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LAURENNE / LOUHIMO "THE RECKONING"が7月21日(水)国内盤発売

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SMACKBOUNDのネッタ・ラウレンネと、BATTLE BEASTのノーラ・ロウヒモというフィンランドの女性メタル・ヴォーカリスト2人によるプロジェクト、LAURENNE / LOUHIMOのデビュー・アルバム"THE RECKONING"が7月21日(水)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

ヴォーカリスト2人の姓を2つ重ねただけのプロジェクト名でわかる人にはわかるように、『Frontiers Music』発のプロジェクトです。

BATTLE BEASTは現時点の最新作"NO MORE HOLLYWOOD ENDINGS"(2019)が母国フィンランドで1位、ドイツでも11位を記録するなど、かなりの人気バンドではあるのですが、SMACKBOUNDのほうはまださほど有名というわけでもなく、そういう意味では「有名人同士によるコラボレーション」という話題性は薄いかもしれません。

どちらかというと『Frontiers Music』が自社所属バンドであるSMACKBOUNDの話題性を上げるために、看板シンガーであるネッタ・ラウレンネを既に知名度があるBATTLE BEASTのメンバーと組ませたということなのでしょうか(プロジェクト名でネッタ・ラウレンネの名前が先に来ている辺りに彼女を売り出そうという意志を感じます)。

制作面ではそのネッタ・ラウレンネの夫であるというTHUNDERSTONEのニノ・ラウレンネが全面的にバックアップしているそうで、音楽的にはTHUNDERSTONEに通じると言えなくもないメロディックなパワー・メタルではあるが「メロディック・パワー・メタル」と呼んでしまうと日本人には誤解を招くかもしれないサウンド。

ネッタもノーラも男性顔負けのパワーを持つタイプのシンガーで、先行MVを視聴しても、いわゆる「女性Voをフィーチュアしたメタル」とは一線を画すパワフルなサウンドが展開されています。

似たタイプのVoを二人組ませるよりも異なるタイプのシンガーを組ませたほうが面白くなりそうなのに、とはこの手のプロジェクトの先駆けであるALLEN・LANDEの頃から思っていましたが、よく考えたら同じタイプのシンガーである方が作曲面では1人のシンガーを想定しておけばよく、異なる個性を活かすソングライティングをするよりシンプルで簡単だからそうしているんだろうな、とこの文章を書いていて思い至りました(笑)。

だとしたらBATTLE BEASTの初代Voであるニッテ・ヴァロと、現Voであるノーラ・ロウヒモを組ませても面白かったのに、と思いましたが、ネッタ・ラウレンネの売り出しが目的だとしたらそもそも趣旨が変わってしまいますかね。

そういえばBATTLE BEASTのデビュー・アルバムをプロデュースしたのもニノ・ラウレンネでしたが、これは偶然の一致でしょうか。

個人的には近年のBATTLE BEASTではノーラ・ロウヒモのパワーを活かしきれていないという気がしていたので、そういう意味でこのプロジェクトは彼女のそういう面を引き出すことができていいのではないかと思いました。





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コメント

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フロンティアーズのやっていることってどうにも既視感があったんですが、日本のビーイングがやってたことと同じですね。実力派のシンガーに、専業作家の作った質の高い曲を歌わせて、スタジオメンバー揃えるって言う。織田哲郎シンパだった身としては海外でも同じこと考える人はいるんだなと思いました。

それはそれとして、今回のアーティストはイマイチ心にくるものがなく残念でした…。

>結城真之介さん

たしかにビーイングの音楽の作り方に通じるものがありますね。

ビーイングは他の活動で知名度のある人を起用していたわけではないという意味でよりストイックに音楽自体で勝負していたとも言えますが。

本作はTHUNDERSTONEの人が曲を書いているせいか、『Frontiers Music』の作品にしてはキャッチーさに欠けますね。