲です。


やはり私の世代だとこの曲も外せない。



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コメント

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エディのニュースは遂に来たか、と思いました。ガンのニュースもそうですけど、激痩せしてましたし…。
HM界隈ではまだ第一線に第一世代健在の中、まだまだ若いと思っていましたが、亡くなる人もチラホラと出始めているのは本当に哀しいですし、寂しい限りです。

No title

Jumpはバラエティ番組でもいっぱい流れていたのでおなじみの曲ですね。漫画のジャンプを紹介する番組でもOPで使われていました

自分がVan Halenアルバムを聴いたのは数年前の1984が初めてでしたが典型的なヘヴィメタルそのものの音であるにも関わらず他で聴いた事の無い音を出している人だと思いました

あれだけメカメカしい音なのに生のグルーヴが誰よりもあってなんでこれが両立しているんだろうと不思議でした

この人と他のロックギタリストを比べればジミ・ヘンドリックスとジェイムズ・ヘッドフィールドも同じカテゴリーに入るのではないかと思うくらいに他に居ない

このクラスの人があと100人くらいいて他のいろんなジャンルに散らばっていればロックはテクノやラップに負けなかったんじゃないか......なんてことを思ったりもしました

ご冥福をお祈りします

「タチの悪いフェイクニュースだな。それとも映画の宣伝か?」

と最初は本気で思ってしまいましたが、
そうじゃなかったのですね...。

No title

HR/HMを聴き始めるきっかけはNHK-FMで流れたHot For Teacherでした。イントロのアレックスのドラム、エディのギターに衝撃を受けたことを覚えています。マイケルのベースライン、デイブのボーカルも格好良く今でもお気に入りの一曲です。
 歌詞とMVがアレなので一番好きな曲と人に言いにくいのが難点ですが。

ご冥福をお祈りします。

>結城真之介さん

年齢的にはまだまだ死ぬには若すぎる年齢でしたが、だいぶ前から癌を発症していましたからね…。

ここ数年活動が全くなかったので体調が良くないことは察していましたが、ついに、という感じですね。

>222さん

"Jump"は色々な所で使われていましたね。私もバラエティ番組の中で週刊少年ジャンプのことが取り上げられているときのBGMに使われているのを見て笑った記憶があります。

おっしゃる通り、サウンド自体はかなり人工的なのに、グルーヴィーなんですよね。唯一無二のサウンドだったと思います。

エディ・ヴァン・ヘイレンみたいな人が100人もいたら、音楽業界が才能のインフレでとんでもないことになっていたでしょうね(笑)。

>名無しのメタラーさん

フェイクニュースであったらどんなによかったことか、という感じですね…。

>たーさん

"Hot For Teacher"、躍動感に満ち溢れていてカッコいいですよね。

こんな歌詞の曲がNHKでオンエアされたというのはある意味画期的ですね(笑)。英語だったらOKということなのでしょうか。

そういう意味では、公共放送ですら認めているということですし(?)、"Hot For Teacher"が一番好きだ!と公言しても何ら問題ないのではないでしょうか。

No title

ご無沙汰してます。
自分はBLANCEがVAN HALENデビューだったのでサミーの声がVAN HALENとして脳に刻まれています。(ジャケットは刺激的すぎましたが..)JUMPも一度聴いたら残る曲ですが、Can't Stop Loving Youが一番好きな楽曲です。

>black&greenさん

お久しぶりです。

"BALANCE"はいいアルバムでしたね。ジャケットは…日本盤は普通だったかと思います(苦笑)。

"Can't Stop Loving You"は私も世代なので大好きですが、VAN HALENの中では最も歌謡曲寄りな、「らしい」曲ではないかもしれませんね。