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SKID ROWにエリク・グロンウォール(元H.E.A.T)が加入

SKID ROWが、2016年から(正式メンバーとしては2017年から)フロントマンを務めていたZP・サート(元DRAGONFORCE)に代わり、元H.E.A.Tのエリク・グロンウォールを新しいヴォーカリストに迎えたことを発表しました。

SKID ROWのヴォーカリストというと未だにセバスチャン・バックの印象が強いですが、そのセバスチャンより長い16年間に渡ってフロントを務めたジョニー・ソーリンガーの脱退後、一瞬トニー・ハーネル(元TNT)を加入させたり、全く世代の違うZP・サートを迎えたりとなんだかよくわからないことになっていましたが、そのZPよりもさらに若いスウェーデン人を迎えるとは驚きです。

エリク・グロンウォールと言えば、アフリカでエンターテインメント・ビジネスをやりたいということでH.E.A.T脱退後、白血病を発病したというニュースが報じられて心配されておりましたが、つい先日NEW HORIZONという英語の教科書のような名前のプロジェクトで復活を遂げたばかり。

それが気づけばSKID ROWに加入って、どういうこっちゃ? という感じで、穿った見方をするならH.E.A.T脱退もこのSKID ROW加入を見据えたことだったのか? などと勘繰ってしまったり。

早くもそのエリクをフィーチュアした新曲"The Gang's All Here"が公開されているあたり、加入が決まったのは昨日今日の話ではないのでしょうし。

元々エリク・グロンウォールが世に出たアイドルオーディション番組でもSKID ROWの"18 And Life"を歌っていましたし、同曲はH.E.A.T在籍時にも、そして自身のYouTubeチャンネルの「歌ってみた」動画などでもカバーするなど、並々ならぬ思い入れがありそうでした。

というか、エリクの歌唱スタイル自体、セバスチャン・バックからの影響がアリアリで(セバスチャンよりも歌唱力は高いですが…)、きっとSKID ROWが好きなんだろうなあという感じで、そんな憧れのバンドから加入のオファーがあったらそれを断る理由はなかったんでしょう。

ファンに怒られそうなことを言うなら、SKID ROWなんてもう「過去のバンド」で、再び80年代末から90年代初頭の頃のような輝きを取り戻す可能性はなく、昔のヒット曲のノスタルジー頼みドサ回りツアーを行なうくらいがせいぜいで、エリクがどんなにいいパフォーマンスをしたところで往年のファンからは「セバスチャン・バックに戻ってほしい」と言われてしまうのは目に見えています。

正直、公開された新曲もSKID ROWらしいと言えばらしい曲であるものの、個人的な嗜好からいえばH.E.A.TやNEW HORIZONの曲の方がはるかに好みで、エリクにやってほしいのはSKID ROWじゃないんだけどなーという気がしてしまいます。

とはいえ腐っても(失礼)かつて全米No.1を獲ったこともあるアメリカのメジャー・バンドに加入するというのは客観的にはキャリアアップと言えるはずで、これまでよりも多くの人にエリク・グロンウォールの名前が知られるようになるという意味で、中長期的にはエリクにとっていい経験というか、欧州ローカルの存在を脱するきっかけになる経歴になるのかもしれません。

しかし、結構長いことSKID ROWにいたのにアルバムには1枚も参加できなかったZP・サートの立場はいったい…。







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コメント

非公開コメント

ジェイムズ・ダービンがQuiet Riotに入った時の事を思い出してしまいました。
ベテランバンドが若い(もう若くないか)才能を食い潰すと言うと表現が悪いですかね。
公開された曲は結構好みですが、Skid Rowに専念せず他のプロジェクトも並行してほしいな

一言だけ

adoreさんに激しく同意ですね・・・

感想

>NEW HORIZONという英語の教科書のような名前のプロジェクト

…という一文で笑ってしまいました(^ω^)

>OBさん

ジェイムズ・ダービンのケースと完全に一致ですね(苦笑)。

ジェイムズ・ダービンの場合はQUIET RIOT加入前からアメリカでの知名度が多少なりともあったので、あまり売名行為としての意味は薄かったような気もしますが…。

おっしゃる通り、SKID ROW以外の活動も行なってほしいですね。

>papadpn1966さん

以前からエリクのことを応援していたような人にとっては共感してもらえるのではないかと思っています。

そういう人たちより多くのファンをSKID ROW加入によって掴めるのであれば、加入の選択は正解だったということになるのでしょうが…。

>ゆうていさん

私の中学校はNEW HORIZONは使ってなかったんですけどね(笑)。

No title

まあ最近のバックは声出てないですよね。

間違いなく2005年以降に出した曲の中では一番いい感じなのでこれを続けてほしいですね。もうみんな60手前なんですが・・・

>名無しのメタラーさん

セバスチャン・バックはもう歌声もルックスもすっかり衰えてしまって(年齢を考えるとやむを得ない話ですが)、今から復帰しても失望されるだけでしょうね…。

せめてエリク・グロンウォールとの間にいいケミストリーが生まれることを願うべきなのでしょうか。

No title

アメリカのバンドに北欧出身のVoが加入ってパターンはKamelotが思い浮かびますが、ロイ・カーンが加入したときのKamelotのアメリカでの知名度、人気を考えるとSkid Rowにエリクが加入することは全く比較になりませんね。全盛期に比べると人気が落ち着いたとはいえ、Skid RowのようなメジャーなバンドにZPやエリクのような英米以外のVoが加入できるようになったのは時代が変わってきているってことなんでしょうかね?
今更ですがトニーハーネルやZPの在籍時にLIVE作品を出してほしかったです。2人とも良いVoなので!

>ノバックさん

たしかにKAMELOTとSKID ROWでは知名度などは全然異なりますが、もしかするとアメリカではいい人材が見つからないという意味では状況的に共通しているのかもしれません。

いずれにせよ、ひと昔前はアメリカのバンドに非英語圏のヴォーカリストが加入するなんてことはありませんでしたから、時代が変わったことは間違いないんでしょうね。

ZP・サートは南アフリカ出身のイギリス人ということなので一応英語圏の方ですが(笑)。

更新お疲れ様です。

2019年にCorey Taylorも曲作りに参加したUnited World Rebellion: Chapter Three(仮)の話は一体どこに行ってしまったのか...。

結構気になっていたんですけど。

https://www.barks.jp/news/?id=1000153036

>枯林さん

エリク・グロンウォールで出す新作アルバムがその"Chapter Three"に当たるようですよ。

2度目の投稿すみません

> エリク・グロンウォールで出す新作アルバムがその"Chapter Three"に当たるようですよ。

→え!?そうなんですか。ではZP音源は完全にお蔵入りっぽいですね。

ボーナストラックにDEMO扱いでZPバージョンを何曲か...入るわけ無いですよね...。ちょっと可哀想。

>枯林さん

ZPでデモなどは作っていたと思いますが、きっとお蔵入りなんでしょうね…。

今後何らかの形で発表されることはあるのかもしれませんが…。

こうなってくるとSKID ROWの新Vo候補の第一(絶対)条件は
「セバスチャン・バック以外」だけな気がして苦笑いしか出てこないです
そうでなければトニー・ハーネルなんて選ばないですし

とにかくバズはメンバーから心底嫌われてるのでしょうね…
Live中にステージ袖でオシッコしちゃうから…

>セバスちゃんさん

もはや意固地になっているだけなんじゃないかという気もしつつ、バズを戻せば10倍の規模でツアーができる≒収入が10倍になるかもしれないのにいい大人がそうしないのは、よほど嫌いなんでしょうね…。

まあ、1st、2ndでしこたま儲けて、食うには困らない程度に金があるから意地張れるというのもあるんでしょうけど。