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私の好きなイングヴェイ・マルムスティーンのベスト5曲

今月売りの『BURRN!』2021年9月号でやっていた企画に乗っかってみます。

近年『BURRN!』誌がよくやっている企画ですね。このブログでも昨年ロニー・ジェイムズ・ディオのものに便乗しました。

『BURRN!』誌では10人の選者が5曲ずつ、計50曲が選ばれているわけですが、"Rising Force"、 "You Don't Remember, I'll Never Forget"、 "Motherless Child"の3曲は5人に選ばれ、"Far Beyond The Sun"が4人と、この4曲に人気が集中していた印象。

"Rising Force"、 "You Don't Remember, I'll Never Forget"、 "Far Beyond The Sun"は恐らく自他共に認める代表曲だと思いますが、 "Motherless Child"の人気は意外。

いや、実際イングヴェイのスピード・チューンの中でもトップクラスの完成度を誇る名曲なのですが、ライブでプレイされることもほとんどない(セットリスト・データベースサイト "Setlist.fm" によると3回だけ)こともあり、あまり語られていない印象ですが、皆さん「ちょっと他の人が選ばないような隠れた名曲入れとくか」と思って意外と被ってしまった感じでしょうか(笑)。

一番多くの曲が選ばれていたアルバムは、代表作との呼び声も高い"TRILOGY"が6曲ピックアップされていて1位なわけですが、2位が5曲ピックアップされていた"ECLIPSE"というあたり、実は今再評価が進んで「実は地味に(?)"ECLIPSE"いいよね」ということになっているということでしょうか(実際いいですよね、あのアルバム)。

まあ実際の所、初心者が知っておくべき代表曲を並べると"Rising Force"、 "You Don't Remember, I'll Never Forget"、 "Far Beyond The Sun"の3曲に、歌モノなら"I'll See The Light Tonight"と"Heaven Tonight"、インストなら"Black Star"に"Trilogy Suite : Op5"のどれか2曲を選んでください、という感じになるのでしょうね。

私も何も考えずに選べばそうなる気がしますが、それならこのブログで書く意味もないので、あえて逆張りというか、『BURRN!』誌で選ばれていなかった曲の中から、個人的な思い入れ含めてピックアップしたい5曲を選びます。

1. Never Die ("SEVENTH SIGN" 1994)

私がHR/HMに本格的にハマってから最初に出たイングヴェイのアルバムのオープニング・ナンバー。私の地元である埼玉某市のイトーヨーカドー内にあった新星堂で初回限定盤を購入した思い出があります。「凄い速弾きギタリスト」くらいの認識で手に取った若輩者の期待というかイメージにバッチリ応えてくれる最高のオープニング曲でしたね。




2. Teaser ("FIRE AND ICE" 1992)

私がHR/HMを聴き始めた時点で最新のアルバムだったこともあり、友人に貸してもらって聴いた「人生初イングヴェイ・アルバム」に収録されている、イングヴェイとしては異例のポップ・ナンバー。当時HR/HM初心者だった私にとっては、こういう曲があったからこそイングヴェイを「メジャー・アーティスト」として認識したという面がありますね。今聴くと、ちょっとVAN HALENを意識してプレイしているのかな、という印象。




3. Hunger18, Area 51 ("ALCAMY" 1999)

恐らく日本のファンの要望に応えてマーク・ボールズを再起用したにもかかわらず、あまり評価されていない時期の作品ですが、近年の作品を踏まえて聴けば、声域の広いヴォーカリストが様式臭溢れる楽曲を歌っているというだけで感謝すべきでしたね。この曲なんかも彼なりに日本のメタル・ファンの嗜好を踏まえて作ったんじゃないかという気がしています。




4. Now Is The Time ("ODYSSEY" 1988)

イントロがとっても80年代な感じでLOVE。歌メロもBON JOVIみたいでイングヴェイとしては異色の曲ですが、こういう曲も入れてくれるとアルバムにメリハリがつくと思うんですよね。"ODYSSEY"アルバムの#7 "Deja Vu"、#8"Crystal Ball"、そしてこの"Now Is The Time"という並びは、ジョー・リン・ターナーとのケミストリーが発揮された強力な流れだと思います。




5. Attack! ("Attack" 2002)

イングヴェイの楽曲として特別光るものではないと思うのですが、何故だか個人的に妙に耳に残っていて、近年の脳内リピート率でいったら1位なんですよね…。以前のエントリーにも書きましたが、歌詞が最高です(笑)。




いや~、こうしてあらためて聴き返してみると、やっぱりいい曲が多いですね。音質とかアレンジとか弾き過ぎとか(笑)、いろいろ完璧ではない曲が多いのですが、それでも何故か聴いてしまう、耳に残ってしまう魅力があります。こんなギタリストはもう出てこないのかもしれませんね…。

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コメント

非公開コメント

こちらでは初めまして!
Twitterでは何度か交流させていただいたことがあります。
私もHangar18,Area51が大好きです!
ですが、ファンの間ではあまり語られていない印象があります。
なんならアルケミーが彼の作品では一番好きですね!
イングヴェイが弾きまくってるし、曲のできの平均値も高いし、何よりマーク・ボールズが歌っているのが大きいですね!
イングヴェイに一番あうVo.はマークだと思いますが、またいっしょに活動することはないでしょうね(笑)

すごくどうでもいい話ですが、埼玉県某市の新星堂と言うので、東武東上線沿線にはやたらメタルファンが生息していて、沿線のブックオフにはメタルの名盤が多いと言う噂を思い出しました。

なんだかんだで才能も華もあるギタリストですよね。貴族とかフェラーリとかネタにも事欠きませんが、一度は愛された証に思えます。

No title

個人的に
・Icarus's Dream Suite Op.4
・You Don't Remember
・Heaven Tonight
・Seventh Sign
・Like An Angel
の5曲がリピートが多いです。曲構成、歌メロと、それに合わせたソロの構築は唯一無二で、聴き返す度に本当に魅力的な人だなと再確認できると共に現在の凋落ぶりが悲しくなりますね。
それぞれのヴォーカリストの特性に合わせた曲作りのセンスが発揮されていたからこそ名曲も多かったのかなと。本人の声域では曲調の幅が狭くなるから専任を入れてほしいですね…

ロニーロメロとはまだやってないよね?
リッチーとやった歌手とはやるルールなんだからやらないとダメじゃんね。

>るなしぃさん

"ALCHEMY"、濃いめのイングヴェイが好きな人にとっては満足度の高い作品だと思うのですが、ちょっと濃すぎたのかあんまり語られていない感じがしますよね。

マーク・ボールズに限らず、今後一緒に活動というほどの活動をするヴォーカリストは現れそうにありませんね…(苦笑)。

>結城真之介さん

残念ながら私は東上線沿線の埼玉県民ではありませんでしたが、「東上線沿線の会」というメタルなイベントを観に行ったことはあります(笑)。

というかイングヴェイは紛れもない愛されキャラでしょう。一緒にプレイしたメンバー以外にとっては(笑)。

>お目がさん

そう、イングヴェイはあれで結構ちゃんとヴォーカリストの資質を踏まえた曲作りをしていたんですよね。

今はもう、いかに自分にとってストレスのないアプローチで音楽活動するかという考え方で活動しているのでしょうね。

それで経済的に困っていないということであれば、なかなかそれを変えさせるのは難しそうです…。


>デベソグソさん

そのルールに従うとイアン・ギランやキャンディス・ナイトも引っ張り出さないといけなくなりますね(笑)。

ロニー・ロメロでも誰でもいいので、ちゃんと歌える専任ヴォーカリストを雇ってほしいという思いは多くのファンが願う所だと思うのですが。

Attackまではいい曲が多かった

こんにちは。
便乗して、私の好きなイングヴェイのベスト5曲です。

1,Forever Is A Long Time
メロディの美しさ、サビの高揚感、疾走感、間に挟まるちょっとしたクラシック生楽器、弾き倒して粒もクリアなギターソロと、最高です。
なお、この曲のサビの音はD♭(C#)だと思います。実は多くの人で無理すれば(チェストボイス? 半分裏声?)を練習すれば、出る音域です。これをうたうと気持ちいいです。

2、Fire In the Sky
ボーカルメロディはもうちょっと工夫がありそうに思いつつ、ソロのキメフレーズのカッコよさが半端ないと思います。

3,Far Beyond The Sun
インストでも、結局はAメロ、Bメロ、サビ、みたいな曲って多いと思います。しかし、この曲はそういう構成ではない点も好きなポイントです。また、単なるフレーズ寄せ集めでなく、途中でダレることもなく、まさに現代版クラシック音楽のように思ってます。

4,Leonardo
雄大なメロディ、半音ずつ上がるソロ、そしてマークボールズの絶唱、と最高です。
サビはA♭(G#)です。私は、どうあがいてもこの高さの声が出ないです。これを思いっきり歌えたらどんなにいい気分なんだろう、と思っています。

5、Facing The Animal
ゆるく始まりヴァース(Bメロ)で一気に雄大になり、サビはなんか下品な感じ、と、異色かつ、カッコいいです。

駄文失礼しました。

イングヴェイの名盤の法則

こんにちわ
久しぶりに投稿します。

今となっては大昔になってしまいますが、
BURRN!誌のスピンアウト月刊誌「炎」を読んでいたら
誰の記事かはド忘れしてしまいましたが
「イングヴェイはボーカリストを変えて出す最初のアルバムは名盤率が高いが、2枚目でダメになる」を提唱していて
「ECLIPSEが一番好きで、もちろんSEVENTH SIGNも大好物な私」は妙に納得してしまったのでした。
もしかしたら、ボーカルを変えてすぐは、新鮮さにエキサイトしてたり、逆に相手の出方を伺うストレス的なものがいい緊張感というか、いい楽曲を生み出しているのかも・・・。

そう考えると、ECLIPSE、SEVENTH SIGN、ATTACKT!、一枚で終わったODYSSEY、FACING THE ANIMALなんかも人気が高いですよね

その辺の人間関係のストレスに疲れて一人でシコシコアルバム作るようになったんですかね・・・?

以上、私の思うイングヴェイの名盤の法則でした
これからも記事楽しみにしてます。

No title

皆さんと被らない様に書いてみます。それでもいい曲なのがスゴイ。

・Prisoner of your love「Seventh sign収録」
遊び心が良い!うまくハマっています。
・I Don't Know「Seventh sign収録」
大して好評でもないのに毎回ぶち込んでくるジミヘン風ですが、この曲はキーボードのイントロ、マイクの歌唱、間奏がいい。キャラ立ちしてる。
・The only one「Magnum Opus収録」
後輩のNationがやりそうなポップ曲だが、いいものはいい。
・Miracle of life「War to end all wars収録」
悲劇の始まり、と目されるアルバムだがAメロ、サビは劇的なメロディですよ!無駄にアウトロを引き延ばすのが悪いクセ。
・Gimme Gimme Gimme「Best of 1990-99」
ABBAのカバー(趣旨と違うけど)。マークの歌うAメロでノックアウト!初めて聞いた人は100%カッコいい、って言います!アウトロでソロを延々と引き延ばすのが悪い癖。

追伸、KKプリーストのPVが思いのほか、良い!

東上線沿線の会はMASAKI主催のイベントですかね?であれば私も行ったことあります。どこかでお会いしてたかもしれないですね。

しかし、東武東上線のメタル熱はどこから来たんでしょうね。沿線にライブハウスの一つもないのに…。

更新お疲れ様です。

バーンリアルタイムで読んでいませんが、未だにイングヴェイは破格の扱いなんですね。嬉しい反面、今の彼にそれだけの価値があるか微妙な気がします。と言いつつ私もまだ好きですが。

adoreさんの5選、Never dieとHunger18, Area 51は王道的で納得です。

あとは、Teaserお好きですか!Heaven tonightをイングヴェイが1人で作り、かなり出来が良いのに確かMVが一度も流れなかった悲運の楽曲でした。

Now Is The Timeは名曲ですよね。イントロもリフも歌メロも最高。adoreさんがODYSSEYであげている3曲はイングヴェイだけのセンスでは出てこない楽曲だと思います。

Attack!!の件は前の記事で知っていましたが、まさか脳内再生1位とは...。タイトルを叫んだだけのサビですが、あれはあれである意味キャッチーと言えるかもしれません...。


皆さんが挙げていないところで攻めると

①Don't let it end
→彼にしては珍しくサビでBPMが変わる
②I'm my own enemy
→彼の作品で実は一番好きなバラード
③Alone in Paradise
→Heaven tonightより彼に合っていると感じる
④The Wizard
→もっとちゃんとした音だったら...
⑤Valhalla
→サビで下がるのが新鮮

>一メタルファンさん

1、2は私も選ぼうかと思った曲です。

特に"Forever Is A Long Time"は実際一度文章まで書いたのですが、"FIRE AND ICE"からは"Teaser"をピックアップしたかったので他の曲に変えました(笑)。

>ナマコさん

『炎』で知ったかどうかは憶えていませんが、その法則は私も聞いたことがあり、実際そうだな、と思っています。

個人的に"FIRE AND ICE"は名盤ですが、一般的には駄作扱いですしね。

2作目を作る頃にはそのヴォーカリストに対する不満が出てきてモチベーションが下がってしまうんでしょうかね。

>名無しのメタラーさん

「人と被らないように」で選んでも結構いい曲、聴きどころのある曲が簡単にピックアップできるんですよね。

”Miracle of life"はアレンジをもっと練って良い音で録音されれば素晴らしい曲になったと思います(そして個人的な趣味ではヨラン・エドマンが歌えばなお良し)。

まあ、それを言ったら”WAR TO END ALL WARS"というアルバム自体がそうですが(笑)。

>結城真之介さん

そう、MASAKIのイベントです。内輪受けな感じでしたが、マーティ・フリードマンやSIAM SHADEの淳士のスーパー・プレイを間近で観ることができて興味深かったです。

言われてみるとたしかに私の知り合いだけでも3名、東上線沿線出身のメタル好きがいますね(笑)。何故なんでしょう。

>枯林さん

なかなか聴き込んでいる方のセレクトですね(笑)。

ヨラン・エドマン時代のバラードというと"Save Our Love"ばかりが注目されがちですが、"I'm My Own Enemy"も名曲ですよね。

"Valhalla"は"Seventh Sign"と並ぶイングヴェイのドラマティック系の名曲だと思います。

やはりこうして見ると"ATTACK!!"までは名曲が多いですね。まだまだ「挙がってない曲」で攻められそうです(笑)。

ALCHEMYすき

コメント欄すごい盛り上がりですね。

ALCHEMYがSEVENTH SIGN並のサウンドプロダクションだったら間違いなくもっと広く名盤認定されていたでしょうね。サイトのレビューでも言及されていましたが、ドラムを筆頭に迫力がなくて、ギターのバッキングが潰れ気味なのがホントに惜しい…!

時期的に当時のシンフォ/パワーメタルブームに呼応するような、イングヴェイには珍しく「挑戦心」を感じるのが良いですね(実際本人がどういう動機で作っていたかは知りませんが)。

私が好きな曲はみなさんに挙げられてしまいましたが、イングヴェイのキャリア全体でいうとALCATRAZZのStarcarr Laneがベストチューンです(笑)

>Mark.Nさん

やはりみんなイングヴェイのことがなんだかんだ言って大好きで、機会があれば語りたい、そんな存在なんでしょうね(笑)。

B!誌の前田氏もキャリア全体で言うとALCATRAZZと言っていましたが、ピックアップしていたのは"Jet To Jet"とベタの極みで、"Starcarr Lane"をセレクトする慧眼は示していませんでしたね(笑)。

出遅れたネオクラシカル愛好家参上!

>近年『BURRN!』誌がよくやっている企画ですね。

ロニー・ジェイムズ・ディオ、グラハム・ボネット、次はジョー・リンターナーと思いきや、まさかのデヴィッド・カヴァデール(笑)と立て続けにやった時からずっと待ち望んでいた企画です。特にYNGWIEとMr.BigはMY BEST LISTを作る位お気に入りのミュージシャンなので、この時を待っていました。

>今再評価が進んで「実は地味に(?)"ECLIPSE"いいよね」ということになっているということでしょうか(実際いいですよね、あのアルバム)。

ECLIPSEこそYNGWIEの最高傑作だと常々思っていたので、このアルバムを好きな人が増えて嬉しいです。その昔BURRN!でナーニアのギタリスト、カーロハン・グリマークのインタビューでFIRE AND ICEがフェイバリットだと読んだ時は、ヨラン・エドマン在籍時を愛する同志がいたと歓喜しました。

>Attackまではいい曲が多かった

私もその意見に同意させていただきます。

皆さんと同様に被らない様に私の好きなイングヴェイのベスト5曲を時系列順に書いてみます。

・Too Young To Die,Too Drunk To Live
私もキャリア全体で言うとALCATRAZZが最高だと思っています。ソロと違いヴォーカル主体でギターソロも水晶のように美しい。ギターソロの後のキーボードソロも最高です。このアルバムでグラハム・ボネットの名を知りました。

・Fury
YNGWIEの全盛期のギターテクニックとマーク・ボールズの全盛期の歌唱力を堪能出来る名盤TRILOGYですが、正直に言ってそんなに曲自体は好みでは無く、ジャケットの酷さも手伝い、好きになるのに時間が掛かりました。又、代表曲として知られているYou Don't Remember, I'll Never Forgetもそんなに好きでは無く、Liar、Fury、Magic Mirrorの3曲が気に入っています。

・Save Our Love
マイフェイバリットアルバムECLIPSEでもっとも好きな曲はMotherless Childですが、もう挙げられているので、こちらを選出しました。イントロのマッツ・オラウソンのキーボードとYNGWIEのギターソロが大好きです。ヨラン・エドマン自身スピードチューンよりもバラードの方が向いていると思います。

・Another Time
それまでYNGWIEの事を優れたギタリストとして絶賛していましたが、この曲を聴いた瞬間天才だと理解させられました。勿論その圧倒的な曲作りへの才能にです。Aメロ及びラストのマッツ・オラウソンのキーボードが最高!

・Ship Of Fools
ALCATRAZZのNo Parole from Rock 'n' Roll、Rising Force、TRILOGYと3枚の名盤を筆頭に80-90年代に掛けて数々の極上の名盤を作り、世界中にネオクラシカルというジャンルを広めたYNGWIEですが、その無尽蔵と思えた底無しの才能が2000年代に入り衰えを感じ始めました。その中で唯一全盛期に匹敵するアルバムが、かのAttack! です。この曲自体は私の大好きなアルバムMagnum Opusっぽいところが気に入っています。

私的に90年代のBESTチューンMotherless Childは致し方無いとして、出遅れたばかりにその次に好きなFire In the Skyを挙げる事が出来なかったのは無念でした┐('~`;)┌。ロニーの時と違い、普段から聴いているので、そんなに手間は掛かりませんでした。


駄文失礼しました。

>ゆうていさん

『BURRN!』の企画趣旨としてはALCATRAZZは対象外らしいので"Too Young To Die,Too Drunk To Live"は対象外ですね(笑)。

"Another Time"は広瀬編集長が、"Save Our Love"はライターの別府氏が選出していたので"Fury"と"Ship Of Fools"が純粋な「初出」かと思います(笑)。

"TRILOGY"については私も初めはゆうていさんと同じような感想を抱きました。ただ、何度も聴くうちにやはり "You Don't Remember, I'll Never Forget"が一番よく出来た曲だなと思えるようになりましたね。

カール・ヨハン・グリマークの"FIRE AND ICE"愛は私も同志を見つけた気分でした(笑)。調べたら彼は私と同い年だったので、世代だな、と思いましたね。

ロック史上最高のアルバムジャケットTOP3
①Trilogy
②Fire and Ice
③Perpetual Flame

>名無しのメタラーさん

1位、2位は多くの賛同が得られそうですが、3位はちょっと票が割れそうですね(笑)。

アルバムジャケットTOP3

先のコメントの方がYNGWIEのアルバムジャケットについて述べていたので、私もこの機会に述べさせていただきます。
YNGWIEの曲が好きだと公言する人は私自身も含め数多くいますが、アルバムジャケットは本人が拘っていないせいもありなかなか触れる人もいないのが現状です。
私がYNGWIEのアルバムで初めて手に入れたのは7th「The Seventh Sign」ですが、顔がドアップで鼻の辺りが紫色の三角形の黄緑色のジャケットでした。気に入っているアルバムだからこそ疑問に思わなかったのですが、謎の三角形ですよね┐(´~`;)┌。後にYNGWIE本人も気に入っていないインタビューを何処かで読みました。余談ですが、YNGWIEの全肯定論者で有名なジャズピアニストの西山瞳さんは、自分のプロフィール画像にYNGWIEのThe Seventh Signのジャケットをパロったのを使用しており、その凄まじいYNGWIE愛に思わず笑いがこみ上げます。

それでは私の中でYNGWIEのアルバムジャケットTOP3を述べさせていただきます。

①The Yngwie Malmsteen Collection
私がThe Seventh Signの次に手に入れたアルバムで、何を買おうか悩み取り敢えず過去の作品をおさらいしようと安直に購入を決めた作品でもあります。ポリドール時代の名曲を網羅している中身も良いですが、そのまるで北欧貴族のよう美しい風貌に圧倒される素晴らしいジャケットです。YNGWIEのアルバムジャケットは駄目だと宣うアンチにこのアルバムを鼻先に突きつけたい気持ちが湧き上がります(嘘)。

②ECLIPSE
マイフェイバリットアルバムである本作品は、繊細かつマイナーキーが目立つ悲壮感溢れる北欧的な音楽性、YNGWIEのアルバムの中では意外と良い音質、ジェフ・ベックのWiredを思わせるアルバムジャケットの3要素が気に入っています。トニー・マカパインの5th「Premonition」もそうですが、どうやら私はこの手のデザインに弱いみたいです。

③Fire and Ice
我らが王者YNGWIEが変なポーズを取っていて、ギターから炎が吹き荒れるある意味大変YNGWIEらしいアルバムジャケットは、当時若かった私の心に突き刺さりました。ギターに炎はRising ForceやTrilogy以来のお約束ですよね。

ついでにワースト3も述べさせていただきます。

①Unleash the Fury
YNGWIE本人の写真が使われるわけでもなく、文字だけのジャケット。メタルのジャケットでは結構有るとはいえなんだか味気ない。西山瞳さんの言うところの俺様感は大事だと思う。シルバーがメタルな感じを醸し出しているのだが。

②Alchemy
内容もそうですがジャケットもまた様式美を強調しています。それは良いのですがジャケットに関してはYNGWIE本人が拘っていない事もあり、驚くべき低クオリティーに。次作War to End All Warsも同じ路線を追及していますが、中身は本作品の圧勝ですが、ことジャケットに関しては完敗でした。

③Facing the Animal
彼の90年代の作品の中でThe Seventh Signと並ぶ傑作との呼び声も高い本作品ですが、ジャケットに関しては弱い。そんなに悪い訳でも無いように思えるのだが、こと中身が凄まじいだけに釣り合っていない感じがしますね。ジャケットの裏面の写真の方が格好良いので、いつも裏返しにしています(笑)。BURRN!の表紙になったYNGWIEとCOZYの2SHOT写真が格好良すぎたので、当時この写真をジャケットにして欲しいと無茶な願いを持っていました(; ̄ー ̄A。


駄文失礼しました。






いつも楽しい記事ありがとうございます

1st収録のNOW YOUR SHIPS ARE BURNEDやAS ABOVE, SO BELOWが代表曲であるMotherless ChildやTHE SEVENTH SIGNと同じくらい好きです

>ゆうていさん

"YNGWIE MALMSTEEN COLLECTION"のジャケットはほぼただの宣材写真、いわゆるアー写だと思われますが、当時のイングヴェイはカッコよかったのでそれを普通に見せればよかった、という考えですね。

私も総合点では"ECLIPSE"のジャケットが最もマトモなのではないかと思っていますが、やはりインパクトという点で"FIRE AND ICE"がベストですね(笑…っていますが本気です)。

>名無しのメタラーさん

ソロ・デビュー・アルバムは、どうしても"Far Beyond The Sun"や"Black Star"、 "Icarus's Dream Suite Op.4"といったインスト名曲に注目が集まりがちですが、挙げて頂いたような曲があるおかげで幅広いメタル・ファンが楽しめるアルバムになっていると思います。

こんにちは
結構、話題が話題だけあり、
タイミングも伴って多数の方からの
リアクションがありますね!!!!

ドベタなところでRISING FORCE,LIAR,

あまり見られなかったところで
FURY,
FASTER THAN THE SPPED.......
DEMON DRIVER.....
ALONE IN THE PARADISE
5曲以上になってしましまいたが..,,,,

恐らく、投稿した後でもあれもこれもと
出てきてキリがない気がして......

しかしながら、Alchemy 以降は
わからなくなってしまいました。
ごめんなさい.....

選曲を飛び越えて、
”誰のいつバージョン”まで
掘り下げるとなると、RISNG FORCEや
YOU DON’T REMENBER 更には
I’LL SEE THE LIGHT TONIGHT は
それだけでのBEST 5 論争が
出来てしまいそうですね?

ODYSSEY、折角アメリカで流行ったのに
本人曰く、
”アメリカの奴らは何もわかっちゃいない”なあんてお言葉が
炸裂していたような......
関係ないですが、大きなステージへの
布石を得るためにはどうしても
アメリカの通過が必要なのですね?





>Tomさん

日本でのセールス枚数を見ても"ALCHEMY"でかなり失速した感じがあるので、それ以前の曲しか想起できないという人は多いのではないかと思います。

"ODYSSEY"の頃は一番売れていたといってもアメリカではかろうじてTOP40ですから、本人としては「もっと売れるべき」と思っていたのかもしれませんね。

アメリカは世界最大の音楽マーケットですし、世界の流行の発信地ですから(特に当時は)、そこで成功しないと「世界で成功した」と言えないという面はあるでしょうね。

やっぱりみんなイングヴェイが大好きなんですね

再度失礼します。
コメント欄の盛り上がりからみて、やっぱりみんなイングヴェイが大好きなんですね!
それも、ちゃんと構築美のある、ちゃんとボーカルがいた時代のイングヴェイを。
セブンスサインでの伊藤政則さんのレビューは、イングヴェイはもはやマンネリ、ワンパターンに陥ってる的なコメントで70点くらいだったように思います。これだけたくさんの皆さんが好きな曲を様々挙げてくることからすると、この意見はちょっと見当違いで、Attack!までのイングヴェイは曲はバラエティに富み、各ボーカルの資質を踏まえた名曲三昧だったように思います。
こうした、ファン(元ファン?)の声が本人に届いたらいいのになあ、と思いました。

>一メタルファンさん

"THE SEVENTH SIGN"、伊藤政則さん70点つけてましたね。レコード会社の担当者から失礼なことでも言われて気分を害していたんでしょうか(笑)。

(元)ファンの声はさすがにイングヴェイにも届いていると思いますよ。ただ、「そんな後ろ向きなことを言う奴はもう俺のファンじゃない。ファンじゃない奴の言うことは尊重しない」という考えなのでしょう。

本人がやりたいことを無条件に応援するのがファンだとするなら、実際それは一面の真実だろうとも思います。