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PRAYING MANTISの"KATHARSIS"が1月28日(金)国内盤発売

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NWOBHMの昔から哀愁のツイン・リードを奏で続けるPRAYING MANTISの、オフィシャルなスタジオ・フル・アルバムとしては(幻のセカンドとか、企画盤とか、いろいろあるので…)11作目になる"KATHARSIS"が1月28日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。

このバンド、昨年がデビュー40周年だったとのことですが、何が凄いって、メンバー・チェンジなしに3作目のアルバムを出したのがこれが初めてだということです(笑)。

というか、10枚以上もアルバム出していて、3作歌ったヴォーカリストが現シンガーのジョン"ジェイシー"カイペルスのみというのはある意味凄い話ですね(笑)。

そしてそのジョン"ジェイシー"カイペルスの歌唱はとてもPRAYNIG MANTISにマッチしていて、バンドがとてもいい状態をキープしているというのが素晴らしい。先行MVの曲も、彼らに求められる叙情性が存分に発揮されたハイクオリティな楽曲で、頬と涙腺が緩みます。

この安定感はやはり現在所属している『Frontiers Music』が適切なサポートをしている、ということなのではないかと思います。というか日本のリリース元は長らくキングレコードだったのがアヴァロンに変わってますね。たしかに良質な作品を重ねている割にここ日本ではあまり話題になってない観はありますが。

リーダー・トラックとしてMVになっているオープニング曲"Cry For The Nations"、かつてゲイリー・バーデンが在籍していただけにうっかりM.S.Gのカバーかと思ってしまいますが(?)、この泣き、このドラマティックさ、これはアルバムが期待できますね…。





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コメント

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アルバムジャケットが…

Time Tells No Liesみたいな奴が良かったな…。

これではジャケ買いする気にはならない(笑)。

いやRIOTのサンダースティールのように、酷いジャケットなのに中身が素晴らしいアルバムも有る事は経験上分かっているのだが(・_・;。

購買意欲をそそるジャケットをお願いしたいです。

MV視ました

先程はアルバムジャケットの写真を見て脊髄反射的にコメントしてしまいましたが、改めてMVを視ると、そのadoreさんが言うところの「この泣き、このドラマティックさ」に心震えます。自分にとって2017年のBEST TUNE、TENの"TRAVELLERS"を思い起こしています。

ジョン"ジェイシー"カイペルスの歌唱はとても素晴らしいですね(*´∀`)♪3rdのコリン・ピールや5thのトニー・オホーラを超えて完璧にマッチしているのでは(4thのゲイリー・バーデンは問題外)。

関連記事でDERDIAN "DNA"の記事が出て懐かしいです。いつも関連記事はどういった基準で選出されているのか、気になりますが┐(´~`;)┌。その記事に貼られているMV"Red And White"は大変気にいっていて、2010年代のBEST TUNE 15に入れています。

……Evoken Fest 2018行きたかったな(´・д・`)
仕事の都合が付かなかったorz

>ゆうていさん

ジャケの好き嫌いで音楽を判断してはいけないということがあらためて証明されましたね(笑)。

関連記事はFC2ブログサービスのアルゴリズムでランダムに表示されているようです。記事の内容と関連している感じはしません(苦笑)。

No title

この記事のMVを観てアルバムをチェックしましたが、他の曲も哀愁のある素晴らしいものばかりでした。
派手でテクニカルな自己主張の強いギターソロなどは弾かずに、メロディアスなソロ・ツインギターを徹底しているで涙腺が緩みます。
ベテランでこれだけのアルバムを作れるのだから、もっと話題になってほしいですね。

>なっつさん

PRAYING MANTISの名前に期待される哀愁をしっかり提供してくれている力作ですね。

一時期は『BURRN!』誌でもクロスレビューの対象になっていたりしたのですが、今は昔、という感じですね…。

ぶっちゃけ、クロスレビューされていた時期よりも充実していると思うほどなのですが。

冬に染みる哀愁が素敵ですね。ボーカルも哀愁の楽曲にとてもマッチしていて何気に逸材なのかもしれませんね。

長年のこのバンドのファンですが、最近はメンバーチェンジなく活動していることに感動すら覚えます。
今作は音が良いですね。個人的にハードロックとしては理想的なサウンドでした。

ヴォーカルの安定感のある艶やかな声質が影響してか、これまでにないタイプの曲が増えたように思います。かつての哀愁のメロディは減少傾向ですが、過去の看板に頼らず新しいことに挑戦する現役感が漲っているようにも感じました。

>わたなべさん

寒い時期には哀愁が沁みますね。

このヴォーカリスト、キャリア自体は20年くらいあるようですが、PRAYING MANTISに加入するまではほぼ無名だったということで、実力があっても世に出られない人はいっぱいいるんだな、という感じですね。

>mephistoさん

PRAYING MANTIS、基本線はデビューから変わっていないと思うのですが、彼らなりに時流やシンガーの個性を意識してマイナー・アップデートをしている感じはありますね(近年は時流はほぼ無視していると思いますが)。

一番クサかった頃に比べると確かに哀愁が減退しているかもしれませんが、いいバランスのサウンドを見つけ出したのではないかという気がします。