映画 『ヘヴィメタル・イン・ザ・カントリー』 感想

先日の『グローバル・メタル』に比べ、全く話題になっていない感のある映画、『ヘヴィメタル・イン・ザ・カントリー』を観に行きました。

現在世界一のメタル・インディーズ・レーベルとなった『Nuclear Blast』についてのドキュメンタリー映画。
このレーベルのバンドには私もかなりお世話になっています。

シアターN渋谷。初めての映画館だ。
おっ、並んでる? と思ったら同時上映の別の映画でした(笑)。

とはいえ、土曜日の夜ということもあってか、7割くらい入っていました。
もっとも、キャパシティが100人くらいしかないこぢんまりとした映画館なのですが…。

内容は…先日の『グローバル・メタル』が多くのメタル・ファンにオススメできる、いや、メタル好きでない人にも広く観てもらいたいと思えるような映画だったのに比べ、こちらはかなりコアな人でなくては観ているのがしんどい映画でした。

まあ、ドイツの田舎の村で、音楽好きの一人の青年が始めたインディーズ・レーベルがそのまま村で大きくなって、チャートの1位を獲るようなアーティスト(NIGHTWISHとかHAMMERFALLとか)も所属するほどの大手レーベルに成長したという事実は興味深いし、メタルとは縁のなさそうな普通の村のオバサンが事務所でドクロやらメタルTシャツを箱詰めしている光景というのはなかなかシュールではあるのだが…。

『Nuclear Blast』は「村で2番目の大企業」だそうだが、こんな片田舎の村でさえ1番目じゃないのかよ、って気がしなくもないし、こんな町工場みたいな大きさの会社が世界一のメタル・インディー、ってのもやはりメタルってマイナーなんだなぁ、って気にさせられてかえってウンザリするような感じもしなくはない。

しかし、この映画の「シンドさ」は実は映画本編にはなく、映画終了後に流れる4曲のビデオ・クリップにあった。

・AMON AMARTH / Pursuit Of Vikings
・CANNIBAL CORPSE / Devoured By Vermin
・THE CROWN / Face Of Destruction
・KATAKLYSM / The Ambassador Of Pain

…なんだこの激コアな選曲は。
特に最新曲というわけでもないし、CANNIBAL CORPSE に至っては『Nuclear Blast』からリリースされた曲ですらない。

もっと他にメジャーで幅広い人が楽しめる楽曲があったと思うのだが…。

むしろここで人気バンドの未公開PVが観れる、なんてことになったらそれ観たさでだいぶ観客動員が増えたはずだと思うのだが…。つくづく謎の選曲だ…。


映画『ヘヴィメタル・イン・ザ・カントリー』日本語公式サイト
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