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4月30日(金)発売のHELLOWEENとYNGWIE MALMSTEENのライブ盤

このブログではいわゆるブートレッグ的な音源はほぼ扱ってきませんでした。

それはアーティストに正当な利益をもたらすオフィシャルなものではないから、みたいなキレイゴトな理由というよりは、単純に私があまりそういう音源を収集することに熱心なタイプではなかったからですが、全くそういう音源に興味がないかというとそんなことはなく、過去には2016年に閉店してしまった西新宿のエアーズのようなその手の専門店に足を運んだこともありました。

とはいえ実際に購入したアイテムはHELLOWEENのものを中心に両手の指に余るくらいで、基本的にその手のアイテムに対してあまり関心がなかったことは間違いありません。

実際、こういうのを追っていたら極論全公演の音源を集める境地にたどり着いてしまって時間がいくらあっても足りませんし、クオリティ的にも(オフィシャル音源ではないので当然ですが)劣悪なものが多く、これを聴くならオフィシャル音源を聴いてた方が人生に対する満足度が上がるな…というのが個人的な意見です。

しかし今週末の4月30日(金)に輸入盤国内仕様でリリースされるHELLOWEENとYNGWIE MALMSTEENのライブ盤には興味を惹かれずにいられません。

ひとつは、文字通り神盤である"KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART2"(1988)リリース時に行なわれた"Pumpkin Fly Free Tour"の1988年10月29日のスイス公演を収録した"LIVE 1988"。

helloween_live1988.jpg

このコンサートはラジオ番組用に収録・放送されており、今回ラジオでの放送時のオーディオ・テープを使用してのリリースということで、オーディエンス録音ではないということがポイント。

もちろんカイ・ハンセンとマイケル・キスクが復帰した今のHELLOWEENの新作にも期待していますし、2018年に行なわれた"Pumpkins United Tour"も感動的でしたが、やはり体験したかったのはこの『守護神伝』時代のHELLOWEEN。

この時期のHELLOWEENのブートはいくつか聴きましたが、13曲のフルセットでオーディエンス録音でないものは聴いたことがなく、これはちょっと手を出さずにいられないなという感じです。


そしてもう一つ、こちらは新作には一切期待していない(笑)イングヴェイ・マルムスティーンの1994年、"THE SEVENTH SIGN"ツアーにおける日本武道館公演のもの。

yngwiemalmsteen_live1994.jpg

この公演は日本ではWOWOWで放送されていましたが、欧州でもテレビで放送されたらしく、その放送のオーディオ・テープを基に本盤は作成されているようです。

この公演自体は過去に映像作品化もされていますが現在は入手困難ですし、DEEP PURPLEのカバーである"Burn"はカットされていたので、そういう意味では価値のあるリリースでしょう(YouTubeで…というのは禁句です)。

何を隠そう、この"THE SEVENTH SIGN"ツアーは私が初めて体験したHR/HMのライブ(武道館ではなく大宮ソニックシティ公演でしたが)なので思い入れもひとしお。それまで体験したことのない大音量で数日耳鳴りが収まらなかったのは今でも覚えています。私がライブでの耳栓推奨派になった原体験ですね(苦笑)。

ライブ自体で印象に残っているのはマイク・テラーナのドラムが凄かった(そのせいかその後クビになった)のと、マイク・ヴェセーラの髭と短パンが似合っていなかったということですね(笑)。


この2枚をリリースしている"Alive The Live"というレーベル(?)は2018年から、それこそTHE BEATLESやQUEEN、U2のような大御所を含むクラシックな洋楽レジェンドのラジオ/テレビ放送用の音源を次々とリリースしており、そこにはHR/HM系のアーティストのものも数多く含まれているのですが、まさかこのクラスの、英米での成功規模が小さいアーティストのものまでリリースされるとは意外でした。

これらのアルバムも恐らく既にブートレッグとして出回っているものなのだろうと思いますが(私がかつてこのシリーズで購入したことがあるトニー・マーティン時代のBLACK SABBATHのライブ"VIENNA 1989"も、ブート市場では有名なタイトルでした)、Amazon他、HMVやタワレコ、ディスクユニオンのサイトで買えるのは手軽でいいですね。

4月30日(金)はHR/HM系の音源をまとめてリリースするようで、上記2枚のほか、ACCEPT、DOKKEN、EUROPE、MEGADETH、NIGHT RANGER、RATT、SLAYERといったアーティストの80~90年代のライブ音源がリリースされます。

緊急事態宣言も出てあまりお出かけもできないGWになりそうですし、こういう自分のHR/HMの原点的な音源を聴いて過ごすのも悪くないかな、と思っています。

"Alive The Live"のカタログ(HMVのサイト)

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コメント

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No title

HELLOWEENのブート、条件反射の如く予約させて頂きました。
貴重は情報、ありがとうございます!

ブート音源もですが、ブート映像に価値があった時代があったんですよね…。今のようにネットで大概のものが見れる時代ではなかった頃、どうしても見たいライブがあって、エアーズでVHSを買いました。

ふとAmazonのページに飛んでみたら、イングヴェイのほうのライブ盤がハードロックカテゴリのベストセラーランキング1位になっていて驚きました。
この時期のイングヴェイに思い入れのあるファンがいっぱいいるんですね。

>yoshiさん

貴重というか、普通にAmazonとかでHELLOWEENを検索すれば出てくる商品ですが(笑)、お役に立ったのであれば何よりです!

>結城真之介さん

YouTubeがここまでメジャー化する前は、映像って貴重でしたよね。

ブートのVHSやDVDを探すのはもちろん、MVやLIVE映像が入ったDVD付というだけでついついCDを買ってしまったり(笑)。

どんな音源でも映像でも、大抵のものは無料、もしくは定額で視聴できる今の若い人たちは恵まれているなぁと思いますね。

>名無しのメタラーさん

CDのセールス=人気、と短絡的に解釈するなら、日本におけるイングヴェイ人気のピークはこの時期ですからね。

イングヴェイの音楽的な全盛期は何だかんだ言って80年代だと思いますが、世代的に私もこの時期のイングヴェイに対する思い入れは強いです。

HELLOWEENのライブ盤は、これまでライブ音源として、世に出ていない曲も入っているようなので気になっています。是非、人柱として(笑)感想聞かせてください。

>black&greenさん

私も予約してますが、きっと人柱はAmazonのレビュー欄に現れると思いますのでそちらをご参照ください(笑)。

この時のMalmsteen は行きましたし、
VHSも手に入れました。
自身初の武道館の”アリーナ”の
体験でした。
Bally Sparksでしたっけ? ベーシストがあまり動くのを許されていないのかな?と言う印象がありました。
Yngwie本人はベースはピックに限る様な事言っており、この回はピック弾きでしたが、翌年は評価をされたのでしょうか?
パフォーマンスも活発になり、
動きの幅も増え、更には
フィンガーピッキングを通してました。
余談ですが、この日に青山チケット
エージェンシーに寄って引き取った
この年の5月に行われたCheap trickの切符を
会場で無くしかけ、パニックに陥りました事は良い?思い出です......
この年の来日はAerosmithの武道館連チャンの煽りをモロに喰らい、スッカスカでしたが......
毎年の様に来ていた頃が懐かしいですね!

>TOMさん

"SEVENTH SIGN"ツアーのベースはバリー・スパークスでしたっけ。"MAGNUM OPUS"がバリー・スパークスだからきっとそうなんでしょうが、ベースには全く印象がありませんでした(笑)。

おっしゃる通り、ベースはあまり動くなと言われているのかもしれません。LOUD PARKに出演した時にも、ベースの人がピョンピョンジャンプしていたら近寄ってジャンプをやめさせていたので(笑)。

チケットの件は、結果見つかったのであれば、その時の記憶をより印象深いものにしたという意味で良い思い出なのではないでしょうか…。

No title

ここ数年rainbow whitesnake ozzyなどの有名なブートが公式化(?)されて適正な(?)価格で買えるのは喜ばしいですね。私はこのレーベルの作品をいくつか買い、元のブートより音質が悪くてガッカリしましたが、少しでもアーティストの収益に繋がれば何よりです。
殊にイングヴェイの場合、自社レーベルから粗悪なライブDVDを濫造していたので、これを機に全盛期の良質な音源のアーカイブを探索してほしいものです。そっちの方が新作より売れそうですし(笑)

>お目がさん

元のブートより音が悪いなんてことあるんですか。一応デジタル・リマスターを謳っているようですが、変にいじらない方がマシだったということですかね(苦笑)。

いずれにせよ、このレーベルからリリースされることでアーティストに対して正当な金銭が支払われているならそれだけで意味のあるリリースですね。

イングヴェイ、ヨラン・エドマン時代のライブとか出たら興味を引かれてしまいそうです(笑)。