デトロイト・メタル・シティ/根岸崇一 SATSUGAI/甘い恋人

dmc01.jpg

積極的なプロモーション&コラボレーションで話題の映画「デトロイト・メタル・シティ」からの企画シングル。

主人公に敬意を表して(?)デトロイト・メタル・シティ名義の楽曲がA面扱いだが、映画の主題歌はB面である「甘い恋人」。

その「甘い恋人」はカジヒデキが歌うスイーツなネオアコ調の渋谷系(死語)チューンで、渋谷系をリアルタイムで体験した(意外とスキでした)私のような世代の人間はクスリと笑える、あるいはキュンとする代物ですが、まぁ客観的には大した曲じゃないかな(苦笑)。

まぁ、作中でも根岸にはこの手のソングライターとしての才能はあまりないように描かれているから、意図的につまんない曲にしてるのかも(たぶん深読み)。

そもそも、カジヒデキってテトラポット・メロン・ティのサジくんのモデルなんじゃないの?、てな細かいことはどうでもいいとして、メタラー的に気になるのは当然A面の「SATSUGAI」。

本当にデスメタルしてるのか? という期待は全くスカされていることはご存知の通りで、たしかにそれなりにヘヴィでメタルっぽい感触もあるが、デスメタルとは一切関係ありません、てな楽曲。

ヴァースのグルーヴ感は、もはや過去の遺物となったNU METAL的で、まあ強いて言うならSLIPKNOTあたりを意識したのかなぁ…という感じか(たぶん深読み)。

そもそもヴォーカルがデス声ではないという時点でBURRN!をこよなく愛するメタル村の村人としては「失格」認定せざるをえません。

Voの冠徹弥って、SO WHAT?で歌っていたヒトだよな。
クドカンのミュージカル「メタルマクベス」にも出てたし、この業界(俳優)においては「メタルな曲を歌える人材」として認知されているのかも。

単純に曲が良ければ個人的にはOK牧場((C)ガッツ石松)なのですが、この程度の出来ではMANOWARばりに「Death To False Death Metal!」と言わざるを得ない。

まあ、どちらも「歌詞ありき」の曲(しかも実際に作曲されることをおそらく想定していない)なので、楽曲、特に歌メロのクオリティを高めるのは限界があるのかもしれませんが。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント